2010年5月15日土曜日

上海のはなし2







やはり私のイメージの中では中国てこんな感じ。


頭のお団子がとてもイイ!(・ω・)






こんばんわ。本日二度目の仕事逃亡中のNAWOです。


今日の昼に書いていた、上海の話の続きなんかを。




えっと、どこまで書いたかな。
そうそう。人が多いので恐るべし。まででしたっけか。


まあ再度恐るべしシリーズ書いたとこでなんだか飽きてきたので違う話題でも。


私が上海に行った時は、今よりもまだもすこし元が安くて、食べる分には思いっきり楽しみました。


地元の最高級と言われるレストランで、王将みたいにメニュー片っ端から注文しても、一人あたり3000円もかからないくらい。
で、なんか北京ダックとかツバメの巣のスープとか、日本ではおそらく万はするだろうって料理を食べてました。ファミレス価格で。


が、その友人曰く、日本人丸出しで行くと、通常の10倍近く取られる事もあるそうで。ああ、やっぱり日本て良心的なのねって思いながらアヒルの皮バリバリ食べてました。


でも、上海行って一番美味しかったのは、町中にある屋台で、なんつうんですかね。あのスープの入った肉まんみたいなちっちゃいヤツ。小龍包?
あれを売ってる屋台で、確か値段が20円か30円くらいで、20cm×30cmで深さが10cmくらいのポリの使い捨てタッパーに、こぼれんばかりに入れてくれる所があって。


それを地元のサラリーマンとかは朝ご飯にかき込んでいくらしいですが、めちゃ旨かったですねえ。あー、また食べたい。


でもそれを食べると、もれなく次の日の朝までは食欲が湧かなくなるくらい、お腹イパーイになります。(´・ω・`)


まだまだ上海の面白い話はゲームセンターの話とか、ホームレス風詐欺の話とか、超危険地帯の話とか山ほどあるのですが、またの機会にしておいて。


今も急成長を続けてる中国は、日本のブライダルの会社も色々進出していってるようですね。京都に本社のある○タ○ウエディングさんとかも然り。
人口も都市部はめちゃくちゃな勢いでまだ増えてるらしいので、色々考えてはるみたいです。


でも上海も、都市部から車で20分で、なーんにもない田畑だらけの地平になったりするんですけどね。


ちなみに中国の結婚する方々は、結婚式以上に写真にもお金もすごーく使う方が多いようで、アルバムもデジタルはもちろん、デジタルとかアナログとかそういうジャンルを超越したようなものまでありますね。


高さ1.5m、幅1mのアルバムとか。( ゚Д゚)


A3の縦で、ページ数300Pのアルバムとか。( ゚Д゚)


表紙は本物のワニ革、ダチョウの革、エイの革とか。( ゚Д゚)


なんか書いてて頭がクラクラしてきましたが。
日本ではおおよそ考えられないようなアルバムが向こうにはぎょーさんあるみたいです。


300ページて、どんだけ写真撮ればいいんだろうか、恐ろしい・・・(;゚ Д゚)


まあでも、二人の一生の思い出をどんな風であれ残そうと思うのはどこの人も一緒ですからね。なーんとなく気持ちはわかったりします。


日本でもちょい前では、アルバムの製本屋さんが中国に工場持ってたりしましたが、なかなか品質が安定しないので難しいみたいですね。
結婚式のアルバムてのは特別なんで、少しの品質の落ち度も許されませんから。


私も仕事では最終出力と製本は製本屋さんにお願いしますけども、そういう点から厳しい目で選んでいくと、やっぱりお願いできる所はものすごく少なかったりします。


でも、お客様に適当な物渡すわけにはいかないので、安いよりも確実に綺麗な所になってしまいますね。


製本屋さんは本当に縁の下の力持ち的な存在なので、これからも頑張ってほしいなーとぶつぶつ言いながらも、今日も電話であれこれ注文を言う私でした。


今日はぼちぼち仕事終わりそうなんで、そろそろ帰ろうかなあ。
帰りに肉まん買って帰ろうっと。


ではではおつかれさまでした。(・ω・)ノ

上海のはなし1


Σ(; ゚Д゚)

ギネスに挑戦!なのか?
ここまで来ると、トレーンなのか、イッタンモメンなのか見分けがつかん・・・
ちなみに中国の結婚式の一場面です。

こんにちわ。
京都は気持ちよく晴れて、とても洗濯日和なのに今日も引き篭もり気味でアルバム制作やら広告制作やらに追われているNAWOです。

勤め先のサイトのリニューアルを今やってるんですが、あれもこれもそれも・・という感じでなかなか形がまとまらず、毎日頭を掻き毟りながらコーヒー飲み過ぎて、トイレにばかり行っております。


今上海万博やってるんですよね。
何か色んなことで話題になっとるようですが。
グーグル先生で中国の結婚式を検索して、あまりの赤さに少し笑ってしまいました。
やっぱり中国ていえば赤なんですかね。

前にはインドの結婚式うんたらかんたらって記事も書きましたが、私は何が気になってそんなこと調べるの?って言うと、日本で言う白無垢のような、伝統的な婚礼衣装ってのがあるのかなあ。ってことが気になってですね。

で、中国ていえば

やはりこれですね。
チャイナドレス。

ああ、うつくしい・・・(´∀`*)

何でも調べていると、中国の結婚式では、日本のお色直しと同じように、ウエディングドレスも着れば、チャイナドレスも着るみたいなこともされるようで。

まあどの国でも一生に一回の結婚式で、より色んな衣装を着て、一番美しい姿を残したいって言う気持ちは女性としてあって当然なのかなと。









この二枚の写真はいずれも結婚式用のチャイナドレスのようで、やはり普通のチャイナドレスとはちと違うみたいですが。

下のはどっちかってと普通のウエディングドレスの赤色中華版?みたいな感じですね。

でも赤と黒と、そしてゴールドの使い方でこんなに中華っぽくなるのかーと。ただただ感心しております。










私も以前上海に友達が仕事で行っていたこともあり、そのときに一週間ほど泊まらせてもらって色々見てまわったことがありまして。

そのときは8月で、日本も中国も超暑い日々でしたね。

で、上海には街中に温度計があちこちに設置されてまして、現在気温が表示されているんですが、友人に聞くとこによると、夏で気温が38度以上になったら、仕事が全て休みになるって法律?があるらしく。それのために沢山設置されてるようなんですが。

まあ大陸性の気候ですから、夏の気温の上り方もハンパ無いんですね。これが。

で、体感的に「こりゃ絶対40度超えてるなあ・・」と思う日でも、なぜかいつも街中温度計は38度。
というより、38度以上に上りません。
もう二年以上そこに住んでる友人いわく。

(´∀`)「あの温度計は38度までしかあがらない仕様になっとる」
らしいです。

恐るべし中国。

上海は大都会ですから、日本で言うとこのデパートが沢山あります。そりゃエゲツナイ人の数です。
毎日売り出ししてるのかっていうくらい沢山の人が、建物の中も、表の通りも埋め尽くしてます。
京都で言うと、毎日祇園祭の宵山の午後8時前後の四条通りな感じです。

で、ある日に夜にどうしても喉が渇いたので、買い物に外に出てみると。
相変わらず恐ろしい人。
あれ?今て結構遅い時間じゃなかったっけか?と思い時計を見ると午前1時半。
でもデパートは全開で営業中。人も昼間と同じスゴイ人。
友人いわく、

(´∀`)「上海のデパートはほぼ24時間営業」
だとか。

恐るべし中国。


うわああああああ、仕事がやってきた。もう戻らなくては。
この続きは次回で。
バタバタしてごめんなさいね。

ではでは。

2010年5月14日金曜日

先生!

http://www.zuzafun.com/funny-wedding-photos
(;゚Д゚)
いやいや。

それってどういうシチュエーションやねん。


上の画像は多分ロシアだと思うんですが、ブログで紹介されてる一風変わった?というかちょいブラックテイストなウエディング写真たちです。

ほかにも全部で14枚ほど紹介されてますが、心配しなくてもエロとかグロとかじゃありませんよ。
ですが海の向こうの人らしく、なかなかブラックジョークが効いております。

でも最後は綺麗に終わって、何かストーリー性を感じますねえ。
なによりツルツルのお兄ちゃんの頭の質感が良い感じです。
こんな写真でアルバム作ったら、ある意味すごいインパクトのあるものになるんだろうなと思いながら見ておりました。

よかったら見てあげてくださいね。



どうもみなさんこんにちは。
なんか暑くなったり寒くなったりして、もう近所の田んぼには水が入って私の好きな蛙さんが沢山出てきてたのに、ここ数日泣き声が聞こえなくてものすごく心配なNAWOです。

数日前に私を田んぼに落とすきっかけになったヤツたちは大丈夫なのだろうか。

今日も今日で、私は隙を見て喫茶店でサボりながら気分転換しながら、ぼちぼちアルバムを作っておりますのですが、今日はたまたま完成したアルバムを依頼して頂いた写真館様に納品に行く用事がありまして、製本屋さんから帰ってきたわが子をキチンと人様の目に触れても大丈夫な子かどうかじっくり検品して、納品に行ってきました。

その写真屋さんも私の会社でだけでなく、アナログの台紙張りアルバムと、手間のかからないシンプルなミニブックは自分のとこでデータを作られています。

で、私は制作専門ですから、珍しくそういう現場に行くと、結構技術的な事やなんかで引き止められる率が高いんですね。

たとえば、パソコンのソフトの使い方とか。

たとえば、簡単な写真の合成の仕方とか。

たとえば、アルバム作るときにどうやって写真を選りすぐってるのかとか。

たとえば、メールソフトが送受信できないとか。(;・∀・)

たとえば、ウイルスの駆除してほしいとか。(;´∀`)

たとえば、パソコンの電源入らないから治せとか。(;´Д`)

もうね。最後の方は某○ックカメラさんとか○フマップさんとかに電話せえよ。というような感じなのですが、O型の性格のせいか、なかなか断れませんでして。

結果教えてあげたり、修理したりすることも多いです。
まあ私は普通の人よりほんのり触れる程度なので、わかんない事も多いんですけどね。
それこそ○ックカメラさんとか○フマップさんとかのほうが頼りになるんじゃないの?って思うんですが、まあ身近な人に聞くほうが手っ取り早いんでしょうかね。

で、特に写真のデジタルに関する技術なんかを聞いてくる人はですね。決まってパターンがありまして。
一通り教えた後に、「そんな事まで教えてもらってよかったんかな?」て言わはります。

その人は「ああ、この人はこれで御飯食べてるのに、教えたら食べれなくなるんじゃないか」と言いたいようなのですが。

それは大きな間違いですよー。○○さん。

そんなすぐ教える技術程度で、簡単に御飯食べれるなら苦労はしないです。
プロのカメラマンが、自分の技術教えたからって、その人すぐにプロ並みの写真撮れないでしょ。
それと一緒ですよー

なんて口が裂けても言いませんけどね。愛想笑いしてるだけです。
私腹黒いので。(´・ω・`)

まあ社交辞令かもしれませんけどね。

それで思い出したんですが、大分前に、同じ業界の違う会社で働いていたとき、私は京都から滋賀県某所の結婚式場のスタジオの横で、そこのデジタル業務の立ち上げに行ってた事があるんですが、何せ写真スタジオの中なので、婚礼のスタジオ撮影があるときにはアシスタントとして手伝っていた時期があります。

集合写真を撮影するときに、並んでる人を誘導したり並べたり、新郎新婦の服の袂を直したり。まあ簡単に言うと写真写り良くするためにセッティングするって事です。

まあでもメインはデジタルだったので、本当に数える程度ですけどね。

そこの式場のカメラマンのボスは、もう婚礼カメラマン一筋ウン十年の超ベテランの方で、まあ怒ったとこ見たことないような、いつもニコニコしてる本当に温厚なよい人です。もちろんジャンルは違いますが、超先輩になるわけでして。

で、あまりそのときは私も中型や大型カメラには詳しくなかったんで気にもとめませんでしたが、一度集合写真をそのスタジオに設置してある中型か大型カメラで撮影する時、なかなかその撮影する人達がうまく並んでくれなかったり、子供がなかなか言うこと聞いてくれなかったりで、肝心のシャッターがなかなかスムーズに切れない事がありまして。

で、まあ撮影される側のお客様たちはお酒も入ってるようで、「まだかー!」とか言わはるオッチャンも出る始末。

そのとき、この人は多分強盗に刺されても怒らないんじゃないか?というその先輩の、シャッターを押す手がめちゃくちゃ震えてたんですね。

ああ、そりゃあムカツクでしょうよ。でも笑顔で頑張ってはるんやなあ。と思ってました。

で、一通り無事終わって、その先輩に、
「やっぱりむかついてきますよねー。あんなこと言われたらねー。だってあちらさんが並ばないのが悪いんですもんねー」
と言うと
「いや、ちがうねん。失敗したらどうしようって思って、それで少し震えが来てん」
と。

ああ、この人やっぱスゴイなあって思いました。

今はスナップ写真全盛の時で、写真撮る人=カメラマンって言いますけど、大昔は写真撮ってお金をもらう人は「先生」と呼ばれてました。

「○○先生、一枚お願いします!」

なんとなくその理由がすこーーしだけわかった出来事でした。

カメラマンて、直訳したら「写真機男」やもん。(´Д`)


さあ今日も頑張って仕事するふりしようっとー

ではでは。

2010年5月13日木曜日

アルバム作れないときは。



塊魂って知ってはりますか?

まあ、ゲームなんですが。私は一時期気が狂ったようにはまっておりました。

ゲーム公式はこちら。http://katamaridamacy.jp/

プレイの動画は参考までにこちら。http://www.youtube.com/watch?v=3iZHsuUcJag&feature=related

まあ単純にカタマリを転がして色んなもんくっつけてデカくしていくだけのゲームなんですが。

世界観があまりにもシュールで私の大好物だったもので。

まあ色んなとこにこのゲームのファンの方はいらっしゃるようで、上の画像はそのゲームのウエディングケーキ作っちゃった人の画像です。


ちゃんとケーキカットして、



食べましたとさ。

にしてもスゴイ色やなあ・・・(´Д`)

ソースはこちら。外国の方のブログです。

上の写真を見つけたときに、知らず知らずに塊魂のBGMが頭から離れなくなってしまいました。
こんなシュールなゲームなのに、相当有名な歌手の方や、アーティストの方が曲作ったり歌ったりしてるんで困ったものです。



どうもこんにちわ。
最近暑くなったり寒くなったりが多いせいか、甘いものが食べたくてしょうがないので、どうしてもケーキネタが多くなってしまうNAWOです。

GWも明けて、ブライダルも少しは暇になるのか?と思いましたが、相当考え甘かったみたいですねえ。忙しくさせていただいております。

まあこの不景気に仕事があるのはそりゃ嬉しいんですが、あんまり忙しすぎると、一個一個のアルバムを作るのに、なかなか集中するのが大変になってしまうんで、個人的にはもうちょいまったりがいいかなあ。とか思うんですが。

私は毎日毎日僕らは鉄板の・・・じゃなく、アルバム作って作ってしてますが、買ってもらってるお客様にとっては、一生に一回の記念のアルバムですからね。

そのためにカメラマンも何百も写真撮ってくるわけですから、手を抜くという事は許されないもので。

じゃ、しんどい時とか、集中できない時はどうすんの?ってたまに聞かれるんですが。どうすると思いますか?


正解は。


やめます。(´・ω・`)


というか他の事やって、集中できるようになるまで気晴らしですね。
といっても遊びに行くわけじゃなくて、他の仕事やってるだけですが。

まあたまに資料調べに本屋行くと行って、スタバでコーヒー飲んでたりしてますが。(´∀`)

でもね、言い訳じゃないですが、そんな「てきとー」で作ったアルバムだと、私がお客様だったら超ムカツクと思うんですよね。

だからできるようになるまでやりません。へへっ( ・∀・)

といいながら今日も作ってますけどね。


さて、今日はですね。またブライダルアルバムに関する話しを。

今は殆どのご家庭で、パソコンやら写真を編集するソフトやら、まあ持ってはると思います。
中にはフォトショップやらも持ってはるとこもあるみたいですね。

ソフトとハードがあれば、実際私達が作っている環境と平たく言えば一緒ですので、個人さんでもアルバムのデータを作ることは可能なわけです。

で、そこで出てくるのがこの問題。

アルバム屋さんと個人とで、いったい何が違うねんと。

自分でアルバムを作るWEBサービスをしてはる業者さんもいらっしゃいますし、そういうとこではWEB上でアルバムの写真をレイアウトして、完成データまでできるとこもあるみたいですね。

あらかじめ決まったベースの上に、自分で選んだ写真を貼り付けていく。そうすると一冊のアルバムが完成するって形です。

で、そのデータで申し込みすると、後日製本されたものが送られてくると。

いいと思います。安いですしね。前に一度友人に頼まれて、個人的な写真で申し込んだ事がありましたが、以外と思ったより簡単で、綺麗なものがあがってきました。

そのWEBアルバムの業者さんからすれば、レイアウトはお客様がやってはるし、ウチは製本して送るだけーてなるので、当然そりゃコストも安くすなるわけです。

アルバム一冊作るのに、一番コストのかかるところはどこだか知ってますか?
それは「エディターとデザイナーの人件費」です。
あ、ちなみにエディターは写真を選ぶ人。デザイナーはアルバムのデザインを作る人です。
ウチの会社みたいに超小規模でやってる会社では、全部一人でやるのもアタリマエーですけどね。

ですので、その分を丸ごとお客様任せにして、安くしよう!ってのがWEBアルバムの良いとこでもあるんですね。

ですがデメリットもあります。

テンプレートは完全に一緒で、写真の縦横も決まっている。
ページ数やデザインの自由度が少ない。
などなど。

で、なぜ私達のようなもんは、わざわざ人を使ってアルバム作るのか?というと、やっぱりそれを望んでくれはるお客様が多いからです。

ベースになるデザインのアルバムは決まっていても、私が作ってるアルバムでは、同じアルバムってのは二個と存在しません。

あ、写真が違うというのではなく、レイアウトや色のアレンジや諸々が違うって意味ですけどね。

お客様からすれば、たとえ既存のアルバムの商品でも、自分だけの一冊を望んでるわけですから、こんなふうにしてーっていう希望は絶対あるわけでして。それを少しでも汲んで作るのがまあ仕事って事ですね。

それはプログラムにはできないことですから。

あ、ちなみにイチから完全オリジナルってのもやってますです。
お客様と超念入りに打ち合わせして、ベースのデザインもイチから起こしますってやつですね。
まあ本当にゼロから作るので、ちょい時間はかかりますけども、本当に自分だけの一冊という気持ちを持っておられる方ならいいかもしれません。

皆さん思ってるほど、デザイン料も高くないですしね。

というか安い賃金で働かせていただいておりますです。トホホ。(´・ω・`)

まあ、でも打ち合わせさせていただくと、お客様の考えを直に聞けるので、制作者としてはとても気合も入るんですけどね。なので個人的には楽しみな仕事です。

もちろんブライダル以外の本とか諸々も同じようにやってますよー。印刷物もですよー。

ま、あんまり打ち合わせばっかりになると、制作時間なくなっちまうので考えものですけどね。


で、レイアウトの肝・写真選びの肝ってのがまた別にあるんですが・・・・・

でも仕事しなきゃなんで、今回はこのへんで(・∀・)

また作業にもどってきますです。

その前にスタバいこうかな・・・(・∀・)

2010年5月12日水曜日

ブライダルにはデジカメ?フィルム?

ラスベガスの結婚式場ライブカメラ(クリックでサイトへ行きます)

私がよく行くGIGAZINEさんで知った、とんでもないところにあるライブカメラ。
ラスベガスの結婚式場にある模様。

なんでも色んなテーマに沿った結婚式の様子がライブカメラで見れるとか。

いや、ショーじゃないみたいですよ。本物の結婚式です。

でも日本が夜の11時のときに、あっちは朝の7時なんで、それ計算しないと真っ暗です。




夜中しか見れんじゃないか。 (゜д゜)




どうもこんにちわ。

昨日は仕事は速くに終わって帰宅したにもかかわらず、自宅で印刷屋さんとの打ち合わせがあって、疲れ果てて寝てしまったNAWOです。

今は滋賀県は雄琴温泉にある、花街道さんという旅館さんの広告やら印刷物の制作の手伝いもさせていただいておりまして。

季刊の広報誌の打ち合わせをしていたのですが、なかなか日数がお急ぎの様子でして。

でもやはり良いもの作って、バンバンお客様来ていただかないと私も仕事のし甲斐がないものですので、担当の方と色々お話するわけですが。

夕方6時から9時くらいまで、グリコのカフェオレ飲みながらお喋りしておりました(´・ω・`)お疲れ様です


かなり歴史もある旅館さんで、文明開化をテーマに、近代的なのにもかかわらず大正ロマンを感じさせるような、どこか懐かしい施設で営業されています。


喫茶におられる女性なんかは、「ハイカラさん」みたいに矢絣の着物に袴だったりします。
結構私は好きなほうです。 


ごめんなさい嘘です。超大好きです。


この前そこに打ち合わせに行かせて頂いた際に、名物の「街道そば」を頂いたのですが、超旨かったです( ・∀・)


皆様もお近くにお寄りの際は是非いらしてくださいね。




さて、今日も私はブライダルのアルバムを作っているわけですが、今は式場さんによって、デジタルカメラだけで撮影されてるとこと、フィルムカメラで撮影されてるとこの二種類あります。


最近はもう新品でフィルムカメラ売ってないのかな?私は写真屋ではないのでわかりませんが。まあ売ってても殆ど壊滅に近いんじゃないですかね。


それくらい、最近はデジカメが多いです。


じゃ、なんでフィルムをまだ使ってるの?て疑問に思うかもしれませんね。


まあ、デジタルもフィルムも、メリットもデメリットもあるんです。


画質だけで言うと、正直言ってデジカメのほうがいいですね。
コストで言うと、これもフィルム代とフィルムの現像代かからないので、デジカメの勝ちです。


じゃ、フィルム使う意味無いじゃん(・A・) て思うかもしれませんね。


でも、大きく違うとこがあります。
それは、フィルムという、「ソース」が絶対に残る事。


フィルムカメラは、基本的にフィルムが必ず残ります。
デジタル技術全盛の今、前の記事でも言いましたが、加工されてない画像なんてほとんどありません。


加工することが良いのか悪いのか、それはここで言い出すと超ややこいので置いといて(´・ω・`)


ですが、いくら紙焼きの写真に手が加わっていたとしても、フィルムは嘘はつけません。
まあ、すごい高い金額だせば、デジタルデータをフィルムに焼くって事も出来なくはないんですが、そんな無駄なことをしても仕方ありませんからね。


それに、デジタルデータの写真は、永久じゃないので。
いや、永久にも残せるかもしれませんが、ネガやポジを保管するよりも、実はコストがかかります。


ハードディスクを移して保管?DVDでバックアップ?ブルーレイで保管?


コンピュータのハードもソフトも、すごい速さで進化していきますから、その都度それにあった保管できる媒体に移していかなくてはいけません。だからコストがかかるんですね。


私の仕事場も、データの保管が一番の重要課題で頭が痛いです・・・


ネガもそりゃ、日なたにほっといたら焼けて明日のジョーみたいに真っ白に燃え尽きてしまうので、ちゃんとネガフォルダーやらに入れて、押入れの奥とかにしまっとかないと駄目ですけどね。


でもまあ、火事にでもならんかぎり、大丈夫でしょ(´∀`)


あとメリットというのになるかどうかわかりませんが、デジカメはブライダル写真には精細すぎるというカメラマンも居ます。


まあ簡単に言うと、リアルに写りすぎるって事です。


フィルムカメラでは見えなかった、顔の小ジワやらシミやら、毛穴まで見えてリアルすぐる・・・
と、デジタルカメラで撮影しだした頃のカメラマンは口を揃えて言っていました。
ですので、前の記事のような、すこしボカシたような加工も必要になったりします。


ですが年々デジカメも進化し性能もあがって、ますますリアルに撮れるようになっとるようですね。
それもブライダルに限定すれば、ちょい考えものなのかもしれません(;・∀・)


別に私は撮影しない人なので、ぶっちゃけ好きにすれば?派なんですが、日常から写真を大量に加工している身としては、フィルムのような確実なソースがあるってことが、何か安心感に繋がるような気がしてしまうんですね。


ですがまあ、現場ではもう殆どフィルムで撮影してはる現場さんはありませんけどね。
というか、年々フィルムで撮影できるカメラマンも居なくなってきてます(;・∀・)


これが良いのか悪いのかわかりませんが、まあ時代の流れなんでしょうね。


なので私の勤めてる会社では、まあ滅多に無いかもしれませんが、フィルムで撮れるカメラマンを確保して、フィルム撮影もやりますよーてしようかと思案中です。


できるかどうかわかりませんが・・・・(;^ω^)


サイトのリニューアルも今やってるので、リニューアル終了したときにはまた報告できるかもしれませんね。


なんかちょい複雑な話しになってしまいました(;・∀・) でも反省はしていませんが(・∀・)


さ、またアルバムつくりの作業に戻りますか。


ではでは。

2010年5月11日火曜日

あの新郎、無事やろか・・・

Mike`s Amazing Cakes

外国のケーキ屋さんです。

にしてもこのウエディングケーキスゴイ。

というか、


これとか。

なんだこれ?

ケーキである理由がまずわからない。

おそるべしマイクスアメージングケーキ。

上のリンクからお店のサイトに行けますよ。
(音楽鳴るので注意)

フルフラッシュサイトなんで、重いかもです。

サイトに入ったら、左上のGALLARYから、ウエディングケーキをはじめ、いろんな造形のケーキが見れます。

でも私は正直美味しそうって思えるのがひとつもなかった・・・(´Д`)




こんにちわ。
あいかわらず仕事でアルバムを作りながら、こうやってぼちぼち更新しています。NAWOです。

ウエディングケーキも、今は色々ありますよね。

私は撮影済みの写真ばかり見てる人ですが、やっぱり会場さんによって、色んなケーキがあります。

ガーデンとかレストランウエディングだと、わりあい低い背の、二段くらいのケーキで、フルーツやらチョコやら、見てて「おいしそお( ゚∀゚)」て思うものも多いんですが、ホテルさんとかは高さ3メートルくらいある、ごっついタワーケーキが多いですね。


私はケーキ屋ではないので詳しくはありませんけど、あの背の高いケーキはやはり見た目重視?なんでしょうかね。


実際ホテルさんのような広い会場でないと、天井に引っかかってしまいそうですけどね。


個人的には、背の低い、二段重ねくらいのケーキが一番美味しそうに感じます。


ブライダルの写真を見ていると、そりゃあありとあらゆるケーキを見てきてますけども、色んな会場さんでも、色々お客様の意向をくみ上げて、色んなケーキを出さはります。


新郎がサッカーが好きで、新婦が昔チアガールだったから、ケーキが芝生のサッカーグランドで、その上でサッカーボールを蹴ってる新郎の飴人形とチア姿の新婦の人形とか。


2人とも乗馬が趣味だから、雄馬と牝馬をかたどったケーキだとか。


最近では、和装に合わせて「和」のウエディングケーキなんかも良く見ますね。


京都では、古い町屋を改装して、式場や披露宴会場に利用してはるところもありますんでね。




ケーキがあれば、そこにはファーストバイトなるものが必ずあるわけでして。


まあお決まりのパターンでいくと、まず新郎が小さめに切って、新婦に「あ~ん」て食べさせるんですが、そのあとに新婦が思いっきりデカく切って、無理やり新郎の口につっこむと。


新郎の顔がクリームで真っ白になったところではい爆笑。てな感じですね。


写真としては、けっこう2人の素の部分が出たりするとこなんで、見てるほうもけっこう楽しかったりします。


でもこの前のアルバムの2人は違いました。


全く逆に、新郎が新婦の顔ほどはあろうかというケーキを手に、ニヤニヤしてる写真が。


「そんなん食えるわけ無いやん(´・ω・`)」て見てたんですが。


次の写真には、ハムスターのようにほっぺたふくらまして涼しい顔の新婦の写真が (゚Д゚ )


「この新婦、やりおるな」




で、アルバムのレイアウトも終盤になってきて、披露宴の前半にケーキカットされたケーキがゲストの方や新郎新婦のテーブルに来るわけですが、


もちろん新郎新婦のテーブルには、ケーキの上に乗ってる2人をかたどった飴の人形さんが別皿で運ばれてくるわけです。


そのケーキもちゃんと写真に写ってました。




が、




次のカットで、新郎の飴人形の上半身をボリボリ食べる新婦の写真が。Σ(゚Д゚;


ある意味、その披露宴の写真の中で、一番ショッキングな写真だったかもしれません。


あの新郎さん。ヒョロっとしたヤサシそうな人やったけど、元気にしたはるかなあ・・・




ああ、もどらねば。


仕事に帰還いたします(´・ω・`)


ではでは・・・

アルバムつくらなきゃ。


(;゚Д゚)


悪魔だ。


こんばんわ。最近勤め先のサイトのリニューアルで色々と忙しいふりをするのが得意なNAWOです。


今日は取引先の写真館さまから一気に入稿がありまして、アルバムを作ったり仕事してるふりしたりしてたらこんな時間になってしまいました(´∀`*)


まあ徹夜じゃないんで全然へっちゃらですけどね。


ブライダルていうのは昔から、今でもそうですけど、シーズンてのがありまして。
そのシーズンは結婚式は当然多いわけでして。
結婚式が多いと作るアルバムやら、写真の撮影やら、ビデオの撮影編集やらも多いわけです。


知ってはる人も多いかもしれませんが、一番暑い時期と、一番寒い時期はあんまり結婚式やらはる人はいはりません。まあ、そりゃそうですわね。


普段着ないドレスやらタキシードやら、私の大好きな白無垢やらなんて、確かに暑い寒い時に着るもんじゃあないです。


だって和装の打掛て、ごっつい掛け布団まるまる着てるようなもんですからね。






昔今とは違う会社で、同じ仕事をしていたとき、京都の二条城っていう観光名所があるんですが、二条城築城何百周年記念っていって、普段はそこで撮影なんかできっこないんですが、その記念キャンペーンで二条城の中で前撮り(挙式の前に、和装なんかで撮影する)をやったことがあるんです。


平日でも観光客の凄まじく多い二条城で、色打掛やら白無垢の新婦と羽織袴の新郎が颯爽と歩く姿は、まさに太秦映画村も真っ青のハマリ具合でした。超カッチョエエです。


そんな2人が目立たない訳がなく、ツアーの外国人の観光客が居合わせた日には、撮影どころじゃなくなるくらい人だかりができてえらいことになってましたね。


(´∀`)「あめいじんぐ!」


(´Д`)「いっつあ じゃぱにーず ぶらいど!」


(*゚ー゚)「おー びゅーてほー」


(,,゚Д゚)「おーまいがー」


(,,゚Д゚)「じーざす!じーざす!」


なんでキリストに祈っとんねんこの外人。とか思ってましたが。


その中にはなぜか色紙にサインを求める人も。( ゚д゚)


なんでやねんと。


まあ私は撮影できませんので、ひたすらレフ板(銀色の反射板)持って、カメラマンの言いなりに光あてることに専念しながら、クソ重い機材運び続けておりましたが。


でもそんな人だかりでてんやわんやになりながらも、新郎新婦には良い思い出になってるだろうなあって思います。




話しは変わりまして、まあ私はブライダルアルバムを作る仕事もしとるわけですが、このブログはじめたばかりの記事で、アナログとデジタルの違いやら色々書いておりましたが、今は私自身作ってるアルバムは、ほぼ100%デジタルアルバムです。


とは言っても、私自身は別に本を製本してるわけではなく、お客様とか写真館様が言うリクエストに答えて、その希望にあったデザインの本を提案して、データを作り、現像屋さんや製本屋さんに出していくという仕事の流れです。


ですので昔は手作業で切ったり貼ったりしていたんですが、今は殆ど私の足元に鎮座しているパソコン様にお願いして、色々物を作っております。


いやあ、便利な時代になったもんですねえ。


皆さんは一冊デジタルアルバムのデータをを作るのに、どれくらい時間かかると思います?


正解は、「どんだけでも」(´∀`)


まあ相手にしてるのは数百の、いわばカメラマンの「作品」なんで、時間かけようと思えばいくらでもかけれちゃいます。


でも、実際に写真データをパソコン上で貼り付けていくのは、実際の作業時間のうちの半分くらいです。


あと半分は何してるかというと。ずーっとひたすら写真と進行表を見てます。


で、頭の中で、どの写真が綺麗かな?とか、これは使えんなあとか考えてるわけですね。


まあ他にもお腹へったなあとか、アイス食べたいなあとか、ネコ飼いたいなあとか、色んな事考えますけどね。( ・∀・)


まあ新郎新婦の一生に残るアルバム作らなきゃいけないって言う思いがあるので、良いアルバムは良い写真が無いとできませんから、できるだけ長い時間、数百カットを観察するわけです。


で、頭ン中に数百カットが全部収まったくらいから、ぼちぼちレイアウトするわけですね。


ですので、もし何かの機会で、私のようなアルバム作ってる人を見かけても、ボーっとしてるって怒らないでくださいね。


多分そう見えて、一生懸命写真を見てるだけですから。


実際ボーッとしてるかもしれませんけどね( ・∀・)フヒヒ


明日も頑張ってアルバムつくるぞー



2010年5月10日月曜日

その名も「写真屋」


そりゃそうなるわねぇ・・・(画像クリックで動画です)
こんにちわ。


あいかわらず地道に仕事をするのが苦手なあまり、どうしてもブログを更新してしまうNAWOです。


同じ勤め先のビデオカメラマンのブログ見て、日々自分の文章の稚拙さに笑うしかない日々。皆さんいかがお過ごしでしょうか。


まあ彼は真面目な人ですのでね。やはりこう、文章に知性がかんじられるというか。






これでいい?






あ、いいのね。( ´・ω・`)






いや、そんな事はどうでも良いのですが。


今日は私が、というか写真に関係ある人なら、おそらく1回は使うであろう、その名も「フォトショップ」(写真屋)というソフトで、ややこい事せんと超簡単に印象深い写真に加工出来る方法を一つ。


あ、フォトショップ知らん人には本当に申し訳ないんですけど、こんなんできるんやー。へー ( ゚д゚) て感じで軽く流しといてください。ごめんなさいね。


写真やってはる人やったら知ってると思うんですけど、「ソフトフィルター」てものがありましてですね。写真にすこーしぼんやりした効果を付けてしまう、レンズの前につけるフィルターがありまして。


まあ,ちょい幻想的というか、印象深い絵になるというものです。


あんまやりすぎるとボケボケのアルツハイマーみたいな写真になるので、ブライダルでは記録より、作品的な写真を撮る時によく使う人も居ますね。


でも、それをうまく使うと、簡単な美肌修正っぽくもなるので良いかもしれません。


まあとりあえず元の写真を。


これが元の写真。
まあ全然綺麗なんですが、今回はこれを加工してみます。
超簡単ですよ。

まず元の写真をそのままレイヤーを複製して、それにフィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)で、写真の大きさにもよるんですけど、デジカメで撮影したJPGなら20~30PXほどぼかします。



まあそしたらこんな絵になります。
ボケボケアルツハイマーですね。でもそれでいいんです。

で、今レイヤーパレットにレイヤーが二枚あるわけですが、その今ボカシた、上にあるレイヤーを選択したまま、レイヤーパレットの上の「描画方法」を今通常になってるのを「ソフトライト」にすると、


まあクリックして大きくしてみるとわかるかもですが。
写真のシャドーの部分に滲みみたいな効果が出て、コントラストがちょいあがります。
この描画方法を「オーバーレイ」にすると


今度は写真のハイライトが滲みが出てくると。

まあこれだけ白が飛んだ写真は、カメラマンとか写真屋さん的にはアウトらしいですが。

いいやないですか。綺麗だったら。( ・∀・)

あ、駄目ですかそうですか。ならレイヤーの透明度とかで調整してくださいね。


フォトショップって、何かいろんな機能付いてて超解りにくいと言う人多いんですが、写真をこれで触りだすと、写真に関係する仕事や趣味の人には無くては生きていけないくらいのソフトのひとつやと思います。

まあ価格は個人的に高すぎると思いますけどね。

昔は何かフォトショップエレメンツっていう、ちょい機能限定版とか出てたと思いますが・・・今もあるのかな?

それでもこの程度なら充分できるので、写真に興味ある人は一回触ってみてくださいね。

そうですねえ・・私的に、フォトショップはこのレイヤーの描画方法をマスターすると、相当写真をイジるのが楽しくなると思いますよ。

ただ描画方法にも相当種類があるので、どれがどんな効果になるのかは体で覚えるしかないみたいですが(;´∀`)

あと、WEBではフリーでフォトショップの機能的なソフトも沢山?あるみたいですよ。
私は触ったことないのでここでは触れませんけどね。

でも、デジタルカメラが主流のこのご時世で、どうしても写真はデータになってしまいますので、どうせなら少しくらい自分で加工できても楽しいと思いませんか?

まあ、あまり皆できるようになられると、私の仕事なくなっちゃいますけどね(;・∀・)

またぼちぼちこんな風に簡単に何かできる方法、あったら書きますねー

ささ、怒られる前に仕事仕事・・・・

2010年5月9日日曜日

カメラマンの話 その2



たまには綺麗な画像も貼らなくちゃ。


夕方になってきてだんだんと仕事のテンションがあがりにくくなってきたので、ブログの更新という理由を言い訳にサボろうとするずるいやつです。


今日の昼にカメラマンの話を少ししましたので、その続きなんかを。


えっと、何を見てすごいて思うねん?て話でしたっけか。


というよりその前に、これは私の個人的な感想で、写真てのはあくまで観る人の主観によるとこが大きいと思いますんで、あんまり気にせんといてくださいね。


で、本題に戻りますが。


まあ私自身は正確な数は把握できませんけども、仮に月20冊アルバムを作るとすると、1冊あたりだいたいカメラマンは500〜600枚以上は写真を撮ってきますんで、月で軽く見て10000枚、年間だと120000枚の結婚式や披露宴の写真を見てる事になります。


でも、式場さんやカメラマンによって写真はそれぞれ全然違うんですが、やっぱりCM写真ではなくて、記録としての意味もあるスナップフォトなんで、こう、なんていうのかわかりませんが、基本ってのが多分あるんだろうと思います。


その基本をおさえてる上で、色々なサービスショットやら、アレンジショットを混ぜ込みながら、それぞれのカメラマンの個性が出てきてるみたいな感じですね。


まあ中には非常に厳しい規律を持ってる式場さんもありますので、毎回かならず決まったカットを撮影してくるところもあります。


そう書くと、なんかつまらん写真なんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、写真を見てる私からしても、毎回違う人でも同じような写真をおさえる事ができるってのは、ある意味自由に撮影するより難しいんだと思います。


でもそうする事で、まず失敗はなくなりますし、確実にお客様には満足の出来る写真を提供できるって訳でして。


婚礼写真に失敗は絶対に許されませんからね。厳しい世界でございます。


「えへへ、撮るの失敗しました〜」なんて言った日にゃ、下手すりゃ損害賠償請求とかになっちゃいますんでね。(;´Д`)


まあそれはさておき、そんな色んな状況の中で、カメラマンは自分の身を削って撮影してくる訳ですが、その中で「なにこれスゴイ」て思うのもたまにあります。


写真を見せる訳にはいかないので、かいつまんで説明しますと、


1 新郎新婦の表情がスゴイ。
たぶんですね。恐ろしく新郎新婦とのコミュニケーションとってるんやと思います。たぶん「友達かっ」てくらいに。新郎新婦が撮られる事のストレスを全く感じていない様子。


知らん人に写真撮られるって、やっぱ何かしら緊張するんですけどね。それを打ち崩す何かをしてるんでしょう。写真見てるだけで「ああ、このカメラマンめっちゃ信用されてはるわ」って思えるくらいです。


2 アレンジがスゴイ。
会場なんてそれぞれ違うし、そこにある調度品なんかも全然違うもんですが、まるでもう何十年もそこで撮影してるみたいにうまく新郎新婦にからめて撮影してます。しかも綺麗に。まあ下見とか行ってるのかもしれませんが、にしても即興でそういう構図撮れるのはスゴイ。しかも季節感バッチリやし。


3 色がスゴイ。
今はデジタルデータなので、カメラマンの方の中では自分で補正してから入稿される方もいらっしゃいますが、本当にスゴイ人は補正無しでもアルバムに使う時に修正無しで使える写真を撮ってきます。


おねがいだから私の仕事取らないで・・・


3 枚数がスゴイ。
最近はデジカメ撮影がほとんどですね。あれ知ってます?撮ろうと思えば2000でも3000でも撮れる事。
そりゃそんだけ撮れば、良いのが絶対あるわな。て思うんですけど、上手な人は撮れるのに最低限しか撮ってきません。


そんだけたくさんの写真はデータになりますが、多く撮れば撮るだけ、データ保管するメモリーカードも必要ですし、メモリーカードが沢山あればあるほど、管理も大変です。
その中の一枚紛失とか、データ飛んだとかは許されないので、最低限のデータをきっちり保管してくれます。そのほうが安全ですからね。


4 体力がスゴイ。
挙式と披露宴て、始まりから終わりまでだいたい3時間以上はあります。その時間内、一眼レフと超重い望遠レンズ数本と、電源用の電池パックをスーツの上に袈裟懸けにして、ずーっと忍者のように走り回る。


あえて言おう。「引っ越しのバイトよりキツイよ」と。


でも知ってる限りでは、女性で一日で挙式&披露宴のセットを3回こなす猛者も知っております。もうね。バケモノかと。


で、たまに観るんですが、撮影の最初は良い写真が撮ってあるんですが、最後のほうではカメラマンの疲れが出て、多分集中力なくなるんでしょうね。なんとなく冴えないカットになってしまうパターンがあります。


まあでも多分一般の人にはわからないかもしれませんけど。


でもこの前見た時には、挙式が10:00からなのに、7:00に現地に入って調度品を撮りまくり、新郎新婦や親族らが会場に集まってくる所から撮影しだし、披露宴が終わって二人が私服に着替え終わって、帰りのタクシーに乗り込んでそのタクシーが夕日を浴びながら坂を下っていくシーンまで撮っている恐ろしい方も居ました。


( ゚д゚)・・・やりすぎやろそれ。


まあ他にも本当に色々あるんですが、私は撮影はしない人間なんで、カメラマンの方に言わせると「何を言っとんねんこの素人がっ」っておこられるかもしれませんが。


てかよう怒られてますけどね。あまり気にしてません。ごめんなさい。


でもさっきも言いましたけど、写真てのは本当に観る人の主観に左右されやすい物だと思います。


知らん人からしたら普通の写真でも、その人からすれば「一生の思い出」になる一枚かもしれませんからね。


そんな「神の一枚」を撮るために頑張ってはるのかもしれません。


私の働いてる会社のカメラマンも、ええ人いますよー。
てか、皆スゴイ写真撮る人ばっかです。
まあ、だから好き放題言えるってのもあるんですけどね。


また気が向いたらカメラマンの話でも書きますかねえ。


今回はこのへんにて・・・