2010年8月24日火曜日

キンキンと一生のお願い返し



どうもみなさんこんにちわー


なんで今日もこないに暑いんでしょ。

でもって、なんでパソコンてこないに暑くなるんでしょ。

でもって、なんでエアコンはこないに効きが悪いんでしょ。



近所のコンビニでいつものようにシロクマを買って、珍しくその場で食べずに持って帰って食べようとしたら、たかが5分かそこらなのにもうドロドロに溶けてしまって。

汗かいても重たい荷物持ってても何にも思わない私ですが、シロクマが溶けてしまうのだけは許せない。何が何でも許せない。



絶対にこの暑さ、呪ってやる。チクショーーーーー!




まあそんなテンションの上げ方は体に悪いのでそんなもんにしときまして。

でもあまりに暑いので、トップの写真はウインターウエディングイメージで。

冬に見ると寒気のするような写真ですけども、これで少しは涼が取れるかな・・・・・・・・

外は一面銀世界で寒々しくても、2人の心はホットだぜ!

て、結局熱いんやん・・・




話しは変わりまして。


おとといの日曜は以前から記事でも書いておりましたけども、私の勤務先がお仕事をさせていただいております某会場さんのブライダルフェアがありまして。


昨日はそのフェアに行っておりましたスタッフとその結果やらお客様の反応やなんかを話していたのですけども、結果としてはまずまずだったようでして。

接客にあたったスタッフは、相当疲れが溜まっていたようですけども、その分の収穫はそれなりにあったようなので、お留守番していました私としましてもヨカッタヨカッタと胸を撫で下ろしておりましたです。


海外のフェアのブース、当社とは関係ナッシングトゥードゥー

あの猛暑の中で、上下黒スーツでネクタイ締めて、

室内といえども来られるお客様に一人一人商品説明をして、接客をするのは、本当に本当に大変だと思うわけでして。



本当にそのスタッフの方々に感謝しておりますわけです。

あの暑さの中、本当にご苦労様でした。



で、ブライダルフェアと言いましても、色んな形態のフェアがありましてですね。


模擬披露宴や、ドレスの試着会、ブーケの展示などをメインに、一般のお客様を対象に、その会場や内容や特徴をアピールするために行うフェアと、

既にその会場で挙式や披露宴をされるのが決まっているお客様相手に、具体的にプランに基づいて商品の提案から、購入までをオススメするフェアと、

おおまかに分けて二種類あると思うのですが。


日曜にありましたのは、その後者のほうのフェアでして、既にその会場さんで挙式や披露宴を行うことが決まっているお2人のためのフェアだったわけです。



なので具体的な商品の提案や、お客様の要望なんかも直に聞くことが出来る、貴重な場だったわけなのですけども。

もう既に挙式/披露宴をすることが決まっていますので、かなりつっこんだ内容のお話をさせていただくことになるわけです。


そんなお客様とのお話しの中でも、何かと面白いのもありましたようで。
そんな中からちょいとお話を。




すごく無言な新婦さんと、すごく積極的に選ぼうとする新郎さん。

種類が私の会社のものも含め、かなりの多くの種類の有る中、全ての種類のアルバムの内容や、デザインコンセプトなどを1から細かく聞いた上で、

懐かしいにも程がある。
はい、これ消えたー

と昔某TVでありました、なるほどサWORLDのキンキンばりに、消去法でアルバムを選んでいきます。

ああ、また懐かしいネタを・・・

まあそれはおいといて。


種類にして、販売してるアルバムは私の会社のも含めて10以上の種類があったりしますので、それを1から説明していくのは相当時間もかかったようなのですが、

その新郎さんも一生懸命に選ぼうとしていますので、接客のスタッフも時間をかけて説明していったらしいです。


そして最終的にB5、25cmスクエアともう一つの三種類まで絞りこんで、そこから油汗を流す如く、うんうん悩む新郎さん。

真剣に悩んでいるので、待つしかありません。

でもなかなか決まらない様子。


で、新婦はというと、延々消去法や、考え抜いて悩んでいる新郎を尻目に、無言で最初っから見ている場所が一定でして。

それまでは新郎さんとお話していましたが、無言の新婦さんに、

「新婦さんはどんなアルバムがお好みですか?」

と聞いたところ、

「いや、私は最初っからこれに決めてますので。」

ときっぱり。


相当長い時間、新郎さんが油汗だらだらたらしながら悩んでいたアルバムも、あっけなく新婦の第一希望のA4アルバムに決まってしまいましたとさ。

さんざん新郎さんが選んでたのと、全然違うやん。


最後の新郎さんの

「エエエエエエエエエエエエ・・・・・・・・・・・」の叫びが印象的でした。





もうひと組の方々は、新婦さんがちょい変わった方で積極的。

新郎さんがよくあるパターンなのですが、「まあ君の好きにすればいいさフフン」的に、ちょい引いてやり取りを見てるよなそんなお2人。


お話では、新婦さんがキリシタンの方のようでして、挙式はその会場ではなく、外の教会で行われるようなのですが。

ですけども披露宴は近しい家族や親族だけで、アットホームにこじんまりやりたい。

写真に関しては、外の教会でする挙式の様子も、出張料がかかってでもアルバムに入れ込みたい、というのがご希望の様子。


ですけども披露宴自体はそんなに規模も大きくないので、撮影カット数とアルバムの収録カット数の関係で相当悩んでる様子です。



でもって、新婦さんは「黒」がお好きなようでして。
最初は高品位印刷アルバムの、黒のベロア調表紙のものが気に入った様子でした。

でもそのアルバムは印刷アルバムなので、カット数は100カット、ページ数にして80Pもあるものですので、果たして挙式とその小規模な披露宴でそのカット数が必要なのかどうなのか?というのでまたさらに悩む悩む。


「撮影のカット数は、小規模なご宴会でも心配いりませんよ。」


とスタッフは説明するんですけども、イマイチ納得いかない様子。

で、もう一つ気になっているのが、その時に展示されていました商品で、ブライダルフェア特典として、デジタルフォトフレームがサービスで付いている商品。

ですけども表紙は黒じゃありません。


このフォトフレームも当然黒。
「私ですね、このフォトフレームがものすんごく気になっていましてですね。

でもって、このアルバムも、出来たらにしてもらったり出来るんですかね。」



まあ他社様の作ってる商品でも、表紙を黒にするくらいのことは可能なので、黒にはできる事はお伝えしたんですけども。

でもそのアルバムは30カットしか入らないアルバムでして。

挙式と披露宴半々に分けても、15カットしか入らないというわけですので、出張料金払って撮影してるのに、その少ないカット数もどうかなと。説明しますと、納得して別の候補に。


次はB5のアルバム。
これならカット数は心配いりませんですね。

で新婦さんが、

「これも、表紙とか中面のデザインを、真っ黒にしてもらえるんですかね?」

もうね、相当黒がお好きなんですね。

こちらのB5は私の会社で作ってる商品なので、真っ白だろうが真っ黒だろうが、まあ好きに出来ますので、接客のものは出来ますと答えたらしいのですが、次に、

「でもって、一生のお願いなんですけども、このフォトフレーム、付けてもらったりできませんかね?」

と、

そのフォトフレームは他社さんが付けてらっしゃるサービス品なので、ウチではどうすることも出来ません。

困った接客担当は、

一生のお願いなので、そのフォトフレームだけはカンベンしてもらえないでしょうか」

と言ったところ、新婦さんは

「えええええ!一生のお願い返しですかあ!!」

「というか、私達こんなに一生のお願い使いまくって大丈夫なんでしょうか」

とおっしゃってたらしいです。


そんなやりとりを黙って見ていた新郎さんが、

「もう、そんなにこのフォトフレームがほしいんやったら、俺が買うたるやん!それでええやん!」


その一言で、最後は無事に商品が決まったらしいですね。

よかったよかった。・・・・のか?



まあブライダルフェアというのは、その時しか付かない特典だとか、色んなお得なセットの販売をしますので、通常の申し込みの時にはちょっと考えられないような融通の効き方もあったりしますのでね。

選ぶ新郎新婦さんも、そりゃ必死になるわけです。


日頃はそういった接客されるのは、プランナーさんだとかになりますので、上のような面白い話しにはなりにくいのかもしれませんけどね。


でも、そういう実際に商品を購入される人と、直接お話をしてもらえるというのは、実際には本当に貴重なことだったりします。


お客様からすれば、製作サイドに直接ご要望ですとかを発言できる場でもあり、

私達からすれば、今お客様がどのようなものを望んでいるのかがわかる場でもありますのでね。

いずれにしても貴重な場には違いありません。


次回のフェアはまだ少し先にはなりますけども、今回のフェアで勉強になった事や、お客様から聞いたお話を元にして、また新商品の開発や、既存商品の改良が進んでいくわけですね。

これからまた忙しくなりそうですねえ。


でも上のような話しを聞いてますと、私もできれば参加してみたいなあ・・・なんて思いますけどね。

でも数字に超弱い私は、何よりも金額の話しをするのが結構恐怖だったりするのでした(汗)

製作の話しだったらもう何時間でもお喋りできるんですけどねえ・・・

あ、でもそれは接客とは言わんか(汗)失礼失礼・・・



そんなこんなで、この前のフェアのお話しでした。

色んなブライダルフェアに来られる人がいらっしゃったら、もしかしたら私もお会いする機会があるかもしれませんね。

べつに出店してなくても、一人でフラフラ見に行ったりしてますので。

でも見つけてもそっとしておいてくださいねー

ではでは~♪

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2 件のコメント:

  1. ジャンピングチャンス!

    いやぁ、御夫婦の会話、第3者的にみると笑えますよね(笑)

    うちの場合、嫁がなかなかチョイスの出来ないタイプで。
    で、自分は直感で、コレって大体決まるんですが、出来るだけ嫁の希望を聞いてやりたいので、結局色々時間がかかりますわ(汗)
    それが、夫婦逆だと、最初の方のように、伝家の宝刀で、
    コレって決めれるんですね(笑)

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  2. 最後の恋人選びですね。わかります。

    まあ記事では面白く書いてますけどもね、実際はこっちもお客様も真剣ですので(汗)

    あくまで後日談なのでこうやって笑えたりするんですけどね。

    その場にいたらなかなかワラエナイと思います。

    でも結局それくらい仲が良いってことなんですけどねー。

    はねなしさんは直感タイプですか。
    乗ってる車見たときにそれは気付いていますですよ(笑)

    ある意味そうでなきゃアレは買えませんからねー

    にしてもウラヤマシス・・・

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