2010年8月15日日曜日

ビッグバンポスタ−れしぴ。

宇宙の写真。これがベース。

どうもみなさんこんにちわ。( ・∀・)


お墓参りも絶好調なお盆終わりの今日このごろ。いかがお過ごしでしょうか。

相変わらず勤務先の事務所はお盆休みで閉鎖されていますので自宅でぽつりぽつり作業にいそしんでいますNAWOです。


ここ数日は、自宅での冷房稼働率がものすごく高くてですね。今から電気代の請求が何より怖い思いをしてガクガクブルブルしておりますけども。。・゚・(ノД`)・゚・。

でも冷房入れなきゃ、暑さちょいマシになったからってPC前で作業してたら、それだけでダイエットになるような環境ですのでね。

冷房入れ続けていても、マックさんは延々「ブォーーー」と絶好調に熱気を排出しておりますわけでして。

そのまま冷房も何も入れずにほっておくと、勝手に室温が40度近くなってしまいます。

旅行で特別増量した私にとっては、冷房入れずに作業するのが一番のダイエットになるのか?とか少し思ったのは内緒ですけども、非常に体に悪いのでそんなこたあしません。




上の写真は宇宙です。
そう。どっからどう見ても宇宙の写真。(・∀・)


なんでブライダルアルバムの中の人やのに宇宙の写真から始まるねん?という突っ込みはしないでください。

だって、ここ数日ほんとにアルバム作ってないんですもの。

一般の印刷物ばっかり作っておりますので、まあその話題でってことでご了承くださいませです。はい。(;・∀・)


で、なんで宇宙なん?という事なんですけどもね。
今・・・というか一年程前から、とある特殊照明の制作会社さんのパンフやらポスターやら色々作っておりまして。


その会社のお仕事をさせて頂いたきっかけは、大阪や東京なんかで行われる、照明機材の展示会やなんかに使用する、大判のポスターを作成させて頂いたのがきっかけなんですけどもね。


作成するにあたって、どんなイメージで作成するのか当然色々話を伺ったんですけども。

その時に聞いたのが、


○ 宇宙空間に浮かぶ人工衛星のようなイメージ。

○ 暗闇に光る星の中でひときわ明るく輝く商品の写真。

○ 一言で言うとビッグバン。


・・・ビッグバンてどうよ?(;^ω^)と最初はちと思いましたけども。

でも写真とか見てますと、特殊照明だけあってちょい複雑な形であったり、たしかにSFチックな見た目の商品も多いので、ふーんなるほどなあ・・と。


作成するポスターはA0サイズって言いまして、寸法は縦の長さ1m越える大きなものなので、とりあえず高解像度の宇宙の写真を探しまして。

で、上の写真をとりあえずバックに使ったと言うわけでございます。


バックグラウンドはこれでいくとして、まずどういう風にビッグバンで、星の中でひときわ輝く商品にしようか。

とりあえず背景の商品が配置されるであろう場所に、超新星爆発を書いてみようかと。




で、フォトショップやらで白の○描いてぼかしたり、輪っかを描いて伸ばしたりして出来たのがこの状態。

宇宙戦艦ヤマトを口ずさみながら、デスラー総統閣下のお言葉を思い出しながら、ヤマトの波動砲をイメージして描きました。

松本零士先生。何かください。(´・ω・`)

ウソです。ごめんなさい。





で、これでバックは統一イメージで行くとして、あとは文字やら商品やらをどうしようかなーと言う事なんですけども。



商品の写真は、その照明の会社の方が、コンパクトデジカメで撮影した写真。


えっと、これはリング照明てやつですね。


本当はものすんごく光っててまぶしいらしいのですけども。

でも普通に写真で撮影すると、光りすぎてたら何が写ってるのか全くわからないくらいディテールが無くなってしまいますので、あえて照明を抑えた状態で撮影してもらいました。


で、これを「ピカーーー」て光らさないと駄目なんですけどね。


最近のフォトショップには色んなフィルタが実装されとりましてですね。

普通、写真で「逆光」というと、あんまり良いイメージは無いんですけども、フォトショップさんは、写真を綺麗にするだけじゃなくて、劣化や普通では避けるような条件での撮影を再現する事が出来るのがとってもエラいと思うのです。




 で、とりあえず写真の撮影時のゆがみを修正して、商品を正円形になるように整形したあとで、LED照明部分をフォトショップの

「逆光」フィルター

で出来たのがこちら。

うむうむ。(´∀`)
よお光っとる光っとる。



本来は光ってる商品の写真使うほうがいいんじゃないの?て思うんですけども、こういう照明の光具合やなんかを調整する場合は、こうやって合成したり絵を描いてしまうほうがよりイメージに近くなったりします。


実際こんなに光ってる商品撮影したら、写真も真っ白につぶれて、カメラマンの目もつぶれかねませんからね。

この画像見てるだけで、「まぶしっ!」って感じるくらいなんで、実際に撮影したらそら大変でしょね。(;・∀・)





もう一個の商品画像は、適度にぼかしを入れて
下ごしらえしときます。

こいつは脇役。




で、商品入れ込むわけなんですけども、今までのパーツ達をそれぞれイラストレータの上で六神合体 合体させますです。

また年代的にビミョウなネタを言ってしまうとこだった。
あぶないあぶない。 (;・∀・)



まあ最終出力する機械にもよるんですけども、基本印刷のデータの解像度って言えば350dpiて言わはるんですが。

A0とかの大きさの画像データになると、いくら圧縮かけたからといってものすごく大きなデータになっちまいますので、これの時に使った宇宙のバック画像は、実寸で150dpiしかありません。


前に何度か看板とかで出力比較してみたんですけどね。目の前5cmのとこで見た目比較してもわかんなかったので。

特に宇宙の画像なんて、ほとんど真っ黒ですからね。データの重さもひとしおです。


 


で、合体させて、文字やタイトル入れこんで出来たポスターがこちら。

さっきぼかしておいた画像は、光ってる照明の素材の下に、影のかわりとしておいてあるてわけです。

一番下に白いオビがあって、そこに会社名やらが入ると完成ですね。







ちなみに他の種類も同じように。

にしても、本当に色んな形の照明があるんですねえ。

けっこう見てるだけでもメカ大好きな私は楽しかったりしますです。



結局今も引き続きシリーズで作成させて頂いてまして、今日作ったので9枚目。

最近はもう照明の写真を光らせるのも普通になってきまして、実はポスターを作る時に一番時間のかかってるのが、下の部分にあるグラフや諸元表だったりして(汗)




特殊照明って、私も今まであまりお目にかかった事がなかったものでして。

今回この会社さんのお仕事で色々教えて頂いたりしたんですけども、物質の検査業務とかに使用したりするようですねえ。

普通に生活してたら、こういう特殊な機械の事なんて、人生終わるまで知らずに済んでしまうしょうけども。

日頃から何でも知りたい知りたい病の私としましては、こういう風に仕事で色んな知識を教えてもらえたり、吸収できるのが至福の喜びだったりします。



まあ知ってるからって、それは直接何かの役に立つのか?('A`)

なんて私の冷めた友人やなんかは言い放つヤツもいはりますが。
役に立たない知識ほどなぜか知りたくなるんですよねえ。これまた不思議ですけども。

役に立てる為ではなくて、自分の脳みそにインプットできるのが楽しいんでしょうかね。


でも、肝心の生活面の知識とかは全然駄目駄目だったりするんですけどね(汗)

とりあえず忘れ物と、
そこらで躓いてコケナイようにすることから始めなければ。

もう小学生の時から両親に言われ続けていますが、
未だにこれは治りませんね・・・

もう諦めてますけどね。フンだ。



というわけで今日は宇宙の画像から出来上がるポスターのお話でした♪

果たしてこのポスターは何作までできるのかなぁ。それも楽しみです。

仕事でこうやって続いてシリーズもの作らせてもらえるのは楽しいですよー。

皆さんも仕事で、シリーズ化してるものってありますか?
できたらそれも楽しく仕事できればいいですね♪


じゃ、9作目ポスターの初校、先方さんに送付しますかー。

仕事続きのお盆休み最終日は、こうして終わっていくのであった・・・


ではではごきげんようですー。

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