2010年5月16日日曜日

マックさんと印刷アルバム



今日はいい天気だからねー
こんな風に眠くなるねー(´∀`*)


こんにちわ。
新しいペンタブが欲しくてショップに行ったんですが、箱を持った瞬間に「ビリッ」て少し破けてしまってそしらぬ顔して元に戻して帰ってきてしまったNAWOです。


○○電気の店員さん。INTUOS4の箱を破ったのは私です。ごめんなさい。(´・ω・`)


今日は日曜で、会社はお休みしてますが、私は自宅でもほぼ同じようなPC環境がありまして。
仕事にいかないときもこうして家に引き篭もってあれやこれやと作っております。


どんな環境なのか?と聞かれることも多いですが、PCに興味がある方しかわからないのであまり口にしませんね。
ただ、メインの作業はマックさんでやっております。


私の勤め先はビデオ屋さんとアルバム屋さんと、デザイン屋さんと製作屋さん兼業でしていましてですね。今ではマックさんを使ってるのは、私ともう一人くらいでして。ビデオの編集やら色々やってはる人は、皆自作マシンのウインドウズさんを使ってます。


私はもともとこの業界に来る前は印刷屋さん上がりでして、そこでマックさんに初めて触れたんですが、それまではウインドウズさんしか知りませんでしたので、


(#゚Д゚)「なんつう使いにくくてモッサイPCや」


というのが最初の感想だったんですが。


だってフォトショップとかアプリが固まったら、OSも一緒に落ちるんですもの。
なんか爆弾みたいなヤヴァイマークと一緒に。


まあそれは随分前のマックさんなんで、今のはそんなことないんですけどね。(´∀`)


ですがDTP全盛期の頃は、どいつもこいつもマックさんだったので、マックさんが使えないやつは片っ端からDTPの部署は外されて、印刷機や裁断機のラインやらの過酷労働が待っていたので、私はそれが超嫌で、必死で覚えましたよ。しんどいのごめんですから。


で、印刷屋さんから写真の今の業界に移ってきたんですが、その業界も私が入社してきた当時はマックさんだったんですね。


今でも写真屋さんではマックにこだわってはるとこも多いんですが。
それは色の問題みたいですね。


昔、といっても相当昔ですけども、写真をいじるソフトのフォトショップは最初の方のバージョンはマック用しかなかったり、ウインドウズさんには標準で色管理ができなかったりしてたのが理由なんですが。


それを引きずってか、今でもパソコンはマックさんしか使ってない写真屋さんは非常に多いです。


前に私の勤めてる会社がいつもアルバムを製本に出す製本屋さんに見学させてもらったことがあるんですが、見事なまでにデカイマックさんとペンタブの行列で、思わず1セット持って帰ろうかと思ったことがありました。


ああゆう複数の人が色を管理するとこでは、マックさんは非常に重宝されますです。印刷屋もしかり。


私は印刷関係の仕事もしていますが、昔は印刷機に入ってるフォントの関係とかでマックしか使えなかったとこも、今ではウインドウズさんでもOKなとこが殆どです。


というかいまどき「うちはマックさんで作ったデータでないと刷れないよ」とか言った日には、印刷屋として生き残っていけないみたいですね。


コストも紙も、なにもかもギリギリで皆競争みたいなことになってます。ああ、ヤダヤダ。(´Д`)


最近ではパソコンも普及して、一般の人でも印刷データを作りやすくなっていますんで、それを取り込むことで売り上げを伸ばしてる印刷屋さんも多いです。


かと思えば大型の輪転機(一回スイッチON!したら数分で何千枚も刷られるようなデッカイ機械)持ってるとこは、なかなかうまくいかないみたいな話も聞きます。


昔は折込広告で数万枚ってあたりまえーだったのが、コストダウンで枚数も減りますし、本当に小部数の印刷が多いみたいですね。


まあ、そういう小部数の印刷に特化してくれたおかげで、私の作ってる「高品位印刷写真集」ってのが作れるようになったので、非難ばっかりもしてられませんが。


結婚式のアルバムてのは、普通で1冊。ご両親やなんかにプレゼントされる「ミニブック」を同時に作っても、せいぜい3冊くらいですから、そういう印刷機が大活躍するわけです。


つい数年前は、印刷のアルバムは銀塩写真と比較したら怒られるくらい、画質最悪だったんですが、今のは超綺麗ですよ。ほんとに。びっくりします。


これも製本屋さんや、印刷屋さんの努力の賜物だと、いつも検品しながら思ってます。
アルバムと違って、台紙に貼るわけじゃないんで、100ページとかあっても薄くて見やすいですし、デジタルカメラの写真との相性も良いですからね。


最近インターネッツで直接注文できる写真集系統は、全部これで作ってるみたいです。


でも印刷機の性能が古いと、画質が超最悪になってしまうので、そこは注文前にサンプルの実物とかをちゃんと見て、それから注文したほうが良いですけどね。(・A・)


WEBのサンプル画面では、まあそこまで見る事はできないので、実物の本を見て欲しいわけです。


自分の大事な大事な写真、網点が荒くて一緒に写ってる彼女の目がどこ向いてるのかわからんなんて、やっぱ嫌ですからねー、でもそうなる可能性もあるわけです。あー恐い。(;・∀・)


でも、こういう印刷写真集は、私の知ってる限りの写真屋さんでは最初すごい評判悪かったんですよ。「んなもん、なにが好き好んでわざわざ綺麗に撮れた写真を網点で印刷して劣化さすねん!」て言わはる人が殆どでした。


まあ気持ちはわかるよオッチャン・・・(;´Д`)


でも今ではこの手のアルバムが無いとこを探すのが難しいくらい、婚礼の現場では普及してます。
皆さんもそういう機会があったら、そんな豆知識持っていたらまたアルバム選びが楽しくなるかもしれませんね。


まあ結婚式を控えたお二人に、そこまで説明はなかなかしてくれるとこ無いですからねえ。
でもちゃんと写真の画質は確認してくださいね。




では、またちょい自社サイトでも作りますか。


ささ、仕事仕事・・・(´・ω・`)

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