2010年7月10日土曜日

選挙カーが激しい。(;・∀・)

有名人からのメッセージビデオレター



ども。既に溶けかかってるNAWOです。(`・ω・´)


「毎日毎日僕らは鉄板の~♪」

と歌いながら、暑い日差しの中。近所のセブンイレブンにシロクマを買いだめしに出かけたところ、反対側からすれ違っていったオッチャンが

「上ーでやーかーれーてー、嫌になっちゃうよー♪」

と続きを歌っていってくれて、土曜の昼はこれだからステキ♪なんて思っています。



今日は天気も良いのですが、あっちい事には変わりないのと、先週は出かける用事が多くてちょいオツカレチャン状態なので事務所には行かずに自宅でボチボチ仕事をしております。


昨日は私の勤務先のビデオ部の「たけろく」というのが担当している式場さんから、新郎新婦の隠し撮り・・・

いや、じゃなかった。サプライズ挙式?というものの発注書がFAXされてきたようでして。

なんか内容を聞いてますと、新郎が新婦に

「前撮りで写真撮るから、式場にいこうー」

て誘い出して、さあこれから撮影しましょかー。じゃ、チャペルにどうぞー。
てチャペルに行ったら

「新郎新婦の入場です!」

になるという事らしいです。Σ(゚Д゚)

仕事場の誰かも言ってましたが、「私が新婦やったら、絶対卒倒してるわ」(;・∀・)
それは実は私もそう思う。


写真はまあいいでしょね。だって前撮りって口実で呼び出してるんですからね。
でもビデオカメラのごっついの担いでる人が居たら、新婦も「???」てなるでしょし。

で、どうやったらそれを新婦に悟られずに撮影できんのかー?という会話で確かに盛り上がっておりましたね。

はじめてのおつかい風とか、メタルギアのスネーク風ダンボール作戦とか、まあ色んなこと好き勝手言いましたです。はい。


にしても最近のビデオカメラてめちゃくちゃ小さいのもあるんですねえ。
ちょいと調べてビックリした。

これで640*480の映像撮れるとは驚きですねえ。

めちゃくちゃ悪用されそうな気がしますけども・・・・・
でも販売品目は「防犯カメラ」か。
(;´Д`)

ま、私には全然必要ありませんけどね。

これで12000円も出すなら、セブンイレブンのシロクマアイス買占めますです。(・∀・)


それにしても写真にしてもビデオにしても、新婦さんのその驚いた時の顔が綺麗に撮れたり残せたりしたら、それほどステキな記録もないでしょね。。ほんとに。

というか、それを企画して実行しようとしてる新郎さんが一番ステキかも。
まあドッキリを地で行くわけですからね。

結婚式や披露宴でサプライズの演出をされるってのはよく聞く話です。

新郎さんが、予告無しで新婦さんに花束をプレゼントするとか。

新郎さんが、予告無しで公開プロポーズするとか。

新郎さんが。予告無しでカラオケで新婦の為に歌うとか。

じゃなくて、そのドッキリサプライズをそのまま挙式にしてしまおう!!ていうような相当大胆なサプライズは、私もイパーイ結婚式やら披露宴見てますけども、今まで一度もありません。

まあ、どんな絵を撮ろうとするんかは、そのタケロクさんにかかってますので、まだ挙式まではちょい時間がありますから、色々考えてくれることでしょ。

今からその映像見るの楽しみですねえ。こういうのがあるからこの仕事面白い。。(・∀・)



で、上の画像はなんでシャラポワさんなの?て事なんですけど、披露宴のゲストの友人の方が作った、有名人が新郎新婦にコメントしていく、サプライズで使われたプロフィールビデオ。

いや、そら実際にはそんなこと一言も言ってないですけどね。でも口調にあわせて都合の良い解釈の字幕をつけると面白くなりますです。

英語のわかる人が聞いたら全部モロバレではあるんですけどね。まあそういう人のほうが少ないので。。

こういうのは著作権とか肖像権とかどうなん???って、私も仕事柄よくよく言われるんですけども、どうなんでしょうねえ。。

でも実際上のリンクはYouTubeに上がってたりしますんで、一言で言ってしまえばグレーなんでしょうけどね。


これは私の勤務先の作ってるオープニング。
ですが私たちのように、お金を頂いて何かを作るってなると、それは基本的にダメーて感じです。(;´∀`)

あくまで個人的なプレゼントとして・・・・というタテマエで許されてるところもあるんでしょうね。

なので時々こういった個人さんが作られたムービーですとか、映像作品とかで、もうそりゃブッタマゲルようなもんを作ってこられる人が時々いるんですが、その自由度にうらやましかったりするときも時々ありますね。



サプライズって言うと、ほんとに色々私も見てきてますけども、やっぱ感動を生むものだったり、本当に驚きだけのものであったり、驚かせすぎて逆にドン引きされたり、色々あるんですけど。

方法はまあ色々だと思いますけども、そういうタイミングだからこそ出来る事ってことで、皆さんほんとに一生懸命考えて、あーでもないこーでもないって風にされるんですが。

前にやってたゼクシ○のCMじゃないですけども、披露宴に新婦にナイショで、新婦の憧れのアーティストに登場願って、実際に歌ってもらうとか。何回か私も見たことありますねー。

むしろ有名人の方だと、新郎新婦よりもゲストの方が盛り上がりすぎて、披露宴会場での主人公は新郎新婦の2人のはずだったのに、もうみんなそのゲストに注目しすぎちゃって・・・・・

なんていう、これも諸刃の剣だったりします。(;・∀・)

いや、そういう人が登場して、会場が盛り上がるのはすごーーい私も良いとおもうんですけどね。

ただあくまで個人的な意見なんですけど、そのゲストがサヨナラーってなった後の、会場の盛り下がりようがあまりにすごくてですね。

なんというか、ちょい痛々しいとこを何度か見てるものでして。(;´Д`)

そういうのが無けりゃもっとステキなんですけどねー。

あ、余計なおせっかいですかね?
失礼しました。
反省はしてませんが。

でもホントですよ~。。(;^ω^)



そういうサプライズゲスト・・・とはちょい違うんですけども、披露宴ですとかの場を見たり聞いたりしてまして、「ほぉ・・・これは・・・・」と思うゲストもいたりします。

アーティストの方々とは違って、見た目も普通のオジサンばかりで、得に何が目立つてことも無いんですけどもね。

でもってそういう特別ゲストとして披露宴に参加される方はあまり居ませんでして、結構普通に親族でとかで列席されてる場合が多いです。

その人達の社会的な肩書きが、


「政治家」


と呼ばれる方々ですかね。

政治家とか書いちゃいますと、東京の議事堂で喧々諤々してはる人だと思われるのでちょい語弊がありますけども。

簡単に分類わけしちゃいますと、選挙の時やらにあちこちで演説やら色々やったはるような方々です。

披露宴とかに出てる姿を見てますと、普通にスーツですとかタキシード着てはるときが多いのでそんな見た目で目立つことは全然無いのですけども。

さっきの有名人ムービーのオバマさんバージョン。長い。
やはり役人の中でもお偉いさんの部類に入る方々ですので、披露宴ではそういう方にスピーチをお願いされる新郎新婦が多いのですが。

歌うわけでもなく、踊るわけでもなく、ただスピーチするだけかもしれませんけども・・・

さすがいつも言論で戦い、言論で仕事してる方達だけあって、
面白くもあり、少し凄みもあり、そして最後は必ず新郎新婦を引き立てて、ゲストを全員納得させ、スタッフが誘導しなくとも自然と会場全体から満場の拍手が巻き起こる・・・
というのは、かなりスゴイなあこれ。。。と思います。(; ・`д・´)



実際に私たちみたいな仕事してますと、披露宴の同じシーンを何度も聞いたり、見たりする事もあるんですけども、なんというか説得力ですとか、言葉によるカリスマ性の使いどころを心得ている方が多い気がします。

新郎新婦も、さすがにそういった方のスピーチはものすごく心に残るようでして、中にはそのスピーチ中に涙されるお2人や、父母の方々がいらっしゃったり。

下手すると、そういう歌手ですとか、お笑いの芸人の方々なんかよりも、盛り上げるという意味ではそんな大したことは無いかもしれませんけども、見て、聞いて楽しむよりも、ずーっと長くその人の心に残るんじゃないかな・・・・

そんな風にスピーチを聞いてて思ったことが何度もあります。(´∀`)



人にわかるように説明したり、わかってもらうように自分の意見を述べるのがどんだけ難しいことかってのは、誰でも社会で仕事するようになれば一度は直面する「壁」だと思うんですけども。

そいういう人達は壁どころか、逆にそれを利用して人々を動かせる力を持っているのか・・・

そんな風に思いますですね。


というわけで、明日は選挙ですねえ。
私は不在者投票にコッソリ行って来ましたので、当日は行きませんけども。

いや、別にこれで話しを完結させたくて政治家の人の話ししたわけぢゃないです。(;・∀・)


ただ今も外では演説カーの方々が叫びまくって走りまくっておられますんで、暑い中ほんと大変やなあ・・・・とフツーに思いましてですね。それだけなんですよ。

ま、私はシロクマを齧りながらボチボチ仕事してますけどね。


ではでは皆さん、よい週末をー♪

私もお仕事がんばりますです!!

2010年7月9日金曜日

げしゅたると崩壊イヤー(´Д⊂ヽ

janinelecour.com


どうもみなさんこんにちわ。( ・∀・)

こう毎日毎日あっちいと、本当に私もどんどん体の水分なくなっていきまして、どうしようもない虚脱感に襲われたりするわけなんですけども、近所の喫茶店のアイスコーヒーとシロクマアイスを主食にして日光を避けながら過ごす日々、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

昨日はもう朝から晩まで一日中、これでもかって感じにあちこちから呼ばれまくりまして、ちーともデスクワークできなかったのですっかり夏休みの少年少女のように日焼けしてしまい、首やら腕やらがヒリヒリしとります。あー、痛い。(;´Д`)

まあ日ごろ引きこもりで制作ばっかやってますので、たまにはこういう打ち合わせ祭りもいいんかな?とか思いますが・・・

私出かけながらノートパソコンでポチポチとか中々できない人なもんでして。
電車とかでDSプレイすんので精一杯だったりします。


なのであんまり私を召還しすぎると、仕事が止まったりするので要注意ですよー。
(;´∀`)

そういう時は甘いものを餌にするとか、子供でおびきよせるとか方法を考えましょう。
本人はものすごく単純思考なので、喜んでどこへでも行ってしまいます。( ・∀・)



というか私ノートパソコンて持ったことないんですよね。

できたらマックブックさんとか欲しいなーとか思ったりするんですけども、イマイチ私の荒い扱いにマックブックさんは耐えられないんじゃあないのだろうか・・・と思って手が出せない自分がおります。

見た目ある意味カコイイんですけどねー。電車とかでまで仕事してる人て。

でも、すっごい真剣な顔でノートパソコン広げて、さぞ難しい企画書でも作ってるんだろーなーと思ってさりげなくその人のノートの画面チラ見してみると、ソリティアとかやってたりしますけどね。

そんなことにノートパソコン使わんでもよかろうに。(;´∀`)

そうですねえ。
「100人乗っても大丈夫ー!」
みたいな、某物置メーカーみたいなマックさんのノートが出たら買っちゃうかもしれませんねえ。

200%無理ですかそうですか。(´・ω・`)



まあ余談はそれくらいにしときましてですね・・・
上の画像は、Janine Lecourさんという、海外のデザイナーさんのブログより、ウエディングドレスをデザインされた時のラフスケッチから一枚。

私は服飾デザインは全くの素人なんですが、その服の見た目を考える際に、立体での光の当たり方による変化ですとか、素材やなんかを考えながらこういうラフが描けるてのは、ある意味すごいんだろうなーって漠然と思います。

上のラフスケッチが、最終稿には水彩画でこんな風になるんですけども。

充分味のある絵に仕上がっております。

この人はこれ以外でもデジタルアートですとか色々作られていますが、私の気に入ってるのは

「女の子シリーズ」

ちっちゃい表情の無い女の子の姿で色々イラストレーションされてます。

独特の雰囲気ですけども、顔が無いのが逆に想像力をかきたててくれるので見てると楽しかったり。

あんまり頻繁にはブログも更新しはりませんが、たまーに思い出した時に見に行くと何かしら作品が載ってたりします。

私は半年に一回ずつくらいしか行きませんけどね。

興味の有る方は上の写真下の文字リンクからどうぞいってらっしゃいませー。



ま、てなわけで昨日は早朝から電話でいきなり打ち合わせ→昼前に終わって出勤→午後三時からまたもや打ち合わせ→終わったと思ったらまたもや打ち合わせ・・・

と、休み間もなくひっきりなしに人と話し合いをしていましたもので、ちょい頭の中がこんがらがってしまい、帰ってからノートにメモした内容を書き直すのが超大変でした。


私はとても大雑把な性格でして、いいお話ですとか、いい勉強ができました時でもその場で何かに書き留めておかないと意外と簡単に忘れてしまう性格でして。

必需品としていつも何冊かのノートやメモ帳を持ち歩くことにしております。

ちょっと昔に、何かの映画かドラマで言ってたセリフで、「いくらすごく良いアイデアが貴方の頭の中に浮かんだとしても、それを忘れてしまったら、それは無かったことになってしまう」って言うのがもうトラウマの如く私の中に残っていまして。(;^ω^)

そのセリフ聞いて以来、たとえ仕事の日であろうとなかろうと、メモかノートと鉛筆は私に無くてはならない相棒だったりします。


散々このブログでも書いてますように、今やってます仕事は色んな物づくりのお仕事ですので、例えばとあるお店のメニューですとか、とあるイベントのポスターですとか、業種や種類はほんとにバラバラなものを「いついつまでに作ってねー」と言われることが日頃常です。

それが複数からんできますと、いつ何を考えて形にしてるの?てよくよく聞かれます。

チラシ一枚にしても、そのチラシてのは商品を売りたい!ですとか、このイベントで人を集めたい!て思って、それをお金を出して印刷されるのですから、それによって効果が無いといけませんし、なおかつその商品ですとか、イベントの特徴ですとか、色んな要素が備わってないといけませんし。

なおかつそれを依頼していただけるお客様の要望ですとかも絶対盛り込まないといけません。

で、例えばそれを1週間で3件、同時進行で作らなきゃなんないとしましょうか。

そんなとき、私の頭は何を考えてるのか?


実はあんまりずーっとは考えたりしとりません。( ・∀・)

というより、逆にそれにこだわって考えたりはしないようにしたりします。

でも頭の片隅にはあるんですよ。
あの企業さんのあのポスター作るんや!っていうのは。
でもそればっかり考えたりはしません。すっかり忘れたりしますです。( ・∀・)


頭の片隅に、3つなら3つの事案だけ入れといて、あとは普通にブーラブーラしてたり、他の仕事してますと、そのうち何か見たり聞いたりした時に、フッといい見た目ですとか、いいアイデアが浮かんだりします。

で、それをいつものノートに落書きしていく。。。という感じです。

で。その仕事を始めた時に、そのネタ帳を拡げてそっからネタを拾い集めつつ、制作しちゃうと。


新しく何かを作ったり、何かを提案しなくちゃいけないときは、会議みたいな席で集中して考えても今まで良いアイデアって出たことないんですよね。

なんか、考えすぎちゃって、眠くなるばっかりでして。(;´Д`)

頭の片隅においといて、超断片的に考えてる時のほうが、後からそのネタ帳見て「でかした!」って思えることが多々あったりします。


まあ、でもチラシ3個考えるのに実際は一週間も時間ありませんけどね。。
早い場合は今日の夜までにーとかもありなので、そういうときは集中してガーーーって作っちゃいますけども。

そういうときに出来たもんていうのは今まで自分が作ってきた経験からしかネタが出てきませんので、斬新さとか新しさは無いんですけど、でも意外とまともに出来てしまうので面白いとこです。


あとは、その制作するものの材料(写真ですとか、テキストですとか)見た瞬間にいろいろバァーっと思い浮かぶ時もあったりします。

そういったときは寝たり食べたりも忘れてしまって、いきなり作業に没頭してしまったりすることもありますよ。

傍から見てたらちょいおかしいですけど、
本人にはめちゃくちゃ楽しいタイムです。(´∀`*)

ま、そんだけ閃いたことにドキドキしてる自分が嬉しいって事ですかね。
そのドキドキ感をもっと味わっていたくてどんどんはまっていってしまう・・みたいな感じです。

こう、なんか中学生とかの時に、好きな異性と初めてお喋りできて、それがまたお互いなかなかの好印象で、もうどんどんテンションあがっちゃって喋りまくってしまうような。
そんなドキドキっていうか、トキメキ感があったりします。(ノ´∀`*)


あと、断片的に考えたり、わざと思いつきっぽく仕事をするのにはもうひとつ理由がありまして。

これもなんと説明すれば良いのか難しいんですけども、写真でも絵でも、じーーっと見つめたり考えたりしてると、だんだんと最初は「綺麗」とか「カッコイイ」て思ってたものが、徐々にそうでなくなってくる時ってありませんかね?

最初は自分でぱっと見て「すばらしい!」て思ってたはずなのに、じーーーっと凝視してしまうと全くもってそう思えなくなってしまう・・・

まあ作るものによっては、すっごく長い時間見つめられるであろうってものもありますけども、大概のものは巨匠の絵画作品でも無い限り、そないに長い時間見つめられるものではありません。

広告なんかはそれの極めつけでして、殆どのものが一瞬目に止まるかどうかで勝負してたり、その見た数秒で何をその人に訴えかけるのか?みたいな事が求められたりします。

なのでジーッと見てしまうと、なぜかその感覚が麻痺?してしまって、何が正しいのかわかんなくなっちゃうんですよね。

ゲシュタルト崩壊?でしたっけ?そんなもんなんかもしれません。(; ・`ω・´)

そういう事になってしまうと全然ダメダメなもんしか作れなくなっちゃうので、広告やその他の仕事の時は、ワザとあんまり見つめないようにしたりもします。


そういう面ではアルバムですとか、写真集というのは真逆になっちゃいまして。

見る人は結構長い時間、それも何度も何度も繰り返し見るかもしれませんので、パッと見も確かに大切なんですけども、長ーい時間見続けていても、それが出来るだけ新鮮に見えるように・・・とか、写真以外の柄とか色合いも出来るだけ飽きのこない、それでいてちゃんとステキに写真が見えるように・・・・とか考えながら作ったりします。

あとはその会場さんですとか、新郎新婦さんの雰囲気だとかの、そこの「記憶」に近しい出来栄えだったらいいなあ。とか思いますね。

でも、広告にしても、アルバムにしても、見る人に影響を与えられるお仕事なので、それが楽しくってこうやって頑張れるんでしょうけどね。

ただの一介の製作者なんですけども、私の作ったものが例えばちっちゃな保育園の掲示板に貼る告知だったとして、それを読んでくれたママさんたちがそれによって行事予定をわかりやすく理解してくれる。。。みたいな事が、実は一番嬉しいことなのかもしれません。(´∀`)


ちっちゃい幸せとか、ちっちゃい便利の一つになるって、気持ちいいことだと思うんですよね。


この前にも記事で書いてましたが、ちょぼ福さんに打ち合わせに行ったときに、私の作ったポスターとメニュー見ながら、おばあさんとか小学生の子供さんやらが、

「なあなあ、このたこ焼きめっちゃ美味しそうやでー、これ食べようなー。なあーって」

なんて言ってたのを聞いてて、めちゃくちゃ嬉しかった私なのでした。(´∀`*)


昨日は一日出っ放しで全然作業できなかったんで、今日は頑張るぞー!オーー!

でもその前にちょいコンビニでも行って、お菓子でも買ってこようかなー( ・∀・)

にしても今日も梅雨明けか!とばかりに暑いですが、皆さんも頑張ってくださいねー

ではでは。ごきげんようですーー

2010年7月8日木曜日

「まさに天に召される」て。(;・∀・)

星が輝く七夕に入籍される方の結婚指輪


さーさーのーはーさーらさらー♪(´∀`)

なんて歌うにしては、京都もちょい雲が多すぎて残念ながら天の川は見えませんでしたが。

でも織姫と彦星はそのほうが遠慮なく逢えると思うので、私個人的には七夕は曇ってるほうがいいのではないかな?と思い続けてはや数十年。

どうもこんにちわ。NAWOでございます。

上の写真はとあるジュエリーデザイナーさんが作られた、七夕に入籍されたお2人の結婚指輪。
星がさりげなくデザインされててステキだったので一枚。


おとといにちらっとコメくださったさなぎさんもおっしゃってましたけども、「一年に一度、100年経っても、実際の4ヶ月にも満たない時間しか逢えない」のなら、下々の人間共なんぞに気を使うことなく、雲のカーテンに隠れて思う存分鴨川の川縁のカップルみたいにしていただけたらと。


にしてもそんなロマンチックな言い方のできるさなぎさんを、尊敬してやみません。(´∀`)
さすが文章作る方は切り口が違うなあ・・・と素直に感動しました。


あ、でも鴨川っていっても、京都以外の人は何のことやらわかりませんね。

京都の中央部の南北に走る、浅いんですけどまあまあ川幅の広い川で鴨川ってのがあるんですけどね、

市内の一番繁華街の河原町通りや、木屋町ですとか、先斗町の近辺になるので、夏場はその川縁にものすごい数のカップルさんが並ぶわけです。

そうそう、ちょうど今くらいの季節から、名物の「納涼床」が出始める時期でもあります。
その納涼床の下の川辺に、カップル達が肩を寄せ合って並ぶわけなんですけども。


京都の夏の風物詩。でも冬も見れるよ。
その並び方も面白くてですね。

2人でくっついて、目視でほぼ正確に約5mおきに並ぶという現象が、今時分から天気がよければ毎晩コンスタントに見れます。

特に金曜、土曜の晩は大賑わいですよ。

川縁に降りると、街灯やなんかもちょい離れますので、2人でいいムードになるのにはうってつけの暗さにはなるんですけども、

四条大橋や三条大橋から超丸見えなので、そんなに顔を覆いたくなるようなハレンチなことも出来ませんし、まあほほえましい光景ではあります。

でも本当に均等に並んでますので、知らずに見るとその整然さに一瞬我が目を疑うこともありますけどね。(;・∀・)


今はどうなのか知りませんが、私が高校とかに行ってたころは、やれ「鴨川の川辺で2人で座ると一ヶ月以内に別れる」ですとか、「嵐山の手漕ぎボートに2人で乗ると、3日で別れる」だとか言う話がぎょーさんありましたね。

そんなん気にしとったら、どっこも行けへんやん!って思ってた時期が私にもありました。

てか、京都てそんなとこばっかりですけどね。( ・∀・)

本来の観光とはまあ全然目的も趣旨もちゃいますけども、そんなわざと俗的な京都を探して見つけてみる旅ってのもなかなか面白いのでは?と思いますです。

京都は学生や若者が多くて、色々新しい事もあるかと思いきや、戦争でも焼けず、大きな地震や災害に見舞われた事も無い都市なので、外から見るとものすごーくアンバランスな新旧の一面があったりします。

それこそ、長年京都に居ないとわからない、良い話も、恐い話しもあったりしますので、表の京都と裏の京都、知ってると結構面白いもんですよ。フヒヒ( ・∀・)

ま、昔ながらの京都の人はそういうマイナスのところはあまり話したがりませんけどね。



前フリはまたもやものすごく長くなってしまいましたが・・・(;´Д`)

昨日はいきなり、なんの前触れもなくコメントできるのだけれど表示が消えるという怪奇現象がわがブログに起こりまして、夜だというのにあたふたあーでもないこーでもないと設定を見直したりしてたんですが、大体ブログの、しかもコメントの設定なんぞ、久しく触ったこともありませんでしたので、結局色々やってはみたのですが、どれも関係ありませんでした。

でもって昨日の昼頃に、さりげなく普通に戻っていたりしてますので、何かしらBLOGGERの不具合だったのかな?と思ってますが・・・頼むよー。Google先生。

ま、でもコメント消えたわけではなく、表示されないだけだったみたいなので、そこはまあよかったかなーと思ったりしております。

コメントのテストをしていただきました、さなぎさん、masahiroさん、それとその現象をお教え頂きました、Tappyさん本当にありがとうございました。。

それにそんな状態にもかかわらず、コメントをくださった由良のアワビ屋さんもありがとうございます。。

得にTappyさんには何度もコメ送信頂いたりしてしまいまして、ご迷惑おかけしましてほんとすいませんでした。また懲りずにコメお願いします。。(m´・ω・`)m



さて、昨日はmasahiroさんのお子さんの出産記念ということで、子供や赤ちゃんの写真にまつわることで記事書いてましたけども。

おとといは・・・たしか昭和のかほりのする、結婚式の演出のお話でしたね、そうそう。

今日はその話しの続きでもしようかと。


この暑い中、ホンマご苦労様です・・
私はブログのタイトルでもありますように、現在はブライダルアルバム作ったり、一般の広告や印刷物作ったりしてるんですけども.

一般でデザイナーとして活動されています方々と比べますと、映像とか写真というものに近しい場所で仕事をしておりまして。

写真や映像というと、もちろんCMや広告にも使われますが、

一番使用されるのが多いのが、結婚式なんかで撮影して、それを残すっていう、「記録」としてのお仕事が多いわけです。

「記録」としてのお仕事となると、それこそ結婚式だけではなくて、それが「学校行事」ですとか、「企業の創業の記録」ですとか、「子供の成長」とか、色んな多岐にわたる事になるんですが。

その中で結婚式と対極にあるのが「葬祭」の記録のお仕事です。

4文字熟語で「冠婚葬祭」という言葉がありますように、人生で一番華やかな、嬉しい時と、その真逆の悲しい時。いずれもその人の人生にとって大事な一面であることに違いは無いのですが。

今は仕事では殆ど行っていませんが、今の私の働いていますTAKE6の前の仕事場で働いていました時は、葬祭関係のお仕事をかなり頻繁にさせていただいておりました。


葬祭の写真のお仕事って、結局のところどんなことやってるの?て話しはまたすごーーーく長くなるので、ここでは割愛して次の機会にでもお話しようかなと思いますけども、以外とデジタル技術を使用しての葬祭のお仕事というのも沢山ありまして、忙しくさせて頂いてた事もあります。


で、その時に一緒に・・・というか、直接一緒に働いていたわけでは無いのですが、その時の上司にあたる方で「Yさん」という方がいらっしゃいまして。

年齢で言うと私よりも相当先輩のカメラマンなんですけども、色んな式場さんですとか、そういった冠婚葬祭業のエライ方々ともお知り合いが非常に多いのと、その人自体がものすごく沢山アイデアを出されるのが得意なので、一時期はそのアイデアを形にする係・・・みたいに仕事をしていた時期がありました。(;´∀`)

こちらは最近多い、ボトルにそのまま彫刻するタイプ。
結婚式場さんのほうの仕事では、記念写真の集合写真をデジカメで撮影し、
それをすぐに耐水性のラベルシールで印刷して、新郎新婦の生まれ年製造のワインやシャンパンのボトルにそれを貼り付け、記念品として用意するとか。

2人の子供の頃からの写真を数十枚用意して、生い立ちヒストリー的な巨大なウエルカムボードを作ったりだとか。

今ではネットで探せば普通にやってはる業者さんも多いんですけども、そういうのが一般に浸透する前に、色んなすごい数の

「あれやりたいこれやりたい」(・∀・)

て事を次々と片っ端から形にしていた時期もありまして、大変ながらも私も楽しんで仕事していました。

それは婚礼だけでなく、葬祭のほうにも発揮されてまして、故人さんのお写真を立てかける小さな額の作りを工夫して特許を取ったりもしてはったんですけども。

ですがやはり葬祭というのは、婚礼とは真逆の行事でもありますので、遺族の方々の心情ですとか、宗教の絡みなんかもものすごく複雑になってきますので、そうそうアイデアがあったとしても何でも出来るってわけにはいきません。(;・∀・)

なんでもその時は、自宅でお葬式をされるよりも、今は全国に沢山ある「葬祭ホール」と呼ばれる葬祭場でされるのが多くなってきた時期でして、近畿でもそういうホールの建設ラッシュだった時期。

大手の冠婚葬祭屋さんと仕事していた時期もあり、そういう業者さんは年々減少傾向にある婚礼件数と、増加傾向にある葬祭件数を天秤にかけて、今まで婚礼で使用していた建物や機材なんかを、葬祭業に転化させて使用する方法を模索してはるところが多くありました。

建物はまあ、改装すれば広い会場になりますので問題は無いのですが、中の機材やなんかは、そういった会社の経営者さんからすれば、高価な什器や機材やなんかはできるだけそのまま流用したい・・・・というのが本音らしく、そういう相談も多かったようです。

そこでそのYさんに持ちかけられたのが、

「式場に設置してあるスモーク機能付きの入場ゴンドラを、葬祭での使用できるアイデアは無いか?」

という事でした。

まあ私からすれば、葬祭てもっとなんかひっそりと故人を送るもんじゃないの?て考えるんですが、式場の経営者さんからすれば、昔とはいえ相当お金をかけた設備なので、もったいないので再利用したいなあ・・・といのが本音ってとこですかね。

Yさんも色々悩んではったみたいなんですが、ある日私の作業場に来てこんな会話が。

「なあなあ、葬祭でな、いい演出思いついてんけど聞いてくれる?」( ・∀・)

「はいはい。いいですよ、聞きましょか。」(´∀`)

「えっとな、○○の式場さんあるやんか。あそこに、昔使ってはった、婚礼の入場用のゴンドラがあんねん。で、それをうまーく使って、葬儀の演出にするねんけどな。」( ・∀・)

「・・・・・・・・・・・・・・はい。」(;´∀`)

「こう、祭壇にそのゴンドラに乗せた棺が立てかけてあって、故人の顔がみれるようになってて、それに向かってみんな焼香やとか、お坊さんがお経唱えはったり、一通りイベントしてもろてやね。」( ・∀・)

「・・・・・・・・」(;´∀`)

「で、最後の出棺の時に、そこにみんなでお花とか入れはって、アナウンサーが『出棺です』て言わはったら、自動で棺の扉が閉まって、スモークがバアーっと下から湧き上がってきてやね、ゴンドラに乗って上昇していくって言う。まさに『天に召される』て感じで。」( ・∀・)

「・・・・」(;゚Д゚)

「どうかなあ。僕の想像上、ものすごく絵になるし、めっちゃ綺麗やし、絶対いけると思うねんか。どう思う?」( ・∀・)

「・・・うーん、正直私にはちょっと解りかねますが・・・(汗)」(;´Д`)

「そかそかー、まあ僕のアイデアはいつも普通の人にはなかなか最初は理解してもらいにくいしなあ。一回コレ言ってみるわ。じゃあねー」( ・∀・)


私が頭の中に浮かんだのは、ドラキュラさんの棺おけだったんですが、まあそれはナイショということで。

その後その話しは全く聞いてないので、結局そういう演出はされることなく今に至ってるみたいなんですけどね。いいのやらわるいのやら、よおわかりません。


今は本当にイヌも歩けば葬祭ホールに当たるんじゃないかっていうくらい、葬祭関係の建物って増えましたね。

京都は土地柄ものすごく保守的なので、なかなかそういう大型の葬祭場てのは作りにくいみたいなのですが、それでもすごい勢いでまだ増え続けています。

私もそりゃ、今まで色んな葬儀に出席してはいますけども、色んな演出ですとか、工夫てのは故人の意思を尊重するって事でされる人も多いようですけどね。

んーでも、本当にこれは私個人の考えで恐縮なんですけど、亡くなった方の意思以外では、できればお金儲けの観点でそういうのは止めてほしいなあ。。。と思うわけです。(;´∀`)

Tappyさんもコメントでちらっとおっしゃってましたが、

「葬儀場の入り口に故人の等身大パネルがあって、ものすごくにこやかに笑っていて、なんともいえない気分だった」

とかおっしゃってましたが、婚礼と違うのはその辺だと思うんですよね。

参列される方々の心情というのは、お祝いの方向には全く向かってないので、「コレ」っていう演出がしにくいのはそりゃ仕方ないんではないかなと。

「故人を偲ぶ」って言葉をよく使いますけども、「偲ぶ」ってなんやねん?といわれると、非常に難しい気もしますので。

まあただ、その人が大切であって、皆で見送ってあげたいって言う観点からしたらYさんのアイデアも確かに間違ってはいないかなあとは思うんですけどね。

でも私の親族とかの葬儀でそんな演出があったら、たぶん度肝抜かれるのを通りこして、ちょい呆れるんじゃないかと思うんですけどねぇ。Yさん、どうでしょ?(;´∀`)

葬儀関係というのは、今でこそ映画の影響ですとかでちょいオープンになってきてはいますけども、まだまだ私の知ってる限りでは、「なんで??」というようなところも沢山あるのが事実です。

まあそれでゴハンを食べてらっしゃる方々も今はものすごく沢山いらっしゃるので、言えませんけども、大事なのは故人を大切に思う心だと思うので、まあぶっちゃけどんな演出しても結構なんですが、そこらへんを一番大事にしてほしいなーと。

Yさん、演出に凝るのもいいですけど、そこらへんも大事にできるアイデアまたお願いしますねー

葬祭にまつわるお話はまだまだあるので、それもまた気が向いたらお話しようかなーなんて思います。

婚礼にしても葬祭にしても、その人々の大切な一場面であることには変わりありませんし、そういうシーンを題材にして仕事が出来るのは本当に恵まれてると思いますので、私にしても大事にしていきたいお仕事ではあるんですけどね。(´∀`)


今日は京都もほんと良い天気ですが、
とりあえずめちゃくちゃ暑いので、高木コーヒーでも行って涼んでから、またお仕事しようかなーと思っておりますです。

聞いたとこによると、祇園祭のお囃子の練習も今日までらしいので、これから益々暑くなるんだろうなーと思うとちょい複雑ですが。

私にはシロクマアイスがあるのでダイジョブーてな感じで頑張ってきますです。

ああ、でも今日は打ち合わせだらけなんだなー。あちゃー(;^ω^)
でも頑張るぞー!

ではではー。。。

2010年7月7日水曜日

ご出産おめでとうございますー!!

masahiroさんファミリーおめでとう記念!
どうもみなさんこんにちわ。

昨日は日中色々打ち合わせやらでお出かけが多々ありまして、夕方からもちょいとだけ呼び出しされたので出かけたんですが、見事に夕立に遭遇してしまいまして。

傘は超安物の折りたたみを持っていたんですけども、どうにもこうにも役に立たないのでスタバでボーっと夕立が止むのを待っておりましたら、超大雨の中で帰りたいけど帰れない~てな小学生の男の子が同じようにスタバの軒下で携帯電話で、

「あ、おかあさん?今すごい雨降ってきて、塾行けへんねん。どうしよ・・
うん、わかった。ちょい待ってみるー」

てな電話をしとったもんですから、思わず傘あげちゃいました♪(´∀`)

だって、顔が「早く行かなきゃ、早く行かなきゃ」て焦り一色でしたからねえ。

まあ駅のキオスクで買った、300円かそこらの折りたたみなんで、小学生くらいならサイズもピッタシかなと思いまして。。

最初は「誰?この人・・・」て感じで不審がってた男の子でしたが、説明してあげて、「はよ塾いっといでー」て言うと、「ありがとー、いってきまーす!」て元気に小走りで行ってしまいました。

その男の子のお母さん。私、不審者じゃないので通報しんといてね(汗)

また不審者ニュース配信で

「京都市下京区にて、小学生男児に「傘貸してあげるからおいで」という声かけ事案発生」

とかってメールで一斉送信とかされないだろうな・・・・
とちょいヒヤヒヤしてますNAWOです。(;・∀・)

ま、結局スタバでアイスラテ飲みながらボヘェーとしてましたら、1時間くらいで雨も止んだのでそのまま帰れたんですけどね。


まあ、私は子供にはめっぽう弱いので。(;´∀`)
私に何か頼みごとをされる方は、子供さんをうまく使うと何でも言う事聞いてしまうと思います。


まあ前置きはこれくらいにしといてですね。

昨日、前々からBLOGでお付き合いさせて頂いておりましたmasahiroさんのツイッターのつぶやきで、

産まれたぁ! 
うかつにも男泣き」


というつぶやきがありまして。


最近はお仕事が非常に忙しかったり、奥さんが出産間近だったりで好きな写真が全然撮れない・・・と嘆いてらっしゃったmasahiroさんですが、おめでたい事に無事お子さんが生まれました!




おめでとうーー!!masahiroさん!!


゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*




というか、まさかツイッターで出産報告が聞けるとは思ってもみなかったので、ちょいビックリしたのはしたのですが、かなりリアルタイムに近い状況での投稿だったとおもうので、その一言でうかつにも私もちょいウルウルしてしまいました。


母子ともに健康であればいいんですけどね。でも本当にmasahiroさんも、奥さんもオツカレさまでした。。(´∀`)


てなわけで、トップの写真は私のお気に入りの手の写真。
赤ちゃんの手って、ほんとにびっくりするくらいチッチャイんですよねえ・・・・


masahiroさんのツイートには数日前から、陣痛があるけどもなかなか生まれない・・・というつぶやきがあったりで、そんな時の男性の無力さを散々嘆いてらっしゃいましたけども、代わりに生むわけにもいきませんからねえ・・


でも、そうやって嘆けるほど心配してるんだなあと、私も何かしらソワソワしておりました。


周りからは「なんでそんなに貧乏ゆすりしてんのん?」とか言われましたが、理由を言うわけにもいかず、まあ心の中で「ガンバレガンバレ」ってずっと思ってたんですけどね。


なんにしろ無事生まれてほんとよかったよかった。(´∀`)
もうね。泣いて泣いて男泣きで泣きまくってくださいよ。誰も止めたりしませんからね。


今は色々忙しくてBLOGもなかなか更新できないみたいですけども、きっとそのうちまたかわいい赤ちゃんの写真も撮影して、アップしてくれることでしょう。


また愛情イッパイの家族の写真、楽しみにしてますね。




今日は昨日の記事の続きを書こうかなーて思ってたんですけど、なんだかおめでたい気分なので、ちょい話しを変えて書きますか。


ご存知のように、私は日頃アルバムをずーっと作ってたりしてるんですけども、今のTAKE6の会社に来る前にも同じような仕事を違う会社でしておりまして。


その時はまだ今のように製本屋さんにデータを渡して本にしてもらうってのが半分と、もう半分は自分達で台紙を切ったり貼ったりして本をハンドメイドで作ってたりしてた時期がありました。


台紙屋さんから、まだ何も貼られていない真っ白な白紙の本の表紙が無いものを仕入れて、ピクトログラフィーていう、半銀塩の出力機を使ってアルバムの中に張り込むページを出力し、手動の裁断機でカットして、さらに表紙を出力して、貼って巻いて、はい完成!(・∀・)


て、文章にしたら簡単そうに見えますけども、実際は出力がうまくいかなかったり、ラミネートに埃が混入したり、裁断間違えたり・・・・で、一冊仕上げるにもなかなか時間もコストもかかってました。


もともとはその部署は、ブライダルで撮影されたデータでデジタルアルバムを作成する部署なので、本格的な製本機まではありませんでしたが、狭ーい作業スペースに、もうこれでもかってな感じで資材や台紙や機械が置かれていまして、MACさんでデータ作るにも場所を確保するのが大変!な状態だったと記憶しとります。(;´∀`)


ブライダルのアルバムをメインで作ってた部署ではあったんですけども、写真屋さんから言えばブライダル以外のアルバムも作りたい!てのが本当のところでして。


そこで何回か作らせてもらいましたのが「赤ちゃん」のアルバムです。


今はマイブックですとか、ネットで自動注文できる製本サービスが流行ってますので、写真のクオリティに拘らなければ案外簡単に作れてしまうんですが、その当時はまだそこまで「アルバム」ってものが一般に普及してませんでして。


ですが、社内だと結構安い金額で一冊作れるので、営業所が全国に多数あったせいもあり、何回か見本も作りました。


サイズは確かA5で、ページ数は20~30ページ。
本の大きさは小さい方なので、写真をメリハリつけてレイアウトしたいので、アルバムの中で使用するカット数はだいたい20~40カットくらいで作ってました。


ちょうど今の私の勤務先に見本が置いてある、コレと一緒ですね。


デザイン的なもんは全然違いますけどね。


で、見本用に使う赤ちゃんの写真はもっぱらその営業所のカメラマンの子供さんだとか、スタッフや知り合いのお子さんの写真を撮影して、それを見本にして、各営業所の見本アルバムを作っていたのですが、


デジカメで撮影される所はフィルムを使いませんからかなり沢山撮影されるので、アルバムに使うカット数を説明して、撮影した写真の中から選んだものだけを送ってもらうように頼んでいました。


まあ、皆大体多くて200カットくらいですかね。


で、ある日に徳島の営業所からその赤ちゃんアルバム用のデータが送られてきたんですけども、他の営業所は多くてCD数枚なのに、徳島から来た荷物はなぜかダンボールの箱。


なんか嫌~な予感がしたのですが、あけてみるとそこには大量のCDが!!Σ(゚Д゚)


「うへぇ~~」と思いながらMACさんにとりあえず入れてみると、な!な!なんと全部DVDぢゃないですかい!!\(^o^)/オワタ


数えてみると、DVDと写真のインデックスプリント(ベタ焼きっていう、ちっちゃい写真がズラーッと並んでいるプリント)が山のように入っていました。。。。


まあでもとりあえずMACの中に放り込まないことには話しにならないので、数時間かけて全部保存したのですが、写真枚数を数えてみると、なんと7000枚・・・・・(;´д`)


あまりにも多すぎるので、その日は見なかったことにして、次の日に一回電話で聞いてみようと。
多分なにかの間違いだ。そうに違いない。


で、あくる日に徳島の送っていただいたカメラマンの方に電話して聞きました。


「あ、京都のNAWOですが。。お疲れ様です。
先日送っていただいた赤ちゃんアルバムの写真なんですけども、えっと、あのディスクのうちのどれを使ったらいいですかね?」


「あれ?いや、全部ベストショットだから、どれ使ってもらってもいいよー♪」


「・・・・いや、数えたら7000枚以上あるんですけど、どうしましょうか?(汗)」


「いやあ、ハハハ。撮影した数はあれの3倍あるんだけど、あれでもものすごく選んだんだけどねえ。で、見てくれた?僕のかわいい娘の写真。今1歳半なんだけどさ。もう可愛くて可愛くてねえ。DVDの3枚目に写ってるネコのおもちゃ持ってる写真とか、もう可愛すぎて僕全紙に引き伸ばしてパネルにしちゃったりしてさあ。でねでね、DVDの5枚目の・・・・・・」


気がつけば話し始めてから40分くらい、延々と我が子の可愛さを説かれてしまいました。


まあそんな風に言われたら、「もっと絞りこんでもらわなきゃ困るですよー」とは、なんぼちょい荒れた芸風が持ち味の私でも、よお言いません(;´∀`)


仕方なしにまた何日もかけてその7000以上ある写真を見ていくのでした・・・・・
でも、見本になったアルバムは大層そのカメラマンにも喜んでもらえまして、余分にもう一冊自腹で買ってもらいました。というかそうなるよな。普通。


まあぶっちゃけ言いまして、子供の1歳半とか3歳くらいてのは、もう「犯罪かっ」ていうくらい可愛いもんですのでね。それは私もよくよく存じ上げておりますが。


そのカメラマンもそうですけども、いろんなお父さんが自分の子供が生まれるとメロメロメロウになってしまうのを見ていますと、ちょっと恋をした時の男女のようだなあ・・・・なんて思う時もあります。


もうこの人には何されても許してあげる♪的なノリが、そう思わせるんですかね。(・∀・)


でも、皆親馬鹿だとかなんだとか言いますけど、実際赤の他人の私が見てカワイイって思えるんですから、父母がそう思えないわけがありませんからね。
カッコつけずに、素直に目じり垂らしてデレデレしてほしいもんです。(´∀`*)


傍から見ててもなんともほほえましい限りですからねえ。
スキンヘッドの肩に刺青しょってるイカツイお兄さんが、向こうから走ってくる女の子を見た瞬間、デレデレになっちゃって骨抜きになっちゃうとか、いいじゃないですかー。ステキです。


まあ中には子供キライって人も居はるんでしょうけども、どうでしょうねー。私の知ってる限りでは、結婚する前までは子供キライ!って言ってた人ほど、自分の子供が生まれた途端に豹変しますから。


まあこれも経験が無いとわかりにくいもんなのかもしれませんね。


今日は本当は葬祭にちなんだお話しよっかなーて思ってたんですが、masahiroさんのお子さんが生まれた記念で、急遽内容を一部変更してお送りしました。(・∀・)


子供達がもしかしたら世界平和のキーマンなのかも?とか思ったりね。


ではでは今日も暑っちっちですが、皆さんも頑張ってくださいねー
あ、でもmasahiroさんは今はゆっくーり休んでくださいね。大分と疲れてるでしょうしね。。


ごきげんようですー



2010年7月6日火曜日

コメントできるけど表示されにくい不具合発生ちう。

ごめんなさいごめんなさいー

えー、私のいつもお世話になっております、Tappyさんより、

「コメントしてるんだけど、表示されなくて0件にもどってまう・・・・」

と連絡を頂きまして、

ためしに自分でコメント投稿テストしてみたんですけども、投稿は出来るんですが、どこへ行ってしまってるのか、表示は0件のままでなくなってしまっとります。
表示は0件だったりするんですけど、「コメント」を開くと表示される?ようになりました。
相変わらずなんかおかしい・・・・

Google先生・・・なんとかしてよぅ・・・・

色々調べてみたのですが、どうもBloggerの不具合のようでして、今しばらく皆様にはご不便をおかけいたしますです。

ほんまにスイマセン。ごめんなさい。

特に何度もコメント投稿してくださったTappyさん、なんとお詫びすれば良いのやら。。。

また復旧しましたらご連絡いたしますので、今しばしお時間くださいませ。

トホホホホ・・・・

※コメント頂いた時点で、メールにて私のとこに内容は届いておりますのでご安心ください。
もしかしたら相当時間が経つと表示されるのかもしれません。
いずれにしてもごめんなさいね。

ゴンドラ入場昭和風スモークを添えて。

Scobeyphotography.com
どうも。。みなさんたびたびこんにちわ。

昨日はホントに暑かったですねえ・・・・私ももう、クーラーの効いてます事務所から出たくないあまり、ついつい同僚が外に何かしら用事で出かけるとなったら「アイス買ってきて~」て頼んでしまうくらいの猛暑でした。


ほんと、32度て。梅雨は明けたのか?ん?(;^ω^)
まだ京都は祇園祭終わってないぞ?


というわけで白クマアイスバーを頬張りながらブログを更新しておりますNAWOです。
やっぱ白クマうますぎる。キンチョウの蚊取り線香より、私的にはこっちの方が夏の風物詩。


このブログの私のプロフィールにも書いてますが、私は甘いものと辛いものが両方超大好きでして。

昔、マリーアントワネットが民衆の食料難の時に、
「パンが食べれなければ、お菓子を食べればいいじゃない」と言った事は有名らしいのですが、私は違う意味で同意できるくらい、甘いものも大好きです。(・∀・)

まあこういう仕事をしておりますと、ついつい自分との戦いになってしまう時も多いんですけども、そういう時の制作関係の人間はものすごくストレスが溜まっております。

傍から見てても、なんとなくドス黒い「声かけんな」オーラが出ているらしいのですが。

皆騙されてますね。フヒヒ(・∀・)

そういうオーラ出しておいたら、声をかけたい人は気をつかって、アイスですとかお菓子とかを手土産に話しかけてくれるじゃないですか。

私はそれを狙ってるだけです。
ドス黒く見えるのは、実はストレスではなくてただ単に「おやつクレー」オーラだったりします。


あ、あと私は辛いものも超大好きです。
エスニック系の料理屋さんとかもよく行ったりしますよ。タイ料理ですとか、インド料理ですとか。

京都の北山っていう、市内でも一番北に近い通りに、今はもう無くなってしまいましたけども、ちっちゃいタイ料理屋さんがちょい前までありまして。

近所にお勤めの方々から教えていただいたんですけども、そこの料理はどれも相当辛いらしいのですが、中でも「地獄カレー」というタイカレーがあるらしく、辛いもの好きな人でも相当覚悟して食べるっていうカレーがありましてですね。

何回かそこに食べにいきましたが、汗こそ尋常じゃない量かきましたが、ペロっと食べてしまいまして、おかわり頼みたかったくらいです。

夏になるとあのめちゃくちゃスパイシーなしゃぶしゃぶしたカレーを思い出すんですけども、今はお店が休業中なんですよね・・・・もう本当に残念無念。(´Д⊂ヽ

人に話すと、「甘いものと辛いものと同時に好きって珍しい」なんてよく言われますが、私としては至極普通のことなので、何のことやら?てな感じですけどね。


まあ最近はすっかり素麺が主食のせいもあって、既に夏バテ注意報が体から発せられてますけどもね。。。いかんいかん。。(;´Д`)


前置きが長くなりましたが、トップの写真は、私のお気に入りのアメリカの写真屋さんで、scobeyphotographyさんというとこのブライダルフォトでございます。

まあそりゃ海外でロケーションも全然違うのもあるんですけども、空ですとか海ですとかにすごく広がりのあるカットを撮影されるのが印象的でして。


http://www.scobeyphotography.com/
あと、リンク先に飛んでもらえればわかるんですけども、サイトの作りがちょい面白い作りになっております。

なぜか鳥かご。( ・∀・)

左から二番目の読みにくいですが「Garally」から作品を見れるんですけども、そのメニューもセレクトした時点で鳥かご。

しかも空のやつが上から降ってきます。( ・∀・)

多分何かしら意味はあると思うんですけど、なにせ私の中学生レベルの英語力ではGoogle先生に翻訳してもらうしか解る手立てはないんですが、翻訳読んでも全然ワカリマセーンでした。


でも写真はほんとに綺麗です。

なんでしょうね。空間の空け方がちょい独特なんで、ついつい気になって次々見てしまいます。

これはウエディングケーキのカット。

J&Jというのは新郎新婦のイニシャルを象ったケーキトッパーですね、

海の向こうのウエディングケーキで、多分一番よくみるケーキトッパーじゃないですかね。



新郎新婦のダンスシーン。

相当スポットライトか太陽で逆光かましてますけども、新婦の背中に羽が生えてきたみたいに見えて綺麗だなー。と。

あと、紅白みたいに足元はドライアイスのスモークの演出がステキです。

最近あまりみないなあ。煙の演出。

大昔・・・・といっても、まあたかだか20年くらい前の、バブルに近い時の披露宴では、こういうドライアイスの煙での演出も多くありましたね。

いや、私もさすがにこれはリアルでは見た頃はありませんでして、昔の披露宴とかの映像を見て、昭和やなあ・・・なんて思いましてですね。(´∀`)

披露宴会場に上下するゴンドラが備え付けでついていて、ドライアイスがドバーっと流れ落ちながら、新郎新婦の乗ったゴンドラがゆっくり下りてきて入場ですとか。

今こうやって書いてるだけでも、「なんであんな演出流行ったんだろうか??」と思うような演出なんですけどね。

でもこれも聞いた話によりますと、某式場さんではそのゴンドラ演出がどえらい人気だったらしく、なかなか式場の予約も取れなくなるほどだったとか。。

今では、私の知っている屋内型の式場さんですと、ムービングライトですとかが結構人気?らしいのですが、昔はレーザー光線だったりしましたね。



ムービングライトは、今ではクラブですとかライブの会場とかでも使われてたりしますけども、

色とりどりのライティングを、★ですとかグリッド模様ですとかの柄を絡ませてグリグリ動かすことのできる、演出照明のことです。

レーザーよりも機材も維持もコスト安で、演出効果は非常に高いので、使用される式場さんも多いみたいです。

派手好きな方や、会場をいろいろ盛り上げるのがお好きな方にはいいでしょうね。

使い方によってはすごく良いムードにもなりますので、演出の仕方によるんでしょうけどね。

でもあんまりやりすぎると私は目がクラクラしてきますです。。。色も派手なんでチカチカしますしね。

昔てんかんの患者さんが発作を起こしたポケモンのテレビ演出じゃないですが、
「良い子は少し離れて、まわりを明るくしてみようね!」
的なものなのかもしれません。



おっと、ちょい探してみれば、ゴンドラでスモーク焚いての披露宴入場の写真を発見してしまいました。

うーん、でも今ではこれをやってるとこも、随分と少ないみたいですねえ。


ま、ファッションでも何でもそうだと思うんですけども、大体10年周期くらいで流行もグールグル回っているので、
今は少ないこういった演出も、少しの改良や使い方の工夫やらで、また火が点いたみたいに流行することもありますからね。

だいたいなんでも10年くらいたつと、逆に新鮮に思えたりするもんで。。つくづく人間の欲求というものは奥が深いものだと思ったりします。(;´∀`)


でもまあ、結局のところ、私は挙式や披露宴されるお2人が楽しくできるのであれば、派手だろうが地味だろうがいいんじゃないかと。

大概の方々は一生で一回しかしない晴れ舞台の日なので、やらないで後悔するくらいなら、やってしまえーっていうのが私の持論でもあります。(・∀・)


スモークとゴンドラで思い出したのですが、私の知っています仕事の先輩のカメラマンで、そういう演出を冠婚葬祭の「冠婚」ではなく、「葬祭」のほうで生かせないか?と色々考えていた人が居たのを思い出しました。

それもまあ、傍から聞いているとなんともブッ飛んだ話なのですが、それはまた後日にでも、ちょい面白おかしくお話したいと思います。


いや、その人はすごい人なんですよ。本当に。
ただ、ぶっ飛びすぎてるので、
なかなか理解されにくいところのある人ではあるんですけどね。(;・∀・)



ブライダルの業界も、今は何かと便利になるのと引き換えに、すごい速さで色んなサービスや演出も消費されていってしますので、関係の業者さん達はほんとに大変だと思います。

というか、私もそうなんですけどね(汗)人事じゃあないですけども。(;´Д`)

まあでもそういう消費社会だからこそ、生まれてくる文化みたいなものも私はあると思いますから。

どんな演出でも商品でも、結婚式をするその2人の、一生の思い出になってもらうために・・・・っていう心意気は、いつの時代でも不変のものでしょうしね。

新商品の開発や、新しいアイデアというのは考えるのが大変ですけど、そんな気持ちがあるからこそ、楽しく作れるのかもしれません。(´∀`)

といいつつ、8月のブライダルフェアに向けて色々新商品をボヘーーと考えたりしているNAWOでした。

暑いですががんばりましょうー( ・∀・)

ではでは♪

2010年7月5日月曜日

バイク大好きな彼の披露宴2



どうもみなさんこんにちわ。(・∀・)

おとといは全国的に大雨で、夜も涼しくなってきてたのに、また昨日からちょい暑い夜が帰ってきたせいで、
窓開けっ放しにして寝てたら、案の定網戸が半開きの状態で蚊が大量に部屋内に侵入し、
明け方近くに壮絶なバトルが繰り広げられたあげく勝利したNAWOです。

私は特に神経質ではない方だと自分では思うんですが、蚊だけはどーーーしてもやっつけないと夜眠れません。

というか耳元で少しでも『プーーン』と羽音がすると、即座に目がさめます。

昔北海道でもうそれはそれはエゲツナイ目に合ってますので、それからですかね。


まあ、そんなことはいいんですが。(´・ω・`)



えと、昨日は私の友人の、バイク大好きな彼と彼女の披露宴のお話で、色々準備し、披露宴当日を迎えたところの話でしたね。そうでした


・・・・前回のつづき♪

世紀末救世主伝説の団体様は、会場に入った瞬間そのロビーに居る方々達の度肝を抜き、自分たちの姿形を全く気にすることもなく、レッドウイングのエンジニアブーツを『ガツガツ』響かせながら、待ち合いの中を堂々と進んできます。


私は少し離れたところで見てたのですが、まあ威圧感があまり余って、その8人の周りだけドス黒いオーラが放たれております。

一言で表現すると『邪悪』とか『アウトサイダー』とか。

知人ながらいつもの事なのでほっといてウエルカムドリンク飲んでましたが。


で、受付にそのまま直行し、何をするかと思いきや、ちゃんと芳名録に名前やらを律儀に記入したあと、ご祝儀をさりげなく出して受付の友人に。

普通は袱紗ですとかに入れて持ってくるんですが、なぜか包まれている布には『ハーレーディビットソン』のロゴが。。

それって袱紗じゃなくて、あなたのよく使ってるバンダナでしょ。


まあ、そんなこんなで会場にゲストの入れる時間になったので、招待客は全員会場入りして着席。

その会場は海沿いのテラス式の会場さんでして、天気もまずまずだったせいもあり、綺麗な海が一望できる本当に素敵なところでした。

季節は5月だったのですが、暑くもなく、寒くもないさわやかな海風がテラスから注ぎこんできます。

が、

そのテラスサイドのテーブルに少し目をやると、ニコリともせずタバコを吹かす邪悪な黒い一団が。。

なんという爽やかさと相反する光景だ・・・そんな風に見とりましたが。(;´∀`)


でもって披露宴が始まり、新郎新婦が入場。

入場はBGMこそバイクの排気音やら色々でしたけども、まあ普通に綺麗な出で立ちで入場してきまして、いつも通りの進行で新郎新婦のゲストへの挨拶やら、主賓の方々の挨拶がありまして、乾杯のタイミングでアナウンサーが、

『では、乾杯の音頭は、新郎の昔ながらのバイク仲間であり、幼なじみである、K様にお願いしたいと思います。K様、高砂前までどうぞ。皆さん盛大な拍手をお願い致します!』

と呼ばれて出てきたのは、邪悪軍団の一番リーゼントのデカイKさんでした。

最初はゲストの方々も『Kさんて誰?』という感じで拍手していたのですが、Kさんが立ち上がった瞬間、少ーーしだけ拍手が小さくなったのは秘密です。(;・∀・)

実はこのKさんは、新郎と幼なじみというよりも、新郎よりも5歳ほど年上で、新郎の父とともにバイクの世界に彼を引きずりこんだ張本人でもありまして。

Kさん自体もレースはやってはったんですけども、色々事情がありましてレースを辞めて、今はハーレーの大きくて古いのを大事に大事に乗り回している人です。

新郎からするとバイクの先輩て感じの人ですね。
身長185以上、体重90kg以上の巨漢です。昔はもっとスリムでしたが。
邪悪軍団の中でも一番存在感抜群で、悩みは『人から話しかけられない事』。
そりゃ無理も無いです。(;´Д`)


その人がまたエンジニアブーツを『ガツガツ』言わせながら、ものすごい威圧感で高砂の横手までやってきました。

スピーチが始まる前に、深々と新郎新婦、それから両家のご両親に頭を下げ、それまで外さなかったサングラスを外して、スピーチを始めます。

『みなさん、どうも今回はこのようなおめでたい席に、このような格好で押し寄せ、失礼いたします。』
から始まるスピーチは、とてもその見た目の人とは思えない、とても丁寧な丁寧なスピーチでした。


新郎と幼い頃に出会った頃の事。

一緒に子供ながらにポケバイで競い合った時の事。

新婦との出逢いとなった、皆でのツーリングの話。

自分がレースが出来なくなった時の、新郎の思いやりと優しさあふれる話。

このKさんは、昔にレースの事故で大けがをし、体の一部の麻痺状態が治癒不可能になってしまった為に、レース活動を辞めざるを得ず、それでもバイクが好きなので、その体でかろうじて乗れる、アメリカンタイプのバイクを乗っているという過去がありまして。

子供の頃に、二人で一緒にレースをやって行こうと誓い合ったのに、それを自分の怪我のせいで断念せざるを得なかった事が、なんとしても悔やまれる事。

それを責めるどころか、逆に励ましてくれて、それでもまだバイクに乗り続ける選択肢を与えてくれるキッカケに新郎がなってくれていること。

いつでも体も年も大きい自分が弟のような存在の新郎を引っ張ってきたはずなのに、いつのまにか自分を追い越して、引っ張ってくれる存在になってくれている事。

そんな事を、最後は涙ながらに、大きな体を少し震わせながら大切に大切に、一言一言かみしめるようにスピーチをしていました。

そんな心あふれるスピーチに、さっきまである意味軽蔑視していた会場のゲストの方々も、皆涙ながらに聞き入っていました。

最後に、自分は新郎の為にならなんだって出来る。今日の披露宴も、こんな格好をして来る連中は殆どいないのも解っていたが、そうする事で新郎が喜んでくれるのなら、私はたとえ全裸でもここに来るでしょう。と締めくくりました。

会場からは大量の拍手喝采。皆ちょっと良い話に、素直に感動してましたね。
もちろん私も。
やっぱバイク乗る格好で来たらよかった?てちょい思いました。
いや、私はちょいと現実的に無理ですけどね。。(;^ω^)

その後盛大な乾杯が行われ、一気に会場には穏やかな空気が。

さっきまで誰も近寄らなかった邪悪軍団のテーブルには、色んな人が代わる代わる立ち寄り、皆思い思いに新郎新婦の話に花を咲かせております。

中には一緒に記念撮影までするおばあちゃんもいたり。Σ(゚Д゚)

Kさん一団は、サングラスもとり、大きい体をほんとに腰を低くして、両家の親族の方々や友人の方々にお酌をしてまわっていたり。


まあ私は前からKさんがどんな人なのか、その取り巻きはどういった人達なのかは知っていたんですが、見た目はめちゃくちゃ怖いですけども、実は超インテリ軍団だったりします。

Kさんはレースを諦めたあと、建築関係の仕事に進み、今は一級建築士として建築事務所を経営して、いろんな建築物をデザインするデザイナーさんです。

その取り巻きの方々も同じく腕利きの建築デザイナーさんで、仕事中の格好を見るとたぶん誰だかわからないくらい。

ですがKさんの趣味が他の皆に伝染して、皆こんな格好になっとるっていう事なんですけどね。

事務所の社長なので、社長の命令は絶対らしいですから。(;・∀・)


そして一度目のお色直しで、それぞれの両親と退場した二人の最入場です。
私は色々相談に乗っていた時に、ここでバルコニーからバイクで入場。というのを知っておったのですが、果たしてうまくゲストの意表がつけるのかな?と思っていましたが。

会場サイドがわざと屋内側のドアにスポットをあて、今から入場!という時に、テラス側に光る10台のバイクのライトと音が!

どうもうまくいったようで、これで一安心・・・てあれ?Kさん一団も居ない?
で、バイクが10台?

なんと、新郎も新婦も、ドレスやタキシードではなく、Kさん一団と同じ革上下にGジャン姿で一緒にバイクで登場してました。

でもって、新郎も新婦もリーゼント!そのままバイクを止めて入場してきて何が始まるのかと重いきや、そのままロックのライブが始まってしまいました。。Σ(・∀・;)

Kさん一団はプライベートでバンド活動もやってはりますので、まあ様になってるんですけども、それで会場の奥にドラムやら機材かくしてあったのね。。

一瞬にしてライブ会場になってしまう披露宴会場、ノリノリで歌う新郎新婦、楽しそうです。バックで演奏してるKさん達も嬉しそう。

でもちょい音量控えめにして、お年寄りや子供がびっくりしないように気遣ってるのもKさんや彼らしいと思いました。

そんな嬉しさや楽しさが伝わったのか、会場のゲストも立って歌っての大盛り上がりで、そのテンションのまま、バイカー姿で、バイクのケーキにケーキカット。

ここもライブが効いてるのか、大いに盛り上がりましたですね。もうすごかったです。

さんざん悩んだ甲斐があったよー。ほんと良かったね。苦労してみるもんです。

その後再度お色直しし、和装に着替えた二人は、また賑やかだけども和やかに色んなバイクにちなんだイベントをこなして、大いにゲストを楽しませ、最後の最後まで皆が笑顔でいれた本当にいい披露宴でした。



後日聞いた話によると、会場に急遽持ち込まれた二人の外装変更したバイクの一部から少ーしだけオイル漏れがあって、下に敷いていた毛氈を通り越して、カーペットまで浸透していたらしいのですが、

覚悟していた新郎がその話を会場側に話した所、そこの支配人から、『本当に久しぶりに気持ちのよい披露宴を見せてもらったので、修繕費はお2人の新婚旅行のお土産で。』という粋な配慮があったらしいです。

新郎新婦は北海道のツーリング土産の、私も大好きな『とうきびチョコ』を段ボールで3箱ほど、お礼の意味も兼ねて現地から送りまして、大層喜んでもらえたのだとか。(´∀`)



彼は披露宴前に、本当に色々悩みすぎて、いっその事もう全部やめちゃったら楽なんじゃないかって何度も思ったそうです。

ほんとうにうまくいくんだろうか。自分たちは面白いと思ってやってるけども、皆は楽しくないんじゃないだろうかと。

そんな時に、相談していたKさんが、
『来てもらえる人を楽しませようとしてやるなら逆にやめとけ。自分と彼女が、心から楽しいと思えるなら、もう全力でやるべきだ』と言われて、我にかえったそうです。


今でもあちこちで、自分達の結婚式や披露宴をどうしようか悩んでいる、もうすぐ新郎新婦になろうっていう人達は沢山いらっしゃると思いますけども、ゲストで来られる方々は、料理が美味しいからとか、お酒が飲みたいからって来てるわけではなく、結婚した人を祝福しに来てはると思います。

ですんで色々あるとは思いますけども、自分たちが一番楽しめて、記憶に残る披露宴を・・て考えてしたらどうでしょうね。それでいいと私は思うんですけども。

そんな主人公の二人が楽しめない披露宴だと、ゲストも楽しくないでしょうしね。
そんな事をKさんは言ってたんだと思います。

まあ、親しき仲にも礼儀(ry なんていう言葉もありますので、ケースバイケースかもしれませんけども、私も出来たら、お2人がものすごく心から笑った、いつもでは見れない笑顔の載っているアルバムが出来たら素敵なんじゃないかな・・なんて思います。



披露宴も終わり、ゲストも殆ど帰ったあとで、私とKさんとで少し話す時間があったので、色々世間話しながらあれやこれや言ってたんですが、
テラスで海風に吹かれながら、革ジャン越しにKさんが、

『結婚まで追い越されちゃったけどさ、あいつには本当に幸せになってほしいよ。』

と、タバコをふかしながらしみじみ言ってた横顔で、ああ、この人のこんな想いが、今日の披露宴で色んな人の縁をうまく繋いだんだろうな。て思いました。

新郎、新婦、そのご両家の親族と、友人の皆さん、会場のスタッフの大勢の方々。
そしてKさんの一団。

結婚式や披露宴て、だから素敵なんでしょうね。アルバム作るのも楽しいはずです。

その後Kさん一団は、お酒を飲んでいますのでバイクで帰るわけにもいかず、バイクを会場に預かってもらって、その暗黒軍団の格好のままで、普通に電車に乗って帰ったそうです。


びっくりするだろうなあ・・あんな人らが電車の隣に座ったら。
私だったら逃げるかも。(;´Д`)


そんなこんなバイクにこだわった、彼と彼女と、Kさんのお話でした♪

あああ、今日もひどく長いなあ。。
ま、いっか♪

じゃ、今日も頑張って仕事しますですね。

かくいう私も、今日は会社で会議なんですよねー。ああ。。。。。。

皆さんもブルーマンデー、頑張ってくださいねー

ではではー・・・

2010年7月4日日曜日

バイク大好きな彼の披露宴


どうもみなさんこんにちわ。

今日は日曜ですが、先日記事にしていました『ちょぼ福』さんの京都ファミリーのフードコートに午前中にお邪魔してきまして、美味しい焼きラーメンやらうどんやらお寿司やら色々頂いてきてしまいました。もうお腹イッパイー(´∀`*)

この前作成したイーゼルも置いてあって、ついつい一枚パチリ。

というわけで、いつもは昼くらいに更新してた私なのですが、朝から色々パタパタしておりましたので、こんな時間に更新です。

まあ、仕事の打ち合わせも兼ねてでしたので仕事っていえば仕事なんですが、美味しいものいっぱい食べさせて頂いて、飲み物までサービスして頂いて、恐縮甚だしいというかなんというか。(;・∀・)

何でも店舗のメニューや飾り付けについてのご相談もあったらしく、色々話しを伺ってきたんですが、これもまたお仕事になるようですので、詳細はまた後日にでもまとめて記事にさせていただこうかと思っております。

にしても美味しかったー。福西さん、本当にごちそうさまでした!!(´∀`)
 

久しぶりに京都ファミリーに行きましたが、大幅にリニューアルされてて思いっきり迷いました・・・でも、地元の人に愛されてる昔ながらのスーパー的なとこは残っててすこしホッとしたかも。人もすごい多くてびっくりでした。(・∀・;)



さて、昨日は大雨で、色々たまにはちょいアンニュイな記事も無いとこのブログも締まらないかなあと思いましてですね、外面ではなく内面について色々書いてみたんですけども。

Tappyさんですとかノールさんですとか、私の人生の先輩?と呼んでしまうとちょい語弊があるかもしれませんが、色々な方々よりお話を頂いて、素直に嬉しかったのと、すごく勉強になったなあと思いまして。なんともお礼の言いようもありません。

まあ人間クヨクヨ悩んだとこで前にはちーとも進みませんので、昨日は大雨でも今日は少し晴れてますように、O型らしく前向きにいきましょうかということで。(´∀`)



おとといの記事でバイクと結婚式に関する事を書いていたんですけども、とりあえず今日も天気が良くてバイク日和な京都ですのでまたバイクネタの続きでも。

前々回は上賀茂神社での水戸黄門と北斗の拳を足して3で割る話?だったんですが、今日は挙式では無くて披露宴でのバイクのお話。


披露宴というのも、その名のとおり、結婚する二人を披露する場所ですので、その二人の『こだわり』ですとか『趣味』というのを全面に出そうとするのは本当に極々普通の事でして。

ですが会場の都合や、その他の諸条件でそれを諦めざるを得ない事も多々あります。
そういうケースによく当てはまるのが、バイクを使った演出ですね。

まあバイクに限った事では無いですけども、車にしろ、大きな機材にしろ、エンジンが付いていて、限定された人しか動かせないものというのは、例えばそれを移動する時のリスクですとか、エンジンからオイルが漏れた場合の修繕費ですとか、間違って転倒したり、動いたりした時の事故に対する保証ですとか。

会場運営に携わる方々からしますとなかなかに難しい取り扱い物だったりします。

特にバイクというのは、立てて、手を離すと転けてしまいますから、重量もあって、普通の人では移動どころか、固定するのもコツがいたりするので大変です。

私も昔ながらにバイクに乗っています友人は多数おりまして、その中でもどうしてもバイクを披露宴の演出に使用する為に、色々苦労していた人間がおりますので、その話をば。



彼は6歳からポケバイに乗っていまして、16歳でレースにデビュー。

GPやらには出場はしていませんが、国内のレースでは色々参戦し、知らない人から見れば『ああ、あの人はバイクのレースで生活してはるんやなあ。』という生活を送っているように見えたりするんですが。

実際のところはなかなかレースのスポンサーと賞金だけでの生活は出来ないので、バイク屋さんでメカニックをしたり、実家の商売を手伝ったりしながら、好きなレースをやっている・・そんな男の子でした。

長年付き合ってきた彼女と結婚しようかという話になって、その彼女はレースはしませんが、大型バイクに乗るということで、挙式はともかく、披露宴はぜひともバイクで、来てもらえるゲストを何かしら驚かせたい。と考えるのは至極当然の話。

で、会場探しから始めたのですが、いきなりここから躓いてしまいました。

屋内型の式場さんですと、まず重量のあるバイクを搬入できるスペースが無い。
タイヤは付いてますけども、二階や三階までバイクを上げる手段が無いという事でした。

なんとか業者用のリフトやらで搬入できる会場を見つけたと思ったら、次はそのリスクの問題。オイル漏れの場合の保証や、事故の場合の保証。これに頭を悩ませました。

彼は当初、自分が使う会場に、レース用のオートバイを1台置いて、ウエルカムボード代わりにしようと思っていたのですが、そのバイクのオイルとガソリンを全部抜いて、さらに最悪オイル漏れした時の、下のカーペット等が汚れてしまった場合、修繕費としてカーペットの張り替え費用を全額負担する。という誓約書を作る事で、搬入を可能にしたそうです。

会場側としても、心苦しい所ですが、まあ第三者的にみますと仕方ないかなと。

ですけどまあ実際に汚れたとしても、全額耳揃えて払えーなんてことは言わないでしょうけどね。あくまで最悪のケースを想定しなきゃいけない事が、運営側としては辛いとこだと思います。(;´∀`)

で、披露宴中のお色直しの時に、出来れば彼女のバイクで、二人で入場したいなあ。。と思っていたのですが、これがまた悩み所。

先にも書きましたが、通常の会場ではガソリンもオイルも抜いたバイクを設置するだけでも一苦労ですので、エンジンかかった状態のバイクを持ち込むなんて事はまず無理でして。

結局半屋外型の式場で、1階のバルコニーからの入場にして、室内まではバイクは乗り込まない形の演出にし、雨天の場合はどうしようも無いので諦める。という手段をとりました。

その他もウエディングケーキはもちろんバイク型。

キャンドルサービスのメインキャンドルも、飾りの形はサーキットを回ってるバイクのレースの形。

テーブルに置く席次表も、バイクのミニチュアを使ったペーパーウエィトで、もう何もかもがバイクバイクバイク・・・という、知人からすれば彼と彼女らしい演出でした。

あ、ちなみに画像は海外のハーレー好きな人のウエディングケーキ。今回のお話とは全く関係ないのでアシカラズ。。

そんな苦労話を聞きながら色々私なりにアドバイスをしつつ、最初こそ苦労した式場選びもうまく運び、あとはトントン拍子で進んでいって、挙式の数ヶ月前に、その彼から招待状が届きました。

え?アドバイスは何をしたか?
いや、彼女も彼も、
『こんなことしていいのかなあ・・・』
とか言うもんですから、
『一生に一回しかないんだから、現実的に可能な限り、二人の希望は絶対に叶えるべき。妥協は許さない』
て言ってただけなんですけどね。(・∀・)

ま、戻りまして、
招待状も二人で手作りで作ったんだろうなあーという、開けるとバイクが飛び出すように加工された二つ折りの招待状で、いつもの社交辞令の文面の終わりに、手書きの字で、

『新郎新婦からのお願い。バイクに乗ってらっしゃる方で参加いただける方は、できるだけライディング時の姿のままお越しください』

と、あとがきがありました。

私はその時はオフロードバイクというのに乗っておりまして、まあ一言で言うと山登りみたいな格好になってしまうので、『できるだけ』だからいいのかなーと考え、『泥だらけで参加するわけにもいかないので、普通の格好で参加させてもらいます』と書いて返信したんですけども。


そして当日。私も挙式には出れませんでしたが、披露宴は楽しみにしつつ、ちゃんとした正装で参加させて頂きました。

彼いわく、『なぜバイクに乗る格好で来てくれない』と少しふてくされておりましたが、まあ親御さんも列席されるのでねえ、ちょっとねえ。。とお茶を濁しておりましたが。

この画像自体もあんま関係ありません。アシカラズ。
そこでウエルカムボードがわりのバイクを見て唖然!

一台の予定だったのが、なぜか3台に増えている!

しかも外装が片方は黒基調の白とのツートン、もう片方は白ベースのレース模様の塗装が!∑(゜∀゜)

写真が無いのが非常に残念なんですが、これは彼が働いていたバイク屋さんの方が、結婚祝いにということで彼の日頃乗っているバイクと、彼女の乗っているバイクのスペア外装を塗装屋さんに特注を出し、彼のほうはタキシードカラー。彼女のほうはウエディングドレスカラーになっておりました。

ただの黒と白ではなくて、細かい服の模様や、ドレスのレースの飾りがものすごく綺麗にデザインされていまして、まるで二人がバイクに変身したかのような錯覚を起こすような、そんなインパクトがあったのを憶えてます。

なんでも塗装されたのはプロのピンストライパーさんだとか。しかも塗装代もご祝儀代わりにタダだとか。
職人さんカコイイ! ( ・∀・)

そんなバイクに感動しつつ、少し早く来てしまったので、待っていますと、やはり後から来る共通のバイクに乗る知人達も正装で続々と到着。

そのたんびにちょい不機嫌そうな彼ですが、でも来てくれてありがとう、という感じでだんだんと人が集まってきたとこで。。


来ました。
あきらかにバイカーな軍団が。

上も下も黒い革ジャンと革パンツで、革ジャンの上は袖の破れたGジャン、背中に大きなチームのロゴワッペン。

おまけにあなたは三船美佳さんの旦那か?という具合に、全員が超ウルトラスーパーリーゼント、もしくはオールバック、もしくはスキンヘッドにヒゲ。でもって全員もれなくサングラス着用です。

うーん、一言で端的に言いますと、昔の映画のマッドマックスに出てくる暴走族キャラて感じですかね。もっと昔で言うと、横浜銀蝿の生き残り?そういう人達がざっと見て8人ほど。

私は全員知ってる顔なので、そんなに何とも思わないのですが、、というかその人達はそれがいつものスタイルなので。

バイクに乗るときはもちろん、ファミレスに行くときも、電車でUSJに行くときも、銭湯に行く時も、いつも一緒の出で立ちなので、何とも思いませんでしたが。( ・∀・)


その一団が入ってきた瞬間、大喜びで走ってお礼を言いに行く新郎。綺麗に着飾っているにもかかわらず、腰を低く何度もお礼をする新婦。

そしてさっきまでものすごくザワツイていたのに、
一瞬で静まり返る待ち合いのロビー。

おばあちゃん、口開きっぱなしになってるよ。。。(;・∀・)



まだまだ話は続きますが、今日は前半までということで。
全部話すのには時間も文面も長過ぎる!
でも面白い話なので、明日にでもこのパート2を書きたいかなと思います。


結婚する二人にとって、会場選びって、本当大変だと思うんですよね。
その二人にとってはもちろん、それ以外のゲストや、両親達の事も併せて考えなければいけませんからね。

持込み料金や、その他色々会場によっても違いますし、何をしたらいいのか分からないところに、細かく記入された見積をハイって出されても、一つ一つ内容を説明してもらわないと分かるはずもありませんから。(;´∀`)

でも、彼はその自分達の演出をしたいが為に色々東奔西走しましたが、絶対に外さなかったところがもう一つありまして。

それは『バリアフリー』であるということ。

車椅子のおばあさん、松葉杖や腰の曲がったおじいちゃん達全員に参加してほしかったために、バリアフリーであることと、急に容態が悪くなった場合に部屋を複数確保できるのか。近くに病院などの施設があるか。という所も同時に尊重したので、苦労したんですけどね。

一昔前は、ご老人の方々というのは『私はもう足が悪いから、孫の○○ちゃんの式は出れへんわ。』と言われる方が多かったんですけども、最近は殆どの式場さんでもバリアフリーが実現されてたり、お年寄りの為に車椅子や、特別な椅子を用意したりしてるとこも多いと聞きます。

やっぱ人と人の縁のお祝いですからね。出なくても良い人なんていませんから。というのが彼のエラいところだなあと、つくづく思うわけです。


さて、その世紀末救世主伝説的な集団が参加した披露宴は、その後、本当にうまくいったのでしょうか。

そして二人の演出は、うまく事がはこんだのでしょうか。

それはまた明日に。。

もうこんな時間ですので、私もサッサと仕事片付けないとおウチに帰れなくなっちゃいますので。(;´∀`)

ヤヴァイヤヴァイ。。

ではでは皆さんもよい日曜の夜をお過ごしください。。
サザエさん見て、ブルーにならないように。(・∀・)

お仕事頑張って終わらせてきますですー