2011年5月2日月曜日

服に文字やロゴを沿わして合成



どこで寝てますのん。

まあちと痛そうやけど、幸せそうやしええけどね。



どもどもこんばんわ。

連休の最中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。


少し空いた通勤電車にもすっかり慣れ親しんできましたNAWOでございます。


そうですよ。今日も仕事場におりますけどもね。

ちと制作案件でイマイチ納得出来るものがなかなか生まれなくって、考えちゃあ作ってあー。ダメー。も一回作ってあー、ダメーな一日を過ごしておりましたけども。

まあいかんせんうまくいかん事だってあるのさ。そうなのさ。

こんな時はシロクマっすわ。シロクマ食べるんですわ。でもって気分転換なんですわ。


どうにもですねえ。最近作ってて思うんですけども。

今迄全くこれっぽっちも気付いてませんでしたが、私は緑色ってのに弱い傾向が。

なんでしょうねえ。色の組み合わせにどうしても迷いが生じると言いますか。緑から他の色の組み合わせだとか、そういうのをなかなか想像できなかったり。

うーむ。ちょい新しい発見。仕事は進んでませんけども、発見があったのでまあ良しとしようそうしよう。

と一人でブツブツ言いながら納得の日々。なんですけども。


緑ってとどうしてもなんつーかこう、自然とか木の葉とか、そういうのに流されすぎるんですかねえ。

バックトゥーザネイチャーしすぎて、どうにもこうにも他に想像力が働かん。

まあ、ボチボチいきましょうかねえ。どうせ世間様は連休ですのでね。

印刷会社も代理店も皆々お休みですからー。あんま電話もかかって来ませんからね♪そういう意味では絶好の制作日和だったりするんですけども。

まあノンビリいきましょか。ねえ。


でもねでもね。まあそれだけやってるわけでも無いんですよ。

細かい〜お仕事は色々ありましてね。

それ片付けながらやってるんですけどもね。


ちょい前にやったんですけども、アパレルの会社さんで、モデルさんを使って新製品の洋服の撮影がありまして。

でもってその写真を使ったパンフレットを作る。という事だったんですけども。

でメインで使用する予定の写真が入稿されて来まして、それを使ってほぼ完成〜。となったは良いのですけども。

どうもその一番大きな写真で、モデルさんが着用してる服が、何らかの不都合があったらしくて、実際の市販品には胸のところに結構大きめのワンポイントが入るとか。

でもパンフレットに使用する写真には、そのワンポイントが入ってないので、なんとかしてその服の写真に市販品と同じようにワンポイントを自然に合成して使えないか。

という事がありまして。


その服ってのは、レディースのアパレルだと良くあるんですけども、結構フワっとした感じの、わざとシワ加工してあるような、無地の服だったんですけどもね。

最初はどうもそのクライアントさんの会社の中の人が合成にチャレンジしてみたようなんですけども、やはり。。というかまあ普通に文字とかマークとか写真の上に乗っけても、違和感はバリバリな感じになっちゃいますのでね。

そんな写真をメインで使うわけにもいきませんので、それで私のとこにそういう相談が来たりしたんですけども。


服の上に文字とかワンポイント合成するくらいって、そんな難しくないんじゃないの?ってまあ思うのが普通ですけどもね。

正直服にもよりますし。


無地の白いワイシャツとかだったら意外と簡単。角度とかちょいと変形させたらそんな違和感無いんですけども。

いかんせん体に密着系の服とか、あとはシワとかが多い服の上に合成するってなりますと、意外と地道にやってると日が暮れてしまうもんです。はい。


でもー。

実はフォトショップであまり知られてないフィルター効果で、これがすごーく簡単に出来てしまうんですねえ。

そんなこんな一件があったので、その時に行いました方法をちょいと記事にしてしまおうかと思ったりしまして。



まずは合成する原盤写真。

このお姉さんが着用していますタンクトップに、仮に当社のRico y Ricoのロゴをごっつ自然に合成したい!となったと仮定しましょう。







普通にロゴを乗せてみた。

まあパっと見はいいかもしれませんけど、いかんせん立体的にはなっとらん。

印刷物で大きく使うってのには使えませぬな。

これを変形を駆使してシワに沿わすのはむちゃくちゃ時間かかりますぜダンナ。



そういう時ほど慌てず騒がず。

とりあえず原盤の写真を複製して、カラーモードをRGBからグレースケールに変換。モノクロにしちゃいます。

でもってより自然に仕上げるために、ちょっとコントラストを強めに補正。

出来たらそれをJPGでは無くって、必ずPSDのフォトショップ形式で保存しましょ。


でもってここからがキモ。

でもややこしくはないので。


さっきのロゴを配置した原盤写真に戻って、ロゴのレイヤーを選択してる事を確認して、

「フィルター」→『変形」→「置き換え」を選択します。


するとこういうダイアログが出てくるので、このような設定で(というかデフォルトですけど)OKを押す。








したら次に、どの画像をマッピングすんの?って聞いてきますので、先ほどグレースケールで保存したPSDを選んでやります。










するとまあなんという事でしょう!
(ビフォーアフター風)

まあ拡大しないと解んないかもしれませんけども、ちゃんとシワと腰の立体に沿ってロゴが変形しております。

あとはまあ適当にシャドー付けたり、透明度やら調整すれば出来上がり。





比較してみると解りやすい。

上がそのまんま配置。

下が今の置き換えフィルタ後。


これを使えば、どんなシワシワな服だろうが、どの場所にワンポイントがついてようが、結構短い時間で自然に合成できたりします。


まあ普通だと滅多に使う事のない置き換えフィルタですけどもね。こういう時に使うって事なんですね。


もちろん服以外でも何でもできますけども。

例えば動物の背中とかに模様を書いたりとかね。

牛さんの白黒模様の中に、日本地図入れたりだとか、色んな事もできますけども。

毛並みとか、その質感とかを消さずに沿わす事が出来るので、知ってると結構使います。


私も一応そのお仕事で合成してから、方法を教えてあげたんですけども。

大層喜んでいらっしゃいましたのでまあ良しとしようー。


というかフォトショップのフィルターって、意外と使わない項目多いですからねえ。

かくゆう私だって、一回も使ってないもんもあったりしますから。

なかなか時間が有り余ってる時ないと、どんな風になるのかなー?ってのは調べられなかったりしてね。

んでもってどんどんバージョンも新しくなるわで。追っかけっこがいつまで続くのやら・・トホホ。という感じですけども。


まあ合成修正に限らずとも、「このフィルター使ったらどうなるんかなー?」という興味を持ってもらうのが一番の近道なんではないのか?とか思いますけどね。



というわけで連休中にちょいふぬけな私のいきなりTIPS記事でございました。

そうです。仕事でも何でもネタにしてしまいますよ。私は。



ま、今日はこの辺で。

また明日お目にかかりましょう〜

ごきげんよろしゅう〜




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2 件のコメント:

  1. ごぶさたしてました〜
    凄い!こんな技、大胆に公開しちゃっていいんですか!?

    ゴールデンウィークもお仕事なんですね・・・!お疲れさまです。

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  2. >Piccolaさん

    どもどもー

    まあスゴイかどうかは置いといて、ほーぅこんな事ができるのかー!と思ってもらえれば良いのかなーとか思っております私です。

    GWはですねえ。5/4だけお休みを頂きますですよ。

    亀岡って京都のちょい北部にBBQを爆食しに行ってまいります。

    でもユッケは食べませんけどもね。O111怖い。

    Piccolaさんはイースター明けですかね?またお邪魔し行きますー

    返信削除