2010年6月17日木曜日

メヘンディデザイン

Bridal Mehndi


どうも皆さんこんにちわ。( ・∀・)


昨日、仕事から帰宅して寝る前に歯を磨いていますと、歯磨き粉の味と、その日のおやつに食べたコンビニのチョコミントのアイスクリームと全く味が一緒に思えまして。

いつもより相当長く、味わいながら歯磨きをしてしまい、なんだかいっぱい歯茎から血が出てしまって、とても後悔しているNAWOです。(´・ω・`)


でもりんご丸かじりするのは大好きです。(`・ω・´)


またほんとにどうでもいいことから話していますが。


今日はまだちょいとだけ晴れかな?  と思ったら暑いんかい。

朝はすこーーしだけ肌寒いのでまだ長袖のシャツのすそを捲って着てたりするんですが、昼間はとてもじゃないけどそんなもの着てられなかったり。

雨降ったら降ったで寒かったり。

なんだか近所の田んぼの稲の育ち具合も微妙に悪い気がするので、今年の米の出来上がりがすこーーし心配だったりする、基本食いしん坊万歳な今日このごろ。(´∀`)



上の写真はですね、別にお姉さんが綺麗だから載せたわけではございません。

大分前の記事でもチラッと書いたことあるんですが、インドの結婚式やお祝い事でする簡易刺青の「メヘンディ」っていう、舌噛んで流血しそうな名前のものがあるんですが、その写真。

どこがメヘンディなんかって言いますと、写真のお姉さんの腕の部分。
細かーーーい模様みたいなものが書いてあると思うんですが、それです。

インドでは昔から、色んな「神頼み」の時にこれを体に施して、長寿やら幸福やら色々祈願するみたいな、一種のお守り的なものらしいですね。

インドでは結婚式の時も、2人が幸せになれますように・・という意味も込めて、このメヘンディを入れるみたいなんですが、手だけじゃなく、足とかに入ってるのもあるみたいです。

あ、今見返したら、前の記事の写真にも、足の指先のほうに入ってますね。メヘンディ。


で、私は別にインドの人ではありませんし、インドについて知ってるっていったらカレーが美味しいのと、気候が暑そうなのと、象さんがイッパイ居ることと、インドの人はけっこういい加減だけどなぜかいつも憎めなくて笑って許してしまうって事くらいしか知らないですが、

このメヘンディってのは、ブライダルの仕事をし始まる前から知っていたりしまして。

前の印刷会社に勤めていた時期に、色々製作物を作るにあたって色んな模様ですとか、パターンですとかを集めたり、調べたりしてた時期がありました。

その時に近所の図書館でこれを見つけて以来、その膨大な絵柄となんともオリエンタル風味な模様がすごく印象に残りまして、今でもたまにネットで図柄を調べたりしております。

日本の和服の柄もそうなんですが、この細かい模様にもひとつひとつ意味があるみたいでして、その模様の違いやなんかで、お祈りする内容が違ったりするのも面白いところです。

あ、ちなみにですね。このメヘンディてのは、本当の刺青やタトゥーとは違いまして、別名「ヘナ・メヘンディ」て言いまして、「へナ」ていう植物をペースト状にしたもので、皮膚の上に模様を書いて、それをしばらく置いておくと乾燥して、皮膚に色が付いて刺青状になるってものです。

日本でもやってるとこあるのかな?私は今のところ、日本でやってるって話しは聞いたことありませんが・・・・・

いや、今調べたら、何件かはあるみたいですね。(;´∀`)
うーん、インターナショナルになったもんだ。

少し話しが逸れましたが、私の知ってる限りでは、一回それを施工すると、大体一週間程度は色が薄くなりながら刺青みたいに残ってるみたいですけど、最後には綺麗さっぱりなくなってしまいます。

熱を加えたり、冷やしたりするわけでもないので、見た目よりとてもヘルシーらしいです。

ま、私は施工はしてもらったことはないんですが、それよりも私がツボにはまったのは、その多種多彩な模様でして。もうそれはそれは調べれば調べるほど、面白いように色んな模様が出てきます。


これはインドのHenna Mehndi Designという、その名のとおりメヘンディのデザイン屋さんのサイトなんですが、こちらでは過去に施工されたブライダルのメヘンディの図柄を色々見せてくれてます。

直読みすると、「へんな めへんでぃ でざいん」てなりますが、変じゃないですよ。(;・∀・)

このギャラリーのサムネイルだけでも沢山あるんですが、先のサイトさんではアーカイブにもっと沢山の模様を保存されてます。

見始めるとキリが無いくらい。



これは植物をモチーフにしたメヘンディ。

西洋柄って、けっこうシンメトリーが多いんですが、こういうフロラルモチーフでも、全くの左右非対称なところがものすごくオリエンタルチック。

これは赤色で書いてあるせいか、なんとなしに中国とかの柄のイメージともかぶってしまったり。(´∀`)



これはまた別のメヘンディ。

これはこれでまた全然違う左右の柄なんですけど、
よーく見ると右手の中央に、花嫁さんらしき女性の絵が描いてあったりして面白い。

これだけビッシリ書いてあると、結構呪術的な感じがしてきますね。

でも基本はやはり自然のモチーフの柄だったりします。

オリエンタルというより、ちょいオカルトチックにも見えたりしますね。

なんかアメリカインディアンの人達の描く模様とかぶったりするのは私だけでしょうか。

右手はペイズリー柄にも見えなくもなかったり。


今はメインの仕事が、ブライダルのアルバムやその他の製作物が多いので、こういう柄の参考っていうのは実は私にとってはすごく貴重でして。

アルバムに関していいますと、あくまで写真を生かすためのデザインなので、ここまでビッシリ模様を敷き詰めるという事はありませんが、多かれ少なかれそのデザインの意味を持たせる為に、ラインアートですとかこういった模様とか柄というのは製作と切っても切れない関係だったりします。

新作のデザインのアルバムを作るときやなんかは、こういうものを参考にして、色々アルバムの「脚本」やなんかを考えたりするわけです。

まあ、今はとってもデジタルな世の中ですから、Amazonのサイトにでも行って、「素材集」てポチっと押せば、いくらでも世界中の模様や柄ですとかはデータをお金で買えてしまう世の中ですが。

上のデザイン画を見ていただいてもわかるとおり、「手描き」の生み出す力というのはなんとも凄まじいものがあります。

私がこのメヘンディに惹かれるのは、その辺のパワフルさなのかもしれませんね。

インドに限らず、日本にだって本当にすばらしい色ですとか、模様や柄ってのは多く存在しまして。

私の仕事してますTAKE-6の事務所の近所は、幸いながら、昔ながらの呉服屋さんが非常に多い場所でもあります。

なのですこし時間のあるときは、その界隈をぶらぶらしながら、和装に合うアルバムの色合いや柄行きなんかを見てまわって考えたりしたりしてますです。

まあ、休憩で喫茶店でコーヒー飲んでる事もすっごく多いですけどね。
いや、そのほうが多いかなあ・・・(;´∀`)

ま、いずれにしても、仕事する上での「充電」てやつです。フヒヒ


そろそろ会社のサイトのリニューアルも終わりそうで、それが終わると何か新作アルバムを製作することになりそうな空気を感じたので、今日はクリエイティブネタでいっときました。

ま、今日も色々やるこたああるんですけどね。。ま、ぼちぼちやろうっと

みなさんも不安定な天気で、気持ちまで不安定になったりしませんように。(´∀`)

ではでは仕事に戻ってきますねー

1 件のコメント:

  1. はじめまして、とても勉強になりました。これからも頑張ってください

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