2010年10月19日火曜日
やっぱりRGBが綺麗だと思うのです。
どうもみなさんこんばんわ。
週明けの超忙しいブルーマンデーを越えて、少しおちついた火曜になるのかとおもいきや、やはりブライダルシーズン中はなんとも予測不可能な忙しさがあったりして。
まるでわんこそばの如く、次々におかわり!!の仕事が入ってくるので、まさに作業も自転車操業のNAWOです。
今のシーズンが私のまわりのブライダル業界では、一年で最も急がしい時期だと聞いてますので。
今忙しくなかったら、まあご飯食べれませんのでね。
まるで冬眠前の熊のよに、仕事を漁って捕食しておきませんと、とてもじゃないですが冬は超せません。
まあでもですね。私のさせて頂いておりますお仕事は、忙しくて時間が無いからといって、何かしらショートカットしたりだとか、手を抜くてことは出来ないお仕事なので。
増えても何かしら質を落とすという訳には絶対にいきません。
ですので必然と仕事に従事する時間も増加してしまうのですけどもね。
ですけども好きでさせて頂いてるお仕事ですので、私も忙しいながらも楽しくさせて頂いておりますです。
だって、写真のアルバム作る仕事なんですのでね。
作る人が笑顔で楽しくつくれなきゃ、それを見た人は笑顔になれませんからね。
せっかく見て頂けるのなら、何年後でも笑顔になれるようなアルバム作りたいものですので。
ですので冬眠前のクマが食いだめするが如く、今日もコツコツ作っておったりしますです。
まあでも、日頃こうやってアルバム作るにしても、何かの広告作るにしてもですね、必ずつきまといますのが、
「色の組み合わせ」
でして。
中には世間では、カラーコーディネーターという職業もありますので、無限にある色の組み合わせの中から、どういう効果を狙って、どういう色を使うのか。
印刷物やインテリアやファッションに限らずとも、最近では何かと重要になっておったりしますですね。
写真の世界では、RGBという三原色が基本になっておりまして。そのまま赤と緑と青の組み合わせで色が決まっていくのですけども。
印刷物の世界では、ものすごい大雑把に言うと、「版画」と一緒の考え方で、CMYKという4色のインキの組み合わせで色を決める事になります。
Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラックですね。
なんでブラックなのにBじゃないん?という突っ込みはおいといて。
RGBは色が重なれば重なるほど、白色になっていき、CMYKは重なれば重なるほど、交ざり合って黒になっていく。
そういうふうに考えると分かりやすいかもしれませんね。
ですので、私はブライダルやその他のアルバムを作る時は、基本データはRGBで。
印刷物やその他の出版物を作る時は、CMYKでデータを作る事になるわけなんですけども。
RGBの色というのは、以外と補正や修正しやすい色でして。
頭の中で直感的に浮かんだ色とかも割合と簡単に再現できたりするんですけども。
ですけどもCMYKと言いますのは、思い描いてる色を出すのが本当に苦労する場合も多々ございます。
いくら仕事で使用するPCのモニタと、印刷物のカラーリングをぴったりの数値で合わせていましても、PCのモニタは後ろから光があたって透過しながら見て、印刷物は紙の上にインクを乗せて刷りますので。
几帳面に色を合わせていたとしても、印刷があがってきましたら全然違う別の色・・という事もあったりします。
ちなみに画面の色っていいますのは、PCを持ってる方であれば全て同じ色で表示される訳でもありませんでしてね。
基本的には、モニタ一個一個が、全て色が違う訳なんですけども。
ですけども最近は、作成したアルバムや写真、印刷物も、PC上で画像を確認してもらったり、校正してもらったりする事が普通になってきておりまして。
遠方の方々とのやり取りができるようになってる分、こちらで見ている色と、先方さんのほうで 見ている色の食い違いが出て来たりする時もあります。
とは言いましても、まあ赤色が青色に見える事はありませんから、大体のイメージですとか、雰囲気とかというのは十分にそれでも通用するのですけどもね。
しかしながら致命的なのは、アルバムにしても印刷にしても、出力された状態と、データをモニタで見てる状態との差が出ることに大いに問題があったりします。
私が仕事場で、ものすごい大きくて重たい骨董品のCRTモニタを使ってるのもそのせいもあるのですけども。
実際隣の席の別の者が使用している液晶モニタで見た場合とでは、それはそれは恐ろしく色が違ったりする場合もあります。
じゃあ基本、どうやって画面の色と、出力された状態の色を合わせるのん?と言う事なんですけども、そこはキャリブレーションツールてのを使うわけなんですけども。
こんな風に、画面に貼付けて、画面に映る色と、実際の出力見本との色を視覚的に合わせてくれる機械があるんですね。
とはいえ、私は使ってませんけども。
モニタの調整はアナログですけども、自分の手と目でモニタを調整してやってたりします。
画面に映る色と、実際の出力された色の違いといいますのは、ある程度脳内で変換できますのでね。
「あー。この位の色だったら、こういう感じで出力されるんだろなー」
なんて感じで考えながら補正してたり。
実際、アルバムはRGBで銀塩の写真ペーパーに出力されますし、印刷物でも、オフセット印刷やらグラビア印刷やら、はてはオンデマンド印刷まで、印刷する機械でも全く色が違う事になりますのでね。
実際それように全て色合わせするとなると、それだけでどんだけ時間かかるねん。ということになってしまいますので。
今の仕事場のモニタの色は、基本的に銀塩出力の再現性で調整してあったりします。
ですけども、印刷物は特にそうですけども、校正データを画面で見てる時と、実際の印刷物になった時に、色が違いが非常に出やすくてですね。
大概が全体的にくすんだ色あいになって出て来るもんです。
パっと見てる分にはわかりませんけども。
RGBと比較して、CMYKといいますのは色の再現性が すごい狭いので。
たとえば、銀塩では再現できる蛍光色やなんかは、CMYKでは全て全滅になって、ものすごいグレーな写真になったりしますね。
極端な例でいいますと、ブライダルでおなじみの演出ですとこのフェアリーイリュージョンですとか。
新郎新婦がそれぞれの違う液体を容器に同時に入れることで、容器内の液体が蛍光色に光るというものなんですけども。
これもRGBとCMYKでは、見てのとおり全然違うものになってしまいます。
あ、ちなみに左がRGB、右がCMYKです。
簡単に言えば、同じデータでも写真で出力してもらうと左の状態で出てきて、印刷屋さんに頼むと右になるってことですね。
まあ実際にはこうやって見比べたりする事ありませんけども、これくらいの差が普通に出るってことです。
でもって、そういう時には一番上の画像がはってありますような、色見本帖が大活躍するんですけども。
お客様に直接色の説明を出来る時には、こういう手帳を持っていって、こうこうこんな風な色になるんですよーてな具合に説明したりもしますです。
それぞれの色の濃度を、どれくらいでやったら、どういう色になるのかってのがほぼ全部の組み合わせが書いてありますので、これ見ながらインクジェットとかで出力した見本を見て説明するんですね。
実際に印刷された色が載ってるので、ほぼこれで説明すると間違う事もありません。
そんかわりに、どこにどういう色を使ってるのか、全部把握してなきゃ駄目ですけどね。そっちのほうがめんどくさいかもしれませんが。
色のセレクトや組み合わせといいますのは、私みたいな印刷物に限らずにいろんな業界で使われておりましてですね。
それぞれの業界さんで、色見本を必ず作ってらっしゃるのですけども。
私の収集癖の中の一つに、いろんな物のカラーチャートを集める!というのもありましてですね。
いろんな広告ですとか、パンフレットだとかに掲載されてたりするカラーチャートを集めておったりもしてますです。
たとえばこれとか。
色鉛筆(水彩鉛筆)の色見本。
基本的に私、文房具フェチでもありますのでね。
そんなに頻繁に使わない色鉛筆ですとか、パステルとかも、たまの落書きの時の為にあったりするんですけども。
色んな色が並んでるの見てるだけで幸せになれたりしますのでね。
もひとつおおいのは、やはり化粧品。
女性だって、肌の色も色々で、合う化粧品の色も様々ですからね。
そりゃこういう色見本あって当然なんですけどもね。
これも色の組み合わせ見てるだけで楽しい。
実際使うかどうかは別なんです。当然ですが。
これはちょいと普通ではあまり見ないもの。
なんでしょね。これ。
これはあれですよ。大学とか修了時に、皆で一斉に空に向かって投げる帽子ですよ。
これもこんな色一杯あるんですねえ。すっかり黒だけなんかと思ってましたけども。
というか、あのタイミング以外で、この帽子を使う機会があるのかどうかと問いつめたい。
でも昔から「博士」っていうイメージには、この帽子が必需品ですね。
とまあ色んな色見本があるんですけどもね。
結局のところ、どの色を、どういう組み合わせで表現するのかってとこがキーになってるわけですが。
それを決めるのはやはり製作サイドの中の人が決めるのですけどもね。
私も何か作る時に、例えばアルバムのバックグラウンドの色を何にしようか??とか、バックの色がこうであれば、文字やラインや、飾りの色の組み合わせは何色にしようか?とか、組み合わせで非常に悩んだりする事があったりします。
もう悩みすぎて、自慢の鳥の巣ヘアーが抜けて抜けて、10円ハゲができそうなくらい悩みます。
嘘です。ハゲたりはしません。
でも、色の組み合わせは本当に無限にありますので、一番の正解ってのは存在しませんからね。
より「コレ!」って思える色を探すのが、それまでの経験の中からしか出て来ないので大変なんですけども。
でも最近はインターネッツの世界でも、そういう色を選択する時のお手伝いしてくれるようなサイトもありましてね。
そういうのを今日は紹介しようかと思ったんですけども。
余談が長くなりすぎて私もキーボード打つのがしんどいので、それはまた明日に引っ張ろうかと。
いやいや、別に手抜きしてるわけじゃありませんですよ。
ただただあまり長過ぎるのもどうよ?と思うだけなんですけどもね。
え?もう十分長い?
そりゃ失礼いたしました。
でも反省はしていない。フんだ。
と言う訳で、また明日にでもダラダラ続きやら枝葉やら書きたいなと思っております。
今日はですね、実は打ち合わせ祭りなもので、今からまた出かけなくてはいけないんでございますですよ。
最近多いな。お出掛け。
回りでは変な風邪が流行っておりますので、皆様もお気をつけあそばせ。
私はなんとかは風邪ひかない!って言うように大丈夫でございます。
また明日〜
アディオース!
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