2010年7月31日土曜日

ブライダルアルバムと英文1

Un-Katie photography

どうもみなさんこんにちわ。

デスマーチだろうがなんだろうがブログの更新は絶対にやめることができやしないNAWOです。

自分でもなぜなんだかはよくわかりません。ですがシロクマを食べないと落ち着かないのと一緒で、ブログも更新しないとものすっごく不安な気持ちになってしまうのはなぜ。

まあ、別にそない大したことを書いてるわけではないんですけどねー。


今日は7月最終日。私はてっきり7月は30日までだと思ってまして、今日はもう8月だーと思って通勤の定期券を更新しに駅に行ったんですけども、そこで今日はまだ7月なのだという事に気付きました。

ああ、もう曜日感覚だけじゃなくて、とうとう時間の感覚までおかしくなってきたのか?と思いきや、ただの勘違いだったようで。

定期券の更新の時に、「今日は8月でしょ?でしょ?」て何回も聞いたりしてごめんなさいね。駅員さん。悪気は無いんですよ。ほんとに。

おまけに8月は明日からやって教えてもらったのに、そっから逆ギレしたりしてほんまごめんなさいね。


まだ7月最終日なので、お盆前進行デスマーチは完全には終了はしていませんのですが、昨日に比べると随分と校了数も増加して、私の手元から大きな仕事が離れていきつつあるので、ほんのちょいとずつ余裕が出てきました。

読みどおり、昨日が最大の山やったんですかね。


あの電話とメールの嵐が嘘のように、いつもの穏やかなメールボックスと鳴らない携帯電話に変わりつつありますね。よかったよかった。

ま、そうなったらそうなったでちょい不安だったり、淋しかったりするんですけどね。

ああ、人間てなんてワガママなんでしょ。


ま、というわけでして。
どういうわけかわかりませんが。

上の写真はアン-ケィティさんという写真家さんのブライダル フォトの1枚。
アメリカのソルトレイクっていう、簡単に言う所の干上がっためちゃくちゃ大きい湖での写真。ブライダルフォトです。

干上がってひび割れた地面が今の季節にぴったりで暑苦しさ倍増なのと、青が綺麗なので1枚。

写真だけでも相当綺麗なんですけども、なんかこの右下のカリグラフィーなコピーがはいってるだけで、ちょいカッチョよくなるんですよねえ。不思議。


ブライダルアルバムてですね、通常「アルバム」て言うくらいですので、もちろん写真をベースにした本になるわけなんですけども。

最近多いデザインアルバムてのは、写真をただ並べるだけではなくて、フォトショップやイラストレータやなんかで写真に加工したり、飾りをつけて引き立てることでデザイン性を高くして、それを売りにしてしまおうっていうもんなんですけどもね。

やはりそれぞれのアルバムのデザインを作る上で、それぞれにその本の特徴ですとか色々あるわけなんですが。

たとえば「カワイイ」とか、「キレイ」とか、「ゴージャス」とか。

たまに変わったリクエストで、「暗黒」とか、「暗闇」とか変わった意見も聞きますけどね(汗)

ま、それは半分冗談としても、イチから作成する場合だと、そのテーマに沿ったものを作るわけです。


その作るページ数にもよりますけども、ポスターとかチラシとかと一番違うところは「ページが連続している」というとこなのは言う間でもないんですけどね。

でもそれが一番の特徴でもあり、一番の苦戦するとこでもあり、一番見せ所だというのが正直なところです。


写真は通常のスナップアルバムですと、その挙式や披露宴の形態によっても異なりますけども、大体が時系列によって写真が並んでゆき、最後になればなるほど挙式や披露宴が終わりに近づいていく。

というのは共通で、型物の写真とは違い、動きのある写真をレイアウトしていく事になります。


なので、数十ページのアルバムであっても、その全ページに対して大きいテーマがあって、その中にも見開き(ペタンと開いた2ページ分)ごとにも変化があって、出来ればストーリー性があるもの。という風な事が要求されます。

書いてるとものすごいややこしい風ではありますけどもね。

まあ写真自体がストーリー性の濃いものが多いので、あくまでそれを引き立てるような形でバックグラウンドですとか、飾りのオブジェクトの傾向が決まっていくんですけども、その中でよく使われるのは

「英文」

だったりします。



例えばこれとか。

まあ私の勤め先で作ったアルバムの中ページの一部なんですが、ここにも英文が入っております。




拡大するとこないな風に。

文字は、
Time is too slow for those who wait, too swift for those who fear, too long for those who grieve, too short for those who rejoice, but for those who love, time is eternity.

意味はってと、
「時間は、待っている人にとっては遅すぎ、恐れている人にとっては素早すぎ、悲しんでいる人にとっては長すぎ、喜んでいる人にとっては短すぎる。
だが、愛する人にとって、時間は永遠である。」

まあ本来英語と日本語では表現自体が違うんですけども、こんな意味の言葉だったりします。ちなみにアメリカの教育者のヘンリーさんていう偉人の方のお言葉。



この他にももひとつ。

これも同じアルバムの別の見開きページ。

今回は和装ですね。 




これの拡大判。
文字は、
Love does not consist in gazing at each other but in looking outward together in the same direction. 

意味はってと、
「愛は、たがいを見つめ合うことにではなく、同じ行く手をともに見すえることにある。」

これはフランスのサン=テグジュペリさんという作家さんの名言だったりします。


なんで和文を載せないの?と思うかもしれませんけど、和文を載せる事もあるんですよ。例えば和装メインの前撮り写真集とか。

ですけども、配置してみれば分かるんですけども、日本語は平仮名も漢字も、結構自己主張が強くてですね。

一目で見れば意味まで全部わかってしまいますので配置が難しいものが多いんです。


その点、英文というのはそれぞれにちょい深めの愛の言葉だったとしても、一目では分かりにくいので、メッセージ性が強いとしても、デザインとして成り立ったりしやすいんですねえ。

それと私個人が、そういう名言みたいなのが大好きだったりするのも大いにありますけども。


アルバムのレイアウト上、もちろん空白をあまり明けずに、写真で埋め尽くしたり、空間が空いていてもその白場がただ存在することで意味を持たせることもあるんですけども、

場合によってはわざとアンバランスに写真を配置した上で、その間に飾りや文字を脚色することで、より空白を効果的に使おうとしたりしますもので。

ですけども使えば良いというわけではありませんので、時と場合によりけりってことになりますけどもね。


でも小さく、半分飾りパーツとして使ってる英文ですが、上記のようにちゃんと愛や愛情やなんかについての名言や、格言だったりするので、隠しキャラ的な意味もあったりしますです。

ちょい興味もってもらって、何かの拍子に自分で調べてみれば、ああ、なるほどーて事になったりするのも面白いんじゃないかと思ったり。
最初は見た目の飾りでも、後々にそういう愉しみもあるんじゃないかなーとか考えるわけですね。


では、そんな言葉を、私はどっから引っ張ってくるのか?
それはまた次回に、もうちょい掘り下げながらお話しましょうか。

ましになったとは言え、ほったらかしにしておくと、後でどえらい目にあいそうな仕事がちょいとまだ残ってたりしますので(汗)
ま、また次回も続きダラダラ書きますので、よろしければ明日もおつきあい頂ければと。

もうすっかり夕方ですけども、シロクマで頭の中の血糖値を上げまして、もうちょい頑張って仕事いたしますです。はい。

皆様は良い週末をー
ではでは♬


2 件のコメント:

  1. いつも訪問ありがとうございます
    シロクマを食べたことの無いオヤジです

    不景気のせいではないと思いますが
    私の周りでは結婚式も減少傾向です
    お葬式は、よくあるんですけどね(笑)

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  2. >由良のアワビ屋さん

    どもコメありがとうございますー

    シロクマ食べてください。是非。今すぐにでも。
    で、シロクマ教の布教活動にご協力ください。

    ではなくてですね(汗)
    結婚式は全体で見ると年々減少傾向にありますです。
    人口全体の中で占める結婚したい世代は減って行ってますから、まあそれは仕方ないかと。

    なので近年は個性であるとか、特別感を全面に打ち出した式場さんが幅を効かせています。

    葬儀は逆に年々倍々ゲームで増加してるようですね。
    でも業者さんもものすごい勢いで増加してるのと、超大手が参入してきていますので、競争も恐ろしい程激しくなってきてますです。

    昔みたいに暴利むさぼるよなとこは速攻でバタンキューみたいですね。そのほうがいいですが。

    冠婚葬祭業は、見てるとその時の社会情勢をなぞって大きくなったり小さくなったりしますので、とてもわかりやすい一面もあったりします。

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