2010年9月29日水曜日

こっちこい!の意味ではありません。

綾鷹 KAMON ジェネレータ


どうもみなさんこんばんわ。



今日もお仕事がちょい押し気味で、ほんのり手に汗握りながら、この汗ばんだ手でおにぎりを握ると、塩がいらないんじゃないのかな?なんて意味不明な事を考えながらこうやって記事を更新してたりしてますNAWOです。



そんなおにぎり絶対食えないですね。そうですね。すいません。

自分で想像してすごく美味しくなさそうだと実感しました。嫌すぎる。



今日も朝からいつものよに通勤電車でポケモンのすれ違い通信絶好調で出て来てるわけなんですけどね。

仕事場に来てしまいますとなかなかこれが、まあ最近見事なまでに仕事に追われる日々でして。


でも基本的に私貧乏性ですのでね。

追われるくらいに仕事がありませんとちょい寂しくなって不安になったりしますのでね。忙しすぎてシロクマばかり食べてるくらいの生活が結構自分ではよかったりするのですけども。


というかブライダルの一番急がしいシーズンに入ってきてますのでね。

今忙しくしとかなきゃ、いつお仕事するねん?て事もあったりするんですけどねー。



ですがまあなかなかこう忙しいとですね、ツイッターでブツブツ言うこともできませんでして。

私のブログの中にも、一応ツイッターのつぶやき再生するプラグインを入れてはいるのですけどね、最近あまりにも呟かないもので、この前は

「No Tweet」

て表示されてたりして、ちょい焦りましたけどね。

なによ、このプラグイン、怒ってるん?て一人でブツブツ言ってました。

あわててそんときに色々呟いてみたりもしたんですけど。でも今日もまた呟けず。
むむむ。。またちょい頑張らなければ。。




でもって、上の画像はですね、コカコーラさんの販売されてるお茶で、「綾鷹」てのがあるんですけどね。

そのサイトの中にある、「家紋ジェネレータ」でございます。


ま、このサイトさん自体は結構前から有りまして、知ってる人もぎょうさん居ると思うんですけどね。

使い方は氏名と生年月日を入力するだけで、その人の家紋を作成してくれるってもんでございます。


で、私の本名と生年月日で作成してみた家紋がコレ。

【笹竹】 笹竹紋のあなたはとにかく真っ直ぐな心の持ち主。周りの変化に流されることもなく、ひたすら目的を果たす能力があります。仕事もプライベートも安定した地 盤さえあれば、予想以上の能力を発揮するはずです。多少、熱しやすく冷めやすいのが難点ですが、曲がることなくそのまま、真っ直ぐ進んでください。


ま、当たってるのか当たってないのかはよくわからない振りしときますけどね。

昨日は白ネクタイの記事の中で、作成してたアルバムの新郎新婦さんのうちの新郎さんがカナダの人ってことで。

紋付袴を着るときに、家紋はどうやって決めてるのん?

ということに疑問を持ってしまったりしてたんですけどね。


まあその件につきましては全開の記事でも見て頂ければいいとして。

でも皆さんは自分の家紋って、どこまで知ってはりますでしょうかね?



家紋って、まあ現代生活では殆ど使う事もありませんし、実際知ってなくても何も困るもんじゃあないんですけどね。

それが必要になるタイミングと言えば、前回の記事のよな、「婚礼」ですとか、あるいは「葬祭」の時に必要になるくらいなんですけどもね。


私もちょい前に、婚礼だけじゃなくて、葬祭のお仕事もやっていた時期もありまして。


で、婚礼で写真というと、結構普通に

「ああ、スナップ写真とか、集合写真とかアルバムとかね」

てすぐに解るんですけどもね。

でも葬祭での写真やパソコンの業務って、そんなに多分一般の人には馴染みがないと思うんですよね。

実際、葬祭のどんな仕事の、どんな場面でパソコンですとか、画像の修正や合成ってのが役にたつのか?って。

普通ならそう思って当たり前だと思うんです。


スナップ写真については、お葬式の時に一眼レフ抱えて、婚礼と同じ様にお焼香とか、出棺とかを記録として撮影するカメラマンが居るってだけなんで、まあ婚礼とそんなに変わらない感じですけどね。

じゃあ、撮影以外のとこで、パソコン使って何をやるんですか?となるんですけども。

それは「遺影写真」だったりしますです。



中には高齢のお祝いにと、写真館さんとかのスタジオで立派な写真を撮影されてる方もいらっしゃるのですけども、大概はその前に旅行に行ったときのスナップ写真とか、そういうので表情の良い写真を持参されますので、

それで大きな四つ切り(254mm×305mm)とかに、バストアップの状態まで引き延ばして、一枚の肖像写真にするってな具合です。


まあ、大きくても持ち込まれたL版(89mm×127mm)の中に写っている、大豆くらいの大きさの顔写真を、なるべく綺麗に、時にはその数十倍から数百倍まで引き延ばして、肖像写真を作るのですけどね。

ある意味、その人の最後の写真になりますので、すさまじく綺麗であり、それでいて本人と確認出来る物で、なおかつ印象に残るもの。と、求められるレベルは非常に高いです。



まあ、今回はその肖像写真の話では無いので、その詳細はまた今度と言うことにするんですけども。

で、なんでトップに家紋なん?てのは、その肖像写真を作成するときに、まあ普通のスナップ写真から、本人様だけを切り抜いて、バックの綺麗な画像に合成するんですけどね。

ですけども、その合成時に、写真内で着用してます服装が派手すぎるとか、けっこう乱れているとかで、首から下の洋服の部分を「差し替え」する事が多いのです。

男性なら紋付、女性でしたら黒の留袖に。

で、当然、和服にはそれぞれ家紋てのが存在しましてですね。

家紋も当然、その服装の写真に合成するわけなんですけども。



その写真の発注の場合には、写真の合成の指示や、着せ替えの種類などの他に、家紋を指示する箇所がありまして。そこに

「丸に立面寫(たちおもだか」

とか

「五三の桐(きり)」

とかいうふうに、家紋の名前で指示が書いてあるんですね。


まあこれがまた読めない漢字が超多くてですね。

桜とか、瓜とかは全然読めるのでいいんですけども。

たとえば、車前草とか。片喰とか。

わたしは、車前草は最初、「しゃぜんそう」とか言ってましたし、片喰はそのまんま「かたくい」とか言ってましたかね。お恥ずかしい。

車前草は「おおばこ」、片喰は「かたばみ」と読みますけども。

漢字検定やってるわけじゃないのでそれはいいんですけどね。



でもその家紋の名前から、該当する家紋の文様をどっかから用意しなくちゃならないわけなんですが、その時に家紋辞書として超多用してましたのが、


この「平安紋鑑」でございます。

色んな大きさの本が出てるんですけども、おそらくよっぽど特殊な家紋では無い限り、こちらに掲載されてない紋はありません。


「家紋の図鑑」だけあって、五十音別、植物の種類別や、色んな方法で検索できるようになってるんですけどね。



中身はこんなんです。

もうですね、色んなありとあらゆる家紋が何百ページにもわたって掲載されてまして。

こん中から目的の家紋を探し出して、素材として使ったりするんですね。

まあ、興味の全く無い人とかだと、ただ単に家紋がぎょうさんの載ってる本なんですけどね。



私は何かとこういう図鑑の類いが大好きでして。


葬祭の仕事やり始めたころは、この平安紋鑑を見るのに超はまってしまいましてね。

通勤電車の中から、寝る前の枕元まで、ずーーっと持ち歩いてニヤニヤしながら眺めておったりした訳です。はい。


その楽しむ理由がよくわからん。変態か?という方もいらっしゃるでしょうそうでしょう。

正直自分でもちょいおかしいかなとか思いましたけどね。


だって、電車に乗って、大概の人は雑誌ですとか、新聞ですとか、まあよくて文庫本だとかだと思うんですけどね。

それが鞄から取り出してみてるのが、なんや物々しい、家紋の図鑑ていうのは、周りの人から見てたらさぞおかしい人だったんだろうなと思います。



ですけどね。これだけ沢山家紋が掲載されてますと、ちょっと見た事ないような家紋ですとか、どういう理屈で作ったのか理解に苦しむもんとかもありまして。



たとえばこれとか。

パッと見て、これ何が書いてあるかわかります?

紋の名前は「後向き番い兎」

うさぎさんの後ろ姿なんですね。

あ、ちなみに「番い」というのは、「つがい」と読みます。



もひとつこれも。

そうです。桃屋のラー油じゃないですけど、「桃」です。

家紋て植物モチーフが一番多いんですけどね。でも「桃」っていうのは見た事も聞いたこともありません。

というか昔話の桃太郎の桃にそっくしやん。



もうひとつ。

もうね、ここまでくると、古代人が書いたUFO?くらいの感じなんですけどね。

さっぱりモチーフわかりません。

これは「蹴鞠」

まあ道具を家紋にしてある物もあるのはあるんですけどね。多くは職人さんが使ってた道具や、一般庶民が生活の中で使っていた物が大半なので。

昔ながらの家紋でこういう遊びの部分の家紋がある事自体が驚きです。



一番上の家紋ジェネレータは、現代のデザイナーの方がオリジナルで作られた、いわば現代の家紋なんですけども。

この三つはちゃんと平安紋鑑にも載ってる、昔ながらの歴史ある家紋という事でして。

こんなのがあるので、通勤電車で読んでても面白いんですよこれが。



もちろん、変わった家紋の中でも風流なのもありますよ。

「香包に梅」

香包てのは、簡単に言うとお香を入れとく匂い袋ですかね。

家紋ていうのは、シンメトリーや、何かの法則に基づいて図案化されてるのが殆どなんですけども。

でもこの紋は全くそういうのがありませんでして。まるで絵みたいになってるのと、匂い袋に梅をあしらうなんて、まあなんて粋なんでしょと。



ちなみにこの平安紋鑑は昭和11年に初版が販売されてまして、現在でも改訂版として、綺麗な織物の装丁で販売されてます。

ちなみにB5版の200ページくらいのやつで6300円、もうすこしちっちゃいB6のやつは3150円で売ってます。以外と安いでしょ?


でも普通の大垣○店さんとかではまず売ってませんよ。


欲しいなーて思う方でしたら「平安紋鑑」てのでGoogle先生に聞いていただけたら、セブンイレブンでも、楽天でも好きなとこで購入できます。



というか、これを発行してるのが、京都紋章工芸協同組合ってとこなんですけどね。

私の勤務先から、歩いて10分くらいのとこだったりします。ごっつ近所。

ま、このあたりは昔は呉服屋さんだらけでしたからね。というか今でもそうか。

西陣の兼ね合いもあったりとかで、こういう家紋の保存に力を入れてるという事でしょうね。



ちなみに海外のバッグの有名なブランドで、ルイヴィトンという超有名すぎてあちこちでバッタ物が売られるようなブランドがありますけども。

そこのモノグラムという柄のモチーフは日本の家紋から閃いたと言われてたりするのはあまりにも有名なんで誰でも知ってますかそうですか。



ま、皆さんも冠婚葬祭にかかわらず、一回実家に

「うちの家紋て、どんなん?」

て聞いてみれば、面白くて幸せになれるかもしれませんね。



てなわけで今日は葬祭業務時代を思い出しつつ、家紋のお話でした。

てなわけでお仕事に復帰いたします。再起動再起動っと。


なんか私の周りでは超絶風邪が大流行してますので、皆様もお気をつけてくださいねー

多少暑くても私のようにお腹丸出しで寝ないように。

ではではごきげんよー

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2 件のコメント:

  1. わたくしの生まれの家紋は
    梅鉢ですの。
    お百姓さんの家紋だそうです。
    では、失礼~

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  2. >chiicoさん

    梅鉢は結構多い家紋すね。

    でもお百姓さんとは限りませんですよ。

    私的には蝶の絡んだ家紋が大好きです。

    これも結構多いんですけどね。綺麗ですよー

    私はシロクマなので家紋は無いんです。

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