メリクリなのニャ。
というかヌコにとっては別にクリスマスなんぞカツオブシも食えないから本当はどうでもイイニャ。
でもニンゲンが無理矢理こうやって衣装を着せたがるニャ。
だからカリカリ通常比1.5倍増で仕方なく協力してるニャ。
こんな心の広い私に感謝するニャ。
と、コヤツは心の中で思ってるにちがいない。
どうも皆様メリークリスマスでございます。って言うとこのままアンドハッピーニューイヤーとか勢いで口ずさんでしまいそうですけど、それにはまだチと早い。
まあ残念ながら京都はホワイトクリスマスというわけにはいきませんでしたけども。日本の北部のほうではあっちこっちで雪が積もってたり降ったりしてるみたいですねえ。
私の仕事で一緒に働いております人でも、滋賀県の北部のほうから出勤されてる人もおるのですけども。山間部では雪が積もってるところもあるようでして。
お車でクリスマスのお出かけをされる方は雪に要注意って感じですねえ。スタッドレス履かなきゃ滑りますよー。気をつけてー。
てなわけで昨日のクリスマスイブに引き続き、相も変わらず仕事場よりお送りしております私なのですけども。皆さんは良いクリスマスをお過ごしでございましょうか。
でもって全国の子どもさんはサンタさんから良いもの貰ったでしょうかね?
つくづく私のような大きいお友達のとこにもサンタさんが来て欲しいなあって思いますけども。いやいや無理ですねスイマセンスイマセン。
なんか昨日テレビで言ってましたけども、実際にサンタが存在して、地球上の24日の夜に、世界中の子どもに本当にプレゼントを配るとすると、地球上の時差を考慮しても実質31時間ほどしか時間が無く、その間に全世界の子どもに配るプレゼントの総重量41万トンを背負い、音速のおよそ3000倍の速度で各地を移動して配らなければいけなくなる。
なんて事を真剣に研究して数字をはじき出してる人が居るようですけども。
でも実際41万トンの重量のプレゼント持って、世界中を音速の3000倍の速度で飛び回るって聞いた時点で私は宇宙戦艦ヤマトとかの松本零士先生の世界の光景しか思い浮かばないんですけどもね。
実際にそんな速度が存在するのかどうか私は知りませんけども、地球上で41万トンもの重量を詰める輸送機っぽいソリがその速度で移動してたら、その場で全世界終了のお知らせって事になるんでしょうねえ。
まあ本当はサンタさんは時間を止められる人で、プレゼントを貰う人は24日の晩に一瞬にしてプレゼントされてるように感じるけども、実は一年中サンタさんは子どもにプレゼントしまくってるのよ。とか言ってる人も居ましたっけか。
なんだかどんどん私の中の夢とロマンのサンタクロース像が科学的に崩れていってしまいますので、この話題はもうやめましょそうしましょ。
サンタは居るのさ、ほらあなたの後ろにも………
って書くとどうにもこうにも怪談チックでこれまた稲川淳二先生は出て来そうですけどもロマンのかけらもありませんね。失礼失礼。
そうそう、今日はクリスマスってことで、私の友人も嬉しいクリスマスプレゼントをもらったようでして。
その電話がかかってきてましたっけね。
その友人は男性で、年齢はもう35過ぎくらいの立派なオッサンなんですけども。普通に私の同業他社で働くような人で、見た目には可もなく不可もなくという人なんですけどもね。
ただ、昔から女性とおつきあいした事はもう数えるほどしかなくて、そんな年齢にもなって女性とのコミュニケーションが大のニガテ。という人でして。
簡単に一言で言うと、「ものすごい口ベタ」なだけなんですけどもね。
でも口ベタも、本人は一生懸命喋ってるつもりでも、全然相手に伝わらなかったり、間違って伝わったり。あげくの果てには、何かしらいつも怒ってると思われてしまうような人です。
本人もその口べたぶりには長年悩んでおったのですけども、まあ35年も生きて来て、今更これをキッパリ無くす事も出来ないので、半分諦めておったのですけども。
当然女性との接触も、ただでさえ勤務先は男所帯で出会いも無い上に、口べたなので女性との触れ合いも全くないという、まさに四面楚歌の状況で彼女なんぞとっくの昔に諦めた。というのが口癖の人です。
そんな友人が、最近勤務先の近所に新しいコンビニが出来たというので、会社での残業の折りにちょっと摘むお菓子でも買いに行こうと思って足を運んだんですけども。
そのレジに入っていました、Jさんという女性がこれまた美しい方だったらしく、友人はあまりに自分の好みなのと、美しいあまり、レジ前にてボーっとお金も払わず硬直してしまったらしいのですけども。
まあ簡単に言いますと、「コンビニの店員さんに一目惚れ」という事ですね。
まあですけどもコンビニで買うものなんて、そんな大量に食料品スーパーみたいには買い込む事もありませんから、レジ通してもらいながら会話なんてそうそう成り立つはずも無く。ましてや超口べたの友人ですので、会話が成立する訳もございません。
ですけどもその女性がもう大好きで大好きで仕方なくなった友人はですね、そこから毎日毎日、お昼と夜の休憩には必ずそのコンビニに行く事になったのですけども。
一ヶ月ほど通いづめて、そのJさんという女性は、お昼〜夕方7時くらいまでしか居ないとか、日曜日は出勤しないとか、まあストーキングしてる訳では無いようですけども、そのうち解ってきまして。
友人はそのJさんが居る時に、必ずコンビニに行って買い物をするのですけども、いつも普通にスルーされてレジ通すだけで、全く持って会話のカの字もありゃしない。
せめてほんの少しだけでもお喋りできればいいんだけども、どうやって相手に自分を印象つければいいのか全く解らない。でもJさんと仲良しになりたい。
こんな自分なので、彼女とかなんてまあ1000%無理ーなのは解っているけども、お友達になってほしい。それだけで十分救われるので。
なのでどうやったらJさんに自分の存在をアピールする事が出来るのか、知恵を貸してくれーと頼まれたのが2年前の秋頃だったか。
私もコンビニでバイトでしたらした事あるんですけどもね、そんな事言われましても、店員からすれば1日でもう何百とお客様も来るわけでして。
そんだけの人で、いちいち顔なんて覚えてネーヨ!って言いたいのは山々なんですけども、私も昔はその友人に世話になった事もありますのでね。邪険に扱う訳にもいかない。
で、仕方ないので、自分がバイトしてた頃の事を逐一思い出して、どうやったらそのJさんに覚えてもらえるだろうか・・・という事をその時に友人と一緒に考えました。
作戦①…毎日決まった時間に、同じ物を必ず買う。
私もレジに入ってた時は、朝一番の6時ジャストに、必ずブリックパックの牛乳と、ヤマザキのあんぱんとジャムパンをセットで買いにくるお客様が居まして。その時のインパクトが結構大きかったものですのでね。なので友人にも、1日二回必ず行くのなら、自分が黙っててもその商品が出てくるくらいに一種の商品を買い続けてみたら?という事に。
なのでそこから友人は昼と夕方に、自分で決めた品を何ヶ月も何ヶ月も買い続けました。
結果…自宅にその商品の山が出来るくらいにまでなったが、話しかけてもらえるなんと言うそぶりは全くない。
作戦②…商品を買って、レジでの受け渡しの時に、黙ってないで「ありがとう」と一言必ず言う。
まあたいしたもの買ってなくても、商品を手渡された時にその一言があれば、お互いすんごい気持ち良いものです。なので必ずこれを実践するように強く強く友人に勧めました。
結果…確かにそれくらいは自分が口べたでも言えるのだが、恥ずかしくてなかなか目を合わせて言えない。
とか言いやがるもんですので、「子どもじゃないんだから物言うときは相手の目を見なさい」と怒って、ようやくそのJさんと目を見て「ありがとう」って言えるようになりましたけども。まあでもその一瞬は目を見て「ありがとう」「ありがとうございましたー」の会話があるものの。まあそれだけ。
でも本人曰く、最初はそれだけでも買い物の返りにスキップしてしまうくらい嬉しかったらしいです。
作戦③…レジで商品をJさんに受け渡しする時に、バーコードがそのまま読み込めるように、商品の位置と向きに注意して並べる、もしくは手渡す。
最近はどのコンビニでもPOSレジって言いまして、バーコード読み取り式のレジが主流ですけども。ですけどもあのPOSレジってので、何が手間取るってとバーコード探したりすんのが一番時間がかかるんですよね。
なので経験上、バーコードの位置と向きを揃えて出してもらえると、レジを操作する人からすれば凄いラクチンな訳なんです。
決まった物を買い、しかも目を見て「ありがとう」を言い、おまけにバーコードも揃えて出すなんて、なんというマメなお客様なんだろうと。
で、上の3つをもう数ヶ月ずっと継続してる友人なんですけども、やはり会話なんぞは成立する訳もなく、でも覚えてもらえたら嬉しいなあーと言うその一心だけで、この冬までやって来ました。
その間季節も変わりましたけども、友人は夏の暑い時も、冬の寒い時も、そのJさんに覚えてもらおうと必死な為、「髪型変わってしまうと見た目も変わってしまうので、出会った頃の髪型で私はずーっと行く!」と行って、なんと1ヶ月に1回美容室に行くマメ加減。
でも待てど暮らせど、Jさんとの会話は成立する事無く、そこからはや半年。
ですがその友人は自宅にコンビニで必ず買うカップ麺の山でカップ麺タワーを作り続け、そのタワーが4つ目にさしかかって、そろそろ自分の寝るスペースが無くなって来たな。というところでとある事件が起きました。
その日は友人は朝一番からクライアントさんとの打ち合わせがあり、いつも昼に買いに行く時間が刻一刻と近づいているにもかかわらず、その打ち合わせが一向に終わる気配が無い。
それまでも会議とかで買い物に出づらくなった時でも、トイレに行くフリをしてまで買いに行ってた友人は、もうどうしようもなく早く終わらせたくなりまして。
「スイマセン!どうしてものっぴきならない用事がございますので、10分だけ席を外させてもらってもよろしいでしょうか!!スイマセンスイマセン!!」
となんとクライアントさんを待たせて、そのコンビニへ猛ダッシュで予定時刻に向かいました。
いつものカップ麺を購入し、Jさんのレジでさて支払いを・・・・となった所で、慌てて出て来たものですので財布を忘れた!!シマッタ!!!!と気付きましたが時すでに遅し。
いつもの調子で「●○○円になります」と言われてから、顔面蒼白になってあたふたする友人。「あ、あ、あの、あの、えっと…」と必死で言葉にしようとするんですけどもなかなか言葉になりません。
「どうなさいました?」と優しく聞いてくるJさん。
「あ、あの、いや、さ、、財布を…」
「忘れたんですか?」
「あ、は、はいぃ。本当に本当にスイマセンスイマセン」
「でしたらつけておきますので、また後ほど来て支払って頂いたら結構ですよ(笑顔)また夕方にいらっしゃいますでしょ?(笑顔)」
「うぉっ!!!!! はい!! ワカリマシタ! すぐきます!」
という一連の会話の後、もう超絶嬉しいやら恥ずかしいやらで半分泣きながら、クライアントさんの待つ会社へ、信号赤でもおかまい無しに全力ダッシュする友人。
ぜえぜえ言わせながらビルの10階にある事務所まで、エレベータなんぞ待ってられないので階段で世界記録樹立できる程の早さで駆け上がってきまして、顔中汗だくアンドなんだかわからない涙まじりの裏返った声で、待たせているクライアントさんに
「ズ、ズビバゼン!!!もうちょっと、もうちょっとだけ待ってて頂いてよろしいでしょうか!!!!ズビバゼン!」
と一言残して、唖然とするクライアントさんを尻目に財布を掴んで、再度人生最高速度でJさんの待つコンビニへ猛ダッシュ。
で、汗と涙と何か訳の分からない汁まみれの友人は、またもやゼエゼエ言いながらJさんの前で「ボンドウニズビバゼン!!!さっきはホントに失礼しました!!!払いに来ました!!ズビバゼン!!!」と、他にもお客様居るのにもかかわらず全力土下座する勢いで支払いに。
きょとんとしたJさんでしたけども、「そんなに慌てなくてもいいんですよー…(笑顔)」と言いながら先ほどのレシートを念のため確認して、無事支払い完了。
支払いをしてる間に、クライアントさんを待たせている事にようやく気づいて、さっきは10分って言ったのに、既にその時刻を過ぎてる事に気づいて、Jさんとお話出来て幸せの絶頂から、再度顔面蒼白の緊迫モードに。
支払い終了しますと、「あ、あ、ほんとズビバゼン!ありがとうございました!!!」と深々とJさんにお礼を言いつつ、またもや全身の汁という汁をまき散らしながら再び10階まで階段ダッシュ。
他の仕事仲間の計らいもあって、クライアントさんは別段気分を損ねる事も無く、のほほんとコーヒーを飲みながら待って頂けたせいで、その汁まみれな状況には少々引いてましたけども、なんとか無事打ち合わせの続きをできる事になりまして。
そこからさらに数時間。最近では記録に残るほどの長い打ち合わせを終了し、待たせた申し訳なさやらなんやらで帰るクライアントさんに深々とお辞儀をして、お見送りした後、ようやく自分のデスクに戻って一息ついた時に、
「あああ!! 財布が! 財布が無い…」
という事に気付きました。
あんなに何度も何度も猛ダッシュでコンビニと事務所を何往復もしたせいで、おそらくポケットあら走ってる最中に落としたに違いない…と思って、事務所のあるビルの中で自分が走ったで有ろう場所を何度も探しますけども、一向に見つかりません。
外か………と思いながらトボトボと事務所に戻り、時計を見ると、うお!!もうこんな時間!!Jさんとこ行かなくちゃ!!
財布を探すののついでに、ポケットに有り合わせの小銭をつっこんでとりあえずJさんの居るコンビニまで、地面を見ながらウロウロしつつ行った友人でしたけども、やはり無い。
で、コンビニに行っていつものお菓子をとりあえず持って、売り場も少し探すけどもやはり無い。
ああああ、あの財布には免許とか入ってるから、買い物終わったら警察に届けなきゃ・・・
と陰々滅々とした表情でコンビニのレジまで行きますと、なんとJさんのレジに何人も並んでいて、一向に開く様子が無い。
ああああああああああ、何という事。ここまで毎日意地でもJさんのレジに並んで買ってたのに、早く警察行かなきゃならんし、仕方ない。今日は諦めてとっとと会計済ませて、最寄りの派出所にまたダッシュするしかねえ。仕事もそんな抜けてられん。
そう思った友人は、トボトボと隣のレジで会計を済ませて、再度トボトボコンビニを出たとこで、
「●●さん!(友人の名前)●●さーーん!!」
と後ろから何やら自分を呼ぶ声が。
するとどういう神様のいたずらか分かりませんが、なんとJさんが自分の名前を呼びながら走ってくるではありませんか!
少し息を切らせつつ、いつもの素敵な笑顔で、「●●さん、お昼にいらっしゃった時に、お財布落としていきましたよ。夕方こられた時に渡そうと思って、私が預かっておりました。(笑顔)」
さっきまでの陰々滅々から一瞬にして天国突き抜けてイスカンダルまで行く勢いの友人。
どうりで言ったはずのない自分の名前をJさんが言ってくれる訳だ。ああ、神様、もう私は今ここで車に轢かれて轢死しても全く構いませんありがとう神様・・・
と口には出してませんけども、友人はそう思ったそうです。
その一件以来、超口べただった友人は、相変わらず自室にカップ麺の山を築きつつ、Jさんとこに買い物にいくたびに少しづつ喋れるようになり、なんとかお友達としてやっていけそうです。というクリスマスカード(メール)をもらったのが昨年の今日。
今年届いたクリスマスカードには、「Jさんに、自室のカップ麺の築山を見られてものすごい怒られました。」とのメッセージが。
電話とかでは殆ど連絡しあう関係では私はありませんけども、友人にとってはそのJさんと幸せなクリスマスを送る事が出来ているようですね。
彼女居ない暦20年の友人。本当におめでとう。
でももうカップ麺は買わなくてよいぞ(汗)
というかリア充、もげ(ry
なんでもその友人も来年くらいにはJさんと結婚するんじゃないの?という噂もチラホラ。
そんときには二人の出会いのきっかけを作った手数料として、友人とJさんのブライダルアルバムは通常の3倍価格で請負ましょうかね。フヒヒ
冗談ですよー。半分マジですけども。
なんでもJさんはその友人の超口べたな所が好きなんだとか。まあ全くもって既にノロケモード全開ってヤツですね。ますますリア充もげ(ry
というわけで生き方のヘタクソな友人の、幸せなクリスマスのお話でございました。
まあね、愛情に幸せを感じるのは人間として当たり前ですのでね。でも彼女じゃなく、両親とか家族とか、その人それぞれの大切な人が、元気で笑顔で居てくれる事が何よりも幸せな事には違いない。
そんな風な事を考えながら、今日も入稿されて来た写真とにらめっこしつつ、出来るだけ素敵なブライダルアルバムを新郎新婦の手元に残せるように頑張っております。
皆様にも素晴らしいクリスマスが共にありますように。
大事な人と一緒に過ごせてたらいいですね。
世間がそういう幸せでいっぱいになりますように。でもリア充はもげ(ry
ではでは今日はこのへんで。
また明日〜〜
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お仕事、常時募集してますです。
NAWOと勤務先で常時お仕事募集しています。
●ブライダルアルバムデザイン/制作
●子ども写真・作品集・スクールフォトのアルバム・写真集デザイン/制作
●婚礼写真・その他の写真撮影/ビデオ撮影
●パンフレット・冊子やポスター・名刺・会社ロゴなど印刷物のデザイン/制作
●写真の補正・修正・合成
●画像や映像を使用したお仕事なんでも
~写真・ビデオの撮影から、アルバムや印刷物の企画、印刷・製本まで。
ありとあらゆる仕事しております。
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