2011年5月23日月曜日

MANGA PLATE


おい、なんか見とるで。

ほんまやほんまや。なんやあのごっついのは。
なんかくわえとるで。



どうも皆様こんばんわ。


先日の日曜日は一日うっとおしい雨でございましたけども、皆様はいかがお過ごしでしょうか。


別に花粉症でもないし、花粉症の時期ももうそろそろ終わりだと言うのに、朝からずーっとくしゃみが止まらないNAWOでございます。



先日は記事にも書いておりました、

Rico y Ricoの背景画像をダウンロードできるページ

も作成を終えて、少しホっとしておる次第でございますけども。



5月の背景画像のお題としてございましたのは、

「ポピー」

だったんですけどもね。


最終的に現在Rico y Ricoの背景になってます物にケテーイしまして使用しておりますけども、それにいたるまでにはもちろんボツになったものもございまして。


まあ簡単に一言で言いますと、

「作ってみた時は綺麗だと思ったのだが、実際に背景にしてみると思った以上に目立ちすぎてコンテンツがお亡くなりになってしまう」

等などの理由で使わなかった。という事なんですけどもね。


いやいや、やはりパターン単体で作ってます時は、その作成に夢中になってますのでね。

コンテンツとの相性とかってのはちとおざなりになってしまっておりましたけども。


まあでも折角作ったのに、このままゴミ箱行きも何か勿体ないのではないのか??という、とても暖かいご意見の元に、こうして壁紙としてとりあえず配布する事に相成りました。



ま、アルバムの背景とかでもそうなんですけどもね。その場その場で一番目立ってもらわないと困るものってのがございますので。

今回のRico y Ricoのページであれば、メインのコンテンツ。特に作家さんの「アーティストページ」

アルバムであれば、やっぱり写真がメイン。という事になるんですが。


昔からそうなんですけども・・というか私も同じかもしれませんけども、写真メインのホームページだとかアルバムだとかってのは、とっても

「白か黒」

のベースであることが多いんですよね。


今のようにデジタルの写真集だとかが出てくる前は、分厚い台紙に紙焼きのプリント写真をペタペタ貼って、その上から写真の穴の開いたマスクを被せてはい!出来上がり!的な

「アナログ台紙アルバム」

も同じなんですけども。


仕事で色々写真を触っておりますと、なんで白とか黒だけになるのかもよくわかりますです。

周りに無駄が無くって、一番見せたい写真が映えるから。



今回のRico y Ricoのバックもそうなんですけども、

例えばこの縦縞のパターン。


単体では結構綺麗なんで、私個人としては結構お気に入りだったのですが。


でも実際に背景にしてしまいますと、この縦の縞々がもうめちゃくちゃ邪魔でしてね(汗)


WEBページって基本縦と横の仮想線で区切られてるような感じなので、その仮想線を乱す効果が抜群に感じられたのでございます。


人って自分が予測してる線とか面を乱されると、見ててだんだんイライラしてくるんですよねえ。

まあイライラするってのは言いすぎかもしれませんけど、見難いのは見難い。


なので最終的にはこちらのような、

あまり縦横のラインを感じさせないようなパターンに落ち着いた。という事なんですけども。





何かを制作するときにですね。よく言われますのは

「それが存在することに意味があるのか無いのか」

という事を聞きますが。


何かデザインされる方とかだといつもそれと向き合ってると思うんですけどもね。


例えば線だとか面だとか。あとは飾り、色、全部なんでしょうけども。


究極に必要なのか必要じゃないのか。というのを突き詰めてしまいますと、先ほど言ったような白か黒のバックに対象物1枚だけ。という事になってしまうと思うんですが。


だがしかしそれだけでは確かにコンテンツは一番映えるかもしれませんけども、いかんせん他への広がりは皆無だったりして。

シンプルで綺麗で、一番説得力はあるかもしれませんけども、それ意外の要素・・例えば少し遊びの部分だったりとか、そこからの広がりだとか、楽しみだとかってのが無くなっていったりして。


うーん。考え出すと複雑怪奇になっていってしまうのですけどもね。



デザインを長くやってらっしゃる方々と私もお会いする事も多くて、色々勉強させて頂く事もありますけども。


色んな人を見てまして共通してますのは

「引き算の製作」

という事が共通にあるのですけども。


何かを製作した場合に、その配置されてる要素の中で、全てにおいて意味がキチンとあるのかどうか。という事だと思うんですが。


確かにそれは大事なのは100も承知なんですけどもね。


ですけども最近自分的には、「なんとなく」な感じで無駄が有るってのも良いんじゃないのか?とか思ったりしております。


「何となく綺麗に思うからこれを入れたい」

「何となくフィーリングに合わないからこれを削除したい」


まあ多分私のこの仕事を教えて頂いた先輩方が聞くと激昂しそうな言葉ではあるのですが(汗)

ですけどもその

「何となく」

って部分に、もしかして一番肝心な何かってのが隠されてるような気がしてなりませぬ。



何かを作ったりした時に、それをどういう形で見るにしても、見た人は何らかの反応をしてくれると思うんですが、

それは決して理由なんて無く、おそらく


「なんとなく気になったから見てみた」


だとか


「なんとなく綺麗だから目にとまった」


だと思うんですよね。

そこには理由とか理屈なんてもんはこれっぽっちも存在しない訳で。


まあそれを数学的にだとか論理的に導き出す事が出来るようにってのが、色んな学校だとか専門学校だとかで教えてくれる事なんでしょうけども。

その延長が、デザインの諸先輩方が言ってらっしゃる「全てに理由のあるデザイン」だと言う事も重々承知なんですけども。


でも私はですね、そういう「人のなんとなく・・な気持ち」という所に、これまたなんとなく可能性を感じております今日このごろです。



外国の、特に欧米諸国の方とお話してますとね、

『日本人というのは、どうも白か黒かをはっきりさせない」

とかってぶっちゃけ話も聞いたりするんですけども。


それも「なんとなく・・」なニュアンスを感じる事が出来る民族性だからなのか?とか思ったりするんですよね。


というか「なんとなく」なんて言葉が、外国にあるのかどうか知りませんけども。でも白でも黒でも無く、なんとなくどっちでも無い感じ。

そういうふわーっとした所に、私の探してるパーツの一個はあるんじゃないのかな?

なーんて思ったりしつつ、今日も仕事しておりますです。はい。



ま!小難しいこたあこんなもんにしといてですな。

今日はですね、京都工芸繊維大学のツタイミカさんと言う方がいらっしゃいまして、その方が卒業製作で作られた

「マンガプレート」

てのが個人的にドツボにはまったのでご紹介させて頂こうかと。


何はともあれそのマンガプレートをご覧あれ。







まさに発想の勝利。

私的には二枚目の「ぎゃあああああああ」が楳図かずお先生を彷彿させて良いです。

なにげに焼き魚が残酷だ。


料理や器は目でも楽しむものだ。とかよく聞きますけども、こういう楽しみ方ってのも大いに良いのではと思うわけです。

実際に実用的かどうこうなんてコマケーコタアイインダヨ。


漫画の国ですからね。コース料理とかでこんなプレートで、思わず続きが読みたくなるような皿の使い方とかしたら面白そうです。

料理よりもその皿目当てにお客様来たりしてね♪


ちなみにそのツタイミカさんのホームページはコチラ

でもってそのプレート作品が掲載されてますのはコチラ


興味のございます方はどうぞ行ってらっしゃいませ。。


というわけで、今日はこの辺で。

とてもムシムシした日が続くようですけども、皆様も体調にはおきをつけてくださいませ。


ではではまた明日。

ごきげんよろしゅう〜



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