2010年5月24日月曜日

キレイが好きです。


1899年の結婚式写真(画像クリックでサイトに飛びます)

どうもみなさんこんにちわ。
あいかわらずデジカメの重ーいデータ数千枚と格闘の日々を送るNAWOです。

上の写真は海外の服飾関係の歴史を紹介するサイトさんで、その中のウエディングドレスの歴史を順に掲載してある中の、1899年の結婚式の集合写真です。
多分中央二人が新郎新婦だと思うんですけど・・ブーケ持ってはりますからね。
サイトに行ってもらえれば解るんですが、一番古いので1883年から1999年までの写真が沢山載ってます。


これは1931年の新郎新婦の写真。
アールヌーヴォーの時代はもうちょい前なんですが、新婦の衣裳にはまだなんとなしにそんな気配が。

ドレス短いなぁおい。(,,゚Д゚)














これは1969年のドレス。


ドレス?なのか?
さらに短いなぁおい。(,,゚Д゚)

でもサイトにはミニドレスって書いてあるし、これもウエディングドレスなんですね。


まあ世間は活発な女性がブームだったみたいなんで、そういう流れも有りなんでしょうね。

こういう具合にウエディングドレスの歴史を写真やらイラスト付きで説明してはるので、英語解んなくても面白いですよー。興味あったら見てみてくださいね。







まあこんな具合に、新婦さんが着るドレスも時代時代で大きく違う訳でして。
やっぱ女性としたら、一生に一回であろう記念の日に、そこでしか着れない衣裳を着たい!って思うのは極々普通の事ですからね。
私みたいにアルバム作りながら写真とにらめっこしてる人間でも、衣裳が変わると新婦さんの表情まで変わるので、見てるだけでも楽しいもんです。


私は写真を撮影しに現場には行きませんので、あくまで撮影済みの写真を見てて感じる事なんですが、和装、特に私の好物の白無垢とか、色打掛でもカツラまで装着する本格的なやつになると、だいたい新婦さんの表情はそんなには派手ではなくて、こうなんというか、どちらかと言うと伏せ目がちで、ちょい緊張して遠慮してんのかな?てな感じが多いような気がしますが、それは挙式も神社式やらが多いのと、披露宴も最初に着る方を多く見るせいですかね?

まあでもその和装が終わって、ドレスに着替えて化粧も変えて、入場の時に笑顔だったりすると、まあ同じ人とは思えんほど正反対に見えて、そのギャップがまた良かったりします。

もしかしたら和装の時はわざとそういう自分を演出してはるのかもしれませんね。でもそういうのも大いにアリだと思います。( ・∀・)


女性は化けますからね。新郎さんも一回で二度美味しい感じでいいんじゃないかと思いますよ。どんどん着替えさせてあげてください。おねがいします。


ドレス関係の話題ついでに、今日は結婚写真でよくするデジタルの修正なんかの話をば。


まあさっきも書きましたが、ブライダルアルバムてのは大事な大事な結婚式の当日の写真を収めるわけでして、選ぶ写真にもそれぞれ厳しい基準が色々あります。
何せ一生の思い出になる物ですからね。ずーっと後で見て「これは・・」て思う事があると非常にマズイわけです。(・A・)

なので写ってると都合の悪いものや、あまり良くない物は抹消したり、修正したり結構色々するんですが、それの多いものを書いてみようかと思います。



● 新婦さんの美肌修正
まあ一番の晴れの日なので、お化粧も衣裳も気合い入りまくりなんですが、人間は常に動いてるのと、光の当たり方も一定ではないので、角度とかによっては顔に影が出来たり、髪の毛が少しかかってしまったり。
あとは前にも書きましたが、デジカメの高解像度の撮影で、肌の見えなくて良いとこまで写してしまった場合なんかに、より綺麗に滑らかに加工してしまいます。
まあ簡単に言うと、写真の上にさらにお化粧する感じですかね。
だって、綺麗な方がいいに決まってますからね。(´∀`)


● テーブルスナップの開眼修正
1卓につき、カメラマンは必ず数枚づつは撮影してくるんですが、やっぱり室内で、しかもストロボ焚きまくるので、思わず目をつむって しまうゲストの方は多くて当たり前。
で、6人のうち5人はいい表情してるのに、一人だけ目を つむってるとかもあります。
そういう時は「開眼修正」といいまして、まあ簡単に言うと目をつ むってる人の目を合成しちゃうわけです。
全員目を開けてて、全員良い表情の写真があることが 多いんですが、無い場合はこういう形で、完璧なテーブルスナップを作ります。(´∀`)


● 不要物消去
結婚式も披露宴も、二人だけでなく色んなスタッフが多数同会場で動き回っていたり、予想外の事が起きたりするもんです。
ケーキカットやキャンドルサービスなんかで、二人の表情も角度もバッチリ!これ以上は撮れないやろ・・と思った写真の片隅のほうに、介添えさんが写ってる・・とかありますが、これは介添えさんに申し訳ないんですが、二人の為に消えてもらいます。(´・ω・`)
あとはドレスのインナーが、階段をおりる時に少ーしだけ見えてしまったり、フラワーシャワーで花びらがどうしても一枚だけ邪魔だったり。という時もできるだけ二人の表情や雰囲気重視で写真を選びますので、その中でポイントを絞って削除しちゃいます。

この他にも、もうこんなとこには書ききれないくらいの事やってるんですが、キリも果てしもなくなるのでこんなもんで。

ま、でも作業した本人でないと、修正や合成てのは絶対にわかりません。
というより、腕の良いカメラマン多いので、全く何もしない方がはるかに多いんですけどね。
 
カメラマンはカメラマンで、完璧な写真を収めようと努力してきますし、私達みたいな制作者はその綺麗な写真をさらに輪をかけて綺麗にしようと努力して、それで最終的に一冊できるわけです。


まあ、そんな見て解るほどの合成や修正なんてしたら、まずカメラマンに失礼なんで。そのへんも難しいとこです。
「せっかく綺麗に撮ってるのに、いじくりまわすんじゃねぇぞゴルァ(#゚Д゚)」って怒られますからね。


ま、こうやってまた今日も仕事が続いていくわけです。はい。
でも、やっぱカメラマンに何言われようと、新婦さんは綺麗がイイ!に決まってるじゃないですか。ねえ。新郎もカコイイ!がいいに決まってますし。( ・∀・)

と今日もカメラマンに色々言われてもあまり気にしない私でした。


はいはい。作業しますしますよー (´・ω・`)

ではでは、また。

0 件のコメント:

コメントを投稿