2010年9月2日木曜日

国際問題はごめんです


けんか売ってるんじゃありません。



これも立派な結婚式の招待状。

 ・・・と思いきや、ちょい違いますね。
多分結婚するからもう連絡しないでねーて感じでしょか。

逆招待状か。

パッと見、ものすんごい焦りますけどね。



ども、みなさんこんにちわ。

今日も朝からシロクマを買いに3軒コンビニをはしごしてGETしてきたNAWOです。

9月なんでもうちょい涼しくなれよ〜。とは心の中で思っていますけども。
暑いほうがシロクマは美味しいし。

ああ、シロクマ故にシロクマで悩むシロクマシロクマ・・・



上の写真は海外のブライダルのサイトからの拾得物。

海外って、こういうキワドイ表現で挑戦的な事をわざわざするので大好きです。

まあ日本じゃ中指突き立てても意味が通じない事も多いですけどね。
でもあっちの人に本当に中指突き立てたらどえらいことになりますので注意。



高校の時に、友達とある賭け事で遊んでいまして。

それで負けた人は、罰ゲームで1つ言う事を聞く。というのをやってましたら、私がそれに負けてしまいまして。

で、勝った友人が罰ゲームとして私に下した指令が、

「外人さんに、誰でも良いから目の前で中指突き立ててこい」

という指令でして。


高校時代って、皆怖いもの知らずなとこもあったり、

「まあその程度でそないに誰も怒ったりしないだろ」

という、子ども特有の甘い甘い、もうファミマで売ってるバームクーヘンの如く甘い考えで、本当に軽い気持ちで実行してしまうのですけども。


遊んでいた場所が、ちょうど京都市内の西の方で、妙心寺という場所の近所だったのですけども、そのお寺は観光によく外人さんも来られる場所だったので、妙心寺前のバス停で待っている外人さんの、誰に向かってその行為をするか迷ってた所。

「あ、あの人がいいね。あの人に向かってしてきて。」

と言った友人の視線の先には、今で言うボブサップ風味満開の黒人さん。

もうね。腕の太さが私の腰周りくらいあります。

たぶんラリアット一発で頭が飛んで行くレベル。


まあ負けは負けなので、覚悟を決めてその外人さんの背後までさりげなく行って、背中をちょんちょんとした後に、その人の目の前で思いっきりそのポーズを決めたんですけども。

「aqswdefrgthyjuikolp;@/:!!!!!!」

と何かものすごいテンションになったので、

「あ、これはやばい。
殺されるかも。」


と直感した私はすぐさま振り返ってBダッシュで逃亡。

もちろん私が全力で逃げてるとそのボブサップも全力で追いかけてきます。


私が逃げた方向は、友人達が待ってる方向だったので、それを見た友人達も

「これは相当ヤバい」

と直感して、私に先行して猛ダッシュで逃げましたが。



結局妙心寺前から、なんと太秦映画村の前まで全力で走って逃げたのですけども、

その映画村の手前で、私に指令を下した友人の方がボブサップに捕まってしまい、もうそれはそれは悲惨な目にあっておりました。


ああ、その時は体力あって本当によかった。

人間、本当にヤバいと思うと、全力で1.5kmくらいは走れるもんですね。

マラソン大会は走れないのに。



その後そのボブサップは実は日本語ペラペラの、日本で働く英語の先生だった事が判明し、ボブサップ自身が学校に報告してくれたおかげで校長室に友人ともども呼び出されてどえらいお説教を頂いたのは懐かしい思いでです。


よい子は絶対マネしないように。

マジで冗談では済まなくなりますのでね。


その時の校長の一言。

「頼むから国際問題まで起こさないでくれ」





まあそんな話はどうでも良いんですけどね。(良くないか)

思わずトップのインビテーションカードのデザインがキテタので、昔話のテンションも上がってしまいました。

あの時のボブサップに似た英語の先生。ほんとごめんなさい。

もう国際問題はごめんです。





私も日頃いつもブライダルアルバムを作っておりますわけですけども。

京都という土地のせいか、それとも最近の傾向なのかはわかりませんけども。日本人の新郎もしくは新婦と、外国人の方の結婚式や披露宴のアルバムも結構な割合で作ったりします。

まあそれこそ色んな国の方々がいらっしゃいますけどね。

アメリカはもちろん、ヨーロッパ諸国、アジアでしたら中国や、韓国の方とか。


披露宴のみの写真しか見れない人も多いんですけども、中には神社で、日本人の花嫁さんは白無垢で。外国人の新郎さんは紋付袴でってのも結構見かけます。

外国の方々が紋付袴ってのもなかなかに新鮮なのですけども。でも何でもそういった方々に話をお聞きしてますと、新婦さんが日本人だから・・・というよりも、新郎さんが、

「日本が好きだから、日本伝統の挙式をしたい」

とおっしゃってくださる方が多いんだとか。


私も一応日本人の端くれなので、そういう話を聞くと何かホッとします。
本当に学生時代にあんな事してごめんなさいって感じです。


で、肝心の写真なんですけども。着付けして最初はやはりちとギコチナイ新郎さんではありますが、後半のほうになってくると、紋付袴の着こなしもだんだんとサマになってきて。

海の向こうの、特に欧米諸国の方々はほんと立派な体格しておられる方が多いので、上半身もガッチリさんが多いですからね。

ちょい背筋ちゃんと伸ばして、あごをグッと引いてやれば、本当にカッコイイんです。


白無垢の少し控えめに笑う新婦さんを、すごい身長差で上から見下ろす形にはなってるのですけども、新婦さんを見るその目は本当に優しくて。

ものすごい大きな体なのに、その優しい雰囲気が、すごいいいなあ〜と思うわけです。




あと、あまり中国の方で、中国式って結婚式を上げる方は見かけることはありませんけども。

一回だけ、中国人の新婦さんで、新郎さんも中国の方で、でも会場は日本で。という披露宴は見た事がありますけどもね。


中国では、「赤色」というのは、結婚式の時は新婦さんだけの色なんですね。

日本では「白」なのですけども、そのあたりも民族性の違いなのかなとか。

ですのでその披露宴は、新婦さんの服装から飾りから何から何まで、「赤」のテーマに沿った装飾が施されておりまして。ものすごいきらびやかだったのを憶えております。


中国だと結婚式のときは、参列するゲストの方は赤は着ちゃ駄目ですよ。怒られます。

「マナーがなっとらん!!」

てね。



まあ色んな国によって、様々なタブーや、考え方があるもので。

皆そういう育った生活環境は様々で、日本では美徳とされてる事でも、とある国に行くとすごく失礼な事になったりしますので。


私なんかは子ども大好きなので、タイに行ったときに子どもの頭をナデナデできないのにびっくりしたりしましたかね。

なんでもタイでは頭は精霊の宿る場所なので、たとえ親といえども容易に触っては駄目なのだとか。

あと足が一番不浄な場所なので、足を使って何かする・・という事をものすんごく嫌がったり。


あとイギリスのイングランド出身で、日本人のお嫁さんをもらって日本で生活してる友人がおるのですけども。

私は全然知らずに、イギリスの1地方と一括りにして話したら、どえらい剣幕で怒られましたです。

「他の地域を一緒にしないでくれ!」と。

もともと複合民族国家なので、やはり自分の出身は大切にするんですねえ。

同じ話で、カナダとアメリカを一緒にしないとかも。



結婚式や披露宴というのは、本当におめでたい席なので。
いろんな人種の人が入り交じった、国際結婚のような場では、本当に色々気をつけなくちゃいけないなあと。

高校時代にむちゃくちゃやってる割に、そんな風にちょいと襟を正したりする私なのでした。



ま、でも一番大事なのは、「幸せになってね♪」ていう気持ちなんですけどね。

やはり心だと思うわけです。

ほんとにボブサップ風のオッチャン。ごめんね。


では作業に戻りますか。

まだまだ暑いですけども、炭酸水でも飲みながら頑張りますです〜

ではでは

.

2 件のコメント:

  1. どもです。
    最初の写真、よく見ると薬指なんですね。
    「リングはめんかい」
    的な感じでしょうか(笑)
    因みにアメリカでは中指の行為の有無で、裁判に影響があると聞いたことがあります。

    いやぁ しかしびっくりしました。
    何がって、おんなじ様な馬鹿な事(笑)やってるんだなぁって

    中学生の頃、お馬鹿な仲間で、外人さんに
    「Are you crazy?」
    と、言ったら。
    「No!!!!!!!」
    と、めっさ怒ってきて、それはもう、
    答え間違ってるよ。
    Yesだろうって形相でした(笑)

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  2. >はねなしさん

    どもですー

    中指て、海の向こうでは裁判に影響が出る程ヤヴァイ事なんですね。そらボブサップも怒り狂うわ。

    「狂ってるかい?」

    とさりげなく聞いてしまうはねなしさんには、いつもいつも何やら近しい人間にしか感じない独特のかほりを私はいつも感じております(笑)

    中学高校とかって、バカやっていくらな時代ですからねー。

    今はしゃれになりませんけどもね(汗)

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