2010年10月11日月曜日
落書きからってどうよ。
Sketch2Photo: Internet Image Montage from Tao Chen on Vimeo.
どうもみなさんこんばんわ。
昨日とはうってかわって、秋晴れのちょい暑い日ですけども。いかがお過ごしでしょうか。
昨日は私どもの仕事場も、皆現場に出ておりまして。
朝早くから夜遅くまでカメラマンの方々は現場に入りっぱなしだったらしく、今日はお休みの人が多いのですけどね。
そんな中で一人だけ昨日に引き続き事務所に出てきまして作業しておったビデオのカメラマン兼編集マンの、同僚のKさんなんですけども。
この方は一緒に働いております同僚の中でも、隋一の車好きなんですけどもね。
なんだか朝からものすごブルーやなあ・・と思ってましたら。
駐車場で、愛車を当て逃げされたらしくてですね。
まあ怪我だとかそんなんは無くてまずはよかったって感じなんですけども。
でも本人的には全然良くないそうで。
パソコンに向かって編集してる後ろ姿に見える背中がですね、どんより煤けておりました。
ああ、そういえば貴方の愛車は、まだローン払ってるんだっけか。
そのKさんは滋賀県の北東部から通勤してるんですけどもね。
自宅から駅まで少しあるのかどうか知りませんけども、事務所には車で来ると駐車料金やらなんやらでお金かかりますのでね、駅まで車で行って、そっから電車に乗って京都まで来るんですけども。
でもってその駅近くの駐車場に停めてる間に、前のバンパーのとこあたりを相当擦られたようでしてね。
朝から
「あー、修理代がー。あー」
とのたまっておりました。
なんでもバンパー交換だと諭吉さんが10人くらいサヨナラするんだとか。
痛い出費すなあ・・・・南無南無・・・・・・
まあ、私は今まで自分の車で当て逃げされたことはありませんけどね。
でも普通に当てられた事はございます。
もうすごい前の話しなんですけども。
一番最初に自分で購入した車が、確か昭和63年式のミラターボだったと思うんですけどね。
色は赤色・・・・・のはずなんですけども。長年雨風にさらされていたせいか、ツヤは全く無くなって、どっちかっていうとくすんだピンク色。
走行距離はですね・・・確か50万キロトッパしてたと思うんですけども。
車検が切れてまして。自分で車検通すならって事で、タダで貰った車でしたね。確か。
まあ貰った時点で既に凄まじく古い車だったもので、いろんなとこがガタガタでしたけども。
でも試乗してみたらまあこれがエンジンはめちゃくちゃ元気だったもので。
ブレーキ周りとオイル交換くらいで、すんなり車検も通ったので、それに乗っておりましたけどもね。
まあでも古いのはめちゃ古いので、段差を乗り越えた瞬間に屋根の中の内装がベローーンって下がってきて、前が全然見えなくなったり。
雨が降ってきたのでワイパー動かしたら、一定の速度では動かずに、気まぐれに早くなったり遅くなったり。挙句のはてにワイパーの枝とブレードごと、走行中にすっ飛んでいったりしましたが。
まあでも細かいことを気にしなければ、全然エンジンも元気だったので、普通に乗ってあちこちに行っておりました。
それまではバイクしか持ってなかったものですから、買い物とかには大活躍していましてね。
近所のスーパーに買い物とかで、おコメ買うときなんかは、今まではバイクの後ろに紐で縛って、ウイリーしそうになるのを抑えながらヒーヒー言いながら帰ってたのが、後ろに積んでそのまんま天気も気にせず持って帰れるのが嬉しかったですねえ。
で、とある日に、おなじよに買い物に行きましてね。
ちょうど銀行前の信号で、信号待ちで停まったんですけども。
そしましたら、私の左側にあります銀行の駐車場から、一台アコードがバックで出てきましてね。
運転してたのはおじいちゃんでして、ものすんごいゆっくりゆっくり出てきてたんですけども
で、そのカタツムリが動いてるんじゃないのか?てくらいにゆーーっくりバックしてきて、あー、なんか嫌な予感がするなあ・・・・と思っていましたら、案の上、私のミラターボの左の助手席ドアのとこに、
「シュッ」
くらいの勢いで擦ったんですけども。
ああ、やはりやっちまったねえおじいちゃん。と思って、とりあえず道の端に寄せて車から出て行きましたら、おじいちゃんものすご動揺してまして。
すまんすまんと謝っておりましたけども。
まあ私の車は車検代金かかったとはいえ、もう既にその時点でスクラップにしかならんくらいのおんぼろ車でしたのでね。
逆にアコードの方が傷いってないかな??と思って、アコードの後ろ見てましても、塗料の擦れた跡も付いてませんでして。
まあ、バックで転回しながら当たったというよりも、擦った感じだったので、傷なんていかないのね・・・・・・
と思いながら自分のミラターボさんの助手席ドアを見てみますと、
うぉぉぉ! めちゃくちゃ凹んでる!!
深さ15センチ、幅1メートルくらいは余裕で凹んでまして。我が目を疑いました。
それでおじいちゃん、あんなに焦ってたのね・・・・・・とその時点で理解しましたけども。
で結局、まあ適当に保険から修理代もらったんですけども、修理しようにもなかなかもうドアのパーツも入荷しないようでして。
ずーっと待ってたりしたんですけども、助手席ドアが開かないまま、まだしばらく気にせず乗ってましたね。
有る意味、異常に目立ったので、まあよしとしよう。。とか思ってましたっけ。
というか、あれくらいの年代の軽自動車は、もうほとんど外装が紙同然ですねえ。
今の軽自動車はそんなことないと思いますけども。
というわけでKさん。そんなに落ち込むな。車はお金出せばなんぼでも治りますよ。
え?そのお金が厳しい??
そりゃ失礼しました・・・・・・
でもって、今日の本題なんですけどもね。
またまた懲りずに動画を埋め込んだりしてるわけなんですけども。
昨日は顔の写真を合成してくれるっていうサイトをちょいと取りあげてみたりしたんですけどもね。
今日では色んな写真を使った合成技術も、凄まじく色々進歩しておりまして。
といいましても、実際フォトショップとかで出来る事はそんなに昔から変わってないんですけども。
最近目まぐるしく変わってるのは、そういう個人的な技術や知識が無くても出来るように変化していってるというとこですね。
というわけで、その動画を見てもらったらわかるかもしれませんけども。
あ、英語なんでわかりませんね。ごめんなさい。
じゃ、解説しましょかね。
まあ一言で言いますと、落書きして、スケッチしたら、それに適合する画像を探してくれて、それぞれを勝手に合成してくれて、一枚のオリジナルの画像を作ってくれる。
そういうもんなんですけどね。
名前は「Sketch 2 photo」っていう、ソフトです。
これがそのスケッチ。
全部英語ですけども、わかりますかね?
右上の部分に、バックグラウンドの写真の名前。
でもって、適当に落書きしてあるのにも、それぞれ何が書いてあるのか記入してあります。
真ん中の wedding kiss とか、こんなのでわかるんかな?て思いますけどもね。
文字で簡単に説明しとくと、
「夕暮れのヨットが数隻浮かぶ海をバックに、キスする結婚式の2人の頭上にカモメ飛ぶ」
こんな感じでしょかね。
でもって、それを実行させますと、こんなふうな写真を作ってくれます。
これはもともと一枚の写真じゃないですよ。
全部バラバラなんを集めてきた合成です。
まあWEB用に小さい画像なんで、そんなに細かくは見れませんけどもね。
でもパッと見は、違和感は・・・・・・無いですね。
他のやつは、どの写真をどう合成してるのか、パーツごとに見てみましょか。
これは・・・クマが鮭を取ってるとこですね。
bear catch と salmon jump ですか。
右下に三つの写真がありますけども。それぞれのどの部分を持ってきてるかがよくわかります。
クマの水しぶきの部分とかは、結構難儀な部分なんですけどもね。
次は、ジョーズ??て古いか。
デカイ鮫ですねえ。こりゃ。
これもパッと見、違和感ありませんね。
まあ解る人が見れば解るのですけども。でもここまでオートメーションで出来るのは確かにスゴイ。
というか最初が右上の落書きですからね。
このSkech2photoはですね、元々清華大学と国立健康科学大学シンガポールのコンピューターサイエンス学部による共同チームが開発したものらしいのですけども。
現在は既に商品として、MISテクノロジーさんという会社のホームページからダウンロードできるようになっています。
ただし、60日間トライアルなので、二ヶ月間は無料で使えますけども、本来は有料みたいですね。
価格がいくらなのかは、ホームページに記載されてないんでワカリマセンけども。
でもって、一つ疑問が。
この合成に使用する画像はどっから引っ張ってくるの?てとこなんですけどもね。
今現在は、清華大学ってとこの集めたデータベースの中から引っ張ってきてるようですけども。
将来的にはWEB全体からの引用を目指してるだとか。
うーむ。どうなんでしょうね。
商用利用やらの方面でとなると、色々と問題もありそうななさそうなでもありそうな・・・・・
でも気軽に自分のイメージした画像を作り出せるというのは、本当に夢があっていいんじゃないかと、個人的には思うわけです。
でもって、私も一通り、このソフトをダウンロードして、ちょいちょい使ってみたんですけども。
今現在は、私の使い方が悪いのか、ダウンロードに失敗したのかわかりませんが、落書きして、名前入れて、それぞれの画像を検索して・・・・・・というとこまではちゃんとできるんですけども。
そっから肝心の合成画像に行くところでどうしても不具合がなんたらかんたらでうまくいきませぬ。
というか、アクセス集中してて、うまく動作してないのかもしれませんけどね。
製作元のホームページも、ここんとこずーーっとアクセス集中していて、閲覧できない状態が続いてますので、詳細調べるにも調べられません。こりゃしょうがないですね。
ダウンロードしましても、ソフト自体が英語版しかございませんようですので、興味のある方はトライアル版でちょっと遊んでみても面白いかもしれませんね。
で、上で作られた合成写真を見てますとですね。まあ確かに綺麗は綺麗なんですけども。
やはりオートメーションの限界はありまして。
合成写真を見慣れていますとね、まず絶対に目がいくのが「光の照射方向」なんですね。
外だと、よほど大きなレフ版とか、ガラスや水の面が無い限り、複数方向からの強い光の照射というのは物理的にありえないことになりましてですね。
私も写真の合成や修正を依頼されたときに、一番気を使うのがそのポイントだったりするわけです。
上の写真を見てましても、全く違う複数の写真から合成すると、その傾向が顕著に現れるんですね。ですので、パッと見て綺麗でも、長時間見てますと、何かとアラが目だってきます。
あとは上の見本用の画像では、小っちゃ過ぎてわかりませんけども、それぞれの画像の解像度・・・というか、大きさですね。
このあたりはソフトでどういう形で判断してるのかよくわかりませんけども、大きさの異なる画像同士を、つじつまの合うように変形して置くだけでは、そこにも画像自体に矛盾が生じやすいです。
あとは暗さと明るさ、ですかね。
まあでもここまで出来るソフトって、多分他にはありえないと思いますので、上に書いたような、合成写真で矛盾しやすいポイントも、これを機会によりより精密な方向へと進んでいくんだと思いますね。
まあ、あとは「娯楽」としてのソフトととらえるのか、それとも「仕事にも使える業務ソフト」としてとらえるのか。
そのあたりの考え方しだいで、また変わっていくんでしょうね。
実は一年後くらいには、Google先生あたりがもっとスゴイのを出してそうな気もするんですけどね。
なんてったってデータの収集では地球上で勝てる人いないでしょうからね。
もちろん無料で。
昨日に引き続き、画像の合成・・・・というよりも、今日のは画像作成ソフトって感じなんでしょうけども。そんな記事を書いてきましたけども。
今でも有名無名はあれど、世界中のあちこちで、そういった合成や加工の技術は進んでおります。
でもまあ、そうやって綺麗に出来ていくのは、なんだか嬉しいような、悲しいような。
こういう技術が進んでいくと、カメラ本体までもがいらなくなるのか?とか思っちゃいますけどもね。
ですけども人間が脳内で考える構図は、まあ無限大よりさらに無限だと思うので。いくら機械やソフトが高性能になっても、人間の脳に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうですねえ。
でも、こういう技術でゴハンを食べてる人にとっては、まさに脅威でしょうね。
昔からそうやって、技術の進歩とともに、得るものもあれば、無くなっていくものもあるんでしょうから。
こういう事を考えてますとね。機械って、永遠に人間の脳には完全には近づけないんだろうなって思うんですけども。
でも、逆に、人間の脳を機械に入れ込んだらどうなるのかな?とか考えてしまって、ちょい自分自身で恐ろしくなったりして。
ああ、いつもの妄想が暴走です。ほっといてくださいね。
いつでも技術も機械も、人間が作り上げてきたものですけども、安っぽいSF映画みたいなことも想像するのが趣味な私です。
というわけで、今日もちょいと合成なんかで記事ってみました。
でもまだまだ仕事あるんすよね。とりあえずそっち片付けないと。
私の人生の進歩も、それを乗り切らないとありえないわけでございます。
すっかり連休の最終日だなんて事は忘れてしまっている私なのでした。
ではではまた明日です~
アディオース
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お疲れ様です。
返信削除ものすごいソフトですね。
こんなことが出来るようになったとは
知らなさ過ぎて、驚きました。
素人が簡単に合成できるようになって
なんかしら、弊害が起きるんじゃないか?
と思ったり?でも、それも知らなければ
知らずに世の中進んでいく・・・
そのうちSFチックな世界も実現すると
思われます・・・
機械に世界を乗っ取られるーーーw
>chiicoさん
返信削除どもどもいつも私の愛想ないとこにコメントいただきまして、なんとお礼を申し上げたらよいかと。
ブライダルシーズンで忙しくてなかなかそちらにも顔を出せなくてすんませんです。これは反省してます。
シーズン終わったらまた前みたいに暴れる予定なのでよろしくです。
素人が簡単に合成できるようになっても全然いいと思うんですよ。
そうすることで、また加工する人の技術も上がっていくんでしょうし。
PCの世界なんで、何もかも現実とは違うもんができてアタリマエーな世界ですからね。
そういう意味では確かに怖いかもしれませんけども。
でもいいじゃないすか。
私もPC使って仕事してますけども、そのうちPCに使われるようになるんかもしれませんね。
知ってました?サカナ君て居るじゃないすか。
あれ、本体は帽子みたいに見えるほうで、人間に見えるほうがアタッチメントなんですよ。
とか普通に言って見るテスト。