2010年10月14日木曜日

その財力に嫉妬



どうも。みなさまこんばんわでございます。


いやあ、なんか、最近あつくないですか?

私は暑いです。なんとなく。


え?いやいや、季節先取りのおしゃれで分厚いジャケットとか着たりしてませんよ。いたって普通の出で立ちです。

薄手のサマーセーターを腕捲りして着てますけども。

夜は寒いくらいなんですけども。昼間がね、もうどうしようもないくらいに暑いんですけどね。気のせいですかね?

かといって、このセーター脱いでしまうと、下は下着しかありませんのでね。脱ぐわけにもいきませんでして。

暑い・・・と思いながらも、とりあえずシロクマ食べつつ、がんばっております。



夜の帰宅くるくらいの時間になると、この格好では超寒かったりするんですけどねー。この寒暖の差にやられそうです。

私は冬生まれなのでかどうか知りませんけどもね。寒いのには結構耐性がございまして。

真冬とかでも、結構薄着でいてても全然平気だったりするんですけどね。

でも暑いのだけは超苦手なもんで。


この時期はいつも暑くなったり寒くなったりするので、服の選択に迷ってしまいますねえ。困ったもんだ。


寒いのに強いのは、シロクマだからですかそうですか。


前にも同じこと書いてましたけどもね。街中の気温計みてましたら30度近くあったりするんですけども。オサレな方はぎょうさん居はりましてね。

既になんか長袖何枚か重ね着してる上に、薄手ですけどもマフラーぐるぐる首に巻いて颯爽と歩いてるお兄さんですとかお姉さんを見かけたりするんですけどね。


まあ私みたいな野暮な格好しててこんな事言ったら「失敬な!」て怒られるかもしれませんけども、


「そんなに着込んでグルグル巻いて、一体全体あなたは何をそんなに隠したいのか」


などと不届きな事を思ってしまいますです。はい。

オサレは我慢なんですね。わかります。



ま、あまり自分の格好には無頓着極まりない私なのですけども。

まあシロクマですから当然といえば当然なんですけどもね。


でも最近、インターネッツで色々みてましたら、なんか「原宿スタイル」とかって記事になってたりしてたんで、まあ最近の中学生の子たちとかすごいのねーとか思ったりしてましたけども。

というかですね、私はあまり東京には行った事ございませんでして。

行ったというより、バイクでツーリングや、仕事での道すがら通ったことはある程度しかありませんけども。


ですので未だに、東京駅で迷子になるのがデフォルトでございます。

広すぎてわかんないんだもん。


で、その原宿スタイルってなんなん?てのは


ハラジュク・スタイルは英字メディアで原宿に集うティーンエイジャーたちのファッションを指して使われる言葉です。そのファッションはさまざまですが、そのうちのひとつはカワイイ系と呼ばれています。

カワイイは1990年代に始まったスタイルです。その意味は"キュート"あるいは"プリティ"という意味で、とても有名なフレーズになりました。カワイイはそれまでの古い世代のファッションに対する反発として生まれ、それまで誰も見たことのない魅力を持っています。
カワイイは若者文化で、それまでのゴシック・ファッションに影響されたサイバーパンク文化と、ネオン・メタル系の融合です。




・・・・なんか読んでもあまり意味はわかりませんかそうですか。


というわけで、色々写真みてましたら、まあ暑いとか寒いとか言ってるのんも、見事に年寄り臭いなあ・・・とか思ってしまう訳なんですけどもね。


ていうか、これとかすごいな。

いったいあなたのそのピンクの熊さんの被りものはどういった防寒効果があるのでしょ?

顔は日焼け止めですかそうですか。

というか、カワイイ系なのか。これ。


まあこんな言葉しか思い浮かばないのですでに年寄り決定ですねすいません。

そりゃ10代前半の子からみれば立派な年寄りですからね。別にいいんですけども。


まあでもいいんじゃないですかね。こういう格好もスタイルも。私は別に嫌いじゃないんですけどね。

ファッションで自己主張すんのも、よっぽど露出しまくって放送ギリギリとか、鋲だらけですれ違いざまにちょっとぶつかったら大怪我するとかじゃなけりゃ、まあどんな格好してもオケイだと思うわけでして。


そういう私くらいの年代の男性も女性も、この時期ってここまでではないにしても、何かしら色々個性的って何なんやろ?と思って奇抜に走ったり色々やってたような気がするんですけどね。

あああ、、そういう言い方が既にお年寄りそのものですね。

失礼しました。。




いやいやいや。今日の本題はそこじゃありませんです。はい。


一番上の画像は、みたとおりお習字です。

私は別に書道の先生やってるわけでも何でもありませんし、筆で文字をうまくも書けません。


じゃあ、なんで書道の画像なんですか?という事なんですけどもね。

アルバムのお仕事ではそんなにないんですけども。一般の印刷物のお仕事ですとね、結構こういった筆文字に関わる事が多いんです。


たとえば飲食店さんですとか。

ラーメン屋さんしかり、和食しかり、居酒屋さんしかり、こういう筆文字をお店のロゴですとか、内装の飾りなんかに使ってらっしゃるところも実は結構多いんですよね。

普段は全然気にせず皆さんも見ていると思いますけども、和に限らず、書道の文字って見方ではなく手書きの文字・・って探してみると、街中に看板ですとか印刷物ですとか、ありとあらゆるところに存在しております。


でもって、こういった筆文字のような素材は、決まって「手描き」なんですけどもね。


ああ、一応、PCでも作れます。

でも、PCの上で作るより、半紙に手書きで書くほうが早いですし、味も出ますし。


書道の筆文字に関しては、「筆耕」というちゃんとした職業もありますのでね。そういう人に依頼して書いてもらう事もありますので。


ブライダルでも、例えば招待状の宛名書きから、ウエルカムボードとかまで、

そういうブライダル専門の筆耕さんもいらっしゃいますけども。



じゃあ、看板とかそういう巨大なものは、その大きさに書いてもらうのか??ということなんですけども。

そんなこたあできません。

そしたらどうしたらいいのか?てことなんですけども。



今はデジタルで取り込めばいくらでも拡大縮小できますのでね。どうにでもなるんですけども。

でも、たとえば半紙一枚分の大きさで書いてもらった上の画像みたいな状態のものを、スキャニングでものすごい高解像度で取り込んで、拡大することはできるんですけども。


でもですね、たとえば3メートル×6メートルの、200dpiて言う、インクジェットできれいに出力できる画質での画像って、どんくらいのデータの大きさかと言いますとですね、

グレースケールでJPEGで圧縮した画像で、約50MB。

それを最終、PSDやなんかの加工できるデータにすると、軽く1GB超えるデータになちゃうんですね。

そうなると普通のPCでは到底開くこともできませんし、加工するなんてもってのほかになっちゃいますのでね。



でもって、そこで「ベクターデータ」というのが重要になってきますわけでして。

そもそも、この「ベクターデータ」ていうのがなんなんか?という事から話すと、読む人もわかりやすいかなーと思いますので、そっからお話しようと思いますけども。


そもそも私がいつも仕事で使ってますところのですね、「イラストレータ」てソフトがあるんですけども。

印刷関係のデータを作るのはこちらで作ることがメインなんですけどもね。


そもそもなぜにこのイラストレータで印刷物を作るのか?

そこがベクターデータの話につながっていくんですけどね。

フォトショップで使ってる画像ですとかは、一定の「解像度」ってのに縛られてましてね。

それを無視するとどういうふうになるのかと言いますと、写真で説明しましょうか。



これはA4くらいのきれいなスキャンした筆文字ですけども。

たとえば、この文字の画像を、さっきの3M×6Mの看板に配置して、無理矢理引き延ばしますとどうなりますかって言いますとですね。



こうなっちゃいます。

・・・って、違いがわかりませんね。ネスカフェのCM出れませんよ。

なわけで拡大してみました、

わかりますかねー。ボケボケになっちゃうんですよ。


遠目で見るんだし、これくらいいいじゃない。という意見ももっともなんですけどもね。


でも大きなサイズのデータは、こういうボケ足があるほうがより重い容量になりますので。

見た目もさることながら、いろんな問題山積みなわけですね。これでは。



で、こういうのが関係ないのが、さっきから言ってます「ベクターデータ」というやつでして。

イラストレータというのは、この「ベクターデータ」をメインで扱うソフトだったりするわけです。


印刷物には、いろんな文字ですとかグラフィックが使われるのですけども。

そもそもなぜに印刷物を作るのに、イラストレータで「ベクターデータ」を使うのか。というのには、この

「拡大しても縮小しても、ボケたり劣化したりしない」

という特性と、もう一つ大きな特徴は、

「基本、線と面だけのデータなので、データ容量が軽くて済む」

という特徴がございます。

まあほかにもいろんなメリットがあるんですけどね。


もともとなぜに印刷でこのソフトが使われてるのかというのは、文字やグラフィックを、荒れることなくきれいに見せる。という事に特化してる事は言うまでもなくですね。

たとえばこのチラシ。

これはイラストレータで前に作りました、忘年会新年会の案内チラシなんですけども。

これをモデルに実際どんだけの差があるのか説明してみましょか。




イラストレータで開いたデータの一部をものすごい拡大してみると、こんな風になってます。

チラシの左上の部分。

まあ何事もなく、きれいになってますけども。


でもって、そのデータを、印刷で使う解像度でJPEG画像で書き出しして、それを拡大してみますと、こんな風にギザギザなのと、ちょいボケボケに。

というかちょい劣化しすぎたか。まあいいか。

ま、これがベクターデータとラスターデータの違いってやつですね。


同じ大きさであっても、このエッジがギザついてるのかそうでないかで、細かい箇所になると文字の可読性や、ボケて見えないなんていうメリットが多いにあるわけです。

ですので、上のような筆文字も、できたらそのベクターデータとして保存できましたら、元のデータが小さかろうが大きかろうが、問題無く使用できるというわけですね。



でもって、ようやくここで本題に戻るわけなんですけども。

いわゆる筆文字を、どうやったらその劣化しないベクターデータにできるのか?ということなんですけどもね。


そもそもなんでそんなことを記事にするの?という所は、これもまた私の友人で同じような仕事をしてます看板屋さんがいるのですけどもね。

その看板屋さんは、手書きで何でも書いちゃうスゴイ人なんですけども、その人から

「筆文字をそのまま同じように大きく書くのがしんどい。イラストレータ最近勉強してるから、それで再現する方法を教えて。というか教えろ。このやろう」

と聞かれましたものでして。


まあ聞き方がなっとらん!とは思うんですけども、日頃色々シロクマ奢ってもらったりしてるもんですのでね。

記事にする事で教えてあげようかなーと思いまして。


といいますか、イラストレータやろう!って思った瞬間、60万以上投資してマックの機材とソフト買い揃える財力に嫉妬。

まあでもネタにさせてもらったのでおあいこですな。


てなわけで、その方法を解説していきましょか・・・・

と思ったのですけども、今回は原宿スタイルで脱線しすぎたせいで、紙面スペースがなくなってしまいましたね。

本題は次回に回すことにしましょかね。


というわけで、楽しくブログ記事を書いてるうちに、京都の夜も老けて更けていくのであった。。。

気がつけばもうこんな時間。はよ仕事終わらせなくては(汗)

というか最近この終わりかたばっかりですね。
でもちゃんと仕事してるんですよ。さぼってないです。

・・・とアピールしておく。

てなわけでまた明日です〜

アディオース

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