2010年10月25日月曜日

写真も撮影もオープンソースですねわかります。

LIGHTROOM 3


どもども。

みなさんこんばんわでございます。



今日から世間様は平日に戻り、またいつもの風景が戻ってきましたですね。


電車も道路も、良い具合に混み合っておりまして。


なかなかに朝の通勤もすがすがしく・・・・とはいかないような朝でございますけども。

すがすがしく行くのは、相変わらずポケモンの通信だけなのね・・・


と、さすがに満員電車でしたのでゲームはしてませんけども、DSの電源は通勤時にいつもONな私です。



昨日の日曜日はですね、私はあいかわらずお仕事三昧ではありましたけども。

朝から雨が降ったり止んだりの微妙な天気でございまして。

もう薄手の長袖のTシャツだけだと寒くなってきましたね。



朝一番にコンビニに缶コーヒーを買いに行ったときにあまりにも肌寒いのを実感した次第です。




そんなわけで、とうとう今シーズン初めての暖房器具として、コタツさんが電源ONになった記念すべき日なのですけども。

買い物に行って、少し冷たくなった手足をぬくたいコタツさんで暖めながら、ふと部屋の奥を見ますとですね、いまだに扇風機さんもいらっしゃるじゃありませんか。



ああ、日頃の不精がもろにこういうところに出るのね・・・・

と、自分自身にちょいとブツブツ言いながらも、全くいまだに扇風機さんを片付けようともしない、ある意味すごく生活感の無い環境の自宅になりつつありますNAWOです。




少し前なのですけども、いつもお世話になっています、とある写真館さんで、ブライダルのスナップ写真のデジタルのワークフローについての勉強会がございまして。


私はご存知のように、カメラマンではございませんので、撮影技法云々という方面には、直接的には関係は無いのですけども。



ですけどもいつもカメラマンの方々が、どのような考えで、どういうふうに使って欲しくて写真を撮影してるのか?という事に関しては、おそらく他のカメラマンよりも数倍詳しく知っておかなくてはならないというのも自覚しておりますので、伺わせていただいて、色々お話を聞いてたんですけども。


その勉強会といいますのは、同じ京都でブライダルのスナップのお仕事をされてます著名なカメラマンの方に来ていただいて、実際にどんな風に撮影してるのか。

とか、

デジタルで撮影された写真たちを、どのように扱い、商品化していくのか。

という内容だったのですけどもね。



私の会社の人間も、

まあビデオ部の面々もそないに直接は関係してはいませんけども、動画と静止画という違いはあれど、最近は一眼ムービーの進出の事もあり、他人事ではございませんので。


その方が同じ現場で、どのように画角ですとか、アングルですとかを決めるのか・・・・・みたいなものには実に興味があるようでしてね。

6人しか居ない会社ですのに、そのうち5人も参加させていただきまして。

まあ大所帯ですいません・・・という感じなのですけどもね。



お昼の1時から開始とのことで、どれくらいするのかな・・・と思ってましたら、案外白熱しまして。

気が付くと、夕方の5時を回っていたり。

そんな長い時間聞いてたようにも思わなかったんですけどもね。



ですけども、まあその講師の方のお話はいろいろ勉強になりまして。

機材ですとか、ワークフローももちろん勉強にはなるんですけどもね。


それよりも、ブライダルのスナップを撮影するっていう、本来重労働であるはずの仕事に対しての、モチベーションの持ち続け方ですとか。


その講師の方本人が現場に行って撮影されてますので、そういう面で色々赤裸々に語っていただいたおかげで、色々初めて知ったこともあったりしましたねえ。




機材に関しましても、当然デジタル一眼レフですので、それとセットでMACのノートと、フォトショップやらの一連のアプリケーションもセットなんですけども。

CMフォトのほうを前はメインでされてらっしゃったようでして、ホワイトバランスですとか、人物の肌色の調整の仕方やなんかは、その方面でよく使うワークフローだったりしたので、なるほどなあ・・・と思ったりしましてね。



いまやまあ当たり前なのですけども、写真データは全てRAWデータで撮影して、アドビのLIGHTROOMである程度それぞれの現場の色にあわせた補正のデータを作っておいて、そこにデータを放り込んでいくだけである程度の仕上がった写真になっていく・・・とか。


RAWデータでの写真データの保管となりますと、どうしても1枚1枚のデータ量が大幅に増加しますので、それについての保管の仕方ですとか。



スタジオでの撮影写真ではなくて、あくまでスナップですのでね。撮影枚数は性格に何枚撮影されてるかは聞きませんでしたけども、少なくとも数百枚以上は撮影してるはずですので。

実際その講習のときに試験的に撮影した枚数で100枚ちょいで、その枚数で容量が1.5GBほどになりますのでね。

まあ相当な量を、バックアップも含めて管理しなくちゃいけないというのは、本当に私も人事ではないことでありましたので、結構真剣に聞き入っておりました。




でもって、その試験的に式場さんの中を歩き回って、色々撮影していただいたのですけども。

そのときに、ちょいと色々考えさせられることがありましてね。



私はこのブライダルの業界はそんなにベテランってほどの年数も居ませんけども、ですけども昔から一般の広告ですとか、卒業アルバムやなんかのスクールフォトには接する機会が多くてですね。

そのたんびに、色んな写真館の方々ですとか、カメラマンの方々にいろんな話を聞くこともあったのですけども。


「ああ、この人は本当にすごい写真を撮るのだなあ」


と思う人はそのときから本当に沢山いらっしゃったんですけどもね。



でもそのときはスチールってと、フィルムやリバーサル全盛期でしてね。


もちろん、中盤カメラとかでの撮影も多かったので、露出ですとか、シャッタースピードですとか、色んなデータ的なものはあったのはあったのですけども。

ですけども、そのときはカメラマンの「見えないものを見る力」みたいなものが、撮影現場を支配してるみたいな空気がありましてね。

シャッターを押す、その人だけが、カメラっていうブラックボックスの中でどんな絵が残されているのか把握してる・・・・ていうような感じがありましたです。



まあそんな空気を知ってか知らずか、CM写真の撮影とかでも、物によってはすさまじく人格の変わる人も居ましたねえ。


日頃は普通のほんわかしたおっちゃんなのに、撮影となるといきなり鬼軍曹になるような。




まあそんな二重人格の話はどうでもいいんですけども。


なんでそんな話するのかっていいますとね、まあそれが当たり前だって言えば当たり前なんですけども。

この前の講師の方の撮ってる様子や、お話されてたことを聞きながら、ひとつそうなんだなあ・・・と思うことが、

「全ての撮影は、数値としてデータが残る」

という事なんですね。



おとといくらいに、私のブログのお友達のはねなしさんもコメントで

「写真のEXIFデータをよくみる」

とおっしゃってますよに。


といいますよりも、そのEXIFデータとは何ぞや?ということなんですけどもね。

まあ簡単に言いますと、撮影したときの状況を全て記録してある「タグ」みたいなもんです。


撮影時刻、露出、シャッタースピード、フラッシュの有無・・・・と、ありとあらゆる情報がそこに記録されてるので、

はねなしさんのようにそれを見ることで、普段カメラを使ってる人であれば、その様子が手にとるように分かるってことですね。



なので、たとえば全くの赤の他人が撮影した写真で、すごい上手に取れてる写真があったとしますと、それが生データである限り、そのEXIFデータを見ることで、殆どの撮影状況が誰にでも把握できる。。。。


そういう事もあることから、EXIFというのは一般ではあまり知られてませんけども、重要なものだったりします。


はねなしさんも、同じく私のブログのお友達のShibazoさんという方のブログの写真のEXIFを、良いなあと思ったものは片っ端から見てるという風におっしゃってましたけども。




でもって、その話が今回の話とどういうふにつながるのか?という事なんですけども。


今回の講習でも、館内を撮影しながら回っていますときに、本当にほんの十秒くらいの間で、

ホワイトバランスを取って、露出を決定もしくは補正し、光の回り方を考えつつ、カメラ本体の撮影モードを変更し、それでいてモデルさんに優しく声をかけながら誘導する・・・・

という、まあ端から見てますとどんだけマルチやねん。というような事を平然とやってましたけども。



で、何度も言ってましたのが、

「撮影条件のデータ収集」

というのをおっしゃってまして。


その方はもちろんこの世の中に一人しかおりませんので、いくらその人に写真を撮ってほしくても、他の場所に撮影に行ってしまうと撮れないわけですけども。

そうやってほぼ完璧にデータを収集することで、すさまじく光の色も量も変化する式場内で、ほぼ同じようなカットを、他の人でも収めることができる・・・・と。


個人で活躍してるカメラマンの、皆が一度は悩むところなのですけども、それもデジタルだから可能なのだと言ってましたですね。


昔だと、そのブラックボックスな機械のおかげもあって、カメラマンの技術であるとかテクニックといいますのは、それが高度であればあるほど、神絡化されるほどのものがあったときもありましたけども。

というか今でもそういう人おりますけどもね。


しかしながら今では、全てが数値化できるカメラの特性上、その数値さえ把握してしまえば、スキルの上下をあまり気にせずに、同じように撮影することが可能なのだと。



前々から何回か言ってましたけども、昨日デジタル一眼を購入した人が、次の日にプロもびっくりするような写真を撮影してたり。

それに似たような感覚を少し覚えましたね。



まあでも、どれだけ数値が把握できていたとしても、画面を切り抜くセンスだとか、すさまじいまでに現状を把握する能力だとかというのはそれぞれ違いますので。

ですのでそうそう簡単に、コピーロボットのようには行かないと思いますけどもね。




いまや世間はオープンソース全盛の時代でして。

プログラムにしてもなんにしても、「中央集権」の時代から、「全員で共有」が良しとされ、もてはやされる時代ですけども。


こうやってインターネットしてるブラウザのFirefoxだって、ソースが開示されて、どんな人でも開発に携われるという一面を持っているからこそ、これだけのシェアがあると思いますし。

本当にいろんなとこで情報を共有するという方向にいってますけどもね。



カメラもデジタルになってからは、そういう考え方がメインなんだなあと。

それが良いのか悪いのか、そんな事は私には全然わかりませんけどもね。


ですけども、今までは一部のプロのカメラマンでしか到達できなかった領域も、こうやってオープンソースにすることで色んな人が享受にあやかれるのは、素直に良いことなのだと思うべきなんでしょうね。


いやいや、その講師の方がデジタルのせいで上手って言うんじゃなくですね。

その方はデジタルだろうがアナログだろうが、もちろん写真は別格なのですけどもね。


ですけども、その撮影してる情報を、自分だけのものにせずに、他人と共有するってのは、簡単なようで、写真でご飯を食べてる人からすると、度胸もいるのではないかなあと思うわけです。


たとえば、老舗の鰻屋さんで、先祖代々受け継いでる秘伝のタレのレシピを、店頭に作り方を書いて張り出してるようなもんですからね。

・・・・それは言いすぎか



まあでも、そういう思いが必ずあるはずなのに、それを逆に共有することで次のステップに進もうとする、その意欲がすごいなあと思ったわけなんです。


私が昔見ました、鬼軍曹みたいなカメラマンには、多分絶対真似できないだろうなあって思ったりしますのでね。



一言で言うと、PCだけじゃなくて、カメラに関しても、特殊技能が必要という意識ではなくなってきているという事でしょうか。


技能や技術や知識の面を、どんどん機械が勝手にやってくれるようになっていったとしまして。

最後に残ってしまうもの・・・・機械が絶対に真似のできないものっていったら何でしょうね。


多分センスですとか、考え方とか、そういうもんなんでしょうけどね

もっと簡単に言うと、個性ですかね。

機械に個性があったら困りますのでね(汗)まあたまにアメリカ製の古いバイクですとか、イタリア製の車とか機械でそういうのはありますけどもね。



でもそういうノウハウを譲ることに対してナーバスにならないのは、実は自分のセンスや脳内にあるものの中に、絶対の自信があるからなんですけどもね。


そういう自信が、写真を撮影してほしい、新郎新婦さんに伝わっていくのかもしれませんね。



その講師の方も、超忙しいようですけどもね。この前はそんなお忙しい中、ありがとうございました。




そんな私の仕事も、そのうちオープンが主流になっていくのかもしれませんけども。

そういうときに、ニコニコしながら出し惜しみせずに開示できるような万全の自信を、もっと鍛えなきゃなりませんね。



もっと個性的なものや、美しいものを見なくては。

でもって、自分のセンスも曇らないようにしなきゃだめですねー。



また時間見つけて、いろんな絵画展に足を運んだりしましょうかねえ。

問題はその時間の確保ですけどもね・・・




そんなわけで、今日は少し真面目に、オープンソースのお話でした。



私くらいの仕事できる人なんて、それこそおり星の数ほどおりますのでね。そんな私の持ってます技術なんて、大したこたあありませんけども。

でも私のその技術が他人経由であったとしても、それで人が喜んでくれるなら嬉しいかなあと。

そんな風に思えるわけです。



そんなわけで、私もそろそろ仕事にもどりましょかね。



みなさまも週明けの月曜ですけども、頑張ってくださいねー

ではでは♪アディオスでございますー


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