2011年9月18日日曜日

If they were here now



もうね。あんまり蒸し暑いので思わず貼ってしまった。

季節感は全くのデタラメだけど、後悔はしていない。



どもどもこんばんわ。

夜の9時をまわりました。本日の更新のお時間でございます。


台風云々の会話ももう飽きてしまいまして。

台風でも秋雨前線でも何でもよろしいので今はひたすらこの湿気をなんとかしてくれたまへ。

と天気の神様をアゴで使いたい気分でイッパイのNAWOでございます。


こう、カラっと爽やか〜〜な清涼飲料水のような天気にはならんもんですかね?

外をうろついてましても気温はそんなに高くないのに、この体じゅうにまとわりつくような不快度指数の高い湿気はなんなんでしょうか。


まあキノコやカビの栽培には向いてるのかもしれませんけども。人間が外をウロウロするにはちとダメージが大きいのではないのかな?と。

そんな気持ちで、実は今日はちとばかしお出かけしておりまして。


ま、お出かけしてましてもこうやって記事書いてますのでね。

夕方からは日曜ですけどしっかり仕事はしておりますのですが。

でも今日は実は会社には行かずに、自宅作業場にて仕事しておりますです。はい。


主にアルバムの制作関係の仕事となりますとですね、やはり写真データが膨大なのと、あとはその写真データそのものが、大事なお客様の個人情報になりますのでね。

なのでデータとしては多少無理すれば持ち運びもできるのですが、それもあんまりあっちこっちに置いといてオケイなデータでも無かったりしますので。

そのような理由から、極力ご婚礼の関係の仕事、というのは自宅ではしないようにしてるんですけどもね。


まあ普通はあり得ませんけども、何かの事故とか何かの拍子に、私の自宅PCのデータがどこかに流れていってしまう・・・

と言う事も100%絶対ない!!とは言い切れないもんでしてね。

安全には安全を期して、そういう不安要素は無いよにして仕事するってのも、何でもかんでもデータデータのこの社会では必要な事なのやもしれませぬ。


とは言いましてもですね、やはり急な仕事。というのはいつ、どこで入ってくるのか解んないもんでして。

自宅に居る時にですね、急に携帯に電話かかってきて、ごめーーん急ぎなんだけどコレやってくんない??的な事も実はよくあったりするのですけども。


連絡は携帯電話でつくし、データはメールでもなんでも送れるし。

その人自身が作業できる環境にさえあって、電話回線さえ確保できれば、ある意味場所というのは仕事を依頼する側からすれば関係なくなって来てるのかもしれませんが。


でもって今日もですね、予想はしておりましたけども、写真の合成でのご相談のお電話がございまして。

一昨日も記事にしてましたけども、写真の合成だとか修正ってのは、思ったよりも手間がかかったりだとか。あと思ったようになかなか仕上げられなかったりだとかする場合が多くてですね。

色んな会社さんにも、今でしたらフォトショップだとかを使いこなせる方々も多いのですけども、そこで作業してたけどもどうも何か仕上がりが・・・とか、どうにもこうにも時間がかかり過ぎてしまって・・・とか言う事がありまして。

そういう時に私のとこに電話かかってきたりもするんですけどもね。


で、今日ちょこっとだけやってましたのはですね、実は葬儀に使われる遺影写真を作って欲しい。という事で。

遺影写真って言うよりも、肖像写真ですね。

バストアップでスタジオとかでポーズ付けて撮影してる、あの写真なんですけども。


ですけども、まあ写真の加工をされる人でしたら、キリヌキして色合い整えて、小さなゴミ取って・・・って別に難しい作業では無いんですけども。

でもってその電話してこられた会社さんにも、そういうオペレータさんとかデザイナーさんが居るのも知ってましたので、なんで??と疑問に思ってたんですが。


理由はですね、普通に切り抜いて肖像写真を作るのは出来るんだけども、とある加工をしなくてはいけないというのがポイントになってたようでして。

その加工というのは、「老けさせる」という事だったんですけどもね。


なんでもその御写真の方は、亡くなられたのは90歳を越えた御歳だったらしいのですけども、日頃写真に撮られるのが大キライな方だったらしく。

一番最近に撮影した写真であっても、35年前の60代の時の御写真だったと言う事で。


ですけども写真を依頼されておりますご家族の方は、若いままの写真だとどうしても若くして亡くなったように見えるのと、実際にご長寿だった思い出も残らない。

なのでなんとかならないか??という事だったんですけどもね。


まあ、その依頼だけ聞きますと、んなこたあ無理じゃない?とか思うんですけどもね。

以前に・・・と言いましてももう大分前の事ではあるのですけども、実は私もそういう葬祭関係の写真のお仕事をしておりました事がありまして。

まあ精神的にも肉体的にもかなりキツイお仕事ではありましたけども、実はそういう依頼は初めてでは無かったのでサクっと仕上げたんですけどもね。


やる事自体は以外とそんな難しくもなかったりするのですけども。

でもご家族の方々のたってのお願いと言う事で、こちらも責任重大にも程がありますのでね。適当にって事は絶対できませぬので。

とは言っても現在のその方の写真が無い=私は絶対に見る事が出来ない。という事なので、その辺りは頭の中で想像して想像して、それで写真を修正する事になるのです。


人によって顔つきというのはそれぞれもちろん違う訳ですけども。

でもシワだとか、くすみだとかというのが出る場所というのは、実はそんなに変わったとこに出来るわけではございません。


その人の笑顔だとか、顔の筋肉の動き方をよくよく観察してますと、どのようにシワが増えてくのかってのはおおよそわかるんですけどもね。

ですのでそれを把握するのに、やはり同年代の、角度違いの写真数枚は資料としてお預かりして、それを見ながら写真そのものを加齢させていく訳です。はい。


遺影写真って言いますとね、あんま良い印象は無いかもしれませんけども。

でもその人の最後の写真。と言う事になりますのでね。やはり婚礼の時も一緒ですけども、気合いを入れて作業する事になるまする。

なので自分では一瞬の時間だと思ってても、気が付くと6時間くらい経ってたりだとか。

実はそれのほうが怖いんだよね・・・・ウラシマタロウになっちゃうのがね・・・



ま、そんな仕事があったりなかったりしまして。

脳内にそれを思いつつ、今日も仕事の合間合間に色々調べものしておりましたらねですね、私と同じような事されてる方がおりまして。


とは言いましても、こちらは

「もしあの有名人が生きてて、雑誌の表紙になってたら・・・・」

という完全な妄想を実際に写真にしてしまう事で、一種のアート・・・なのかお遊びなのかはまあともかくとして、色々作成されてますのでちとご紹介。


Thaeger  - if they were here now -










予想以上にジョンが何も変わってない事に驚いた。

にしてもエルビスの髪型はそれは無いと思う。

でも若い時から結構リーゼントのせいかヤバかったけどね・・・



ま、ここまでやったらもはやお遊びレベルなんでしょうけども。


でも実際この人に生きててほしかったなあ・・・というのはあるのでいかんせん悪いとも良いとも私は言えませんけどもね。

一番上のダイアナさんの写真なんて、できれた見たかった(本人様的にも、私的にも)な写真なのではないかと思うんですけどもね。



ま、今日は何かと少し合成修正でどーたらあーたらって話ではありましたけども。

無い写真を作るってのは、環境さえ整えばそんな難しい事では最早ないんですけどもね。

ですけどもそうやって作られた写真が、果たして本当に写真としての価値を持っているのかどうか。。というのは実は全く違う問題でありまして。

まだまだ時代がそういうジャンルまで行き着いてない感がありますので仕方ないんですけども、そのうち色々な決まり事も出てくるでしょうね。

「写真の全体のうちの1/3以上を合成もしくは修正してある物に関しては、写真とは認めない」とか言う決まりチックなものが出てくるのかもしれません。


ま、何でもそうですけど、文化的な物というのはその道具や文化自体が進化するのではなく、使う我々の方が進化しないと意味がありませぬのでね。

写真を取り巻く色々な環境は日に日に変わっていきますけども、根っこにあります「心」の部分ってのを、どんな風に進歩しても忘れたくないよねえ・・・

そんな風に思った日曜でございました。



ああ、もうこんな時間ですな。ヤバイ。月曜がやってくる。

さっさと仕事片付けて、平日決戦に備えまする。


ではではまた明日。

皆様ごきげんよう〜〜〜〜


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