2010年10月12日火曜日

たかが名刺。だがそれが良い。



どうもみなさまこんばんわ。




連休は終りましたか?

ああ、おわりましたかそうですか。



なんでも連休の土日はあまり天気よろしくなかったようですけども。最終日の月曜は全国的にいい天気だったそうでして。


なんかニュースとかで、秋なのに桜が咲きました〜とかやってましたね。
あと日光のいろは坂が交通大渋滞です〜とか。

まあ世間様はとっても連休中はお忙しかったようで。お出掛けの皆様方は本当にご苦労様でございました。



とくに旅行やら遊びに子供達を連れ回して・・・・ぢゃないですね。連れ回されておりましたお父さんお母さん。本当にご苦労様でございます。

折角のお休みだったのに、遊び疲れて帰ってきたらすぐさま仕事ですもんねえ。しんどいと思いますですよ。


京都も昨日は観光の車やら人やらイッパイでしたけどね。ファミリーでお出掛け中の家族の方々もよくお見受けしましたけども。

さすがに連休最終日だっただけあって、どのお父さんもまあ見事に覇気の無い事無い事。

お疲れ様なのが全面的に顔に表れておる方ばかりでしたねえ。



私のブログのお友達の方々にも、小さいお子さんがいらっしゃる方々がおりますけども、その方たちもどっか旅行とか、遊びに行ってらっしゃったんですかねー。

自分の身体はしんどいけども、ついつい子供の嬉しい顔を見たさに休みの日でも早起きして、一緒にアンパンマン見たりして。ねえはねなしさんとかShibazoさん。


ま、目の中に入れても痛くない我が子の為に、今日もお父さん達は頑張っておるわけですね。

電車通勤の時のサラリーマンの方々の顔にも、そら覇気が無いわけです。



と、そんな疲れてらっしゃる人々を横目に、万年仕事人の私としては、この三日間よりもちょいと電車が混んでるかなあ・・・くらいに感じて出勤して参りましたけどね。

かくいう私は連休中は出かける事も無・・・いや、ありましたね。仕事の急な打ち合せに1回出ましたか。


でもそんくらいで得にイベントも無く、仕事三昧で過ごしておりましたが・・・といいますか、終ってませんけどね。まだまだやる事イパーイあります。




ま、それはいいとしまして。


今日のトップの画像は、ちょい前にご依頼されて作りました、とある管工業さんの名刺。

あ、管工業ってのは、水道管ですとか、空調ですとかの「管」にまつわる設備工事ですとかをしておられる会社さんの事でして。

一応、デザイン案を何点か作ってほしいって言われまして、5点ほど作ったんですけどね。

上のはそん中から選んでもらって、今実際に使ってらっしゃるものです。



一応そんときに作ったもの全部がこれ。


まあ管工業さんなんで、一応

「管」と「水」

をテーマにして、出来るだけシンプルなのが良いという事だったので、こんな風味なのが出来ました。


ああ、ロゴもついでにいっときましたけどね。

だってあるほうがかっこいいでしょ。説得力もあるし。




普通の名刺でも、色々テーマに沿って考えるのは結構楽しいですよ。




私もブライダルアルバム作成の傍ら、こうした名刺は日頃結構沢山作らせて頂いておったりするんですけども。

名刺ってのは、或る意味「その人や会社を代弁する大事な役割」ですとか、「一番小さな広告媒体」だったりしますもので。

今やスピード印刷とかもありますので、コストはどんどん安くなる代わりに、お客様が望む名刺への要望は年々高くなってたりするんですけどね。



現在は本当に色んな種類の名刺がありますので、社会で働いておられる人でしたら必ず

「おっと、こりゃ変わった名刺だ」

というのも1回くらいはあるかもしれませんけどね。


そういうふうに、ちょい変わったデザインですとか、形ですとかが多くなってきますと、それを目にする機会が増えるにつれ、どんどん個性的かつインパクトを求められるようになったりするのですけどね。


まあでも、あんまりやりすぎると、ちょい悪ノリ気味になっちゃいますので。

ビジネスカードって言うくらいなんで、仕事で使うもんですからね。真面目さをアピールしたいとかもあるようなんですけども。



でも最近では、デザインはそんなに変わってなくていいから、紙質だとか、印刷方法にこだわって作りたいって人も増えてきました。

印刷業界も、そういうお客様の要望に応えられるようにと、日進月歩で紙の種類ですとか、印刷インクの種類や加工なんかも、前に比べますとずいぶん増えてきましたね。


 例えば、細かいラメが紙の中に折込まれていて、印刷した後もその色がキラキラ光って見える用紙だとか。


例えば紙の繊維自体に色が付けてあるので、裁断した切り口に白の紙色が全く出ないカラーペーパーだとか。


例えば、一定の圧力でプレスすると、プレスしたとこだけ透明になってしまう用紙だとか。


今や色んな用紙で名刺やポストカードなんかの小さいペーパーアイテムを作る事ができます。



だがしかーーーし!

海外に行きますと、まあ奥ゆかしい日本伝統の文化と違い、自己主張して目立ってナンボな人達が大勢居ますのでね。

もうなんて言いますか、とんでもなく変わった名刺を作ってらっしゃる人々がおられます。

ネットで調べてたらあまりにもすごいので、ちょいと記事のネタになって頂こうかしらと思いましてね。



まずは一発目。

プラスチック定規名刺。

今や日本でも、プラスチックやアクリルの透明カード名刺ってのはそんなに珍しいものでもなくなってきましたけどね。

定規にして、日頃使っておくれやす。というのはなかなか良いのではないかと。

ドイツのグラフィックデザイナーさんの名刺ですけども、あえてグラフィックで勝負しないとこが、デザイナーさんらしい。

よく見てると、長さ計るだけじゃなくて、文字の大きさや、線の太さも計測できるようになってたり。

機能で見ても欲しいかも・・・と思わせるのが作戦ですな。やりおる。

プラスチック名刺は今はそんなに作るの高くないですよ。まあ紙の名刺よりは高いですけどね。

でも半透明なのを生かして、多くの人は綺麗なグラフィックで透明感や清涼感を出す事を望むのですけども。

発想の転換次第で、こんな便利なグッズになったりするって事ですね。




次。

まあパッと見は、普通の名刺ですけどね。

あ?あれれ?と思ったら正解。焦げてます。

何屋さんかは不明ですけども、会社がHOWL FIRE で、ロゴが炎なんですね。

そのロゴの上を焦がしてる事でインパクトを出してると言う訳です。

もらった人は、最初焦りますけども、意味が分かった時点でにやり。

気になるのは、この焦げ目をどうやってつけてるかですねえ。。。まさか1枚1枚ライターで炙ったりしてないだろうけど。

角を丸くしたりだとか、浮き彫り加工だとか、そういう真面目な加工は確かにあるんですけどね。聞いた事ありませんわ。焦げ目加工って・・・




次。

これは・・・・もう既に名刺ぢゃないような。

ものすご短い鉛筆に、ものすご長い消しゴムがついてまして。

その消しゴム部分に会社名が書いてあるような・・・

インパクトは確かに抜群なんですけどもね。私みたいに名刺フォルダとかに整理する人はどうしたらいいんでしょね。

・・・って考えてたら、そういう場所にしまい込めないように、わざとそんな形にして、長く持っておけるよに消しゴムを異常に長くしたのか。という事を思いつきました。

確かに名刺フォルダに入れられたら、なかなか日の目を拝む事はありませんよね。

これだったら机上のペンケースに入れておけるので、なるほど目立つわけだ。




 まあきりがないのでこれでラストにしよかな。

ゴムです。

ビヨーンとのびるゴム。以上。

・・じゃなくて。

ただ単にゴムに印刷してあるだけじゃなくて、ゴムを引っ張ってのばすと初めて中の文字が読めるようになってるっていう仕掛け。

ちなみに名刺の主は、スポーツジムのインストラクターさんと聞いて、なるほど納得。

イメージぴったりじゃないすか。やるなあ。。

最初に名刺サイズのゴム板渡されても、全く分かんないでしょうけどね。伸ばす前は、全然文字読めませんのでね。

まあインパクト重視だしいいんでしょね。これはこれで。



とまあ、色んな名刺が、海外ではあるんですけどね。


私も出来ればこんな名刺やあんな名刺や・・・・って思う事もありまして、色々調べたりもしてみたんですけど。

さすがに上に載ってるような名刺は作ってくれるところ、日本ではありませんでしたけどね。


というか、こうやって写真だけ見てましても、そんなに高くは感じないとは思うんですけども。実は相当高価なもんです。

中には、焦げ目みたいに手作業でないと出来ない加工もありますのでね。



ちなみに、前にお仕事で、ちょい凝ったデザインの名刺を作らせて頂いた時に、

「箔押し」

て加工を依頼しまして、印刷会社に価格を聞いたところ、相当高かった覚えがありますけども。確か10000円ほど高くなってたような気がします。。


上の写真のは全部、特注品なんで、相当大量に作ったとしたら普通の名刺の4倍も5倍もするんでしょうね。いや、もっとするかも。

でもそれであれだけインパクトが与えられたら、きっと渡された人も相当覚えてるでしょうしね。

手渡しで顔も一緒に覚えてもらうって事もあります。


考え方によっては、名刺ってのももっとその人の仕事であるとか、会社であるとかを印象づけるのに使い道があるんじゃないかなーとか思うわけです。

名刺としてではなく、広告として見れば、そのコストをかけても十分な効果はあると思うのですけども。




しかしまあ、なかなか「消耗品」というイメージの名刺に、そんだけのコストをかけよう!!って気合いの入る人もすごい少ないんですけどね。


例えば1000枚、普通の名刺用紙で印刷だけしてもらったら、安いとこだと1万円しないですからね。

それに箔押し加工するだけで、倍になっちゃいますので、20000円くらい。

1000枚で20000円としたら、1枚20円ですんでね。

5人に名刺渡したら、缶ジュース奢ってあげてるのと一緒てな具合です。

そう考えるとなかなか難しいですけどね。


ですので、グラフィックとかがが綺麗にまとまっていると、そこまで行こうって人も少ないのが現状だったりします。


広告宣伝費として考えるのか、それともただの名刺として考えるのか。考え方一つでずいぶんと変わるもんなんですけどね。



本当は上の名刺くらいにはっちゃけた物も作ってみたいですけどねー。

そのうちそんなお仕事もありますよに。。とお祈りしときましょか。



連休明けの火曜日は、お父さん達のつかれた顔を見ながら、その人達も間違い無く持ってるであろう名刺のことについて考えたりしてみたのでした。


まあ日本社会もコネクション社会ですからね。たかが名刺のコミュニケーションといえども、そのイメージはちゃんと考えたほうがいいですよー。

変わってりゃいいってもんでもありませんのでね。



こういう小さい印刷物は、入る文字要素も少ないので、グラフィックや作りについて色々考える時間が出来るのが、作成者としては嬉しいものだったりします。

5センチ×9センチの中に、何を入れこもうかなあ・・・って、結構ワクワクさんなんですけどもね。

といいつつ、今日もアルバムの作成に打ち込む私なのであった。。。



ああ、いかん、ツイッターがまたNO TWEETになっております。

頑張って今日はつぶやこうかなっと


連休明けの火曜日。皆様も頑張ってくださいねー

ではでは♬
.

2 件のコメント:

  1. 連休?なにそれ、つおい?

    さいわい?ウチの子はまだアソパソマソが何者なのか分かっていないので、
    早朝にたたき起こされることはないのですが、
    ご存じのように?朝の教育テレビは一通りチェックしておりまして、
    「おかあさんといっしょ」のおねえさんのあふれる笑顔に親子で癒されております。
    そんなわけで?明日もはりきってアルゴリズム体操~♪

    返信削除
  2. >Shibazoさん

    どもです。長らくご無沙汰しております。
    ツイッターもなかなかShibazoさんへの突っ込みもできませんでして申し訳ないですはい。。

    おかあさんといっしょはですね。私も大好きでございますよ。

    大人ですけども、一人でみてはいけないという法律もないので、私もおねえさんにいやされてる一人です。

    民放はほとんど見ないくせに、NHKの教育テレビは欠かさずみてる私です。

    私も一緒にアルゴリズム体操〜〜♬

    返信削除