2010年5月21日金曜日

じいちゃんばあちゃんとネコ


私が個人的によく見に行く、外国のブライダルフォトグラファーの方のサイトです。

上のリンクから行くと、地元の伝統と自分の好きな色が青なので、ゲストには青色の服装をお願いし、ケーキにも青、新郎のブートニア(胸につける小さい花束)も青。
そして新婦のブーケは、青いバラと。

新婦さんが式で履くヒールもすごく綺麗な青い靴で、それだけでも見ものかと。

すごく透明感があって、ストーリー性もある写真達なので、興味がある方は見てあげてくださいね。


サイトは全部英語ですが、文字なんて読まなくてもわかりますよー。気になる方はWEB翻訳ででもどうぞ。

この人のサイトの上のメニューの、「archive」というところから過去の記録も見れるんですが、まあ私はカメラマンではなくて、あくまで制作者なので、その目線でしかわかりませんが、人の表情や動きとかをすごく綺麗に撮ってはります。


まあ外人さんばかりなんで、もともとそういうジェスチャーは派手目なのかもしれませんけどね。


でもこれだけ表情豊かに撮るのは単純にすごいなあって思います。
撮られてる人が本当に楽しそうですからね。

上の写真もその中の一枚。興味深深な子供の目って、ネコがおもちゃに飛びつく前の目に似てるとか思う私は変ですかね。(´∀`)




どうも皆さんこんにちわ。


昨日は仕事から帰宅する際に、電車の中で総体帰り?の中学生にもみくちゃにされて、あやうく電車内で遭難しかけたNAWOです。


だって最近の中学生、皆デカイんですもの。何食ったらあんな大きくなるのか私にはわかりません。


まあいいよね。成長成長。あーウラヤマシス。(´・ω・`)


今日も色々仕事をサボりこなしながらこうやってブログを更新してるわけですが、また色んなアルバム作っております。


最近校了しかけてる仕事で、某社会奉仕団体様の会議のアルバムとか、京都ではけっこう有名な葵祭りのアルバムとかがありまして、最近はブライダル以外のアルバムの仕事も色々やっております。


で、私がふと最近思い出すのは、アルバムと写真集て何が違うん?て事なんですが。


というのもずっと前にですね。まだ私が婚礼写真の業界に入ってきて間もない頃、まあその前から写真集やら広告やら作っていたものですから、そのときの上司が新しいデザインのアルバムを作ってくれと言ってきまして、何種類か作ったんですが。


そのとき何個か作ったうちの一個は、ものすごくアグレッシブなデザインで作りまして。


婚礼写真というのは非常に色々タブーがありましてですね。まあ縁起物なので、しちゃあいけない事ってのが沢山ありまして、でもそれをワザとデザインに使って仕上げたものを見て一言。


「うーん、これはアルバムじゃなくて、写真集やなあー」( ´_ゝ`)


と言われた事がありまして。
なんなん?アルバムじゃなく写真集ではあかんのかい?とかものすごく考えた事がありまして。
それから色々調べたんですが、その違いに「コレ」って答えは無いんですよね。


ですが私自身では、記録としての意味があるのが「アルバム」、見せる事に徹したのが「写真集」なんかなーとか勝手に解釈しております。


本の作り的な意味での違いと、写真の扱い的な意味での違いもあると思いますけどね。
市販されているグラビアアイドルさんの写真集とかっていうのは、あくまでその写真の「作品集」的なものであって、記録としての意味は薄いんではないかと。


婚礼のアルバムというのはもちろん綺麗でなければ駄目なんですが、その当日の式とか披露宴で、新郎新婦の周りで起こった事や、参加されたゲスト達の笑顔や、新婦の両親の嬉しいような悲しいような表情とかを「記録」としても残し、そのずっと先にたまたま見てその当時を鮮明に思い出せるようなものかなと。


まあアイドルの写真集も、時間が相当過ぎればその当時見ていた自分自身の記憶はよみがえるかもしれませんけどね。


ですんで、某社会奉仕団体のアルバムとか、葵祭りのアルバムとかって言うと、「写真集ではないの?」って思う人も居るかもしれませんが、まあ私の中ではれっきとしたアルバムな訳です。


他にも、たとえば大きな会社の「創立○○周年記念パーティー」ですとかのアルバムも作ったりしとります。これもまあ写真は婚礼みたいな綺麗とか繊細ってのは無いんですが、そのときに参加していた社員の方々の記録として残したいってとこも多いんですよ。


まあでも私も色んな写真見てますから、そういうパーティーの写真とかを見てるとですね、写ってる人の表情やなんかで、「ああ、この部長さんは社長の事、相当嫌いなんだろうな」とか、「ああ、この若いオニイチャンの社員さんは、一緒に写ってるOLさんの事好きなんだな」とか色々わかってしまいます。たぶん結構当たってると思いますよ。確認は出来ませんけどね。(´∀`)


そんな色んな人間関係が見えたり見えなかったりするのも、アルバムってやつのいいとこなんかもしれません。


婚礼のアルバムはそうですねー、いつも、どのアルバム作るときも、
「数十年後とかでじいちゃんばあちゃんになった2人が押入れの奥から偶々出てきた結婚当時のアルバムを見て、回想しながら笑い会って、縁側で茶を啜りながら、おばあちゃんの横で撫でられて、これまた幸せそう居眠りするネコ」まで想像して意識して作っております。( ・∀・)


なんで、いつも基本的にはアルバムデザインするときは、数十年後に見てもらっても自然に見れるもの。ってのを意識しとりますね。これがまた超難しいんですが。


でも、そのお2人のこだわりとか、気に入った色ですとか、そういうのを盛り込んで、なおかつ私の思う「何十年後に・・・」も盛り込めたデザインが出来たときは私も超嬉しいですし、お客様に喜んでもらえてもっと嬉しい!て感じです。


まあ写真集にしても、アルバムにしても、ずっと残していただけるような物、作れたら制作者冥利につきますです。はい。(・∀ ・)


まあ綺麗に〆たとこで、また次回という事で・・・
そろそろ仕事しなくちゃ。


ではでは。

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