2010年8月29日日曜日

相棒・・といっても人ではない。



どうもみなさんこんにちわ。


8月ももう終わりだと言うのに、この熱さの中いかがお過ごしでしょうか。

今日も曜日にほとんど左右される事なく、タンタンと仕事をこなしているフリをしております所のNAWOです。



本日は世間一般では、夕方サザエさんを見て悲しくなるのが定番の日曜なわけですけども。

事務所に来客の予定もありませんし、事務所に居るスタッフも少ないので、夏の海にでもこれから出かけるのか?といわんばかりの格好で出勤してきたわけなのですが。

あまりに軽装で、ものすごく楽すぎてですね。
肝心の仕事をしてるフリはしてますけども、一向にやる気になれない私です。


言い訳ですけども、朝一番からメンテナンスなのか不具合なのか不明ですが、私の勤務先の借りてますサーバーがずーーっとNGが出ておりまして。

メールの送受信が出来ない環境で、色々とやっとる訳なんですけども。これがまた困る困る。

日頃いかにそういったPCの環境の恩恵を受けながら作業しているのかが、これでもかと露呈しますですね。




私は物を作るのがもうほんとに大好きでして。

それはまあ、PCで印刷物やアルバムを作るのに限らず、例えば焼き物ですとか、絵もそうなんですけどね。

先日も1/144のRGガンダムを購入してるくらいですので、何かしら手を動かしてたり、頭を働かせておけば文句は出ない、非常に飼いならし易い人間なんだろなと自覚はしてるんですけども。


しかしながら今日みたいな、何かしら道具が足りなくなるような状況に置かれますとですね、いつも本当に文明の利器に頼り切って生活してる自分自身が明確に見えたりします。

たかがプラモデルだって、ニッパとかカッターは最低無いと作れませんからね。

箱開けて、さあ作ろうってなってるのに、その道具が無い・・・みたいな心境です。


というかですね。RGガンダム買って、箱開けて中見てビクーリしたんですけど。

最近のプラモは本当スゴイなあと。いや、スゴスギルなと。


昔は本当にモナカの張り合わせで作ってた感じだったと思うんですが、今は装甲の中のフレームから作っていって、それにスライドしながら装着できるように装甲板を組んで行くて・・・・

実際のガンダムもこうやって出来てるのか?という感じですよ。はい。

そら「シェー」のポーズもあっさり決まるわ。


てな事言ってますが、私まだ作り始めても無いんですけどね(汗)

買ってからここ数日は、組み立ての説明書読んでニヤニヤしてる日々が続いております。

だってだって、昔のと違って、組み立て説明書も数十ページある見事な冊子なんですもの。ほんとスゴイですよ。これ。


内容見てましても、接着剤はいらないし、塗装しなくてもそれぞれにちゃんと設定された色が元からついてるし。


でもこれ、小学生には間違っても組めませんですよ。

張り合わせだけじゃなくて、構造を理解するにあたって、設計図見てるだけでも相当頭使いますからね。

早く組み上げたい!って思っても、適当にやってたら出来るてもんじゃ無いと思いますです。対象年齢15歳以上にものすごく納得。


バンダイさん。既にプラモデルも、大人のおもちゃになってますよ。


ま、私にとってはいいんですけどね。でも今の小学生にあの感動が味わえないのはちと悲しい。




ま、前フリはそんくらいにしましてですね。

トップの写真は、私の素材集の中のお気に入りから一枚。

車でJUST MARRIEDしてるとこの、子どもでかわいくしてみましたバージョンです。


私の知ってる限りの式場さんでは、道路事情も多分に影響してるとは思うんですけども、アメリカの映画とかでよく見ます、車の後ろに空き缶イパーイつけて車でサヨナラー・・・て演出はしておられるとこは知らないんですけども。

あれは、やっぱ海外だからなのか?

と、少し気になったので、その由来を調べてみたりしたんですけども。



欧米では、挙式披露宴終了=そのままハネムーンへ出発!というのが普通らしくてですね。

日本では披露宴のあとに二次会とかあるんですけども、そういう習慣が無いのも影響してるようでして。

それと披露宴を終了した二人は、二人っきりにするのが当たり前らしいので、そこから来てるらしいですね。

ですけども馬車の頃は新婚旅行自体の概念も無かったようですので、自動車文明以降と言う事になるようですけども。


ですので今でも、欧米諸国では普通に結婚式の時の車の飾り用として、デコレーションセットを売ってるようです。

車社会の歴史の長さも影響してるんでしょうね。



今現在では、知ってる会場さんでは、チャペルから出て来た新郎新婦さんが、フラワーシャワーやライスシャワーを浴びて出て来た後に、

ある会場ではその広い敷地を利用して、オープンのクラシックカー(車種不明。公道走行不可。ルパンに出てきそう。)に乗って、教会前を「サヨナラー」してから、敷地内を一周ぐるーと回って、披露宴の会場のある建物まで数分ドライブできるようになっていたり。

またある会場さんでは、こちらはロールスロイスの超高級車で、式場出てから新郎新婦さんが乗り込んで、ゲストに手を振りながら「サヨナラー」した後、京都市内の北の方をぐるーっと一周、運転手付きで数十分ドライブ。てな事をされてるとこがありますけども。



写真的に見ますとですね、確かに超高級車や、クラシックのオープンとかに乗って、走り去るイベントというのは、相当カッコイイので私的には大歓迎なんですけどね。


でも中には、 私のブログのお友達でありますはねなしさんのように、自分自身が車が超大好きで、マイカーを使っての演出を希望されるお客様もいらっしゃいます。



挙式当日に、自分の車を使って演出された方で、面白い話ですと、


その新郎新婦さんは、新郎が乗ってました古いフィアット500

(ルパンの映画でおなじみの車)

が、今では結構珍しい車で、それが話のきっかけになってお付き合いが始まり、ゴールインされたお2人でして。

2人の縁を取り持ってくれた車なので、やはり挙式の後にはその車に乗って「サヨナラー」てする予定だったのですが。

式場を出て、2人が結婚おめでとうバージョンに飾られたそのフィアットに乗り込んで、会場出口を出たのはいいのですが、そこでエンジンが止まってしまい、再始動がなかなか出来ずにいた所を、見かねた新郎の友人が大勢でその車を押して、見事にエンジン再始動して。

新婦がウエディングドレスで、その友人達に手を振りながら走り去って、めでたしめでたし。。。。


その時の写真もちゃんと撮影してありまして、私もしっかり見ましたけども、当の本人さん達はそりゃ大変だったとは思いますので、少々不謹慎かもしれませんが、

少し心配げに覗いてる新婦さんと、タキシードやスーツ来て汗だくになってちっちゃな車を押してる新郎さんとその友人達の顔のある風景が、すごく良い雰囲気の写真だったのを憶えてますね。

ハプニングというのにはあんまり良いイメージありませんけども、それもこれも後になって見れば良い思いでになるんだろなーと思ったり。


でも再始動に成功して走り去ったはずのそのフィアットも、数10KM先で見事に再び止まり。最終的にJAFにレッカーされて戻ってきてしまったというのもオチとしてはなかなかのものだと。



あともう1つ印象に残ってますのは、前撮りのお客様。

その前撮りも新郎新婦だけでなくて、自分達の愛車も一緒に撮影してほしい。というパターンなんですけどもね。

車とそのお2人のなれそめは、写真だけしか見てなかった私には解りかねますけども。

でもその前撮りで着飾った2人と釣り合いを取るために、特別にその車のホイールを良いのに換えてみたり、外装をちょいとドレスアップしてみたり。

そうやってそれなりにドレスアップした愛車と一緒に、新郎新婦と写真に収めていくのですけども。中には見ていて、

「この車、ドレスアップしたいがために、前撮りを言い訳にしてるのじゃないのか?新郎さん。」

と小一時間問いつめたくなるような新郎さんも実際はいらっしゃいますけどね。



まあそれは良いとして。

ですけども、例えば夜の教会とかをバックにして、ライトアップされた建物や庭と、ドレスアップした2人と、ヘッドライト光らせてこれもまたドレスアップした愛車とのコンビネーションの効いた、綺麗な写真なんて、おそらくその機会を逃せば一生撮る事もないでしょうからね。

車も新婦さんも愛する新郎さんの気持ちも解らない事も無いんです。


ですけども前に居ました一組の新郎新婦さんは、最初は流れとしてお2人の写真をロケーションをちょっとづつ変えながら撮影してまして、最後に愛車の所でパシャパシャ撮影しだしたらしいのですが、

新郎さんが、

「あ、この車はね、この角度からが一番カッコイイから、こっちから撮って」

と言い出さはりまして。


その角度から、2人を交えて撮影してましたら、

「じゃあ、車だけも一応、撮ってほしいんだけど」


と言われて、カメラマンは素直にピカピカの車を撮影してましたら、

「あ、じゃあ、ドア開けるんで、そのシーンもこっちから撮ってくれないかな」


という事で違う角度から撮ってみたり・・・



最終的に入稿された前撮り写真はですね、300枚近くある写真の内、なんと半数以上が車の写真だけだったという驚愕的結果になってる方々もいらっしゃいました。

そのお2人の写真で、前撮りのアルバムも作ったのですけども、お客様の希望で半分は車の写真を入れましたので、まあどっちかっていうと、結婚写真のアルバムというより、車の写真集みたいになってましたね(汗)

まあでもそれなりにカッコイイんで、ご本人さん達も相当気に入ってくれたようで、私的には良かった良かった♪という感じなんですけどね。




私もバイクも車も好きなので、こういう車好きな人達の気持ちってよくわかるんですけどね。

興味無い人からすれば、まあただの道具かもしれませんけども。


でも、私も何回か、長年乗っていたバイクや車を、事情があって手放す時がありましたけども、長く世話になったバイクや車ほど、ものすごく切ない気持ちになったりして。

別にその車やバイクは手元を去ったあとにスクラップ処分されるてわけでは無いのですけども、言葉が解るわけでも無いのに、

「今まで本当にありがとうね。次のオーナーにもかわいがってもらってね」

なんて言いながら綺麗に洗車してあげたり。


引き取られる時に、ずーっとトラックに積まれて見えなくなるまで見送ってしまったり。

何となく普通の道具よりも、乗り物っていうのは情が移りやすいんですかね。そう思ったりしますです。



端から見れば上の前撮りのお客様のヤツなんかはちょいバカバカしいと思うかもしれませんけども、その車の中で、2人で一緒に過ごした時間や思い出は、使ってる本人同士にしかわからない物も本当に沢山ありますので。

ですので、そういう思い出も一緒に、結婚の記念に残そう!て気持ちなんだなあ・・と考える事が出来ると、そうしてまでその車に執着する気持ちも納得だったりします。


ま、車に限らず、道具は何でもそうですけどね。

長い時間人間と一緒に過ごした、使われた道具には、少なくとも何かしら違うもんが宿るんじゃないんかな〜?

なんてちょいオカルトチックな事も考えたりするのでした。



今日も京都から琵琶湖に水浴びやらジェットスキーやらに向かう車はほんとにぎょうさん居ましたけどねー。


でもそんな車やバイクや色々で、今年の夏も色んな良い思い出が作られていくんでしょうね。

そういう風に見てると、渋滞の湖西道路もなんとなく面白可笑しく見えたりしたりしなかったり。



皆さんもそんな道具、身の回りにあったりしますかね?


今日はそんな車と新郎新婦さんのお話でした。



ああ、記事書いてたらすっかり夜になっちまいましたね・・
仕事してるフリするよりかはマシかー。はははは♪

え?駄目ですか。そうですか。
マジメに仕事しますですはい・・・

皆さん残りの日曜の夜もゆっくりお過ごしくださいね。

ではでは〜

 .

2 件のコメント:

  1. おはようございます。

    ガンプラは今やレーザー技術等を駆使して作られているらしいですね。
    フレキソの凸版に利用されているレーザーと似ているのかなぁとか、アムロの超小さい部品を見ていて思いました。

    うちの嫁は私の趣味をそれなりに認めてはくれてますが、理解は全くしてないですね(笑)
    もし、結婚式でそのABARTHの様な事になれば、一生外車なんて買わせてくないと思います(笑)

    車の写真はわかりますねぇ
    実は、私がカメラを始めたのは、とにかく自分の車をかっこよく撮りたい
    がスタートでしたから(笑)
    生半可?ショップ等のおかげで自分の車が雑誌等に何回か載ったのが悪影響でした(笑)

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  2. >はねなしさん

    どもですー

    奥さんに認めてもらってるだけでも素晴らしいと思いますです。

    友人では既に虐待っぽくなっておる人もチラホラおりますので(汗)

    写真を始められる方には、一番の理由は「自分の好きなものを撮りたい」というのが当然あると思いますけども。

    それが車であれ山であれ、プロでもそこは一緒じゃないかと。

    プロのカメラマンをしているにもかかわらず、自分の趣味の写真とはきっちり割り切って撮影してる人が殆どですよ。

    趣味だけではごはんが食べれないのが悩みのタネ、みたいな贅沢を言っておるものもおったりします。

    私からしたら贅沢だぞコラーて感じですけどね。

    カーグラフィックとかのカメラマンの撮影に立ち会ったことありますけど、彼らはスゴイっす。

    撮影技術はもちろんですけど。車の話しをしだすとあっというまに二日ほど過ぎますからね(笑)

    好きこそ物の上手なれ。ですね。

    プジョーはあまりに普通過ぎる。。

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