2010年5月22日土曜日

写真の修整合成のお話

まあこのあとどうなるかは絵で予想つきますが。
どうも皆さんこんにちわ。
最近は通勤電車の中で、DQMJ2の対戦にはまっているNAWOです。

昨日は勤め先に出勤するときに、大きな交差点の横断歩道を渡ろうと思ったら、右折してきた車が横断歩道の私の横で停車したにもかかわらず、その後ろから同じように右折してきた車に追突されて、その反動で私がはねられるという事案が発生しまして。

まあはねられるというとちょい大げさですね。正確には当たってヨロヨロってこけた感じなんですが。

まあこっちは何にも怪我もないんですが、カバンの中に入ってる愛用のDSと、超重要なハードディスクだけが大丈夫かどうか気になって仕方ありませんでしたが、無事でした。

あー。DS無事で本当によかった。(´∀`)


今日明日の土日はお日柄も悪くなくて、各地で婚礼多いみたいですね。
まあ私は現場に出る人間ではないので、「いってらっしゃーい」と手を振って送り出すだけですが。気楽なもんですはい。

写真というのはまあ撮影されたそのものというのは嘘は着けませんでして、何でもあるがままに写します。まあ、あたりまえですが。

ですが写真がリアルすぎるとか、鮮明すぎても困るものや、人は沢山いましてですね。(´Д`)

代表格でいうと、芸能人の方とかでしょうかね。

たとえばいつもは綺麗なのに、撮影当日に限って体調不良で顔色悪いとか、寝不足で目の下にクマができとるとかですね。人間も生きてますから、そのときそのときによって綺麗な時もあれば、そうでないときもあります。

ただ、芸能人の方というのは、ある意味自分自身を商品にしてお金をもらってる方ですので、そのイメージというか、ビジュアル的なものはある程度路線や方向性は決まっていまして、それを外す事は本人も、その事務所さんも大いに嫌がります。

そこでやはり依頼されるのは「写真の修整」なんですが。

写真の修正や合成というのは、最近のPCの性能やソフトの性能があってできると思う方も多いですが、実際はすごーーい昔から行われてたりします。

当然昔は今みたいなフォトショップとかありませんので、手作業で写真を切ったり貼ったり、エアブラシで描いたり、砂消しゴムで擦ったり色々してそれをするんですね。

当然今のように、それに特化した職人さんとかもいらっしゃったんですが、PCの台等とともにその職業は姿を消していきました。

少し横道に逸れましたが、まあ、今ではそんな修正や合成は比較的簡単にできちゃうわけなんですね。でもそうなると、人間欲深い生き物ですので、どんどん要求もエスカレートするもんです。

以前に一度、とある女性の歌手の方の歌の告知ポスターを作成するという仕事を頂きまして、写真は既に撮影済みの大型カメラのフィルムからスキャニングして、それを修正してポスターを作るというものなんですが。

で、私が作る前に、同じ写真で作成された別のポスターを見せて頂いたんですけど。

「あれ?これ違う人じゃないんですかね?まちがってます?」

と思わず聞いてしまうくらい違う人になってました。(;・∀・)

まあ、そりゃプロですから、人目見てわかるような修正は絶対にしませんけども。

にしても違う人過ぎる。年齢も、体格も・・・(;・∀・)

で、とりあえずその以前に作ったポスターの見た目に合わせて原版の写真を修整合成していきましたが。まあ具体的に言うと。

○体重-20kg以上減。
○顔、首、手、ありとあらゆるシワ・シミ等抹消。
○肌は美白。水弾きそうな感じ。
○顔は輪郭を一回り小さく。目は通常比1.5倍。口は通常日0.8倍。
○着物の色変更。
○髪型のセット
○黒目面積拡大、アイキャッチ(黒目の光の映りこみ)増量2倍。
○頭のかんざし変更
○要は年齢15歳若く

という感じです。

なんだか書いてて模型の設計図みたいですが。(;´∀`)

何回かそういった仕事を請けてるんですが、まあ女性と男性でも違ういまして、女性のだいたい30~50才くらいの芸能人の方々の写真は大体こんなオーダーでですね。

撮影もちゃーんとスタジオで、専属のカメラマンと専属のスタイリストや美容師さんが居て、キッチリしてはるんですが、その上でこれだけの修正・・・・いやもうすでに合成が入ります。

前の記事で、街中で見るポスターや広告で、そのままの写真なんて無いですよーっていう気持ちになる理由はこの辺にあったりします。

まあおかげさまでそこいらの合成は見抜く力がつきましたけどね。そんな事わかっても何の役にも立ちませんけどね。(´・ω・`)

ちなみにブライダルアルバムを作るときも、ここまでの合成や修正はしませんが、美肌修正ですとか、新婦さんを可愛く、綺麗に見せる修正は結構やります。

ですが記録としての写真の意味も大きいので、極力元の写真を生かす方向にしかしませんけどね。

ですが例えばテーブルスナップや、友人との集合スナップ写真なんかは、目がつぶってたりカメラ見てなかったりしてる人が居ますので、結構沢山の人の「目玉」を移動させてたりします。(;´∀`)

まあ多いにしろ少ないにしろ、写真というのは写しすぎる事も多々あるので、それを抑えたり、強調してやる事も、私の仕事ってことですね。

まあフィルム撮影だと、いくらデジタルで修正してもネガを見れば元がどうなのか解るんですが、今は皆デジカメなんで、その元々の写真がどうなのか?というのが解りにくい世の中になってますね。

それも良いのか悪いのか。判断が難しいとこです。(´・ω・`)

ま、今日はそういう写真の修正のお話でした。
というか今リアルにアルバムで修正やってるんですけどね。(´∀`)

ささ、また作業にもどらなきゃ。

ではでは。

2010年5月21日金曜日

じいちゃんばあちゃんとネコ


私が個人的によく見に行く、外国のブライダルフォトグラファーの方のサイトです。

上のリンクから行くと、地元の伝統と自分の好きな色が青なので、ゲストには青色の服装をお願いし、ケーキにも青、新郎のブートニア(胸につける小さい花束)も青。
そして新婦のブーケは、青いバラと。

新婦さんが式で履くヒールもすごく綺麗な青い靴で、それだけでも見ものかと。

すごく透明感があって、ストーリー性もある写真達なので、興味がある方は見てあげてくださいね。


サイトは全部英語ですが、文字なんて読まなくてもわかりますよー。気になる方はWEB翻訳ででもどうぞ。

この人のサイトの上のメニューの、「archive」というところから過去の記録も見れるんですが、まあ私はカメラマンではなくて、あくまで制作者なので、その目線でしかわかりませんが、人の表情や動きとかをすごく綺麗に撮ってはります。


まあ外人さんばかりなんで、もともとそういうジェスチャーは派手目なのかもしれませんけどね。


でもこれだけ表情豊かに撮るのは単純にすごいなあって思います。
撮られてる人が本当に楽しそうですからね。

上の写真もその中の一枚。興味深深な子供の目って、ネコがおもちゃに飛びつく前の目に似てるとか思う私は変ですかね。(´∀`)




どうも皆さんこんにちわ。


昨日は仕事から帰宅する際に、電車の中で総体帰り?の中学生にもみくちゃにされて、あやうく電車内で遭難しかけたNAWOです。


だって最近の中学生、皆デカイんですもの。何食ったらあんな大きくなるのか私にはわかりません。


まあいいよね。成長成長。あーウラヤマシス。(´・ω・`)


今日も色々仕事をサボりこなしながらこうやってブログを更新してるわけですが、また色んなアルバム作っております。


最近校了しかけてる仕事で、某社会奉仕団体様の会議のアルバムとか、京都ではけっこう有名な葵祭りのアルバムとかがありまして、最近はブライダル以外のアルバムの仕事も色々やっております。


で、私がふと最近思い出すのは、アルバムと写真集て何が違うん?て事なんですが。


というのもずっと前にですね。まだ私が婚礼写真の業界に入ってきて間もない頃、まあその前から写真集やら広告やら作っていたものですから、そのときの上司が新しいデザインのアルバムを作ってくれと言ってきまして、何種類か作ったんですが。


そのとき何個か作ったうちの一個は、ものすごくアグレッシブなデザインで作りまして。


婚礼写真というのは非常に色々タブーがありましてですね。まあ縁起物なので、しちゃあいけない事ってのが沢山ありまして、でもそれをワザとデザインに使って仕上げたものを見て一言。


「うーん、これはアルバムじゃなくて、写真集やなあー」( ´_ゝ`)


と言われた事がありまして。
なんなん?アルバムじゃなく写真集ではあかんのかい?とかものすごく考えた事がありまして。
それから色々調べたんですが、その違いに「コレ」って答えは無いんですよね。


ですが私自身では、記録としての意味があるのが「アルバム」、見せる事に徹したのが「写真集」なんかなーとか勝手に解釈しております。


本の作り的な意味での違いと、写真の扱い的な意味での違いもあると思いますけどね。
市販されているグラビアアイドルさんの写真集とかっていうのは、あくまでその写真の「作品集」的なものであって、記録としての意味は薄いんではないかと。


婚礼のアルバムというのはもちろん綺麗でなければ駄目なんですが、その当日の式とか披露宴で、新郎新婦の周りで起こった事や、参加されたゲスト達の笑顔や、新婦の両親の嬉しいような悲しいような表情とかを「記録」としても残し、そのずっと先にたまたま見てその当時を鮮明に思い出せるようなものかなと。


まあアイドルの写真集も、時間が相当過ぎればその当時見ていた自分自身の記憶はよみがえるかもしれませんけどね。


ですんで、某社会奉仕団体のアルバムとか、葵祭りのアルバムとかって言うと、「写真集ではないの?」って思う人も居るかもしれませんが、まあ私の中ではれっきとしたアルバムな訳です。


他にも、たとえば大きな会社の「創立○○周年記念パーティー」ですとかのアルバムも作ったりしとります。これもまあ写真は婚礼みたいな綺麗とか繊細ってのは無いんですが、そのときに参加していた社員の方々の記録として残したいってとこも多いんですよ。


まあでも私も色んな写真見てますから、そういうパーティーの写真とかを見てるとですね、写ってる人の表情やなんかで、「ああ、この部長さんは社長の事、相当嫌いなんだろうな」とか、「ああ、この若いオニイチャンの社員さんは、一緒に写ってるOLさんの事好きなんだな」とか色々わかってしまいます。たぶん結構当たってると思いますよ。確認は出来ませんけどね。(´∀`)


そんな色んな人間関係が見えたり見えなかったりするのも、アルバムってやつのいいとこなんかもしれません。


婚礼のアルバムはそうですねー、いつも、どのアルバム作るときも、
「数十年後とかでじいちゃんばあちゃんになった2人が押入れの奥から偶々出てきた結婚当時のアルバムを見て、回想しながら笑い会って、縁側で茶を啜りながら、おばあちゃんの横で撫でられて、これまた幸せそう居眠りするネコ」まで想像して意識して作っております。( ・∀・)


なんで、いつも基本的にはアルバムデザインするときは、数十年後に見てもらっても自然に見れるもの。ってのを意識しとりますね。これがまた超難しいんですが。


でも、そのお2人のこだわりとか、気に入った色ですとか、そういうのを盛り込んで、なおかつ私の思う「何十年後に・・・」も盛り込めたデザインが出来たときは私も超嬉しいですし、お客様に喜んでもらえてもっと嬉しい!て感じです。


まあ写真集にしても、アルバムにしても、ずっと残していただけるような物、作れたら制作者冥利につきますです。はい。(・∀ ・)


まあ綺麗に〆たとこで、また次回という事で・・・
そろそろ仕事しなくちゃ。


ではでは。

2010年5月20日木曜日

鳩使い






(´∀`)

・・・まあ生き物は基本食欲には勝てないと。

最後のコマの鳥の目つきにヤラレて載せてしまいました。

ライスシャワー恐るべし。



どうもこんにちわ。
あいかわらずジメジメし始めた湿気とブンブンまわるマックさんのファンから発せられる熱にやられながら、今日も仕事をこなすNAWOです。

私はフラワーシャワーなら毎度のように見るんですけどね。ライスシャワーてあまり見ませんね。なぜでしょう。

やっぱお米にも八百万の神様が宿っているので、日本人としては銀シャリを空中に散布するなどもってのほかなんでしょうか。

最近ニュースで、スズメの個体数が数年前から激減してるという話しを聞いて、スズメたちを救うためにもライスシャワーをもっとやったほうがいいのではないのか?とかわけのわからないことをとりとめも無く考えるのが好きな私です。

前にガーデンでの結婚式の際、その式当日が新婦の誕生日と一緒だということで、友人の方たちがサプライズでクス球を作ろうという話しになって、その友人のうちの一人がただ玉が割れて垂れ幕が落ちてくるだけでは面白くないという事で、生きてる鳩を捕まえてきて、三羽ほど中に入れたそうですが、クス球が作ってから割れるまでかなり時間があったらしく、割った瞬間に飛び立つ所か、そのまま「ボトボトッ」と新婦の頭上に落ちてきたそうです。Σ(゚Д゚;)

皆さん、いくらお祝いだからといって、生き物をネタに使うのはやめましょうね。とってもカワイソウなので。

最近はあまり見ませんが、前はとあるチャペル様の写真で、式が終わって退場で、2人がフラワーシャワーをくぐって降りてきてから、鳩を飛ばす演出をしているとこがありました。

結構鳩のチャーターはお高いらしく、毎回毎回あったわけではないんですが、数回に一回はそれがありまして。

当然その演出は新郎新婦が考えてお金出してやっているので、二人にとっては思い出になるイベント。当然カメラマンにも「是非鳩が飛び立つ様を撮影しておいて欲しい」という依頼になるわけですが。

まあこれが本当に申し訳ないんですが、
笑ってしまうくらい、うまく撮影できてませんでして。'`,、('∀`) '`,、

まあ簡単に言うと、ドーム型の少し豪華なケージに、白鳩ちゃんたちが10羽くらい?入れられていまして、合図とともに2人の頭上に飛び立つという仕掛けなんですが。

ケージを開けた瞬間に一斉に飛び立つならいいんですが、なんといいますか、中にはボーッとしてる白鳩ちゃんも居まして、そういうヤツがいますとケージが開いてるのにもかかわらず、ボーッとたたずむ白鳩が写っている、なんとも様にならん写真になりまして。

まあ、白鳩ちゃんも生き物ですから、飛びたくない日もあるんでしょうけどね。(´・ω・`)

その後に必死で飛ばせようと形相変えて、鳩屋さんのオッチャンが手で追い払ってる写真とかも写ってしまうものですので、初めて見たときは申し訳ないんですが笑ってしまいました。

カメラマンは予想せぬ出来事で、それどころじゃないのは重重よくわかってるんですけどね。

でもちゃんと空中に舞い上がっている鳩達も写真に収めてあるのが、さすがプロ。といったとこですが。

今はどうなんでしょうね。まだやってるんですかね。残念ながら最近はそういった光景は目にしませんが。

鳩は平和の象徴だといいまして、幸福と掛けられる事も多いですから、白鳩だと新郎新婦の少し驚いた表情と一緒に飛んでいく所とかが写ってると、もうそれはとてもイメージにピッタリないい写真なんですけどね。

生き物ですからそうそう人間の都合の良いようにはしてくれません。残念。

京都は昔からの建物が多いのと、観光地で餌をあげる人が多いせいか、やたらめったら鳩が多いんですが、普通のグレーの土鳩と一緒に、たまに純白の鳩がまじってたりすると、「あ、あいつあの時の飛ばなかったヤツかな?」とか思ってしまいます。

あの鳩達は飛んで自分の鳩舎まで帰るって聞いたんですが、中にはそのままランナウェイしてしまうものもいるようですので、あの野生化した白いやつはたぶん殆どそういうヤツらだと思います。

私もたまに日曜出勤するときやなんかは、東本願寺の前を通るもので、門の前の鳩豆屋さんで三百円の豆買って、朝も早くから鳩使いみたいになって遊んでいたりします。
けっこう楽しいですよ。ちっちゃな子供とかにはスーパーマン扱いされる事もありますから。(´∀`)

少しだけポケモンが好きな人の気持ちもわかったりします。
あれ?関係ないですかそうですか。( ・∀・)

ちなみに京都は今、中国人の方の観光がすごーーく多いんですが、たまに真剣に追いかけてる人が居ますね。目が本気で食べる時の目になってるので、そういう追いかけ方はやめましょうね。
まああっちでは高級食材らしいですが、京都の鳩は食べないほうがいいですよー。多分美味しくないと思います。てか食べたら駄目です。(´Д`)

今度の日曜も、天気が良くて朝早く起きて出勤できたら、またアイツ達に鳩豆やろうかなっと。

ちなみに最近は東本願寺のお堀で、カワセミを見かけることもあります。

あんな街中で見れると思わなかった・・・

では、また暑い中お仕事頑張ってきますです。

皆様ごきげんよう。

2010年5月19日水曜日

リアルバイオハザード


・・・・ノーコメントで。(´・ω・)

よくわからんコスプレだな・・・

皆さんこんにちわ。今日も上半身は事務所で入り始めた冷房で寒いのに、下半身は机の下にあるPCたちの熱で汗が出続けるNAWOです。

下半身だけ痩せないかな・・・

数日前に、私の一緒に働いている同僚がどうも私の飲んでいたコレをネタにBLOGを更新しておりましたようですが、決してキッ○ーマンの醤油ではありません。

言われて初めて気がつきましたが、そういえばなるほど。とうなずいてしまいました。
コーラて遠目で見たら黒いもんね。

醤油なんか一気に飲んだら塩分取りすぎで逝ってしまうわ・・・(;^ω^)

日頃は滅多なことでコーラなんかの炭酸は飲まない私なのですが、あの日は前日朝方まで色々ウダウダやってましたもんで、もう強烈に眠たくてですね。モニタを見つめると約5分以内にもれなく睡魔がやってくるという怪現象に襲われておりまして。

こういうときは炭酸をグビグビ飲めばいいんじゃないか?と思いつきで飲んでいただけでございます。

結果口の中が甘くなっただけで、睡魔除けにはなりませんでしたが何か?(・∀・)

まあ、今は徹夜とかそういう類は滅多に無いんですが、昔の印刷屋で働いていた時は、忙しい時は一週間に一日しか自宅に戻れないなんて日もありました。

私が働いていたのはDTPとデザインの部署なんですが、忙しいのが続くとですね、朝起きてそのままマックさんに向かい作業して、明け方に眠さがピークを迎えると床に寝転がってダンボールにくるまって寝て、朝の始業のチャイムとともに起きてそのまままたマックさんに向かって・・・のサイクルで仕事していたこともありました。

今から考えたら軽く地獄ですね。
いや、軽くなく、間違いなく地獄です。ありがとうございました。

もちろん風呂は入れませんし、服も着替えませんので、夏場とかは大概ヤヴァイ香りが部屋中にしてるはずなんですが、老いも若きも男も女も、皆一緒の環境なので誰も気にしてる人なんぞいませんでした。

ある日、そんな修羅場の作業室に、東京の営業さんが仕事の打ち合わせで来たことがありまして。
そんなに速く来なくて良いのに、始業ベルの鳴る前に京都に来られて、DTPの部屋に来たんですが、明かりは点いていて、マックさんも点いてるのに誰も姿が見えないなあ・・・と思っていたら、始業のベルとともに
「ウゥーーーーーーゥ・・・・」
「オ、ォォォォォオオオオオォォォォォ・・・」
という呻き声とともにマックに向かう私達を見て、一言。

Σ( ゚Д゚) 「リアルバイオハザードだ・・・」

と言っていました。

まあ死臭はするわ、床にボロボロになって転がってるわで、確かにそうでしょうけどね。
東京の本社では、そんな光景はないそうです。ああ、転勤したかったなあ・・・

まあ、そんなとこで自分の内臓ズタボロになって、医者から一時期死刑宣告まで受けた身ですが、以外と私は体、丈夫なんですよね。

仕事でなら3.4日は徹夜でも平気なのに、遊びだと一晩寝ないとボロボロになっちゃいます。
なんででしょうねえ?不思議で仕方ないです。はい。

ま、仕事が唯一趣味みたいなもんですんで、いいんです。(・∀・)  何せヒッキーですから (・∀・)フヒヒ

ブライダルのアルバム作るようになって、そんな激務はまあ滅多にありませんけども、たまにそんな人間沙汰とは思えないような過酷さを恋しく思ってしまう日もあったりします。

ん?ドMですが何か?(´∀`)

でも、そんな状況でアルバム作っても、いい物できっこないですからね。
やっぱ一個一個、丁寧に出きるだけ時間をかけて作りたいものです。はい。


5月のブライダルの盛り上がりももうすぐ20日を過ぎようとしてますね。
来月に入ると、京都も雨の季節になり、祇園祭の練習の鐘の音色が聞こえ始めます。

ていうかもう今年に入って半年かよ!まじっすか!エー!Σ(゚Д゚;)

京都は祇園祭の終わりまで、雨が続きますからね。ムシムシした私のキライな季節が来るのはやっぱり生理的に嫌ですが、写真は夏の方が透明感があって綺麗なんですね。

良いことがあれば、悪いこともあり、それは片方だけでは続かないって事ですかね。

いつでも人生相反するものです。あーあ・・・。_| ̄|○ il||li

なんだか今日は色々今ひとつで、話しにキレがありませんね。ごめんなさいね。(;・∀・)

また仕事頑張ろうっと

ではでは。

2010年5月17日月曜日

白い写真と黒い写真


これで走ったら帽子は確実に飛ぶな・・・

こんにちは。真夏日の京都で、マイマシンの放出する熱と戦いながら相変わらずアルバム作成にいそしんでいますNAWOです。

上の写真は、外車のスマートという車で、それに結婚式のコスプレさせてるみたいですね。
ソースの記事には、なんでそんなに唇腫らしてんの?みたいなタイトルが着いてました。

まあ日本でも痛車とかありますから、どこの国でも考える事は似てるようで。
私もいつも車の前のライト周りが、人の顔に見えて仕方ない時かあります。
あー、こいつ怒ってるわとか、よー笑ってるわとか。

でもそういうこと言うとたまにどん引きされるので、日頃はあまり言いません。
腹黒いですから。( ・∀・)

前々からずっと言ってますが、今自社サイトのリニューアルをアルバム作る傍らやっとりまして、まあ何とも四苦八苦しております。

今まで無かったビデオ部のページは別の中の人が作ってるんですが、いざアルバムを説明するとなると、ここまで手間がかかるとは思ってませんでして。

まあでも今月末くらいにアップ出来たらよいなぁと思いながら、コツコツやっております。


さて、今日はアルバムに使う写真の補正なんかの話でも。

前にも書きましたが、アルバム用にカメラマンが身を削って入稿してくる写真は、どれだけ上手だろうと下手だろうと、その現場現場の色で撮影されてきます。

オープンスペースの庭でのガーデン披露宴もあれば、天井が低くて木造建築の光のあまり入らない町屋まで色々です。

まあすごく大雑把に言えば、写真は光が豊富にあればあるほどそれをコントロールして撮影出来るわけですが、少し薄暗い雰囲気が好きで、そこを会場に選ばれる方もいらっしゃいますので、何でもかんでも明るく補正すりゃいいってものでもなく、そこが一番難しいとこでもあります。

ブライダルの写真は基本的に人の肌色を綺麗にする色に補正するんですが、暗い会場の雰囲気を壊さずに、綺麗な肌色を出すのはそこそこ技術と経験が要ります。

最近はほとんどデジタルカメラですが、これが昔のフィルム撮影のデータと違い、『白』が大敵です。

デジタルカメラの写真は、もとを正せばただのデータですので、白というのはデータ容量がゼロになります。

ゼロはなにを掛けてもゼロなように、写真データの白は、いくら補正したとこで白以外には変わらないんですね。(´・ω・`)

逆にデジタルカメラの写真で、暗くて全体的に黒い写真は、データが中に豊富にあるので補正が比較的楽に出来ます。

フィルム撮影は真っ白も真っ黒もダメなんで、ある意味デジタルカメラよりシビアなんですね。

今の最新機種はどうか知りませんが、少し前のデジタルカメラは普通に撮影したら、全部アンダー(暗め)に写るようになってました。そこらへんも、その理由があるんだと思います。

パソコンで、同じ大きさの写真でも、黒っぽいのと白っぽいもので、データの重さに違いがあるのはそこに原因があったりします。

たまにデジタルカメラで撮影するカメラマンに、『オーバー(白)で撮るくらいなら、全部アンダー(黒)で撮ってきてー』なんて言いますが、まあつくづくカメラマンに失礼だなと反省しとります。

だって、カメラマンからしたら、プライドひどく傷つくでしょうからね。ほんまにごめんなさいね。
悪気はほんのりしかありません。私腹黒いので。( ・∀・)

皆さんももし、デジタルカメラで撮影して、それを写真屋さんに出して、補正付きで現像に出されるなら、真っ白より黒い写真のほうが喜びますよー

まあ軽くまめ知識でした。

さ、じゃボチボチ仕事に戻ります。
ホームページと格闘しなくては。

ではでは。

祖母の作品集


ご結婚おめでとうございますー・・・てあれ?(゚Д゚;)

どうもこんにちわ。昨日の夜食のネギラーメンのせいか、まだ胃からあがってくるネギの香りにむせびながらアルバムを作っているNAWOです。

たまに京都でも、車からワンちゃんとか顔出してるの見ますけど、ワニさんは見たことありませんね。
というか危険です。やめましょう。

なんか天気予報ではじきに梅雨が来るとか来ないとか。ああいやだ、ジメジメした梅雨。

自分のプロフィールに「バイク好き」と書いてあるわりにバイクの話題が一個もないぞーという指摘を身内から受けましたが、私が雨がキライなのはその辺もあるんでございます。

雨のせいで何回も死にそうな目にあってますからね。(;・∀・)

でも一回だけ、超大雨の夏の日の夜に、カッパもなーんにも着けずに京都から小浜まで行って帰ってきたことあるんですが、そのときだけは最高に気持ちよかったです。

次の日熱出して寝込みましたけどね。(;´∀`)

私の知ってるカメラマンの中にも、バイク好きな方はいっぱいいらっしゃいます。
カメラに雨とか水分は大敵ですけど、好きな場所にすぐに移動できて、どこでも(というわけではないですが車よりは自由に)止めてシャッター押せるってのがちょうど良いみたいです。

でもカメラマンは個性的な人が非常に多いので、あんまり普通のバイク乗ってる人は見ませんね。


中国製の「幸福」とか。








昔のホンダのシルクロードとか。










どれもまあめちゃくちゃマイナーな車種ですね。なぜこれなのかはわかりませんが。
乗ってたって話しはちょい前ですので、今現役で乗ってるかどうかわかりませんが、皆バイクにしても車にしても、なぜか個性的なものを選ぶ傾向があるみたいです。

前の記事で書いていた、滋賀県の式場のスタジオのボスだった人も、車ですがふるーいプジョー(フランス)に乗ってはりました。
よく壊れたらしいですけどね。(´・ω・`)

まあ、カメラにしても車やバイクにしても、「愛でる」てのが好きな人種の人なのかもしれません。

愛でるといえば、今は団塊の方々の人口が非常に多いようでして、あちこちでカルチャースクールとかいろんな「学校」が開催されています。
それこそお花とか、写真とか、陶芸とか、和裁、洋裁なんかですかね。色々あります。

私の祖母も、今はもう亡くなってしまいましたが昔はパッチワークが大好きでして、いろんな布を買ってきてはいろんなもの作ってました。

ソファーのカバーやらカバンやらカーテンやら、まあ実家の中は祖母の展覧会みたいになってましたね。

で、あまりに沢山作るので孫の一人が展示会をしようかという話をしまして、もう齢80過ぎだというのにギャラリーを借りて展示会を何回もやっておりました。

すると結構評判がよかったようで、いろんな人から譲ってくれだの欲しいだのと依頼があったようです。

で、何回かしてるうちに、作品集が作りたいという話になりまして。そのときは私の仕事のことは祖母はよくわからなかったので、通常の印刷の製本の業者さんに価格を尋ねてたらしいのですが。

本当は一冊しかいらないんだけど、どうしても一回作ると数十冊くらいは出来てしまうと。
で、価格は最低40万くらいからだという事で、二の足を踏んでいました。

で、私がとりあえず一冊しかいらないのなら、撮影を私がして製本で数万でできるよということで、いつものブライダルのアルバム作る要領で作ってあげたんですが、とっても喜んでくれました。

祖母が若かりし頃から使っていた、重い足踏みミシンなんかをこう、表紙にデザインしたりしてですね。自分の知ってる人間なんで、イメージは掴みやすかったので、すぐに作れましたね。

でも苦労したのは撮影でした。なにせ大きさ10cmくらいのものから、数メートルあるものまでばらばらでしたので。借り物の一眼レフで撮るのにヒーヒーいいながら悪戦苦闘したのを今でも覚えとります。(;^ω^)

結果分厚い作品集ができて、祖母は本当に喜んでくれてましたね。
今でもいろんな場所で、私の祖母のような人がいっぱいいると思いますけども、作品集を作りたいって思う人は沢山居ると思うんですが、なかなかそういう使い方で銀塩のアルバムをっていう発想が無いようでして。教えてあげたいんですけどね。まあなかなかうまくいかないもんです。

また機会があれば、ここでその祖母の作品集の一部でもアップしてみようかと思っています。

前に記事で書いていた、保育園さんのアルバムも、今は順調に校正が推移して、もうじきかわいいアルバムができそうです。

祖母にしても、園児の子たちにしても、なんかその人達の笑顔とかを思い浮かべながら写真を考えてレイアウトできるって、大変ですが楽しいですよ。

もちろん新郎新婦のお2人でもそれは一緒ですけどね。

ではまた、その笑顔を思い浮かべる作業に戻るとしますか。(´∀`*)

でもその前に喫茶店に行こうかな・・・・

暑くもなく寒くもない季節になると、祖母のことを思い出すNAWOでした。

ではまた。

2010年5月16日日曜日

たまねぎのねぎ

あー、おなか減った。(;´Д`)

なんかインスタントラーメンが食べたい。

そんなときに目に飛び込んできたのが。


こいつ。

一月前ほどに、我が家の台所の片隅で、少し芽が出てしまった玉ねぎがあったので、調子にのって植木鉢に植えたら、ボーボーになってた。

あ、ちなみに手前に生えてるのは元ジャガイモさんです。

このネギ、食べれるんかな・・・











収穫終了!

やっと本体が見えた。

まあ軽く丸坊主やね。


これでネギラーメンできんかなあ。












・・・・・・・・

多すぎたか?そうなのか?(;´Д`)

具と麺が見えん。



まあいいか。いただきます。












そんなわけで、玉ねぎから生えてきたネギは食べてもうまいのでした。
でも良い子はマネしちゃ駄目だぞ!約束だ!

ちなみに完食したあとに液体スープを入れるのを忘れていることに気がつきましたとさ。

今日の夜食は今ひとつものたりないネギラーメンでした。

まあ、たまには全然ブライダルと関係ないことも書いたりしてもいいじゃないすか。
明日も仕事がんばるぞー

ではでは。

マックさんと印刷アルバム



今日はいい天気だからねー
こんな風に眠くなるねー(´∀`*)


こんにちわ。
新しいペンタブが欲しくてショップに行ったんですが、箱を持った瞬間に「ビリッ」て少し破けてしまってそしらぬ顔して元に戻して帰ってきてしまったNAWOです。


○○電気の店員さん。INTUOS4の箱を破ったのは私です。ごめんなさい。(´・ω・`)


今日は日曜で、会社はお休みしてますが、私は自宅でもほぼ同じようなPC環境がありまして。
仕事にいかないときもこうして家に引き篭もってあれやこれやと作っております。


どんな環境なのか?と聞かれることも多いですが、PCに興味がある方しかわからないのであまり口にしませんね。
ただ、メインの作業はマックさんでやっております。


私の勤め先はビデオ屋さんとアルバム屋さんと、デザイン屋さんと製作屋さん兼業でしていましてですね。今ではマックさんを使ってるのは、私ともう一人くらいでして。ビデオの編集やら色々やってはる人は、皆自作マシンのウインドウズさんを使ってます。


私はもともとこの業界に来る前は印刷屋さん上がりでして、そこでマックさんに初めて触れたんですが、それまではウインドウズさんしか知りませんでしたので、


(#゚Д゚)「なんつう使いにくくてモッサイPCや」


というのが最初の感想だったんですが。


だってフォトショップとかアプリが固まったら、OSも一緒に落ちるんですもの。
なんか爆弾みたいなヤヴァイマークと一緒に。


まあそれは随分前のマックさんなんで、今のはそんなことないんですけどね。(´∀`)


ですがDTP全盛期の頃は、どいつもこいつもマックさんだったので、マックさんが使えないやつは片っ端からDTPの部署は外されて、印刷機や裁断機のラインやらの過酷労働が待っていたので、私はそれが超嫌で、必死で覚えましたよ。しんどいのごめんですから。


で、印刷屋さんから写真の今の業界に移ってきたんですが、その業界も私が入社してきた当時はマックさんだったんですね。


今でも写真屋さんではマックにこだわってはるとこも多いんですが。
それは色の問題みたいですね。


昔、といっても相当昔ですけども、写真をいじるソフトのフォトショップは最初の方のバージョンはマック用しかなかったり、ウインドウズさんには標準で色管理ができなかったりしてたのが理由なんですが。


それを引きずってか、今でもパソコンはマックさんしか使ってない写真屋さんは非常に多いです。


前に私の勤めてる会社がいつもアルバムを製本に出す製本屋さんに見学させてもらったことがあるんですが、見事なまでにデカイマックさんとペンタブの行列で、思わず1セット持って帰ろうかと思ったことがありました。


ああゆう複数の人が色を管理するとこでは、マックさんは非常に重宝されますです。印刷屋もしかり。


私は印刷関係の仕事もしていますが、昔は印刷機に入ってるフォントの関係とかでマックしか使えなかったとこも、今ではウインドウズさんでもOKなとこが殆どです。


というかいまどき「うちはマックさんで作ったデータでないと刷れないよ」とか言った日には、印刷屋として生き残っていけないみたいですね。


コストも紙も、なにもかもギリギリで皆競争みたいなことになってます。ああ、ヤダヤダ。(´Д`)


最近ではパソコンも普及して、一般の人でも印刷データを作りやすくなっていますんで、それを取り込むことで売り上げを伸ばしてる印刷屋さんも多いです。


かと思えば大型の輪転機(一回スイッチON!したら数分で何千枚も刷られるようなデッカイ機械)持ってるとこは、なかなかうまくいかないみたいな話も聞きます。


昔は折込広告で数万枚ってあたりまえーだったのが、コストダウンで枚数も減りますし、本当に小部数の印刷が多いみたいですね。


まあ、そういう小部数の印刷に特化してくれたおかげで、私の作ってる「高品位印刷写真集」ってのが作れるようになったので、非難ばっかりもしてられませんが。


結婚式のアルバムてのは、普通で1冊。ご両親やなんかにプレゼントされる「ミニブック」を同時に作っても、せいぜい3冊くらいですから、そういう印刷機が大活躍するわけです。


つい数年前は、印刷のアルバムは銀塩写真と比較したら怒られるくらい、画質最悪だったんですが、今のは超綺麗ですよ。ほんとに。びっくりします。


これも製本屋さんや、印刷屋さんの努力の賜物だと、いつも検品しながら思ってます。
アルバムと違って、台紙に貼るわけじゃないんで、100ページとかあっても薄くて見やすいですし、デジタルカメラの写真との相性も良いですからね。


最近インターネッツで直接注文できる写真集系統は、全部これで作ってるみたいです。


でも印刷機の性能が古いと、画質が超最悪になってしまうので、そこは注文前にサンプルの実物とかをちゃんと見て、それから注文したほうが良いですけどね。(・A・)


WEBのサンプル画面では、まあそこまで見る事はできないので、実物の本を見て欲しいわけです。


自分の大事な大事な写真、網点が荒くて一緒に写ってる彼女の目がどこ向いてるのかわからんなんて、やっぱ嫌ですからねー、でもそうなる可能性もあるわけです。あー恐い。(;・∀・)


でも、こういう印刷写真集は、私の知ってる限りの写真屋さんでは最初すごい評判悪かったんですよ。「んなもん、なにが好き好んでわざわざ綺麗に撮れた写真を網点で印刷して劣化さすねん!」て言わはる人が殆どでした。


まあ気持ちはわかるよオッチャン・・・(;´Д`)


でも今ではこの手のアルバムが無いとこを探すのが難しいくらい、婚礼の現場では普及してます。
皆さんもそういう機会があったら、そんな豆知識持っていたらまたアルバム選びが楽しくなるかもしれませんね。


まあ結婚式を控えたお二人に、そこまで説明はなかなかしてくれるとこ無いですからねえ。
でもちゃんと写真の画質は確認してくださいね。




では、またちょい自社サイトでも作りますか。


ささ、仕事仕事・・・(´・ω・`)