2010年8月21日土曜日

只今出張ちう

今日は実は1日出張ちうでしたりしまして。


ちょい遠いとこに来てたりしまして。

パソコンが身の回りに無いため、記事を書く事ができませぬ。


といいながら携帯から投稿してたりはするんですけどね。


にしても今日も本当に暑いです。

そらシロクマも溶けるわ。


明日は私の勤務先は、某ホテルのブライダルフェアにブースを出すのですが。

その控え要因として事務所でステンバーイしなきゃいけないんですが、今から京都に戻るので、起きられるかどうか。


暑い最中の遠方出張は、ほんまに疲れたりしますです。はい。

ブライダル業界には、土日は無いのだ(汗)

でも沢山沢山の新しい新郎新婦の人達が、これまた沢山沢山の素敵な商品に巡り合えますように頑張りますです。


といっても接客は私はしないんですけどね(汗)

でも商品を直接作ったりしてますのは私なんで、お許しを。

前にも言いましたけども、できたら私達の作ったアルバムを、どんな顔して見てもらえるのかだけでも知りたいもんですけどね。

まあでも接客に当たるスタッフは、事前に何回も何回もミーティングしたりして、知識やなんかも勉強してくれてますので、非常に頼もしい限りでございます。

明日接客に行くスタッフの皆様、心から応援しておりますです。

ちゃんと事務所の仕事は片付けておくので、安心して頑張っておくれやす。


と、帰りの電車の中からシロクマがわりに冷凍ミカンをかじりつつ、明日に思いを馳せる私なのでした。

皆様は良い日曜をお過ごしくださいませ。

ではではー

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2010年8月20日金曜日

山田口交差点から考えてみよう。

花むすびでけたよー


どうもみなさんこんにちわ。

お盆も過ぎて、もうかれこれ一週間たとうというのにこの暑さ。

今日も朝ご飯にシロクマを買いにコンビニに行きました所、見事に売り切れでした。


あかんやん。ファミマ。


で、仕方ないのでもう一件近所のサークルKに行きました所、そこも売り切れ。


あかんやん。マルK。



いつもは最悪でも二件回れば絶対買えるはずやのに、今日に限って両方売り切れとは。

神様のイジワル。

こういう時は絶対買うまであきらめられない私は、その後もう一件のファミリーマートに寄って、そこでも無く、最終的に4件目のファミリーマートでやっとゲットしました。


所要時間、約1時間。

出勤前に何をしておるのかと小一時間自分を問い詰めながらも、今はこうやって幸せにシロクマをほおばっておるわけです。はい。



京都は・・・といっても、まあ地区にもよるんでしょうけども、私の勤務先は四条烏丸という、オフィス街にほど近いとこに事務所がありますので、結構コンビニはぎょうさんありまして。

ですのでこうやってあちこちのコンビニを周りながらシロクマ探しすることも出来るわけなので、まあある意味感謝しております訳なんですけどもね。

でも少し市内を外れると、それなりの量しか無いとこも多いんですけども。

でも市内でも、1つの交差点に三つのコンビニがひしめきあってる所もあったりします。



Googleマップさんより。

京都市の西のはじ。

渡月橋で有名な嵐山に向かう「物集女街道(もずめかいどう)」という道の交差点に、そのコンビニ激戦区はありまして。










地図の拡大図。

「山田口」という、国道9号線からすこし嵐山方面に入ってきたとこの交差点です。

既に地図ではどうなってるか解るんですけどもね。




簡単に言いますと、1つの交差点のそれぞれの角に、違う三つのコンビニが有りまして。

北西がセブンイレブン、南西がサークルK、南東がローソンです。

これだけでは面白くないので、ストリートビューでも。





南西のサークルK。

ちょい小さいな。

でも駐車場はデカイ。かなりデカイ。












南西のサークルK。

地図で見てると交差点よりやや北にある様な感じを受けますけども、ここも駐車場が超デカイです。

南側の敷地は全部駐車場。









最後に南東のローソン。

こちらはそんなに駐車場は広くない。

普通のローソンと違って、野菜だとかも売ってるスーパー形式のローソンみたい。





私も今の職業に付くまでは、色んな仕事をした事がありまして。

もちろん営業車に乗って、毎日のようにあっちこっち走り回ってた事もあったのですけども、その時はこのコンビニ地獄の交差点をよく利用させて頂きました。

その時からアイスクリームは超大好きだったので、季節にかかわらず、欲しいアイスを探すのにはこの交差点のような場所はうってつけだったわけですねえ。


実はこの交差点のすこし東の方向に、阪急電車の嵐山線の「上桂(かみかつら)」駅というのがありまして。

そのほぼ駅前にあたるのと、嵐山に向かう観光客の方々が利用しやすいという事で、この交差点は昔からこの三つ巴状態が続いております。


二つのコンビニの駐車場が大きいのは、観光バスやなんかの大型車両も駐車出来る事を考慮して。

ローソンに関しては、観光よりも、阪急を利用するお客様の生活の必需品として、スーパー形式の商品を揃えていたり。


意外とスムーズに住み分けはできてるみたいで、それが解った時は、人事ながらちょっとホッとした思い出があったりします。


おそらく皆さんの住んでいる土地にも、こんな面白い交差点、イッパイあるんじゃないですかね。

いつも日頃何気なしに利用してますコンビニですけども、こうやって見る目を変えてみると、結構面白いもんです。




さて、そんな住み分け住み分けって言ってますけども、私の仕事もある意味、住み分けが必要なお仕事でして。



花むすび 秋号 表紙と裏表紙。

昨日やっと入稿が完了しました、いつもお世話になっいます花街道さんの季刊の

「花むすび」

もそんな仕事のうちの1つなんですけども。



 そういう旅館さんや、ホテルさんとお仕事していますと、色々大変なんだなあと思う点も沢山ありまして。


一般のお客様ですとか、前に宿泊して頂いたお客様相手に出すDMですとか、花結びのような情報チラシっぽい冊子ですとかとは別に、宿泊関係の方々に切っても切れないのが、


 「旅行代理店」

です。


大手だとJTBさんですとか、今は大なり小なり色んな旅行代理店さんがあるわけなんですけども、宿泊施設関係の方々に話を色々伺っていますと、その旅行代理店さんへの営業もものすごく重要なんだとかで。

大口の宴会ですとか、団体の旅行関係はやはり今でも、そういった旅行代理店さんからの申込が圧倒的に多いみたいなんですね。


昨日出稿した花結びを作る前に、その花街道さんから、旅行代理店さんに配る冊子も作らせて頂いたのですが、デザインから内容から、まあここまで。というくらいに大きく違いましたのでちょっと驚きましたです。



花街道さんは、お客様のターゲットとして、中高年の「女性」のお客様に絞って、色々プランですとか企画ですとかを出されているんですけども。

ですので当然の事ながら、デザインや色使いは女性を意識した、少し優しい感じの、それでいて少し繊細な物でほぼ全部統一されておりまして。

花結びで使用するフォントは、基本が丸ゴシックで、お年寄りの方々にも見易いように、一番小さい注釈やらでも、8ptまでしか使いません。

老眼鏡無しでも見える限界がその辺なんですね。



花街道さんの営業向けパンフ。A3見開き状態。
これは花街道さんの基本のコンセプトがしっかりしてるからこそですが、これが旅行代理店さんの営業向けのパンフレットになりますと、全然違うものに。

具体的なプランどうこうではなく、施設の案内やフロアマップ、それと一番大事なのは、料理の具体的な写真と説明。


要は花街道さんを売り込んでくれるのが旅行代理店さんの営業さんなので、その方々に優しい、解り易い冊子になってるってことなんですね。

営業さんからすれば、季節おきに変わるプランを売り込むことは出来ませんから、お客様から「この方面、この旅行先で、こういう料理を出す旅館が良い」という話を聞いて、数ある中から適した旅館やホテルさんを選ぶ。ということになるらしいので。


なのでそういったお客様からの要望があった時に、そりゃ内容が解りにくい、ごちゃごちゃしたパンフの旅館ではなくて、すっきりシンプルで、内容の解りやすい所の方が勧め易い、という事ですね。



私どもは普通に宿泊先として利用させて頂く事の方が多くて、泊ったり、ご飯を食べたりしてる分には、当然全くこんな風に仕事をされてるなんて思いもしませんけどもね。

宿泊施設の方々というのは、ある意味、お客様に「何もさせない」贅沢を味わってもらうために、その館内の空気感ですとか、雰囲気までも、落ち着いて、リラックスできるように意識して、工夫されてるわけでして。


宿泊してる人からすれば、それが当たり前なんですけども、裏ではものすごい数の企画を考えてらっしゃる人がいらっしゃったり、一日ずーっと出ずっぱりで旅館には殆ど居ない企画営業の方々がいらっしゃったり。


宿泊施設のお仕事をさせて頂くようになってから、どの旅館さんも、ホテルさんもそうなんですけども、お客様の絶対に見えない所で、ものすごい工夫と苦労をされてるんだなあと思う訳です。



まさに、白鳥の水中の足状態ですね。
優雅に見えてても、見えない水中ではものすごい勢いで漕いでるんだと。


私もそんな白鳥さんの足漕ぎの中の1つのお仕事をさせて頂いて、本当に勉強になるなあと思うわけです。はい。


かくゆう私も、ブライダルのアルバムを作ってたと思えば、こういった一般物のお仕事の修正したり、5分目を離すともう違う仕事してるてな状態なもんですので、ある意味その「住み分け」がめちゃくちゃ激しい仕事なのかもしれませんけどね。

まあでもそれを見て、幸せになったり、嬉しくなったりするってのは共通なので、意外とバラバラに仕事してましても、本人的には気持ちはそんなに変わってなかったりするもんです。


綺麗な白無垢の花嫁さんを見るのも大好きですし、旅館さんやなんかの広告作ってるのも綺麗な写真イッパイで面白いもんですからね。

これからも種類問わずに、こうやって色んなお仕事させて頂けたらなあ。と思ったりしております。

何でも知識欲だけは人一倍強いもので(汗)


そんなこんなで、今日はコンビニからなぜか旅館さんのお話と。
違和感?ないない。大ジョブ。
細かい事は気にしない気にしない♪

とりあえず暑いので、皆さんも熱中症に気をつけて、シロクマ食べて頑張ってくださいねー

それでもって、よい週末をお過ごしくださいませ。

私は日曜日はブライダルフェアなので、会社で非常時の為にお留守番ですけどね。

ではでは〜

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2010年8月19日木曜日

シーロクマ!シーロクマ!




どうもみなさんコニチワー。



今日は自宅作業の日でして。

朝はいつも通りに起床!・・・したんですけども。そのまままた二度寝してしまい、昼くらいまで寝てしまっていましたです。



とりあえず慌ててもどーしようもございませんので、寝癖でヴォッサヴォッサの頭のまんまで、近所のコンビニに朝ごはんのシロクマを買いに行ったのですが、コンビニを出たところで


「Oh! コニチワー」


と全く知らないインド人に声をかけられまして。


なんでこのコンビニ前で、他にもぎょうさん人居るのに、一番アヤシイ私に声をかけるのかなあ・・・・と考えても仕方ありませんけども。

どうも駅まで案内してくれと言ってるようなので、シロクマをかじりながら、寝癖をつけたまま、寝起きで半分眼鏡がズレたまま、JRの駅までご案内さしあげました。


なので今日の挨拶は「コニチワー」なNAWOです。


この超暑いのに、なぜあの人はあんなに暑くなさそうなんだろう・・・・
やはりインドの人だからだろうか・・・・




そのインドの人と、駅まで行く間は、色々会話もちょいとしたりするんですけども。

英語は聞けばなんとのーであれば言いたいことわかるんですけども、英会話は私はできません。

ムリに英語しゃべると結構とんでもない事になったりするのを身をもって知ってるので、最初っから日本語しか話しません。



向こうが、「Are you speak English?」と聞いてきても。


「んなもんしゃべれへんわ。すんませんな。」


としか返しません。



おもいっきり京都弁、もしくは関西弁なので、まあ200%こっちの言葉は向こうにはわからんと思いますけども。

でもけっこうゼスチャーでいけるもんです。 



まあでも私もヒアリング100%できるわけでもないので、向こうが難しい英語とかでしゃべってくると、


「あ?なんて?よーわからん。」


というと、向こうも必死で解りやすい英語に変えてしゃべってくれようとするので助かります。

解ってるフリすんのが一番危険。


まあ同じ人類なので、なんとでもなるのさー♪




でもそのインドの人は、私の食べてるシロクマをうらやましそうに見ていましたが、絶対にやらん。

ほしければ自分で買うヨロシ。


「What`s this?」 「Icecandy?」


としつこくしつこく聞いてくるので、


「あー、これは今ジャパンでモストポピュラーでモストフェイマスなアイスやで。」


と言ってましたら、


「What is the NAME??」


て聞いてきたので、



シーロクマ!シーロクマ!」



と、しーの部分をめっちゃ強調して教えてやりました。

そしたらそのインドの人も、



Shi-rokuma!!!  OH!!  Shi-rokuma!!!!!」



とおなじように連呼してたのでワロタ。


あまりに素直に私の言うことを聞きますので、一口齧らせてやろうかとも思ったが、いやいや。絶対やらん。

コンビニに自分で行って、125JPY支払って、自分で買うが良い。



全然知らん人が傍から見てたら、片方は普通に京都弁でしゃべってて、もう片方は普通に英語しゃべってて。

しかも一人はインド人のバックパッカーで、もう一人は寝癖だらけの眼鏡半分ズレた日本人で。

でも普通に談笑しながら歩いてるというのは、まあちょいおかしいに違いないとは思いますけども。



で、駅に着いて最後に、


「気をつけていきやー。カレー食べろよー」て言ったら、


「カレー ダイスキ! アリガトウ~」


て改札の向こうにいっちゃいました。


気をつけてねー、インドの兄ちゃん。




まあツカミはこれくらいにしまして。(長いツカミやぁ・・・)


私のブログには珍しい、上の動画は「Photoship cook」て言いまして、直訳すると「フォトショップでクッキング♪」な動画です。

ほんとは見たのは随分前なんですけども、今だに見ると面白いなあと思って。


でも日頃フォトショップ使う人か、そういうのに興味ある人しか面白さはわかんないかもしれませんけどね(汗)

フォトショップクックって最初聞いた時は、クッキーの写真使って合成やらして、それで動画でも作ったのか?と思ったりしたんですけども、良い意味で裏切られた動画だったもので。

その発想は無かったわ。という感じです。




でも日頃こういうソフトを使っていますと、実際に生活してる最中も似たような感じで頭の中によくフォトショップさんが登場して、この動画と同じような流れで思考してたりするんですけどね。


洗濯物を洗濯機にほうりこむ時でも。知らぬ間に、

「コピーペースト、コピーペースト・・・・」

とかブツブツ言ってて、ハッと我に返ることがあったり。


まあ前の記事でもそんな事書いてたりするので、ここではちょい割愛しますけども。


何かのデザインラフ書いたりするときに、真っ白の紙ではなくて、方眼紙のような薄い線が入ってるもののほうが落ち着くのも、もしかしたらグリッド線の有る無いで違うのかなとか(汗)

なんとなく落ち着くんですよね。背後に薄い線がイパーイあるほうが。




この前なんかは、自宅の作業場のPC周りを掃除中に、掃除機でデスクの上にあった、小さなUSBのフラッシュメモリを間違って吸い込んでしまったんですけども。

その時は「コマンドZ!コマンドZ!」ていいながらあわててベランダに行って掃除機開けておりました。


ちなみにコマンド+Zてのは、アンドゥて言いまして、一つ前の工程に戻るってショートカット。

これって結構知らない人多いんですけど、フォトショップに限らず、どんなPCにでも、アプリにも、標準で実装されてるのが多いです。エクセルとかもそうだし。

ウインドウズさんだったらCTRLキー押しながらZですね。
知ってると絶対損はしないので、一度お試しあれ。



でも実生活ではアンドゥは効かんものね・・・・便利なのに・・・・・・



私のような制作業では、その名の通り色んなものを作るんですけども。
写真を修整するにしろ、アルバムを作るにしろ、何か広告を作るにしろ、どんな事をするにしても、基本的に、

「現在から前の状態(加工や編集する前の状態)の戻す」

事が可能な状態をキープしなければいけないって言う、基本ルールがありますもので。


例えば写真の修正にしても、その修正結果が作業してる人にとっては最適だとしても、見る人によってはそんな事しないほうがいいって事もありますので。

広告作るにしても、初校、2校、3校と進んで行って、最初の初校に戻る・・・なんてことがあったりするのも普通だったりします。

なのでその時に「前の状態には戻せません」という事はダメなんで。


そういう意味からも、「アンドゥ」というのは私らみたいな人とは切っても切れない関係だったりするんですね。



上の動画はそんな意味とかで見てましても、例えばクッキーの型抜きの時でも、

「あ、失敗した。」

となったら、コマンド+Z押したら、その型抜きの前まで戻るのかなーとか。

そんなことをリアルに思わせるよな感じなので、

「あー、この動画作った人も、日頃随分とフォトショップのお世話になってるんだろなー」

と見ながらほほえましく思ったりしたのでありました。



今日の記事は前フリのほうがメインになっちゃったな・・・・

まあそんな日もあって良いか♪

そんなことより私を待ち構えている作業を終わらせなければ(汗)


てな具合なので今日ももう少し作業頑張ってみますですー

皆さんももう少しで週末なので、頑張ってくださいね♪

ではでは~

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2010年8月18日水曜日

捨てカットなぞ存在せぬ。



どうもみなさんこんにちわ。


今日は自宅の用事で、ちょい朝はゆっくり目に起きて色々こちょこちょやってるNAWOです。


先日のお盆前に行きました旅行の時に日焼けした背中が、今になって皮がベロベロむけてまいりまして。

鏡の前で上半身裸で、必死に背中の薄皮をピリピリめくっていますと知らぬ間に一時間ほど経過してしまっていましてものすごく焦りました。


日焼けの皮むきは、なんであんなに集中してしまうのだろう。

なんであんなに面白いのだろう。



ペリペリペリペリペリペリペリペリペリペリペリペリ・・・・



いやいや。そうではなくてですね(汗)



上の写真はEmilyさんという、ロンドンの写真家さんの、とあるウエディングショー向けの写真の一コマ。

名前からして女性のカメラマンの方だと思うんですけどもね。

写真はロンドンで賞をもらってるくらいの方なので、当然ながらすばらしいものばっかりなんですけども。


ウエディングの写真はもちろんのこと、美術写真として、自分の写真を販売するくらいの方みたいですので、まあ相当の方なんだろうなあと思いますです。



emilyquinton.com

こちらがWEDDINGのページのトップ。

もちろん写真だけじゃなくて、アルバムやなんかも作ってらっしゃるようなんですけども。




アルバムのサンプルも、このページの写真上の文字の中にある、
ていうリンクの箇所から見に行くことができますです。


日本ではあまり見かけないんですけども、海外のブライダルアルバムで意外と見かけるのが多いのが、こういった「横長」のアルバム。

ロケーションに恵まれていて、挙式や披露宴のスナップアルバムの意味合いよりも、ロケーションフォトや作品集っぽい写真の多い海外のアルバムには、こういった横長のもののほうが良いのかなと思ったり。







こちらで販売されてるQueensberry」のラインナップも、ギャラリーを見てる限りでは三種のうちの二種類は横長のアルバムですね。

いずれも本革を使った高級な装丁で、価格もそれなりの値段がついております。 




下の写真で上から撮ってる二冊はミニブックかな?
ページ数も相当多そうですねえ。



ウエディングのアルバムを作ってる業者さんや、デザイナーさんというのは、別にこういったカメラマンの方々だけではなくてですね。

私と同じようなお仕事をされてる方も、世間にはほんとに星の数ほどいらっしゃいますし、製本屋さんの中にだって、専属のデザイナーさんもいらっしゃいますけども。




日本国内に限った話しでは、そういう方々のサイトや見本も沢山見受けることが出来るんですが、海外でそういったブライダルにまつわる商品開発ですとか、アルバムの制作をメインで・・・・という業者さんは、私の探し方がマズイのかどうかわかりませんが、殆ど見ないのが現状だったりします。



いろんなキーワードで検索して、出てくるのはこのEmilyさんのような、ウエディングフォトグラファーさんのサイトで、その中の1コンテンツとしてアルバム商品やらがあるって感じですね。 



日本国内では、こういった関連を探していますと結構大手の業者さんですとか、いかにもなプロデュース会社とかが真っ先に出てきて、個人のフォトグラファーのサイトはあまり見かけませんけども、海外は逆でして。

結構著名なカメラマンの方々を筆頭に、まず「カメラマンありき」で表に出てきます。



ブライダルフォトというのは写真があってナンボの世界ですので、当然の成り行きといえば成り行きなのかもしれませんけどもね。


最近は日本でもその傾向が強まっていて、ブライダルフォトの業者さんの中でも、そういった個人のカメラマン自体を商品化してるところも増えてきました。

カメラマンのプロフィールと、それまで撮影した作品をWEBで公開し、気に入ったカメラマンが居たら仕事発注してください。みたいな感じですね。




ですけどもあれも相当リスクも高いと思うんです。


結局の処、人気のあるカメラマンというのは限られてくるのと、会場がバラバラでお仕事をされるブライダルカメラマンで、今迄全く仕事をしていない会場で、安定して良い写真を撮影するというのは、本当にすごい事なので。


上のように、ロケーション中心で、スナップが噛まない撮影であれば、そのカメラマンのセンスであるとか、個性みたいなものも出易くてアピールしやすいのかなーとも思いますけども、記録としてのスナップ写真中心となると、なかなかそれも難しいですから。


それと記録の意味を持たせるのであれば、シャッターチャンスを逃す=撮影失敗。という事にもなりかねないので、実は非常にシビアだと思うのです。


個性的で、なおかつ綺麗な写真が撮れる事を重視するのか。
それとも、二人のその特別な一日の記録として残すのか。


その二つをきっちりこなせるというのは、本当にすごい事なんだと思うわけです。


ですので、そういう苦労をして撮影された写真を使ったアルバムを、そのカメラマン自らが作る。という事になりますと、上のQueensberry」のような、白か黒かのバックに、丁寧に写真を貼付けていくだけの、本当にシンプルなアルバムになります。




でもって、カメラマンから言わせると、


「捨てカットなどというものは存在しない。」


と言い切りますので、全部のカットを収められるような、ものすごい分厚いアルバムになるわけです。


上のアルバムもそれで分厚いんですね。




私みたいな人間はですね、撮影しない代わりに、写真のレイアウトであるとか、向きであるとか、使用するカットのバランスであるとかを重視して、どの写真を選ぶのかを決定して、それからアルバムの編集をするのですけども。


それもカメラマンから言わせると、「なんでそのカット減らしちゃうの?」となるわけでして。


そこでカメラマンに、「このカットはウンタラカンタラ・・」と理由が全部説明できないと、カメラマンから怒られたり、拗ねられたりして、仕事がしにくくなってしまいます。


そりゃ、苦労して撮影した作品を、一枚でも減らされたくないって思うのは当然ですのでね。その気持ちも解るんですけども。


でも全部の写真を全部並べるのが一番綺麗か?となると、そうじゃないので私みたいな仕事もあるって事なんですけどね。




一番大事な事は、お客様にとって、その写真が、デザインが、レイアウトが、本当に一番良いものなのかどうかって事の一点に尽きますからね。


そのためであれば、カメラマンにだろうが何だろうが我慢はしてもらわないとね。


まあでもカメラマンにも自分にも、もちろんお客様にも、納得いかないような事だけはしませんのでね。ご安心くださればいいかなーと。




写真重視で、圧倒的ボリュ−ムのアルバムが良いってわけでもありませんし、デザイン重視の、超個性的なアルバムが良いってわけでもありません。


そのアルバムや写真集が、持つ人にとって特別であるかどうか。
これから何年も先に、また見る、見せられる存在であるのかどうか。
それが一番大事なんじゃないですかね。




昨日から本格的に仕事も忙しくなりつつ、お盆の間は一般物ばかりの仕事内容が、フェアの準備やらなんやらで再びブライダルチックになってきましたもので、何となく「何のために」をアピールしてるように見せかけて、実は自分への再確認をしていたりする私なのでした。


8月はさすがに暑いわ、お盆休みはあるわで、ブライダル絡みのお仕事は少ない状態ですけども、9月になるとまた少しずつ増加傾向にあるわけです。
少しずつ忙しくなっていくんでしょうけども、根本にある作るものに対する「意味」は、やっぱり忘れたくないなあと。


忙しすぎると、人間ってほんと簡単に忘れちゃいますからね(汗)
簡単な事ほど、忘れたら不味い事が多いです。


そんなこんなで再確認も終わった事ですし、またお仕事に復帰しますかね♪


それにしても8月ももうすぐ20日だと言うのに、この暑さ。
いつまで続くんでしょうね・・・・




皆様もこの暑さにおきをつけて・・・


ではでは〜

2010年8月17日火曜日

ねずみの軌跡

ラクガキじゃないよー

どうもみなさんこんにちわ。


あー。とうとう本当に日常にもどりましたねえ。

と言ってしまいそうな通勤ラッシュを味わいながら久々に満員電車を堪能して会社に出勤してまいりましたNAWOです。


朝イチでいつもよるコンビニ前でたむろするサラリーマンのおにいちゃん方も何かしら忙しそうでずーっと携帯触ってるし。


みんな眉間に皺よってるぞー。

そういう時はシロクマだ。


まあ、そんな忙しそうオーラを出している人達を横目に、お気楽な感じで仕事をしている私なのですが。



実は私の勤務先も、今週の末に市内某ホテルのブライダルフェアに参加することになっていまして。それの準備で皆ばたばたしておったりするわけなのですが。

それのブースで売り子さんする人も居るのですけども、私は日頃の行いが悪いせいか、頭の髪の毛がボサボサでお客様商売には見た目上向いてないのかわかりませんが売り子さんはいたしません。

私自身は別段接客がイヤーてわけでもなんでも無いんですけどねー。
まあでも人手足りてるらしいので。



それでもそのフェアに向けて、色々新商品も出したりするようなので、その告知ツールやらチラシやら、何か色々作るものはぎょうさんあるので、それの制作やら出力やらに追われてる感じです。

そっちは頑張るから、フェアで売り子さんする人は接客頑張ってねー♪



ま、私の勤務先はリンク貼ってるのでお判りかもしれませんが、ビデオの動画部門と写真の静止画部門両方ありますのでね。何かと告知する内容も盛りだくさんなものでして。

価格表も会場によって違いますし(商品が全然違いますので)、それの内容やら新商品の打ち合わせやらを現場の方々と折衝するのも本当に大変なんだろなーて思うわけです。



今の会社では制作メインで働かせて頂いてはいるのですけども、そういうとこで周りの皆は気を遣ってくれてるのが嬉しいような悲しいような。

ほんとは全然接客も営業もできるんですけどねー
そればっかってのも嫌っちゃ嫌ですけど。

結局どうしたいねん!ていうのは無しで(汗)
基本我侭なんです。私。はい。



まあでも制作者てのはヒキコモリですのでね。

世間様とズレてるとこもぎょうさんあると思うんです。

なんで商売上から言うと、あまりお客様の前には出ないほうがいいんかもしれませんねえ。

もし出るなら、色々リハビリが必要なんかな?とか思いますけども。



まあその話はおいといて。


上のなんか訳のわからんラクガキみたいな絵は、フリーのソフトで、PCのデスクトップに常駐して、マウスの動きの軌跡を残してくれる、「Mouse Path」というソフトで、私がスライドショー作った時のマウスの跡。

制作者の方で、日頃PCで何かと作業したりWEB閲覧する機会の多い人は、試してみると意外な発見が。


フリーソフトで、JAVAで動作するので結構軽いです。
重たい作業してる時でもそないに気にはなりません。


海外のサイトですけども、ダウンロードしたい方は下リンクから。

http://dottech.org/freeware-reviews/13865



 サイトは外国のサイトなので、当然英語。

左の画像の箇所からフリーでダウンロードできます。


direct downloadはウインドウズさん用。

direct download Mac OS Xが
マックさん用です。




マウスが動いてる時は線が描かれて、

マウスがとまってる時はインクのにじみみたいに、だんだんと黒丸が大きくなっていきますです。

やる作業や、使うアプリによって全然違う絵になったりするので、ちょいアートな作品チックになったりすることも。


別に作業してる時じゃなくても、フツーにWEB閲覧してる時に起動させてても、なかなかオモロい絵が出来たりします。


ちなみにこれがアプリの画面の上に表示させた状態。

ちょい銃弾チックですけどね。

絵描いたり、作業してたりすると、特定のパレットのとこにどんだけ頻繁に行き来してるかとか、

それに引き換え全然クリックどころか、マウスカーソルさえ行かない場所もあったりとか。

何かと楽しいので、ちょい最近ハマっております。




なみにGoogle先生の画像検索で、

「mousepath」

の検索結果がこれ。

みんな結構遊んでる。





その中でも色々絵ズラが違うのもありましてですね。




黒いにも程があるバージョン。

マウス置きっぱなし・・・というより、
電源イレッパで寝てたのか?

こないに黒くなることは普通無い。





これは狙って描いてるのか?バージョン。

こないに綺麗に○の線だけ描けるもんなのかなと。

これがある作業で出来てるなら、どんな作業なのかを見てみたいもんです。

でも中央の線はいかにも何かの作業跡っぽい。



ま、そんなこんなで興味のある人はどぞです。


毎日PCで作業したりする人なら、日記替わりにこれで

「今日の作業」

とかってしても面白いかなーとか思ったり。

言葉でなく、こういうので記録てのはなかなかオツかなと思ったり。



私もこういうのでいつも遊んでるわけではないですよー
 でも面白いのを見つけては色々試したりしながらお仕事しておりますです。


楽しんで仕事しなきゃ、色々損ですからねー。

何事も、楽しんで出来る事程良い事はありませんので。


でもなかなか対人間と・・となるとそうもいきませんけどね。

私も打ち合わせやなんかになると、色んな人に色々伝えたりする事の難しさはよくよく感じたりしますけどね。


なんで今度のフェアに出ていく人達にも、ほんとにご苦労様ですーと思う気持ちも大きいわけでございます。



ファミマの前で、眉間に皺寄せながら携帯でメールしてたお兄さん達、
今頃ニコニコしながらお仕事してはるかな・・・

私も集中し過ぎの時は、色々難しい顔しないようにしなきゃ。

とか思いながら、今日もフェア準備に明け暮れていくのでした。



みなさんも本格始動のお仕事頑張ってくださいねー。

というか私も頑張らなければ(汗)

ではでは〜♪

2010年8月16日月曜日

明治生まれの足踏みミシン






どうもみなさんこんにちわ。


今日は8/16。お盆の最終日なんですかね。

私の勤務先は昨日の15日までがお休みでしたので、今日から通常営業で出勤なんですけども。


朝の通勤電車はそんなに混み混みってわけでもなく、かといってガラガラに空いてるわけでもないっていう割と中途半端な状態だったりして。

でもってスーツ姿のお兄さんやお姉さん達は、皆どことなく疲れた顔をしてるのがちょっと可笑しい朝でした。

みんな遊び疲れてるみたいだけど頑張れー♪



ま、かくいう私もスーツこそ着てませんけど、おんなじように疲れた顔してたんかなーて思いますけどね。





今日は京都では、大文字の送り火の日です。

Google先生のトップページも見事に大文字になってたのでちょいびっくり。



「五山の送り火」って言葉も、変換機能の頭の悪いマックさんで一発変換で出てくるのももひとつびっくり。



私は長年京都に住んでいますけども、五山の送り火をちゃんとした形で「観に」行った事は、幼少の頃に一回しかありません。

前々から言ってますように、人の多いのがなにかと苦手なものでして(汗)

祇園祭りもそうですし、こういう人のぎょうさん集まるイベントはもひとつ食指が進まなかったりするんです。



でも実際の五山の送り火は、それこそ名の通り、京都市内を囲む五山で灯される事になりますので、間近で絵はがきみたいな光景でないとイヤ!て感じじゃなければ、適当に京都市内をぐーるぐる車で回ってるだけでもかなり見る事が出来ますです。


私はわざわざ見に行く事はしませんけども、仕事で車で走り回っていたときは、京都市の西のほうにある大きい南北の通りの「西大路」という通りを、ちょうど送り火が点火されている時間帯に北上して走ると、進行方向に大きく見えてたりしましたね。



で、そんな五山の送り火の日。お盆の最終日は、それまでお盆期間中は里帰りの人や、観光客の皆さんでゴッタ返していた京都市内が、うってかわって静かに感じる日でもありまして。

なんとなく市内全体が、お盆に帰って来ていたご先祖様がサヨナラーてするのをちょい残念がってるような、なんとなくそんな妙な空気感があったりします。

そんなお盆の終わりにいつも思い出すのは、もう今ではそのご先祖様の仲間入りしています私の祖母の事でして。


いや、祖母だけじゃなく、祖父もですねえ。

なんてったって、祖父の命日はまぎれも無く8/16なので。五山の送り火当日がその日なので、まあいつまでたっても忘れる事はできませんです。



上の写真は、以前に祖母のパッチワークの作品で、一冊のアルバムを使って作品集にした時に使用した、表紙の扉写真。

写っているミシンは長年祖母が愛用してきた、足踏みミシンです。



ものすんごく古いミシンですけども、古びた木の色も、使い回してすこし煤けた本体の金属もすごくいい味を出しておったりするものでして。



祖母が亡くなった時には、このミシンを移動させて部屋を少し片付けていたんですけども、それまで一回も触れなかったこのミシンを持ち上げようとして力を入れても、ピクリともしない程重かったのを憶えています。

大の男2〜3人居ないと動かせないくらい、重いもんだったんですねえ。



祖母は毎日毎日、早い時は早朝の5時くらいから、祖父のご飯なんかもう全く忘れ去ってしまって、夕方まで色々作っておりましたです。

一回何かに集中しだすと、周りが見えなくなってしまって没頭してしまうのは私の家系の伝統のようでして(汗)

祖母は自分も飲まず食わずでずーっとミシンを踏みこんでいました。



晩年になって、それまで大量に作成してきた作品を、これまた孫の勧めで、市内のギャラリーで展示会とかもしておったのですが、圧巻すべきその数で、年に数回くらい、毎年行っておりまして。

で、当然その作品集も作りたい。となったのですけども、通常の印刷の作品集だとどうしてもコストがかかってしまうのと、本格的な出版になってしまいますので躊躇していた時に、私が銀塩アルバムベースの作品集にしたら?という事で作らせてもらいました。



こちらがその表紙。

見開き状態なんで、中央が本の「背」の部分になります。

うちのおばあちゃんは、エミばあちゃんて言いまして。

名字の部分だけはちょいモザイクかけていますけども。

裏表紙の写真はミシン全体の写真です。



中面はほんとにシンプルで。

白地にただ淡々と作品が並んでいきますです。

ただ物によって一応ジャンル分けしましてですね、
何でジャンル分けするんや?というとこで悩んだんですけども。

使用用途も色々バラバラで、大きさも様々だったので、ここでは

「形」

でジャンル分けして、アルバムに収録しましたです。

このページは「方形」

四角の作品は全部ここに収録と。




 このページは「多角形」

この辺は小さいものが多いので、それぞれのページに結構多くの作品を収録出来ましたですね。

なんとも色とりどりで、見てるだけで楽しいものです。

この辺はコースターですとか、そういうのが多かったですね。

ちなみに各見開きの周りに、グレーのふちがついていますけども、これは製本屋さんの使う裁断部分なので、実際の本にはありません。

データをそのまま掲載してるのでお許しを。






で、最後は「立体」

クッションですとか、カバンですとか。

このあたりは結構実用的なものが多くなります。

何でも展示会やってたら、売ってくれって言う人も居たとかで。

でもばあちゃんはお金には興味無いので、言われたらその場であげてしまってたそうですけどね。

個人的に欲しいなーと思える物も沢山ありますです。







で、最終ページはこちらで。

ばあちゃんの名字と、「撮影、編集」の場所のクレジットは私の本名が入ってしまっておりますのでモザイクモザイク(汗)

超シャイで、顔もまともになかなか撮らせてくれなかったばあちゃんに頼み込んで、一番印象的な「手」を撮らせてもらいました。

どうしてもこれを最後に入れたかったんですよね。



最終的にこのアルバムは、大きさがA4ワイドの版面で、ページ数はかなり多い50ページになりました。

作品を余裕を持って掲載するのには、やっぱこれくらいページ数が無いと。



現在は印刷機械の種類も多様化したのと、昔のように、大部数での印刷が減少しているのが影響してか、それぞれの印刷屋さんでもオンデマンドという、少部数印刷に対応してる処が沢山あります。

私がこのアルバムを作った時はそんなにまだ少部数印刷もありませんでしたけども、今であればもっとページ数を増やして、オンデマンド印刷のアルバムなんかにするともひとつオシャレなものも出来るかもしれませんね。


でもこの銀塩のアルバムも、50Pで相当の重量と質感もありますので、長く保管したり置いておくにはこちらのほうが良いかなーとも思ったりします。

印刷と銀塩とでは、やっぱり銀塩のほうが私的にしっくりくるのは、あくまで個人的な趣味志向の問題かもしれませんけどね。



コストは実質本当に安いですよ。それでいて1冊から作れるので、色んな人に知ってもらえればと思いますです。

自分の作品を一冊の本にしておきたい・・・て思ってる人は、相当多くいらっしゃると思いますのでね。

写真の紙焼きだけで置いておくのとでは、全然違いますので。

作家さんの方は、1冊どうですかー?



思い出としては、これを作ってばあちゃんに渡した時の、あのとっても嬉しそうな笑顔と、それなりに重い、半分辞書みたいな本なのに、誰かお客さんが来られた時には、毎回毎回嬉しそうに、


「ウチの孫が作りましてん。ちょっとみてくれはりますか?」


と奥から出してきては見せびらかしてたってのを、後日聞きまして。

嬉しかったり恥ずかしかったりした憶えがありますね。



お盆の終わりになると、そんときのばあちゃんの笑顔やら、しわくちゃの手やら、色んな事を思い出します。

そんなばあちゃんも、今晩送り火と一緒にあっちに戻って、また来年〜て感じです。

向こうでも相変わらず足踏みミシンで早朝からガタガタやってるんでしょうね。



まだまだ暑い京都ですけども、五山の送り火が終わるとそこからゆっくりと秋へと季節は向かいます。

言ってるうちにお彼岸ですからね。

そんときはまたばあちゃんの好きだった栗まんじゅうでも食べながら思い出しますか。



今日からお仕事全開〜て方も沢山いらっしゃると思いますけども、頑張ってくださいねー

私も相変わらずシロクマ片手に頑張りますです。

ではでは〜♪

2010年8月15日日曜日

ビッグバンポスタ−れしぴ。

宇宙の写真。これがベース。

どうもみなさんこんにちわ。( ・∀・)


お墓参りも絶好調なお盆終わりの今日このごろ。いかがお過ごしでしょうか。

相変わらず勤務先の事務所はお盆休みで閉鎖されていますので自宅でぽつりぽつり作業にいそしんでいますNAWOです。


ここ数日は、自宅での冷房稼働率がものすごく高くてですね。今から電気代の請求が何より怖い思いをしてガクガクブルブルしておりますけども。。・゚・(ノД`)・゚・。

でも冷房入れなきゃ、暑さちょいマシになったからってPC前で作業してたら、それだけでダイエットになるような環境ですのでね。

冷房入れ続けていても、マックさんは延々「ブォーーー」と絶好調に熱気を排出しておりますわけでして。

そのまま冷房も何も入れずにほっておくと、勝手に室温が40度近くなってしまいます。

旅行で特別増量した私にとっては、冷房入れずに作業するのが一番のダイエットになるのか?とか少し思ったのは内緒ですけども、非常に体に悪いのでそんなこたあしません。




上の写真は宇宙です。
そう。どっからどう見ても宇宙の写真。(・∀・)


なんでブライダルアルバムの中の人やのに宇宙の写真から始まるねん?という突っ込みはしないでください。

だって、ここ数日ほんとにアルバム作ってないんですもの。

一般の印刷物ばっかり作っておりますので、まあその話題でってことでご了承くださいませです。はい。(;・∀・)


で、なんで宇宙なん?という事なんですけどもね。
今・・・というか一年程前から、とある特殊照明の制作会社さんのパンフやらポスターやら色々作っておりまして。


その会社のお仕事をさせて頂いたきっかけは、大阪や東京なんかで行われる、照明機材の展示会やなんかに使用する、大判のポスターを作成させて頂いたのがきっかけなんですけどもね。


作成するにあたって、どんなイメージで作成するのか当然色々話を伺ったんですけども。

その時に聞いたのが、


○ 宇宙空間に浮かぶ人工衛星のようなイメージ。

○ 暗闇に光る星の中でひときわ明るく輝く商品の写真。

○ 一言で言うとビッグバン。


・・・ビッグバンてどうよ?(;^ω^)と最初はちと思いましたけども。

でも写真とか見てますと、特殊照明だけあってちょい複雑な形であったり、たしかにSFチックな見た目の商品も多いので、ふーんなるほどなあ・・と。


作成するポスターはA0サイズって言いまして、寸法は縦の長さ1m越える大きなものなので、とりあえず高解像度の宇宙の写真を探しまして。

で、上の写真をとりあえずバックに使ったと言うわけでございます。


バックグラウンドはこれでいくとして、まずどういう風にビッグバンで、星の中でひときわ輝く商品にしようか。

とりあえず背景の商品が配置されるであろう場所に、超新星爆発を書いてみようかと。




で、フォトショップやらで白の○描いてぼかしたり、輪っかを描いて伸ばしたりして出来たのがこの状態。

宇宙戦艦ヤマトを口ずさみながら、デスラー総統閣下のお言葉を思い出しながら、ヤマトの波動砲をイメージして描きました。

松本零士先生。何かください。(´・ω・`)

ウソです。ごめんなさい。





で、これでバックは統一イメージで行くとして、あとは文字やら商品やらをどうしようかなーと言う事なんですけども。



商品の写真は、その照明の会社の方が、コンパクトデジカメで撮影した写真。


えっと、これはリング照明てやつですね。


本当はものすんごく光っててまぶしいらしいのですけども。

でも普通に写真で撮影すると、光りすぎてたら何が写ってるのか全くわからないくらいディテールが無くなってしまいますので、あえて照明を抑えた状態で撮影してもらいました。


で、これを「ピカーーー」て光らさないと駄目なんですけどね。


最近のフォトショップには色んなフィルタが実装されとりましてですね。

普通、写真で「逆光」というと、あんまり良いイメージは無いんですけども、フォトショップさんは、写真を綺麗にするだけじゃなくて、劣化や普通では避けるような条件での撮影を再現する事が出来るのがとってもエラいと思うのです。




 で、とりあえず写真の撮影時のゆがみを修正して、商品を正円形になるように整形したあとで、LED照明部分をフォトショップの

「逆光」フィルター

で出来たのがこちら。

うむうむ。(´∀`)
よお光っとる光っとる。



本来は光ってる商品の写真使うほうがいいんじゃないの?て思うんですけども、こういう照明の光具合やなんかを調整する場合は、こうやって合成したり絵を描いてしまうほうがよりイメージに近くなったりします。


実際こんなに光ってる商品撮影したら、写真も真っ白につぶれて、カメラマンの目もつぶれかねませんからね。

この画像見てるだけで、「まぶしっ!」って感じるくらいなんで、実際に撮影したらそら大変でしょね。(;・∀・)





もう一個の商品画像は、適度にぼかしを入れて
下ごしらえしときます。

こいつは脇役。




で、商品入れ込むわけなんですけども、今までのパーツ達をそれぞれイラストレータの上で六神合体 合体させますです。

また年代的にビミョウなネタを言ってしまうとこだった。
あぶないあぶない。 (;・∀・)



まあ最終出力する機械にもよるんですけども、基本印刷のデータの解像度って言えば350dpiて言わはるんですが。

A0とかの大きさの画像データになると、いくら圧縮かけたからといってものすごく大きなデータになっちまいますので、これの時に使った宇宙のバック画像は、実寸で150dpiしかありません。


前に何度か看板とかで出力比較してみたんですけどね。目の前5cmのとこで見た目比較してもわかんなかったので。

特に宇宙の画像なんて、ほとんど真っ黒ですからね。データの重さもひとしおです。


 


で、合体させて、文字やタイトル入れこんで出来たポスターがこちら。

さっきぼかしておいた画像は、光ってる照明の素材の下に、影のかわりとしておいてあるてわけです。

一番下に白いオビがあって、そこに会社名やらが入ると完成ですね。







ちなみに他の種類も同じように。

にしても、本当に色んな形の照明があるんですねえ。

けっこう見てるだけでもメカ大好きな私は楽しかったりしますです。



結局今も引き続きシリーズで作成させて頂いてまして、今日作ったので9枚目。

最近はもう照明の写真を光らせるのも普通になってきまして、実はポスターを作る時に一番時間のかかってるのが、下の部分にあるグラフや諸元表だったりして(汗)




特殊照明って、私も今まであまりお目にかかった事がなかったものでして。

今回この会社さんのお仕事で色々教えて頂いたりしたんですけども、物質の検査業務とかに使用したりするようですねえ。

普通に生活してたら、こういう特殊な機械の事なんて、人生終わるまで知らずに済んでしまうしょうけども。

日頃から何でも知りたい知りたい病の私としましては、こういう風に仕事で色んな知識を教えてもらえたり、吸収できるのが至福の喜びだったりします。



まあ知ってるからって、それは直接何かの役に立つのか?('A`)

なんて私の冷めた友人やなんかは言い放つヤツもいはりますが。
役に立たない知識ほどなぜか知りたくなるんですよねえ。これまた不思議ですけども。

役に立てる為ではなくて、自分の脳みそにインプットできるのが楽しいんでしょうかね。


でも、肝心の生活面の知識とかは全然駄目駄目だったりするんですけどね(汗)

とりあえず忘れ物と、
そこらで躓いてコケナイようにすることから始めなければ。

もう小学生の時から両親に言われ続けていますが、
未だにこれは治りませんね・・・

もう諦めてますけどね。フンだ。



というわけで今日は宇宙の画像から出来上がるポスターのお話でした♪

果たしてこのポスターは何作までできるのかなぁ。それも楽しみです。

仕事でこうやって続いてシリーズもの作らせてもらえるのは楽しいですよー。

皆さんも仕事で、シリーズ化してるものってありますか?
できたらそれも楽しく仕事できればいいですね♪


じゃ、9作目ポスターの初校、先方さんに送付しますかー。

仕事続きのお盆休み最終日は、こうして終わっていくのであった・・・


ではではごきげんようですー。