2011年5月4日水曜日

本日はお休みちう。by 亀岡



どもどもー。

今日は一日お休みでして。ちょいと亀岡までBBQしに行っております。

写真みたいななーーんにも無いとこですけども。

一面田んぼ。&山。&空、以上。


昨日は思いっきりロゴ制作プレゼントの記事書いといて休みかい!とは言わないで〜

ん?なんで亀岡かって?


それは私の父上のアトリエが亀岡の山奥にございまして。

その庭が結構広いもんですので、BBQでもしよかー。という事なんですねえはい。

珍しくお仕事ではございませんので、今日の記事はらしからぬ記事ではありますけども。


ですが、まあ何にも書かないってのもちょい嫌〜な感じがするので、ついついこうやって記事書いちゃうんですけどもね。

ですけどもお腹がイパーイすぎてとてもでは無いですが思考が働きませぬ。ご容赦を。



というかですね。明日は子どもの日。ですよね。5/5。

子どもの日!ってとまず「鯉のぼり」なんですけども。


今日私が来ておりました、父君のアトリエのございます亀岡市ってとこは、実はちょこっと変わった風習がございましてね。

鯉のぼりが全くと言って良いほど上がらないのでございます。


なんでか?を一言で言いますと、この亀岡市にあります大井神社さんが、

「鯉を神様の使い」

として崇めてる事からきてるのですけどもね。


ですので鯉のぼりは

「神様をそんな晒しものにしたらアカン!」

という事で上げないのでございます。


その他にも、釣りしてて鯉が連れたら慌てて逃がしたり、料理で鯉を食べるなんてもっての他!という風にとても鯉という魚を大切にしてますね。



一応これには大昔からの神話がありまして。




 昔むかし、洛西嵯峨の松尾神社に五人の兄弟の神様がおられた。


それぞれ個性が大変強く、自分の思うままに自由奔放に生きていたが、五人のうち木股命という神様は横着者だったため、ほかの神々に嫌われてしまった。


あとの四人は、ひそかに木股命の追い出し策を相談し、桂川から海に流すことになった。


ある日、木股命は無理矢理に神輿に乗せられ、山城久世の森へ連れて行かれ、桂川へドボーン。


速い流れにどんどん下へ流された。




 「無念!なんとかはい上がれねば」


と木股命は水の中でもがき回った。


そのときちょうど松尾神社の使いであるカメが通りかかった。


これ幸いと木股命はカメに乗り、流れにさからって大堰川をどんどん上がっていった。


ところが、保津峡の急流にさしかかったとき、カメではとても上りきれない。




 木股命は一計を案じ、カメからコイに乗り移った。


コイの背にのって、さか巻く急流を乗り切り、やっとのことで亀岡大井で岸にはい上がったという。




この神様が大井神社の祭神といわれ、鯉明神とも呼ばれている。


 このため地元の大井町では、いまでも、大功あったコイを捕らえると神罰があたるといって、捕りもしなければ食べもしないという。




こういう話がキチンとございます。

にしても京都では商売の神様として超有名な松尾大社さんが関係してるとは。

登場人物の名前見てたらわかるんですけど、古さはまあ日本書紀とか古事記とかのレベルですかねえ。


なんでもこの一帯の方々は、子どもの時から

「鯉を食べたりしたら、罰が当たってお腹壊すよ!」

とかって言われて育つようでして。


そら神様の使いを食べたりしたら、お腹壊して済めば良いもんですけどもね。

ですけども亀岡市というのは結構風光明媚なとこでもありますので、京都市内からちょい混みますけども十分通勤圏内だったりする事もあり、新しく住まわれる方も多くいらっしゃるんですけども。

ですけどもそうやって新しく転居されてくる方々も、そういった地元の風習に習っている。と言う事でして。


鯉のぼりも、食べるのも、釣るのも駄目で、なおかつ鯉の絵なんかも駄目らしいので、相当厳しいみたいですけどもね。

ですけども上に書いた神話とかがあるってのも、そういう気持ちにさせるには十分すぎる程の説得力があったりしますので。


私個人的には、こういう昔からの風習てのも大事にしてもらえたら良いなーとか思ったりしますけどもね。

まあ別に鯉食べなきゃ生きて行けないってことも無いんですから、良いじゃないですか。ねえ。


あ、もちろん今日のBBQでも鯉は食べてませんよ。って当たり前か。失礼〜


もし興味のあります方は、

「大井神社 亀岡」

で調べてみますと幸せになれるかもしれません。





ま、そんなこんなで、今日はお仕事の話はヌキーで失礼しました。

また明日からがんばるぞーーオーーー


ではではまた明日。

ごきげんよろしゅう〜




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2 件のコメント:

  1. アトリエとなw父君は画家さん?彫刻かしらん。。
    人間の営みとすこし距離をおいたような「すてきな田舎」で
    きっと作品に命が吹き込まれるのでしょうね^^

    その地域地域で謂れがあって。日本って国は自然のモノに
    それぞれ神が宿る、独特な国^^そして私の島にはまた
    独特な風習や文化が息づいてます。この国は小さいけど
    奥が深い。面白い国ですよね~

    お休み、満喫しましたか?美味しいモノ、いい時間。
    nawoさんの活力に変わりますよ~にっw

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  2. >poppoさん

    どもどもコメありがとうございます。
    昨日はちとはしゃぎすぎまして、なぜか肉を食った分を消費しようとバトミントンに夢中になった結果、本日はものすごい筋肉痛でございます(汗)

    ま、人間たまには休まないといけませぬなー。うんうん。

    日本って確かに、八百万の神様って言うくらいで、歌謡曲にトイレの神様とかがあるくらいですから、独特ですよねえ。

    個人的には神社の神主さんがクリスマスの時にツリーを飾ってらっしゃって、神道的にそれってどうなんですか?と聞いた時、

    「まあキリストさんもブッダさんも神様なんだし、良いんじゃね?」とちと懐の深さを思い知った事がございます。

    考え方として、神様ってのはすがるもんでも、懺悔するもんでもなくて、普通に人間と同じよにだらしないヤツも居れば怖いヤツもいるよー的なとこが素敵だと思いますが。

    私的には昔学生の時に歴史も勉強しておったせいで、沖縄の民俗学なんかにも非常に興味があったりします。


    まあ何にしても活力いただきましたー♪
    ありがとうございます♪

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