2010年5月22日土曜日

写真の修整合成のお話

まあこのあとどうなるかは絵で予想つきますが。
どうも皆さんこんにちわ。
最近は通勤電車の中で、DQMJ2の対戦にはまっているNAWOです。

昨日は勤め先に出勤するときに、大きな交差点の横断歩道を渡ろうと思ったら、右折してきた車が横断歩道の私の横で停車したにもかかわらず、その後ろから同じように右折してきた車に追突されて、その反動で私がはねられるという事案が発生しまして。

まあはねられるというとちょい大げさですね。正確には当たってヨロヨロってこけた感じなんですが。

まあこっちは何にも怪我もないんですが、カバンの中に入ってる愛用のDSと、超重要なハードディスクだけが大丈夫かどうか気になって仕方ありませんでしたが、無事でした。

あー。DS無事で本当によかった。(´∀`)


今日明日の土日はお日柄も悪くなくて、各地で婚礼多いみたいですね。
まあ私は現場に出る人間ではないので、「いってらっしゃーい」と手を振って送り出すだけですが。気楽なもんですはい。

写真というのはまあ撮影されたそのものというのは嘘は着けませんでして、何でもあるがままに写します。まあ、あたりまえですが。

ですが写真がリアルすぎるとか、鮮明すぎても困るものや、人は沢山いましてですね。(´Д`)

代表格でいうと、芸能人の方とかでしょうかね。

たとえばいつもは綺麗なのに、撮影当日に限って体調不良で顔色悪いとか、寝不足で目の下にクマができとるとかですね。人間も生きてますから、そのときそのときによって綺麗な時もあれば、そうでないときもあります。

ただ、芸能人の方というのは、ある意味自分自身を商品にしてお金をもらってる方ですので、そのイメージというか、ビジュアル的なものはある程度路線や方向性は決まっていまして、それを外す事は本人も、その事務所さんも大いに嫌がります。

そこでやはり依頼されるのは「写真の修整」なんですが。

写真の修正や合成というのは、最近のPCの性能やソフトの性能があってできると思う方も多いですが、実際はすごーーい昔から行われてたりします。

当然昔は今みたいなフォトショップとかありませんので、手作業で写真を切ったり貼ったり、エアブラシで描いたり、砂消しゴムで擦ったり色々してそれをするんですね。

当然今のように、それに特化した職人さんとかもいらっしゃったんですが、PCの台等とともにその職業は姿を消していきました。

少し横道に逸れましたが、まあ、今ではそんな修正や合成は比較的簡単にできちゃうわけなんですね。でもそうなると、人間欲深い生き物ですので、どんどん要求もエスカレートするもんです。

以前に一度、とある女性の歌手の方の歌の告知ポスターを作成するという仕事を頂きまして、写真は既に撮影済みの大型カメラのフィルムからスキャニングして、それを修正してポスターを作るというものなんですが。

で、私が作る前に、同じ写真で作成された別のポスターを見せて頂いたんですけど。

「あれ?これ違う人じゃないんですかね?まちがってます?」

と思わず聞いてしまうくらい違う人になってました。(;・∀・)

まあ、そりゃプロですから、人目見てわかるような修正は絶対にしませんけども。

にしても違う人過ぎる。年齢も、体格も・・・(;・∀・)

で、とりあえずその以前に作ったポスターの見た目に合わせて原版の写真を修整合成していきましたが。まあ具体的に言うと。

○体重-20kg以上減。
○顔、首、手、ありとあらゆるシワ・シミ等抹消。
○肌は美白。水弾きそうな感じ。
○顔は輪郭を一回り小さく。目は通常比1.5倍。口は通常日0.8倍。
○着物の色変更。
○髪型のセット
○黒目面積拡大、アイキャッチ(黒目の光の映りこみ)増量2倍。
○頭のかんざし変更
○要は年齢15歳若く

という感じです。

なんだか書いてて模型の設計図みたいですが。(;´∀`)

何回かそういった仕事を請けてるんですが、まあ女性と男性でも違ういまして、女性のだいたい30~50才くらいの芸能人の方々の写真は大体こんなオーダーでですね。

撮影もちゃーんとスタジオで、専属のカメラマンと専属のスタイリストや美容師さんが居て、キッチリしてはるんですが、その上でこれだけの修正・・・・いやもうすでに合成が入ります。

前の記事で、街中で見るポスターや広告で、そのままの写真なんて無いですよーっていう気持ちになる理由はこの辺にあったりします。

まあおかげさまでそこいらの合成は見抜く力がつきましたけどね。そんな事わかっても何の役にも立ちませんけどね。(´・ω・`)

ちなみにブライダルアルバムを作るときも、ここまでの合成や修正はしませんが、美肌修正ですとか、新婦さんを可愛く、綺麗に見せる修正は結構やります。

ですが記録としての写真の意味も大きいので、極力元の写真を生かす方向にしかしませんけどね。

ですが例えばテーブルスナップや、友人との集合スナップ写真なんかは、目がつぶってたりカメラ見てなかったりしてる人が居ますので、結構沢山の人の「目玉」を移動させてたりします。(;´∀`)

まあ多いにしろ少ないにしろ、写真というのは写しすぎる事も多々あるので、それを抑えたり、強調してやる事も、私の仕事ってことですね。

まあフィルム撮影だと、いくらデジタルで修正してもネガを見れば元がどうなのか解るんですが、今は皆デジカメなんで、その元々の写真がどうなのか?というのが解りにくい世の中になってますね。

それも良いのか悪いのか。判断が難しいとこです。(´・ω・`)

ま、今日はそういう写真の修正のお話でした。
というか今リアルにアルバムで修正やってるんですけどね。(´∀`)

ささ、また作業にもどらなきゃ。

ではでは。

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