2010年7月4日日曜日

バイク大好きな彼の披露宴


どうもみなさんこんにちわ。

今日は日曜ですが、先日記事にしていました『ちょぼ福』さんの京都ファミリーのフードコートに午前中にお邪魔してきまして、美味しい焼きラーメンやらうどんやらお寿司やら色々頂いてきてしまいました。もうお腹イッパイー(´∀`*)

この前作成したイーゼルも置いてあって、ついつい一枚パチリ。

というわけで、いつもは昼くらいに更新してた私なのですが、朝から色々パタパタしておりましたので、こんな時間に更新です。

まあ、仕事の打ち合わせも兼ねてでしたので仕事っていえば仕事なんですが、美味しいものいっぱい食べさせて頂いて、飲み物までサービスして頂いて、恐縮甚だしいというかなんというか。(;・∀・)

何でも店舗のメニューや飾り付けについてのご相談もあったらしく、色々話しを伺ってきたんですが、これもまたお仕事になるようですので、詳細はまた後日にでもまとめて記事にさせていただこうかと思っております。

にしても美味しかったー。福西さん、本当にごちそうさまでした!!(´∀`)
 

久しぶりに京都ファミリーに行きましたが、大幅にリニューアルされてて思いっきり迷いました・・・でも、地元の人に愛されてる昔ながらのスーパー的なとこは残っててすこしホッとしたかも。人もすごい多くてびっくりでした。(・∀・;)



さて、昨日は大雨で、色々たまにはちょいアンニュイな記事も無いとこのブログも締まらないかなあと思いましてですね、外面ではなく内面について色々書いてみたんですけども。

Tappyさんですとかノールさんですとか、私の人生の先輩?と呼んでしまうとちょい語弊があるかもしれませんが、色々な方々よりお話を頂いて、素直に嬉しかったのと、すごく勉強になったなあと思いまして。なんともお礼の言いようもありません。

まあ人間クヨクヨ悩んだとこで前にはちーとも進みませんので、昨日は大雨でも今日は少し晴れてますように、O型らしく前向きにいきましょうかということで。(´∀`)



おとといの記事でバイクと結婚式に関する事を書いていたんですけども、とりあえず今日も天気が良くてバイク日和な京都ですのでまたバイクネタの続きでも。

前々回は上賀茂神社での水戸黄門と北斗の拳を足して3で割る話?だったんですが、今日は挙式では無くて披露宴でのバイクのお話。


披露宴というのも、その名のとおり、結婚する二人を披露する場所ですので、その二人の『こだわり』ですとか『趣味』というのを全面に出そうとするのは本当に極々普通の事でして。

ですが会場の都合や、その他の諸条件でそれを諦めざるを得ない事も多々あります。
そういうケースによく当てはまるのが、バイクを使った演出ですね。

まあバイクに限った事では無いですけども、車にしろ、大きな機材にしろ、エンジンが付いていて、限定された人しか動かせないものというのは、例えばそれを移動する時のリスクですとか、エンジンからオイルが漏れた場合の修繕費ですとか、間違って転倒したり、動いたりした時の事故に対する保証ですとか。

会場運営に携わる方々からしますとなかなかに難しい取り扱い物だったりします。

特にバイクというのは、立てて、手を離すと転けてしまいますから、重量もあって、普通の人では移動どころか、固定するのもコツがいたりするので大変です。

私も昔ながらにバイクに乗っています友人は多数おりまして、その中でもどうしてもバイクを披露宴の演出に使用する為に、色々苦労していた人間がおりますので、その話をば。



彼は6歳からポケバイに乗っていまして、16歳でレースにデビュー。

GPやらには出場はしていませんが、国内のレースでは色々参戦し、知らない人から見れば『ああ、あの人はバイクのレースで生活してはるんやなあ。』という生活を送っているように見えたりするんですが。

実際のところはなかなかレースのスポンサーと賞金だけでの生活は出来ないので、バイク屋さんでメカニックをしたり、実家の商売を手伝ったりしながら、好きなレースをやっている・・そんな男の子でした。

長年付き合ってきた彼女と結婚しようかという話になって、その彼女はレースはしませんが、大型バイクに乗るということで、挙式はともかく、披露宴はぜひともバイクで、来てもらえるゲストを何かしら驚かせたい。と考えるのは至極当然の話。

で、会場探しから始めたのですが、いきなりここから躓いてしまいました。

屋内型の式場さんですと、まず重量のあるバイクを搬入できるスペースが無い。
タイヤは付いてますけども、二階や三階までバイクを上げる手段が無いという事でした。

なんとか業者用のリフトやらで搬入できる会場を見つけたと思ったら、次はそのリスクの問題。オイル漏れの場合の保証や、事故の場合の保証。これに頭を悩ませました。

彼は当初、自分が使う会場に、レース用のオートバイを1台置いて、ウエルカムボード代わりにしようと思っていたのですが、そのバイクのオイルとガソリンを全部抜いて、さらに最悪オイル漏れした時の、下のカーペット等が汚れてしまった場合、修繕費としてカーペットの張り替え費用を全額負担する。という誓約書を作る事で、搬入を可能にしたそうです。

会場側としても、心苦しい所ですが、まあ第三者的にみますと仕方ないかなと。

ですけどまあ実際に汚れたとしても、全額耳揃えて払えーなんてことは言わないでしょうけどね。あくまで最悪のケースを想定しなきゃいけない事が、運営側としては辛いとこだと思います。(;´∀`)

で、披露宴中のお色直しの時に、出来れば彼女のバイクで、二人で入場したいなあ。。と思っていたのですが、これがまた悩み所。

先にも書きましたが、通常の会場ではガソリンもオイルも抜いたバイクを設置するだけでも一苦労ですので、エンジンかかった状態のバイクを持ち込むなんて事はまず無理でして。

結局半屋外型の式場で、1階のバルコニーからの入場にして、室内まではバイクは乗り込まない形の演出にし、雨天の場合はどうしようも無いので諦める。という手段をとりました。

その他もウエディングケーキはもちろんバイク型。

キャンドルサービスのメインキャンドルも、飾りの形はサーキットを回ってるバイクのレースの形。

テーブルに置く席次表も、バイクのミニチュアを使ったペーパーウエィトで、もう何もかもがバイクバイクバイク・・・という、知人からすれば彼と彼女らしい演出でした。

あ、ちなみに画像は海外のハーレー好きな人のウエディングケーキ。今回のお話とは全く関係ないのでアシカラズ。。

そんな苦労話を聞きながら色々私なりにアドバイスをしつつ、最初こそ苦労した式場選びもうまく運び、あとはトントン拍子で進んでいって、挙式の数ヶ月前に、その彼から招待状が届きました。

え?アドバイスは何をしたか?
いや、彼女も彼も、
『こんなことしていいのかなあ・・・』
とか言うもんですから、
『一生に一回しかないんだから、現実的に可能な限り、二人の希望は絶対に叶えるべき。妥協は許さない』
て言ってただけなんですけどね。(・∀・)

ま、戻りまして、
招待状も二人で手作りで作ったんだろうなあーという、開けるとバイクが飛び出すように加工された二つ折りの招待状で、いつもの社交辞令の文面の終わりに、手書きの字で、

『新郎新婦からのお願い。バイクに乗ってらっしゃる方で参加いただける方は、できるだけライディング時の姿のままお越しください』

と、あとがきがありました。

私はその時はオフロードバイクというのに乗っておりまして、まあ一言で言うと山登りみたいな格好になってしまうので、『できるだけ』だからいいのかなーと考え、『泥だらけで参加するわけにもいかないので、普通の格好で参加させてもらいます』と書いて返信したんですけども。


そして当日。私も挙式には出れませんでしたが、披露宴は楽しみにしつつ、ちゃんとした正装で参加させて頂きました。

彼いわく、『なぜバイクに乗る格好で来てくれない』と少しふてくされておりましたが、まあ親御さんも列席されるのでねえ、ちょっとねえ。。とお茶を濁しておりましたが。

この画像自体もあんま関係ありません。アシカラズ。
そこでウエルカムボードがわりのバイクを見て唖然!

一台の予定だったのが、なぜか3台に増えている!

しかも外装が片方は黒基調の白とのツートン、もう片方は白ベースのレース模様の塗装が!∑(゜∀゜)

写真が無いのが非常に残念なんですが、これは彼が働いていたバイク屋さんの方が、結婚祝いにということで彼の日頃乗っているバイクと、彼女の乗っているバイクのスペア外装を塗装屋さんに特注を出し、彼のほうはタキシードカラー。彼女のほうはウエディングドレスカラーになっておりました。

ただの黒と白ではなくて、細かい服の模様や、ドレスのレースの飾りがものすごく綺麗にデザインされていまして、まるで二人がバイクに変身したかのような錯覚を起こすような、そんなインパクトがあったのを憶えてます。

なんでも塗装されたのはプロのピンストライパーさんだとか。しかも塗装代もご祝儀代わりにタダだとか。
職人さんカコイイ! ( ・∀・)

そんなバイクに感動しつつ、少し早く来てしまったので、待っていますと、やはり後から来る共通のバイクに乗る知人達も正装で続々と到着。

そのたんびにちょい不機嫌そうな彼ですが、でも来てくれてありがとう、という感じでだんだんと人が集まってきたとこで。。


来ました。
あきらかにバイカーな軍団が。

上も下も黒い革ジャンと革パンツで、革ジャンの上は袖の破れたGジャン、背中に大きなチームのロゴワッペン。

おまけにあなたは三船美佳さんの旦那か?という具合に、全員が超ウルトラスーパーリーゼント、もしくはオールバック、もしくはスキンヘッドにヒゲ。でもって全員もれなくサングラス着用です。

うーん、一言で端的に言いますと、昔の映画のマッドマックスに出てくる暴走族キャラて感じですかね。もっと昔で言うと、横浜銀蝿の生き残り?そういう人達がざっと見て8人ほど。

私は全員知ってる顔なので、そんなに何とも思わないのですが、、というかその人達はそれがいつものスタイルなので。

バイクに乗るときはもちろん、ファミレスに行くときも、電車でUSJに行くときも、銭湯に行く時も、いつも一緒の出で立ちなので、何とも思いませんでしたが。( ・∀・)


その一団が入ってきた瞬間、大喜びで走ってお礼を言いに行く新郎。綺麗に着飾っているにもかかわらず、腰を低く何度もお礼をする新婦。

そしてさっきまでものすごくザワツイていたのに、
一瞬で静まり返る待ち合いのロビー。

おばあちゃん、口開きっぱなしになってるよ。。。(;・∀・)



まだまだ話は続きますが、今日は前半までということで。
全部話すのには時間も文面も長過ぎる!
でも面白い話なので、明日にでもこのパート2を書きたいかなと思います。


結婚する二人にとって、会場選びって、本当大変だと思うんですよね。
その二人にとってはもちろん、それ以外のゲストや、両親達の事も併せて考えなければいけませんからね。

持込み料金や、その他色々会場によっても違いますし、何をしたらいいのか分からないところに、細かく記入された見積をハイって出されても、一つ一つ内容を説明してもらわないと分かるはずもありませんから。(;´∀`)

でも、彼はその自分達の演出をしたいが為に色々東奔西走しましたが、絶対に外さなかったところがもう一つありまして。

それは『バリアフリー』であるということ。

車椅子のおばあさん、松葉杖や腰の曲がったおじいちゃん達全員に参加してほしかったために、バリアフリーであることと、急に容態が悪くなった場合に部屋を複数確保できるのか。近くに病院などの施設があるか。という所も同時に尊重したので、苦労したんですけどね。

一昔前は、ご老人の方々というのは『私はもう足が悪いから、孫の○○ちゃんの式は出れへんわ。』と言われる方が多かったんですけども、最近は殆どの式場さんでもバリアフリーが実現されてたり、お年寄りの為に車椅子や、特別な椅子を用意したりしてるとこも多いと聞きます。

やっぱ人と人の縁のお祝いですからね。出なくても良い人なんていませんから。というのが彼のエラいところだなあと、つくづく思うわけです。


さて、その世紀末救世主伝説的な集団が参加した披露宴は、その後、本当にうまくいったのでしょうか。

そして二人の演出は、うまく事がはこんだのでしょうか。

それはまた明日に。。

もうこんな時間ですので、私もサッサと仕事片付けないとおウチに帰れなくなっちゃいますので。(;´∀`)

ヤヴァイヤヴァイ。。

ではでは皆さんもよい日曜の夜をお過ごしください。。
サザエさん見て、ブルーにならないように。(・∀・)

お仕事頑張って終わらせてきますですー

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