2010年5月4日火曜日

ブライダルアルバムの基礎知識編その1

あー、DQMJ2おもしれー

いや失礼。
本日はGW中だと言うのに出勤して色々お仕事です。
今日は作っているブライダルアルバムに関して少々。

昔は婚礼のアルバムっていうと


by 竹野台紙

こんなのが主流で、
まあ簡単に言うと、分厚いボール紙に穴の開いた台紙の裏に写真を貼って、それを複数ページ重ねて一冊のアルバムにしてしまうというのが普通だったんですね。

写真屋さんや、カメラマンの方々は、台紙屋と呼ばれる業者さんから本と写真の上から貼るマスクと呼ばれる厚紙を購入して、それの組み合わせで手作業で一冊一冊作ってるわけです。正直大変ですよ。そりゃ。

現在はコンピュータのアプリの進化のおかげで、写真自体に加工を施したり、デザインの自由度も高くなって、ビジュアル的にいろんな事が可能になりました。



これはウチで作ってるアルバムの中ページの見開きですが、別に紙に貼ってる訳ではなくて、合成してこのような絵になってる訳です。

これは当然コンピュータで私みたいなヤツがデータを作って、現像屋さんに現像してもらって、それを本にする訳ですね。

当然写真なので、デジタルアルバムの中のページは、1ページ丸ごと大きな一枚の写真になってるんですね。

昔からのアナログアルバムも、今主流のデジタルアルバムも、それぞれ良い所も悪い所もあって、どちらが良いのかは購入される方の価値観次第です。

私はカメラマンでは無いので、色んなカメラマンや写真館の方に頼まれて、その現場現場の意見にあったアルバムを作ってきてる訳ですが、シンプルにすればするほど、アナログに近づいていくという不思議な点もあります。

ブライダルの現場で働いている方々(プランナーやコーディネーターの方々)のようなブライダル商品を多く見てきた方に聞くと、アナログが良いって言われる方もすごく多いんですよね。

記録として一番シンプルに写真を残すのがメインならアナログ。
演出効果をより盛り込んで、そのお二人だけの本を作りたいならデジタル。
なんて言い方も出来るのかもしれません。

私個人的には、自分がもしブライダルアルバムを作ってもらえるなら、こうしたいなーっていう気持ちを持って、どのアルバムも作ってるつもりですけどね。

あ、あとデジタルカメラの普及が半端無いので、それもデジタルアルバムの普及の理由かもしれませんね。それはまたの機会にでも。

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