2010年9月11日土曜日

I believe in happily ever after

balzer  designs
どもー。みなさまこんにちわ。


今日も暑いぞシロクマが美味い。


土曜日のこの9/11だというのに頭を抱えたくなるような快晴の35℃の青空の下。
皆さん有意義な土曜日の週末をお過ごしでしょうか。

そうです。私は仕事でございます。




もうね。お盆の一時的なブランクなんぞとおの昔に終了打ち止めですね。

ボチボチアルバムのお仕事も入ってきとりますわ。


というか入ってもらわないと私もごはん食べれませんからね。

皆様よろしくお願いたてまつり候かしこ。




今日は事務所に誰も居ないDAYなので、ちょいと遅めに出勤してきおりましたけども。

アルバムの編集作業がまだまだあるので、それをとっかえひっかえ慎ましやかに淡々と作業をしております次第です。はい。



土曜日の出勤の時に、少し遅い時間に電車に乗っていますとですね、いつもは通勤のサラリーマンの方々ですとか、OLさんの方々がメインで乗ってらっしゃる電車も、何かしら遊びオーラ満々の若者ですとか、観光地に向かうファミリーの方々ですとかがものすごい多くなるんですけどね。

そんな人達を見るのも私楽しいので、土日の出勤の時はちょい遅めに出勤するのが楽しみだったりするんです。



今日もそういう方々が沢山電車に乗ってらっしゃいましたけども。

その中で一組、家族4人で乗ってきたご家族が居たんですけどね。
 その中の、小学校4年生くらいの男の子が面白くてですね。


私はいつも電車の一番前か、一番後ろの車両に乗るんですけども。
今日は一番後ろの車両でして。

そのご家族は一番後ろの車両の、4席シートに座ってらっしゃったのですけども、その男の子がどーしても後ろの車窓から線路を見たいって言って、席を離れて後ろの車窓に張り付いてたんですね。


で、見てるだけなんかなーと思ったら、線路脇に設置してある色んな指示看板を見て、

「あー、あのマークは登斜角12度だな、ここは坂にゃのか」

とか

「あー、減速マークなのに減速してないやん。これは運転手駄目だー」

とか、何かJRの日勤教育を思わせるような発言を、ちょいたどたどしいカワイイ口調で、周りに聞こえるくらいの声でブツブツ言ってるんですよ。

それが何ともカワイイやら面白いやらで、もう私もDS持ちながら笑いを堪えるのが大変でして。



で、駅に到着しますと、最後尾車両なので車掌さんが発車前に電車から出て来て指差し確認するんですけどね。

その子も一緒に車掌さんの前に立って、

「○○○前方ヨーシ」

ってハモってるんですよ。

車掌さんもまんざらじゃないみたいに子どもにちょい合わせ気味に確認してたりとかして。なんかちっちゃい車掌さんと2人でやってるみたいになってましてね。



何駅かそれを繰り返してたんですけども、その内だんだん周りの人もそれに気がつき始めまして何となくほんわかした優しい雰囲気になってたんですけども。

3駅くらいでご両親が、

「また○○(男の子の名前)はこんなことやって!!はやく席に戻りなさい!!」

って怒ってその男の子を連れ戻そうとしてたんですけども、その隣の席に座ってた大学生くらいのお兄ちゃんが、

「いいじゃないですか。本人も楽しそうだし、もうすぐ京都なんでさせてあげたらどうですか?」

とか言い始めまして。


そしたらその向かいのじいちゃんも、

「そやそや。別に危ない事してるわけやないし、させといてあげーな」

と、皆男の子の味方になってしまいまして。



おかあさんはちょい恥ずかしそうに、

「そ、っそうですかねえ・・・もう、ほんとにあの子はブツブツ」

って言ってましたが、男の子は意気揚々としてまたその続きを。


心の中で、

「兄ちゃん、じいちゃん、GJ!!」

と親指を立てておきました。



で、終着駅の京都に到着しまして、その男の子は一番最初に電車を降りて、ドアの横手に立って、

「ご乗車有り難うございました〜、またのご乗車お待ちしておりましゅ〜」

って降りる人に頭下げてましてですね。

もうこいつカワイイにも程があるやろ。って思ってたんですけども。



そりゃもう、みんなニコニコしながら、電車降りて行きましたよ。

JRの皆さん、是非あの子をJR西日本にスカウトしましょうそうしましょう。

あんな乗客和ます車掌、まず居ませんぜ。




ま、前振りはそんくらいにしまして。


一番上の画像は、balzer Designs -handmade art- さんという、海外のデザイナーさん・・・

というより、こりゃアーティストさん?というほうがいいのかもしれませんけども。


その方が結婚した時のアルバムを、4年かかってやっと出来ましたーという記事からちょい引用させて頂きまして。

なぜかと言うと、もう既にアルバムなんていう概念からはぶっ飛んでしまっているにも程があったので。





この方も自分で言ってますけども、

「このアルバムは実際のブライダルアルバムの概念では通用しない物だけで出来ている」

ということで、

なんともアートな造りになっております。







ですけど一応見開きから

「PROLOGUE」

から始まるんですよね。

直にストーリーが書き込んであるようですが。






 キャンバスに直塗りの模様と、あちこちにビーズやお花のモチーフをコラージュして。

立体なのか、平面なのか、そんなこたあいいんだよ!的な造りです。








最後はちゃんと、

「I believe in happily ever after」

うーん。カッチョエエ。

もう製本とかそんなんどうでもええやん。と言いたくなってしまうくらい、インパクト大ですね。






ある意味、ブライダルアルバムって、結婚するお2人だけの物ですのでね。


その2人にとって、大事な思い出を思い返す材料になるのが、一番の目的でもあったりするわけです。

そんな気持ちからすると、こういう1からハンドメイドのアルバムって、もうこうなってしまってはアルバムと呼ぶべきなのかどうなのかはまた別問題としてみても、その理想型なんではなかろうかと。そんな風に思ったので。



他の人から見れば

「なんか訳わからんぞー」

という物であっても、その2人にとっての一番なのであればそれが何より優先事項なのですからね。

逆に言えば、他人に見せて回るものでも無いって言ってしまえばそれまでですが。

ま、親御さんとかはまた別として。



実際はいつも私が作ってるアルバムとかですと、やっぱりカメラマンの写真があってのアルバムですので、こういう写真の使い方するとおそらく100%カメラマンは納得いかん!てなるんでしょうけどね。

そういう意味でも、「通常の概念では通用しない」って言ってる意味もあるのかも。


でもカメラマンは納得しなくとも、お客様本人が満足すればそれが一番いいんじゃないの?とか考えたりしてみたり・・・・

うーん。頭が(汗)

アグレッシブなアートアルバムに、ちょいと色々考えさせられてお勉強の私なのでした。




色んなものの制作に携わっていますとですね、その時間が長ければ長い程、自分では知らず知らずの間に、何か頭の中で凝り固まってしまう物ってあると思うんです。

それが良い面に出る時ももちろん大いにありますけども、マイナスになってしまう事も、少なからずあると思うんですよね。


経験から回避しようとするリスクの中にしか、手に入らないビジュアルがあったり。


通常のセオリーでは絶対駄目出しをもらってしまうような中にしか、存在しないアイデアがあったり。


それを実行する事で回りに多大に迷惑をかけてしまう事でしか、つかみ取れないチャンスがあったり。


そういうのが見えているうちは全然いいんですけどね。

固まりすぎてしまうとどんどんそういうのが見えなくなってしまって、視野が狭くなってしまいます。



自分だけはそうなりたくないなあ・・・と思っていた子ども時代、

ふと気がつけば大人になってしまってた時と、なんだか似てる気がしまして。


そんなちょーっとだけもやもやした気持ちを、あの電車のカワイイ車掌さんに重ね合わせてみたりする土曜の1日なのでした。



そういえば小学生の低学年の時やなんかは、周りにものすごい不思議な事がイッパイあったなあ・・・あれいつから感じなくなったんやろ?とかね。



ま、そんな妄想房総半島はちょい置いといて、アルバム作りに励んだりしてみます♪

みなさんも良い週末をお過ごしくださいねー

頑張らなければ(汗)

ではでは♪

.

2010年9月10日金曜日

グーグルせんせーからおてがみついたー♪


どうもみなさんこんにちわ。


今日は9/10ですね。


というか9月に入って、もう10日も経ってるのかあ。とTwitterで私のブログのお友達のMasahiroさんもブツブツ言ってましたが。

夜はちょいと鳴いてるのがゲコゲコ言ってたカエルさんから、ちょい風流なコオロギさんに変わって涼しくなった気もしますけども、

昼間はまだ全然暑いので、なんとなく9月って感じは全くしないんですけどね。

相変わらずコンビニでシロクマをGETするのが毎日のお勤めのNAWOでございます。




コンビニでは基本シーズン関係無しで、年中アイスクリームを販売しておるのですけども。よってシロクマも年中食べようと思えば食べれるのですけどね。

ですけども、夏場しか販売されないアイスクリームも沢山あるようでして。


私があまりに毎日シロクマシロクマ・・とブツブツ言ってますもので、知ってる人は結構自分の好きなアイスクリームをカミングアウトしてくださる人が多いのですけどね。

その中でも、こちらもブログでお世話になっています、 megumiさんという方がいらっしゃるのですけども。

その方からのメールで、


「私の命のスイカバーが消えてしまいました・・・せつない」


とのメールを頂きまして。



スイカバー。知ってますよ。

私もシロクマほどではないにしても、大好きです。

あのちょいジャンクぽいスイカのかほりと、種に見えてチョコチップてのが、アイス好きな私の心を掴んで離しません。


何度も言いますが、シロクマほどではありませんけどね。


ですけどもスイカバーは夏場限定商品だったんですね。それを知りませんでした。

悲しむ気持ちもよくわかります。

「私の命」とまで言い切るmegumiさんに、シロクマが無いと生きていけない私の哀愁漂う背中の姿を重ね合わせて、一緒に悲しんでおりました。

スイカバーよ、来年また合おう!




アイスクリームで夏場だけしか販売しない商品が殆どだと思われるでしょうけども。

実際は反対に、冬しか販売されない商品もあったりします。

私は年がら年中シロクマですけどね。


でも昨年の冬に友人に教えてもらって、ちょっとシロクマから浮気しそうになった商品がありまして。


それがこいつ。板チョコアイス。

アイスなんですけど、チョコが主役と言い切るその漢らしさにまず脱帽。

食べてみると、本当に板チョコの内部にアイスクリームを仕込ませたという造りで。


こりゃ相当病み付きになるぞーー♪と思ったのもつかの間。冬期限定販売らしく、春までに消えていってしまうという。

まあ引き際も漢らしいのね。



まだ暑いので、販売されるんはもっと先でしょうけども。

今年の冬はこれをたべまくろうかと今から思案中です。

もちろんシロクマも食べますけどね。




いやいや、もうすでにブライダルどころか、アイスクリームのブログになりつつありますけども。そうではなくてですね。


9/10はあんまり知ってる人も居ませんけども、

「屋外広告の日」

だったりします。

蘊蓄も一応書いときますか。

全日本屋外広告業団体連合会が1974(昭和49)年に制定。
1973(昭和48)年のこの日、「屋外広告物法」改正法案が可決成立し、屋外広告業が明確に定義づけられ、屋外広告業者の届出制度が創立された。
1982(昭和57)年からは9月1日から10日までを「屋外広告美化旬間」とした。
屋外広告物とは、屋外に出してある広告物のことで、広告看板や電柱広告・ポスターのほか、アドバルーンやチンドン屋さんも含む。

てな日でして。


まあ屋外に看板やら広告やら勝手に設置して、好き放題すんのはカオスなので、ちゃんと決まりを守ってしましょうねー。というのが決まった日。てことですか。

香港とか行きますと、もう頭上に恐ろしく出っ張った看板とかもありますからね。安全面と広告機能をうまく調整付けた日。てことですか。



で、なんでそんな事言ってるのかと言いますと。ここで一番上の画像にやっとの思いで絡んでくるんですけどね。

上の画像は、私の勤務先に届いた、Google Adwordsからのお手紙と金券。

でもこの金券もって、百貨店に行ってもなーんも買えません。


前に勤務先のサイトをリニューアルした時に、色々な物を調べたり、広告どう打つかなーてしてた頃に、Googleさんから、

「今ならグーグルアドセンス10周年記念で、5000円分広告掲載タダにするよー」

てメールが来ておりまして。

ま、少し気にはしておったんですけども、考える時間も無いわ〜と思いながら時間が過ぎ行き、昨日に郵送でこんな金券が同封されて送付されて来ましたです。


まあ日頃、普通に自宅で引きこもって、表に出ないような生活をしてましても、どこから住所やら名前を調べてくるのか知りませんが、色んなDMが郵送されてきます。

ですけどもGoogleさんから封筒でDMもろたのは初めてだったりしたのでちょい嬉しいかも。



で、私の勤務先のサイトの広告に、試しに使ってみようかなーとか思っていましてですね。

このブログでも、記事の右のサイドバーに色々広告が掲載されておりますけども。

まあ飾りで入れてるだけなので、あまり意味も無い場所に設置されてたりするんですけどね。

そのテキストとかの内容を自動判別して、キーワードに沿った広告を勝手に選んでくれてるようなので、今日みたいなアイスクリームばっかりの記事とかだと、アイスクリームの業者さんの広告ばっかになるのかなーと予想してみたり。

実質5000円という金額が、どの程度で捌けるのか全然全くもって検討もつきませんけどもね。


DMには

「1クリック20円なら約250名の新規顧客を無料であなたのウェブサイトに誘導できます」

とは書いてありますけどね。


まあその全部が顧客になるとも思えませんので、割合がどんくらいなのかは良く知りませんけども。

でもさすがGoogle先生。一日の予算上限やら、表示する地域まで細かーく設定できるようですね。

というかそれが当たり前なのかな?他業者さんのも知らないので何とも言えませんけども。


こう、会社のサイトというのは、私達みたいな弱小会社だと、こうコストを何百万もかけて広告していくってのは実質できませんのでね。

そんな風に仕事がイッパイきてしまっても、人手も足りなくなって、仕事の質が落ちてしまうのはどうにもこうにも本末転倒なので。

なかなかスローリーではありますけども、こうやってボチボチと集客方法を探ったりしてるわけでございます。



個人のブログとかには、そんな必要はあまり無いと思いますけども、でも個人でもネットショップやらされてる方々とかだと、こういう広告のほうがいいのかもしれませんね。

日頃仕事で広告を大量に作ってる割には、自社の宣伝になるとどうしてもおっくうになってしまうのは何故の嵐なんですけども。


他にも会社のサイトの中に、私の所属してるフォト&デザインであれば、そういう写真絡みのアプリケーションの使い方ですとかのページを作ろうかだとか。ビデオの方であれば編集ソフトや、アフターエフェクトみたいな合成ソフトのTipsを掲載するページを作ろうかだとか、まあ色んな意見が飛び交うのでありますけどね。

でも継続して出来なきゃ、意味ないですからねえ。

昨日は勤務先で結構熱の入ったミーティングだったんですけども、そんな話題がイッパイ出ておりましたです。




まとにもかくにも、おそらく今日明日くらいに一度このGoogle ADに掲載を段取りして、どのような状態になっていくのか見届けたいと思います。

けっこう居るんじゃないですかね?広告掲載したらどんな効果が出てくるのかなーって思ってる人。

そんな人にも、「こんなんですわ。」て知ってもらえたら嬉しいので、また結果もこちらで記事にしていこうと思ってますです。


今の世の中、「ここですよー」て相当アピールしないと、誰も通りすがりもしてくれませんのでね。ガンバって声出さなきゃねー。なんて、野球部の部員みたいに考えてたりしております。

なかなか映像と写真の仕事って、アピールすんの難しいのよね。

それが何より問題だ。



また「こんな広告あるで」とか、「こんなんしたらおもろいんちゃうのん」とか有りましたら、自薦他薦問わず教えて頂けたらと。

今日は何となく宣伝の事がずーっと頭から離れない私なのでした。
頑張って宣伝しなくちゃだわ。あー大変♪


ではではー。
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2010年9月9日木曜日

母なる湖(うみ)に誓いますか?


どうもみなさんこんにちわー



事務所のエアコンさんも順調に動いてまして、朝からご機嫌で仕事をしておりますNAWOです。

冷房の効いた部屋で食べるアイスはもう格別ですねえ。。あー幸せ。



京都も朝晩はやっとこさ涼しくなってきまして。
昨晩は冷房も扇風機も無しでスヤスヤできるほど心地よかったのですけども。

やはり朝は汗まみれで「暑っっっつつ!!」と叫びながら飛び起きました。

週刊天気予報を見ていましてもずーっと当分京都の最高気温は35度前後。
まだまだ暑い日は続くんですかねえ。



夏の風物詩と言えばそりゃ花火大会!て人も多いと思うんですけども。
京都でも何個か大きい花火大会はございます。

宇治川とか、淀とかね。

でもまあ有名な花火大会に比べたら、そんなものすんごいデカイ花火があるわけでもありません。


お隣の大阪とかでしたら、PLの花火大会とか有名ですねえ。

でもってまた隣には、夏になるとほぼ毎週花火大会やってるのか?という勢いの滋賀県がございます。


もう今は9月なので、ほぼ全部花火大会は終わってますけども。

8月は毎週のよに、滋賀県のあちこちのどこかで花火がバンバンあがっておったりするんです。


びわこ大花火大会
大津の花火大会とかは私も何回か、友人に無理矢理誘われて見に行ったことありますけども。

ご存知のとおり、私人混み大嫌いな人でして。

混雑してるの見てるだけでもうクラクラするんですけどね。


でも滋賀県の花火大会でも相当大きな規模らしく、見応えも充分にありますので、帰りの電車や交通渋滞が気にならないって人であれば確かにお薦めかもしれませんです。



これは実はあんまり知ってる人、居ないかもしれませんけどね。

大津の花火大会は、天候その他諸々が良ければ、京都市内の背の高いマンションとかビルの5階以上くらいまで登ると、山越しに見えたりするんです。


でも京都は土地柄で、市内中心部にはあまり高いビルとか建物立てちゃダメーていう決まりがありますのでね。なかなか5階以上の建物探すの難しかったりするんですけども。

市内でも南のほうに行くと、その規制も緩くなりますんで、結構見易かったりします。




そんなこんなで、一番上の画像は、日本じゃないですけども、レイクサイドウエディングの写真から一枚。

セピアなのは別に古いわけじゃあありませんけどね。

でも雰囲気が良かったので。



京都のお隣の滋賀県はですね、やはり・・というか当然かもしれませんけども、琵琶湖をメインにしたイベントや何かが多いんです。

まあ、滋賀県の面積の1/6が琵琶湖ですのでね、当然っちゃ当然ですけども。




MCHIGAN
そん中で結構有名なのは、関西に在住の方でしたら知ってるかもしれませんけども、大津港にある琵琶湖汽船さんの運行してる、観光船のミシガン。

これは外輪船て言いまして、船の後ろに大きい輪っかがついてましてですね、それがぐーるぐる回って前に進むんですけども。




BIANCA
これともう一隻、ビアンカって言う船もありまして。

こちらは外輪船ではなくて、普通の船なんですけども。

この2隻が、浜大津てとこの大津港に停泊しておるわけでございます。




で、なんでここでこの船を紹介してんの?てことなんですけども。

こちらで「船上ウエディング」てものをされてましてですね。それのアルバムも作っておりますものですので。

あ、でも数社競合の中の1つなので、どのアルバムが私が作ったものなのかはヒ・ミ・ツにしときますけどね♪




元々琵琶湖汽船さんというのは「おけいはん」でおなじみの京阪クループさんの会社でして。

船上ウエディングにあたってはそれをされるお2人が色んなプランやアイテムを選べるよに、衣裳からプロデュースから写真も、数社競合の中から好きなのを選んでくださいって中の1つとして、仕事をさせてもらっております。


まあ、こういう形態でのお仕事は実はブライダル業界ではごくごく普通の事なんですけどね。


実際に式を挙げられるお2人からすれば、種類は豊富な中から好きな物をチョイスできるに越した事はありませんからね。

でもって私達は、そのお2人に気に入っていただけるよな商品の開発にも気合いが入りますので。



それはまあ良いとして。

ちなみにかの有名な結婚情報誌のゼクシィさんにもゼクシィnetで掲載されてますです。

http://zexy.net/wedding/c_7770035761

今サイト見て、どっかで見た事あるなと思ったら。

「母なる湖に愛を誓う・・・」

のコピーは、随分前に私がこの琵琶湖汽船さんのブライダルフェアのチラシ作った時に作って載せたコピーやな・・



まあそれも良いとして。


この船上ウエディングは、当然の事ながら出航したそれぞれの船上で挙式をして、

船内の宴会場やレストランで披露宴をやるっていう物なんですけどね。

大体お昼過ぎくらいに出航して、琵琶湖をゆったりクルージングしてから、夜に大津港に戻ってくるってパターンなんですけども。


普段は室内の結婚式や、披露宴の写真が多いのでかもしれませんが、天気が良い夏場のこの船上ウエディングの写真は、上手なカメラマンが撮影した写真が本当に綺麗でして。

空の青と、琵琶湖の青と。

遠くに見える山々の風景と。

その中で、挙式は屋外のデッキの上でされる事があるんですが、とてもとても色彩が綺麗です。


青の中に新郎のタキシードや新婦のウエディングドレスがまあよく映える事。

あの風景の中での挙式というのは、船上ウエディングならではじゃないのかな。と思いますね。




その中でも、披露宴の最中に行われるイベントで、その披露宴の2人だけのために、沿岸から花火を上げてくれるというサービスがありまして。

披露宴の余興の1つとして、ゲストも含めた全員がデッキにあがって、皆で花火鑑賞ってシーンがあります。


それは夏に限らず、秋でも冬でも、

天候さえ良ければ本当の打ち上げ花火をタイミングにあわせて上げてくれるので、申し込まれるお客様もけっこう多いのですけどもね。

上げる花火の数も、写真だけ見てたら数発?とか思うのですけども、なんと60発もあげるそうで。


ゲストにとってもお2人にとっても、そら良い思いでになるでしょうね。



でも問題はそれを撮影するカメラマンでして。

あたりは真っ暗闇の中で、ストロボを焚いて、2人の笑顔と撮りつつ、バックの花火がタイミング良くあがった所も同時におさえる・・・これが相当、光的にもタイミング的にも難しいようでして。

毎回毎回、苦労して撮影してたのを思い出します。




でもって、一回、その船上ウエディングのアルバムを作ってたお客様で、ちょいと変わったお客様もいらっしゃいまして。

私は何も聞かされずにアルバム作り出したのですけども、通常の仕様が30P程なのですが、そのお客様だけなんと10P増量の40Pで作るということで。


まあページ数はなんとでもなりますので良いのですけども、問題は写真でして。

一応、挙式から披露宴の流れになってる写真なのですけども。披露宴が終わってから、その直後にもう一度昼間の乗船シーンから披露宴開始⇒お開きまでの写真が有りまして。


簡単に言いますと、披露宴が2セット写真撮影されてるという事ですね。


衣裳は最初は白ドレス、その次は色ドレスで、それぞれ違ったのですけども。
どう見ても披露宴を二回やってる??としか思えない内容でして。


で、担当に確認しましたところ。やはり披露宴を二回行っておりますとの事。


あー、何かトラブルでもあったのかなあ・・・と思いながら、ちょい慎重に写真を見つつ、40Pをレイアウトしていった憶えがあります。



でも特に何かトラブルが起きたような様子も無く、一回目も二回目も、ちょいイベント内容は違えども、お2人もゲストもニコニコ顔で披露宴をされてまして。

とうとう最後の最後までなぜ二回披露宴をされてるのか全くわからないまま、お客様の校正確認へ。


で、お客様の確認の時に、殆ど変更箇所は無かったのですけども、一カ所だけ変更がありまして。

「二回目披露宴の船上から花火を見上げるシーンを、見開き全面で使ってほしい」

というリクエストが帰って来ました。


あ!と思って、一回目の披露宴の様子の写真を見てますと、その日は天候が雨。
二回目は天候が快晴です。


なんとなくその理由が解った私は、細々したレイアウトの中をちょい整理しまして他のページに写真を振り分け、A4見開きでアレンジした、二回目の花火の写真を大きく入れて、最終製本に回しました。




そのお2人は、ミシガンからの2人の為に上げられる花火をどうしても写真に残したくて、普通はしない二回目の披露宴をされたようです。

でも花火は天候には逆らえませんからね。一回目は諦めざるを得ない状況だったんでしょうけども。

二回目の撮影では、もうそれはそれは気合いの入りまくったカメラマンの名ショットがありましたので、それを大きくレイアウトしたのはもちろんですけども、そこまで言ってもらえるのは嬉しいので、綺麗な花開く花火バックに、シルエットでキスする新郎新婦の写真を印象的にデザインして、別写真として大きく引き延ばし、プレゼントさせて頂きました。


通常ではそんな難しい撮影、カメラマンはしないんですけどね。たぶん相当気合いが入ってたんでしょ。




琵琶湖畔の大津には、結構沢山の宿泊施設もありまして。

大きなホテルさんだと、琵琶湖ホテルですとか、大津プリンスだとか。
私が良く仕事させて頂いてます花街道さんもそうなんですけどもね。


そういうとこに宿泊される事があって、なおかつそれが土日でしたら、夜に打ち上げ花火が上がってないかどうか見てみてくださいね。

 もしかしたら、その日に、船上ウエディングのお2人の為の、大きな60発の花々が湖上に咲いてるかもしれません。


季節外れの花火かもしれませんけども、それを見れた人は、花嫁のブーケトスをもらった人みたいに、何かハッピーな事が起こるかもしれませんね。




花火を上げてほしくて二回披露宴をしたお2人も、それを見るためにわざわざ二回集まったゲストの人達も、そら幸せな笑顔になるってもんです。はい。



そんなちょっと船上ウエディングのいいお話でしたとさ。




でも、良い話ついでに言いますと、結構調べてますとですね、花火と結婚式や披露宴って、けっこうよくある組み合わせなんですけども。

驚くべきは、その画像というのは本当に数が少ないってことですかね。

そんだけ名カットにするのは撮影が難しいということなんでしょうね。


あのお2人の花火バックにキスシーンの写真は、もしかしたらカメラマンが気合いでもぎ取った、軌跡の一枚なのかもしれません。


もう何年か前のお話なのですが、きっと喜んでくれてたあのお2人なら、あの写真をずーっと大事にしてくれてると思います。

そんな良い写真が2人のそばにずっとあるって、いいですよね。




というわけで、アルバムの作成待ちが溜まってきましたので今日はこの辺で。

感慨に浸っていようが、ロマンチックになっていようが、仕事は溜まっていくのであった。

ま、でもまた綺麗な写真見れますのでね。楽しみながらレイアウトっと♪

ではではー♪

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2010年9月8日水曜日

エアコンなおたー


仕事場の天上に穴が。



みなさんどうもこんにちわ。


今日は朝から台風が近づいておったのもありまして、豪雨と強風の中で強引に出勤してきた私ですけども。

台風が来てくれて、ちょいと涼しくなるかなーとちょい期待してたのですが、昼前には雨も止んでしまい、風は吹いているのですけども、生暖かい熱帯の風が。



シロクマは美味しいのですけども、事務所のエアコンが動かない現状としましては、もすこし涼しい風が吹いてほしかったなあ・・・と思いつつ、

台風でテンションの上がった小学生を横目に出勤してまいりました。


私も台風てなんかワクワクするんですけどね。

でも小学生にまじってテンション上げてると、とても怪訝な目で見られるものですので。

心の中ではワクワクしてても、決して表には出せません。




数日前よりずーっとグチグチ言ってました、私の勤務先のエアコンさんなのですが。

思えば先週の土曜日からはや5日。


猛暑の中を我慢して作業してた甲斐もありまして、本日着々と、エアコン入れ替え工事が進行しております。


なんにしても思ってたとおり、備え付けのエアコンなので、ほいほいとは入れ替え出来ないようですけども。

室外機も含めてかなり大掛かりな作業をしてもろてます。

ほんまに工事の方々、感謝でございます。


なにやら元々付いてたエアコンと新しいエアコンの寸法も違うとのことで、天井の穴も拡張したり色々してはりましたので、上の写真はその記念?に一枚。

まあこんな時くらいしか天井に穴空いてるのなんて見れないでしょ。



でもって、天井のエアコン工事が始まったと思えば、私の一緒に働いております同僚のパソコンのモニタが急に付かなくなりまして。


電源もオンになってるし、音声も聞こえるけども。

でも絵は出てこない(汗)


他のPCに繋いでも症状は同じ。



  てなわけで、朝からモニタ探しアンド購入の旅に出ておりました。


これはモニタ買いにいった時に、暑くて暑くて大変なので、カフェにて休憩中の図。


事務所に帰っても暑いだけなので、ちょいとこちらで休んでから帰りましたとさ。





そのモニタを使っています同僚は、そんな頻繁には写真の行程作業をするわけでは無いので、

「そんな良いモニタでなくていいよー」

て言ってたんですけどもね。


実際見にいきますと、もう既にワイド以外のモニタて殆ど売ってないんですね(汗)

というか売ってるんですけど、ワイドのほうがなぜか価格が安い。

作ってる数が違うんでしょね。


結局22インチワイドの BENQてとこのモニタを、18000円くらいでゲットして帰りました。

ついこの前まではこの手のモニタって、4〜5万くらいしてなかったかな・・・

電化製品の進歩は相変わらず早い。早すぎる。



なんでしょね。こう次々と機械が壊れるというのも、集中するときは集中するものでして。



記事にはしてませんけども、つい何ヶ月前も、事務所内の炊事場が駄目だというので、水場のユニットごと交換してもろたばっかりなんですけどね。

なんでもこのビルが出来てから20年程らしいので、全体的に耐用年数が切れるものが多いらしい・・・というのは管理会社さんが話してたんですけどもね。


今はまだ工事中なので、もちろん事務所はエアコンは動いてません。
けど、台風のおかげもあって、昨日やおとといよりはまだマシかなあ〜といった感じ。




台風といいますとですね。

私には弟がおりまして。

まあ昔から私以上に荒れた芸風で有名でして。
そんな彼が一回台風の時に、とんでもない事をしでかしたのを思い出しておったりします。


子どもの時って、台風が来て、警報が出ますと大概学校は休みになるわ。家でゲームできるわ。勉強しなくてもいいわで本当なんてついてるんだろう私!みたいなハッピータイムなんですけどもね。

当然、そんな急な休みてのは、テンションもグイグイ上昇するわけです。

親からは口酸っぱく

「表に出たらイカン!」

て言われてるのに、カッパも着ずにめちゃくちゃ降ってる雨の感触を確かめに外に出て、泳いできたのかといわんばかりにびしゃびしゃになってみたり。

風の強さを味わいたいが為に、自分の傘で飛べるかどうか実験してみたり。

それをしてるのは私なんですけどね。
まあそれはそれはバカな事をするものでございます。



いつだったか、私が中学生の頃の夏に、相当凄まじい威力の台風が来てた事がありまして。

その時も弟はその台風の威力の強さに比例して、テンションがあがりまくり、学校が休校になってるのも手伝って家で悶々としておりました。


確か朝から台風が来てて、一日丸々お休みになってたと思うんですけども。

で、時間がたつにつれ、雨も相当キツくなり、風もどんどん強くなります。



京都って所はですね、これが意外と台風が来ませんでして。

というか、ワクワクしながら待ってて、やっと来たとしても、中国地方や四国地方の山脈やら何やらで、威力も随分落ちた状態でやってくるので、こういった強い威力の台風というのは結構珍しいのですね。


なのでそんな台風にただでさえ間違った憧れを持ってる弟としましては、まるで雪を間近にした犬のように、なーんもやる事ないのに家の中をあっちこっち行ったりきたりウロウロしながら、

「すげー、すげーよ! たいふうすげーーー!!」

と雄叫びを上げておりました。



そんでもって、その台風の威力が最高潮になった佳境での事。

私がボーッとしながら窓の外を見てますと、あまりの風の強さに近所のスーパーの軽い看板やら、どこかの小さなゴミ箱まで空に舞い上がってるのを見まして。

「うわーー、ゴミ箱まで飛んでるで、こわーーーー」

と一言つぶやいたのですけども。


それを耳にした弟が、

「えええええ!見たい見たい!!どこどこーーー!!」

と言いまして、私をはねのけて窓際にかけより、窓を思いっきり全開に。



その時でした。

「バキバキバキバキバキ」

と何やら木がボキボキ折れるような音が家の上から聞こえまして。



血相を変えた父が、今まで見た事ない早さで駆け寄ってくると、

「なにしとんねんこのあほおお!!!! 屋根抜けてまうやろがああ!!!」

と猛烈に怒り狂っておりました。



結果としては、家の全部の窓を閉め切っていたにもかかわらず、急に二階の窓を全開にしたものですので、急に外の強い風が入ってきて、もう少しで屋根が飛びそうになっておりました。

修理にいくらかかったのかは私も知りませんけども、終わるまでに1ヶ月近くかかっていたので、まあ相当痛んでいたのではないですかね。



まあ私の弟ってそんな感じの人間ですので、今では私含めてもう良い大人ですけども。

彼も今日みたいな日は、表情はクールを装いながらも、強い風と雨にちょいワクワクしてるに違いないと思うわけでございます





 そんなこんな記事を書いてる間に、見事にエアコンさん治りました!

あーーー。よかった。本当によかった。

28度設定で緩く試運転してましても、極楽の涼しさでございます。


文明の利器はすごい。もう私は君無しでは生きていけぬでござるよ。



みなさんもエアコンさんの調子が少しおかしいかなー?と思ったら、早めに修理なり交換なりしないと、もうエラいことになりますよ。

ダイエットしたいとかでしたら、まあ丁度いいかもしれませんけども。

でも一日経つと、相当バテバテになりますのでそれなりの覚悟が必要ではないかと。


この何日かで汗めちゃくちゃかいてるはずなんですけども、肝心の私は全然体重が減ったそぶりが無いんですよね。

なぜでしょ?


あー。わかってても言わないでください。シロクマ食べすぎって事は百も承知なので。

そら一日で何本も何本も食べてりゃ、痩せるはずはありませんわーねー。



今日は全然ブライダルとか制作には触れてませんけども、まあエアコンさん復活記念で。ということで。

涼しくなってきたので、マジメに業務に戻るとしますかね。

明日からまたお仕事の話でもするとしますか。

ではでは。

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2010年9月7日火曜日

竹取物語と源氏物語


どもー

みなさんこんにちわ。


仕事場のエアコンが故障してはや4日。


昨日、おとといは諦めて自宅メインで作業しとったのですけども。そうそう何日も仕事場に行かない訳にもいきませんでして。

今日は朝から扇風機の「強」で乗り切ろうとしているNAWOです。


まあ、扇風機から来る風も無いよりはあったほうがはるかにマシではあるんですけどね。


でも来る風はもちろんぬるま湯のような風が。


何か台風がこちらに向かっているようなんですけども、これで少しくらいは涼しくなったりするんだろうか・・・



というかエアコンは結局修理が出来ないとの事でして(汗)

明日の朝から、事務所ではエアコンの付け替えが行われるらしいのですが、こんな業務用の埋め込み式の巨大なエアコン、そうそう簡単に付け替えできるんやろか・・


下手すると明日もこの状態なのか?

と考えると、暑さを通り越して背筋が寒くなりますので、丁度良いのかなあと思ったり。


 最近毎日エアコンの事書いてるなあ・・・

どうも最近は愚痴っぽくなってしまってイカンイカン。





でもって、一番上の画像は、この前の記事でもチラっと触れてました、「源氏物語」の三つ折りリーフレット。

ちょいと写真で色々あったり、ギリに変更が入ったりいろいろあったんですけども、無事出稿も終わって、今は印刷上がりまちでございます。



で、これは結局何につかわれるん?という事なんですけどもね、

今中国でやっております、上海万博の中のパビリオンで、日本館というのがあるんですけども。そこでは色んなイベントを何日かずつ行っておりますようでして。


その中で、9/10から行われる、「源氏物語芸術祭」というのがあるのですけども。

そのイベントで配布されるリーフレットでございます。


詳しくはこちら
http://www.expo-japan.jp/jp/exhibition/event/


なんでもそのイベントの表題は

「源氏物語芸術祭 愛-こころ-美しい自然」

というのが表題になってるようでして。

「日本古典文学の源氏物語を学び、真意に迫ることで、人の心、愛、自然の美しさという物を見直す。」

という内容らしいです。


私はもちろん上海万博てのはテレビの中やネットのニュースくらいしか見たことありませんけども、日本館では毎月4〜6くらいのイベントをされてるようですね。

どれも日本文化を知ってもらうというコンセプトに基づいたものばかりのようですが、今回はたまたま私の所にこのお仕事が着ました訳です。

とは言っても、メインの展示は写真と、当時を復元した衣裳や道具らしいので、それの引き立て役という事になるとは思いますけども、クライアントさんの意向と、カメラマンの希望とを足して、3で割って出来ましたーって感じですね。


いや、3では割れないな(汗)



リーフレット表展開図
まあ実際はこの三つ折りのリーフレットの中に、説明の書いたペラ物の紙を何枚か挟み込んで配布すると思うのですが。

なので表裏ともにほぼイメージしか要素はございません。


しかしながらこちらのリーフレットの写真と、展示に使用する写真との撮影の為に、わざわざ京都の資料館を借りて、

衣裳も専門の方に依頼し用意させ、着付けや小道具、姿勢にいたる監修も、専門家の先生に見てもらったという力の入れよう。

撮影現場は私は直接見てはいませんけども、入稿されてきた写真の総数はかなり多かったように思います。



で、作成する際に、そのイメージをお聞きしてたのですけども。

「当時の風景をそのままに、大和絵の雰囲気で、源氏物語らしくアレンジ。色は紫」

という指示とイメージラフ・・・とまでは行かない適当な指示書みたいな物はもらっていたんですけどね。



源氏物語絵巻(東屋)徳川美術館蔵
大和絵ってこないなもんです。

色々写真をこねくり回してみたり、わざとシワを付けたりいろいろしてみたんですけども。

実際はなんともうまくいきません。


条件として、「月夜」「桜」の写真も同時に中に入れ込む条件ですので、これに相当手を焼きまして。

元が写真なので、いくら絵に加工したとこで、そないに都合よく大和絵にはなってくれないようです。当たり前ーなんですけどね。



で、そんな時に、私がブログで良くお世話になっておりますさなぎさんが、

「まあ大和絵の時代の世界なんて、実は誰も見た事ある人が居ないんだから、どうやっても違和感はありますわねー」

と言ってまして。


リーフレット裏展開図
まあそらそうだわなーと思って、

逆に写真はそのままで、わざとらしくてもそのまんま配置しといた方が解り易いんかなーと言う感じで出来たでございます。

なにぶんちょいとおどろおどろしいですがね(汗)

私としては、写真をもっと古ぼかしてみたりだとか、ノイズをわざと加えてみたりだとかが良いと思ってたのですけども。

実際はそれよりも今回みたいなリアル路線のほうが、カメラマンの人もクライアントさんも納得してはったみたいなので良かったかなあと。

とは言っても、真夜中の月明りの写真と、昼間のドピーカンの時の桜の写真なんて、どうやっても自然に馴染ませるのは難しいもんですんで。

できないことは無いですけど、あんまり自然にしすぎても、物語チックでは無いなあと思ったり。


まあ会場では大判に引き延ばした写真の展示がメインのようですので、結果としてリアル路線でもよかったのだと、出稿してから思い返したりしておりました。


で、私も少し疑問に感じた事が何個か有りまして。

モデルの2人が男女で源氏物語てのは解るんですけども。

なんでおぼろ月夜が関係あるのん?ということなんですけどね。


まあ桜は日本の花というイメージからすれば間違ってはいないかなあとは思いますが月夜というのがどうも最初は解りませんでして。


源氏物語の中に、竹取物語が出てくるのは知っておったんですけどね。

で、その理由を訪ねてみたのですが、なんでも源氏物語と竹取物語は、いろんな所で深い繋がりがあるんだそうで。

具体的にどこがどういう繋がりなの?とまでは時間が無くて聞いてませんけども、専門の方がおっしゃってるのでそうなんでしょうね。


なので、「源氏物語」の写真なのですけども、意図的に「竹取物語」のイメージを刷り込むために、おぼろ月夜を入れこむのだそうです。




パンフはまださりげなく左上にお月さんがあるだけなのでいいのですが、メイン展示用の高さ何メートルもあるタペストリーも作ったのですが、
これは作る時に

「月へ帰っていくイメージにしてくれ」

という事で言われてましたので。あきらかに竹取物語ですね。

なので上にいくほど写真のマスクが小さくなっていってる訳です。



どういう繋がりがあるのか、確かに物語的には似てる箇所も無いこたあ無いと思いますけども。

でもネットで調べても図書館で調べても、「コレ」っていう関連性は見つからず。

上海のイベントが終わったら、必ず詳しく聞いてやろうと思ってますです。


もしかしたらそのイベントに行けば、それが解るようになってるのかもしれませんね。

阪急に乗って数時間で上海に行けるのなら、喜んで仕事休んででも行くんですけどねー。

いかんせん海外。なかなかそうそう行けませんです。残念。



阪急といえば、 今思い出したのですけども。

こちらも私がブログでお世話になっております、Tappyさんが手がけられたハンバーガー屋さんで、今度9月15日の水曜にオープンする、 


「THE BURGER PIT」


 場所は神戸の灘区なんですけども、

こちらも阪急で行けるなーと思いましてね。
 阪急繋がりでございます。



前に友人から「食べ物レポートしろ!」という指令も受けてますのでね。


行ったら巨大なカナディアンバーガーを思いっきり食べようと思ったりしております。

今はまだオープンされてませんので、写真やらは掲載しませんけども。興味のある方は是非上のリンクからブログを覗いてみてくださいませ。



やはり人間、源氏物語みたいな色気も大事ですけど、食い気も大事ですんでね。

そんな締め方で今日の記事は終わるのでありましたー



なんか夕方前になって、ちょい風が冷たくなってきましたね。

台風カモォーーンなんだろか?

あああーー神様、これを良いタイミングに涼しくなりますよに。お願い申し上げそうろうたてまつります。


ではでは♪

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2010年9月6日月曜日

あのね、わたしね、

Photo studio ishii 

ども!みなさんこんにちわー。

エアコン?なんですかそれ?食べ物ですか?美味しいんですか?



昨日、京都府の田辺市というとこで、最高気温39.9度を記録した、猛暑・・・・いや、もうこなってしまうと殺暑というべきか。そんな京都よりお送りしておりますNAWOです。



そうですよ。エアコンさんはまだ壊れたままです。

もうですね。わすれました。そんな機械があったことなんて。







・・・・・んなわけないでしょ。


今日は朝から私は事務所には行かなかったのですけども、私の勤務先の代表が色々管理会社に連絡取ってくれて、修理の段取りしてたようなんですけどね。

で、殺暑の事務所に何人も行ったところで暑いだけですので、私は自宅でちょこちょこ仕事しておったのですが。



土曜日に様子を見にきてもらった担当者は私があまりの暑さにブチ切れて


「月曜一番に手配して午前中にでも修理してもらわないと仕事が出来なくて困るので、月曜の朝一番にソッコーで電話してこんかったら、マジでブチギレ5秒前になってしまうよーと、くれぐれも怒ってると伝えておいてください」


といいましたら、その暑さと怒りを感じ取ってくれたのか


「わかりました。できるだけキツめに、月曜の朝一番に電話させるように必ず申し上げておきます」


と言ってたのに。



今日は代表が朝一番に出社して、この殺暑の中で管理会社に電話したらしいのですが。


「そんな話しは初耳です」


と一蹴されたと聞きまして。



土曜日のめちゃくちゃ暑い中で作業してたのと、事務所に人が居れるよな状態じゃないので仕事できないてのがあんだけ言ったのに伝わってないとはどういうあqwせdfrtgyふじこ。

と朝一番に管理会社に電話して、ちょいヒートアップしてました私です。


ウチの代表は優しいけど、私はそないに心広い人間ちゃうねん。カンニンしてや。


でも代表が電話しても、一向にいつ修理業者を手配できるのかわからないという事を言ってた担当も、私のマジギレにちょいと焦ったのか、その10分後には夕方に業者を連れて修理に行くという電話があって、もうほんとによかったよかった。


今日の夕方の5時に、一応業者さんが見に来てくれるらしいんですけどね。

まあでも、壁に埋め込み式の、業務用のエアコンなので、そうそう簡単に治るのかどうか・・・・

ま、でもあとは黙って待つしかないですなあ・・・・トホホ
果たして治るのやらどうやら・・・

ま、もうあんま期待はしてませんけどねー。


自分の心の狭さを再度自覚してしまった月曜の午前中なのでした。



でもねでもね。

私の勤務先はですね、そらもう、人間だけじゃなくて、PCはぎょうさんあるし、ビデオのでっかい編集機はあるし、仕事しよおもたらそれ全部点けないと仕事できないんですよ。

でも、そいつらものすんごい熱だすんです。ほんまに。


土曜日は事務所に私一人でしたけど、私の使うPCの電源入れてるだけで、室温たぶん40度超えてると思いますですよ。

なのにあの編集機とかも全部電源入れたら・・・・・と思うとゾっとするわけです。はい。


ビルの5階なので、下の階の熱気も上がってきますし、窓開けてても風通らないし、蚊はイパーイ入ってくるしで、もうそら大騒ぎさーな感じなんですよ。


なので管理会社さんにも、大変なんやでーて解ってほしかっただけなんです。

マジでブチ切れたけどカンニンしてね♪ エヘ♪


あああ、でも神様。今日の夕方にちゃんと治りますよに・・・・

もうあの殺人的暑さの中で仕事はゴメンチャイや・・・・・




ま、エアコンでブツブツ文句言うのはこれくらいにしましてですね。



一番上の写真は、北海道は札幌にある、フォトスタジオ石井さんていうとこのサイトからの、七五三のお写真です。


こちらの写真館さんのサイトは、私も前々から知ってたのですけども、

「Slow photo life」

てテーマで、シンプルだけど、見やすくて、優しくて、でもちゃんと写真屋さんぽいサイトの作りをされてまして。

綺麗で私の好きなシンプルさなので、特に用事が無くてもたまに見にいったりしております。



なんかね。こう、

「あー、なんか子ども連れていったら、ニコニコしながら、ほんわかしたいい写真、撮ってくれるんかなー」

て思わせてくれるというか。

そんなとこが素敵やなーて思うんです。


写真館さんや、写真屋さんのサイトって、ものすんごい沢山ありますけども。

でもなかなかその写真やスタジオや、スタッフの「雰囲気」を打ち出せてるサイトというのは実は結構少なくてですね。


どうしても

「写真をイパーイ載せなきゃ」

とか

「やっぱ写真は黒バックが一番綺麗に見えるぜ」

とかで。


写真や撮影技術をメインにするのか、それとも個性や雰囲気をメインにするのか。
もしくはデザイン性を重視するのか。

そのあたりで葛藤してる様子が、もう私は見てるだけでお腹イッパイになるほど感じてしまうサイトさんがたくさんあるんですね。

それを感じてしまうのは、自社サイトをコツコツ作るときにも結構苦労したからなのかもしれませんけども。

本当に大変なんですよ。写真を扱うサイトってね。

商品が写ってる写真。じゃなくて、写真そのものが商品ってだけで、あれほど色々苦労するもんなのかと、つくづく思いましたから。

ですんでこういう綺麗にまとめてらっしゃるサイトさんを見ると、結構感動するんでございます。



フォトスタジオ石井さんは、もちろん子ども写真だけでなく、色々な撮影されてるようなんですけども、どの写真も優しさがにじみ出てるような、ちょっとふわっとした、本当に自然な写真が多くてですね。

それで今回取り上げさせていただきましたです。

一番上の写真にもリンク張ってますけども、どんなとこか興味のあるからはコチラからもどぞ。




時期的にはもう既に、七五三の撮影があちこちでバンバン始まってたりしてるんですけども。子ども写真館とかでは、8月くらいから既に告知してはりますね。

前撮り特典付き!みたいな感じで。


前からも何度も記事ってはいるんですけども、子ども写真館さんも大手のものも含めると、一昔前からすればスゴイ数も増えまして。

こんだけ増えたら競争もすごく厳しいんだろうなあーて思うんですけども。

なので広告も競争みたいになってますね。当然ながら。


でも本当は七五三は11月15日ですのでね。まだまだ本番は先の先のまた先って感じですけども。


でも衣裳を貸し出しして綺麗に撮ってくれる事が子ども写真館さんの得意技なので。なので撮影だけ参拝の前にしはったらどうですかー?という事になるんでございます。


とは言え、8月に七五三は、まだ暑いわ何やらで早いんちがうん?と思うんですが、これが以外と夏休みとかに撮影に来られる方も多くてですね。

夏休みと七五三を掛けることを思いついた人もまあ見る目があるのかなあとは思いますけども。


私のブログのお友達のはねなしさんも、ついこの前に娘さんの七五三の写真を撮影に行ってらっしゃったようですのでね。

夏休みは子どももさることながら、大人も休みが取り易い時期でもあります。

メインで写るのはもちろん子どもですけども。


でもおじいちゃんおばあちゃんのとこへ里帰りしたついでに、皆で一緒に撮影しよかーとか。そんな事も、夏休みは出来るんですよねえ。

そういうのも手伝って、何かしら今の時期の方が撮りやすいのかもしれません。



個人で経営されてます写真館さんは、こういう子ども写真館さんの台頭で、確かに軒並み七五三の撮影件数は減少してはいるようなんですけども、

でも先ほどのフォトスタジオ石井さんのように、大きな子ども写真館ではちょっと出来ないような写真の個性であるとか、カメラマンの顔が見えることによる安心感だとか。

あるいはカメラマンのそれぞれが持つ個性や表現力を武器にして、ファンを増やしているところもあるようですけどもね。



ですけども以前にあったプロカラーさんの展示会でも聞きましたが、価格競争は相当激しいようで。


「安くて撮影されるのはアタリマエ。安くてどれだけの撮影が出来るのか」


という課題に、皆さん一生懸命取り組んでらっしゃったりします。



そこで公演されてた写真館さんは、もう見てるだけで「スゴーイ」と思わせるような技術を駆使して撮影されてるような、結構子ども写真で有名な方だったんですけども、ぶっちゃけの販売価格があまりにも安いのにビックリした覚えがあります。


今は昔と違い、殆どの写真館さんではデジカメ使用がアタリマエなので、原材料費って言うコストが殆どかからないんですよね。

フィルムもいらないし。


なのでどこでお金を頂くかってなると、やはりその人の技術や、お客様に喜んで満足してもらえるっていうところしか残らないわけです。


でも、カメラマンという人達は、やっぱり職人さんぽいとこもありますのでね。
一般企業の営業さんみたいに、売り込むことに対して想像を絶するほど、奥手だったりします。


私の知ってるカメラマンや、そういう技術者の人でも、

「なんでこんなにものすごい技術持ってるのに、この人は評価されないんだろう?」

という人が、もういっぱいおります。

というか、一緒に仕事してる人ってのは、そんな人ばっかりですけどね(汗)


こう無言で黙々と良い仕事こなす方ばっかりでして。

私もシロクマばっか食べてる場合じゃないなあと。たまに思ったりするわけです。

たまーーーにですけどね。

たまーーーに。



子ども写真館さんも私は全然好きなんですけども、そういう個性的で、良い仕事する写真館さんも、実は全国にぎょうさんありますのでね。

ただ宣伝がものすんごい下手なとこもあるんですよーということが言いたかったりしたんです。


いい歳したオッチャンとお母さんが経営してる写真屋さんとかも、結構いい味出してますよ。

みなさんも機会があれば、そういう写真館さんをちょいと覗いてみてくださいね♪



今日は北海道の写真屋さんから、七五三絡みでちょいと考え事を記事ってみました。




実は私の仕事場のサイトも、今はブライダルだけなんですけども、本当はこういったその他の写真絡みももっと仕事したいなあという事で、今色々思案中だったりします。

まあまだ作り始めたわけでもありませんので、構想だけの話しなんですけどね。


でもブライダルと違って、こう優しい感じとか、そんなのも出せたらいいなあ・・・なんて思いまして。

で、先ほどのフォトスタジオ石井さんのサイト見てたってわけなんですけどね。


写真でブライダルとは違うものも、本当に素敵な写真がイッパイありますからね。

そんなお仕事も、もっとできたらいいなあ・・・なんて思ってる時もあったりします。


皆さんも、人生の色んな節々に、素敵な写真がたくさんあるといいですねえ。

そんな事のお手伝いを出来るのは、本当に素敵なことです。



とりあえず、今日の夕方にエアコンが無事治りますように・・・・

これは私の力ではどうしようもありませんからねー。残念ですが。




昨日に引き続き、自宅作業場よりマッタリお送りしました。

最高気温更新なんかに負けないモン!


みなさんも週初めですが、頑張ってくださいねー

ではでは♪

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2010年9月5日日曜日

たまにはTipsも 3


ども。みなさんこんにちわ。

またまた恒例の暑い暑い日曜日を迎えておりますところのNAWOです。


相変わらず事務所のエアコンは治っておりません。当然ですが。
管理会社さんは土日お休みですのでね。月曜まで待たなくちゃ仕方ないのです。

なんで今日は朝から自宅で電気代にハラハラしながら仕事をしております。



おとといからフォトショップの機能の色々を記事ってきたのですけども、ある読者の方から、「専門的でわからん。皆目わからん」というお言葉を頂きまして。

なのでちょっとフォトショップというソフトはどういう造りになってるん?という所も今日は少しだけお話しましょかと。


といってもフォトショップの歴史なんて話したところで面白くも何ともないので、その基本的な考え方みたいなのを説明しましょか。



このソフトのベースになっていますのは、画像を編集、加工するという考えに基づいて作ってあるのは当然なのですが、

「写真の編集ソフト」

と考えずに、

「お絵描きやら色んな事ができるグラフィックソフト」

と考えたほうがいいいかもしれません。


線や面を書いて、それに色を付けたり、組み合わせたりすることで、色んなイメージを作る。そういうソフトです。

実際イラスト描きの方でも標準で使っておられる人も居るのですけども。

でもって、それを使う上での一番特徴は、「レイヤー」と言う概念にありまして。


そのレイヤーて何ぞや?


という事なのですが、簡単に言いますと、このレイヤーが一枚の画用紙だと思っていただければ。


ただその画用紙は白じゃなく、透明なので、絵を書いたとこだけ色が付いて、下地は透明です。


なのでその絵を何枚も重ね合わせることが出来る・・というのが最大の特徴でもあります。


それは自分で書いた絵に限らずに、写真だとか、文字だとか、色んなものをその透明の用紙の上に置いて、どんどん重ね合わせていけるので、その方法で思ったイメージを作って行く。そういう考えかたですね。

で、その重ね合わせたレイヤーを、昨日からお話しています「描画方法」というもので、どういう風に重ね合わせるか。を変更できるわけです。


たとえば単純に上の絵を重ねるのだったら「乗算」

下の絵と比較して、上の絵の中で明るいところだけを重ねるのなら「比較:明」

上に重ねる絵自体をライトで光らして、それを下の絵の上にのせるのが「オーバーレイ」

だとか、ほんとはもう少しややこしいんですけど。
簡単に解説しますとそんな感じなのです。


イメージとしてはそうですねえ・・これも写真カラミになっちゃうんですけども。

ライトテーブルって言いまして、テーブルの天板の中に蛍光灯が仕込んであって、天板の上が光るテーブル。

これの上で、ポジ(スライドとかに使う、フィルム自体に色が付いてるもの)を何枚も重ねたりして遊んでいく。みたいなのを頭に思い浮かべながら使ってみると、把握し易いかもしれませんね。




でもって、そんな風な事をちょいと踏まえた上で、昨日ほんとは掲載するはずだった続きをば何例かまたつくりましょか。




まず材料。なにやらお目目の綺麗な新婦さんの写真と、なんとなくアンニュイな花の模様のパーツを発見したので、これを組み合わせましょ。





で、とりあえず新婦さんの写真の上に、その模様の画像を置いてみた。

うーん、模様の画像の、模様以外のとこが黒なので、当然隠れちゃう。


どうにか白い模様のみ残して、黒は見えなくしたいんだけども。

そういう時は、模様のレイヤーの描画方法を「比較:明」にしてみましょ。



背景の新婦さんの画像には、黒い箇所はありませんから、模様の黒はそれより暗いので、白いラインの模様だけ残って、黒の部分は見えなくなっちゃいます。

透明度をちょいと調整して、それっぽく配置して・・・



文字やら色々入れて、大胆にトリミング。

これで一応完成。

背景との色の関係にもよるんですけども、何かこういった模様ですとか、ラインアートなんかを組み合わせる際は、いちいち画像切り抜くなんてものすんごく手間がかかったりしますのでね。


こういう風にすると、けっこうすんなりいくもんです。

背景がボケた箇所に、こういうちょい繊細な模様ですとかを少し透明度を下げて、半透明くらいで入れてやると、奥行きだとか、透明感も演出できるので、ブライダルではよく使われるものだと思います。

あと化粧品だとか。女性向けのアパレル系だとか。



じゃ、もひとつだけいきましょか。

次の素材は、綺麗なんだけどモノクロの新婦さんの後ろ姿と、お花畑。

モノクロで綺麗だけども、それだけじゃ何となく色合いが寂しいので、何か綺麗に色を考えて作ってーと言われた事に脳内設定する。





でもって、メインの後姿の写真が黒っぽいので、今回は思い切って背景を黒にしてみようかと。

黒の背景にとりあえず写真を配置して・・・







 それから先に今回は文字とかを全部いれちゃう。

これも完全な白じゃなくて、ちょいグレーくらいの色で統一。

モノクロの写真も、綺麗な写真であれば実は以外と完全な白の場所というのは少なくて。

写真以外の場所を白にすると、ちょい写真が負け気味になってしまいます。
なのでグレーに。


この状態ではどうも黒とグレーだけで、到底ブライダルっぽくない。
最初に言ってた「華やかさ」とは程遠い感じ。


そこで最後にお花の写真を一番上に。


でもってお花のレイヤーの描画方法を

「オーバーレイ」

に設定。


するとグレーの場所にだけ、そのお花の黄色が写り込んで、一気にゴシック賑やかになりましたとさ。



さっきまでものすご陰気チックだったんですけど、これでガラッと雰囲気変わっただろう。という感じ。


オーバーレイていうのは、ちょい説明しにくいんですけども、重ねた画像の色に対して、明るい箇所にはその絵が重なり明るくなり、暗い箇所にはより暗くなるっていう描画です。

イメージとしては、半透明のフィルムに印刷された写真を、画像の上に持っていって、ライトで照射してみた感じ?かな?

なんとも口では説明しにくいのですが。

実際は重ねる画像によって、上の見本のよに劇的に変化しますので、インパクトとか、ガラっとイメージを変えたい場合に使ったりします。




ここで紹介してる描画方法はまあごく一部ですので、まだまだ使い方のあるのはいくらでもあるのですけども。でもきりも果てしもないのでこんなもので。


ちなみにペンタブですとか、グラフィック系のソフトとかにバンドルされてます「フォトショップエレメンツ」というソフトもあるんですけども、これはフォトショップの機能限定版です。

CMYKでの編集ができないとか、機能制限は多々あるものの、基本的な写真イジリや、お絵かきはこちらでも充分過ぎるくらい機能が付いてます。

むしろWEBでの画像作るとかでしたら、ややこしい機能が無い分、触りやすいかもしれませんね。



ちなみに現在販売されてるフォトショップのCS5は安いとこで80000円。

私は仕事で使うのでまあ仕方ないとは思うんですけども、それでも年々販売し続ける新しいバージョンを次々買うのは到底ムリーな感じです・・・

ですので、これからフォトショップ触るよーとかの人であれば、エレメンツ触ってみて、物足りなくなってから買うほうがいいかもしれませんね。



まだ触ったことないよーて人だと、前々回からの記事でも「???」だと思うんですが、

「あー、こんなんできるんやーー」

という感じで、生暖かく見守っていただければと(汗)



そんなこんなで、3日つづけてきたTips記事もこれにて終了。

また誰かからリクエストやらがたまったら、違う形でまたやろうかなーとか思ってますです。


今日は9月最初の日曜日。皆さんはよい休日をお過ごしくださいね♪

自宅仕事場より、引きこもり製作者がお送りしました。

ではではー

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