2011年2月14日月曜日

Van de Graaf Canon


何回見てもどうしてもセンター分けに見えてしまう。

そんなあなたがとてもとても愛おしい。



どうもみなさんこんばんわ。

二月も後半にさしかかっておりますというのに、この前の連休からはめっきり冷え込んでいるようですね。

私はずーっと室内に籠ってますのでよくは存じませんけども、窓の曇り方と結露とで寒いのは視覚的に把握しております。


寒いのは苦手。だけど冬の匂いとオリオン座は大好き。
なNAWOでございます。



今日は歯医者に行ってまいりました。

何しにって?抜糸ですよ抜糸。

口の中に大量にあった黒い糸を取っ払ってもらいましたです。はい。


と言いますかですね、私の同僚に、

「抜糸の時って、超痛いらしいよ〜」

とかって言うふうに脅されておりましたけども、私的には発音は一緒でも、「抜歯」の方が何かと痛むんじゃないの?とか思ってましてね。

だって抜糸って糸抜くだけじゃないすか。ねえ。



と思っていた時期が私にもありました。

痛いですね。確かに。抜糸の方が。

だって麻酔も何も無しで、そりゃ口の中の肉の中通ってるぶっとい糸抜くんですものね。

痛くない訳が無いではないか。


でもってですね、当然の事ながら抜糸の作業自体も痛いんですけど、その後もまだやはり痛いのですねえ。ほんと。

傷口が開かないように、まだお医者さんからは固いものとかは食べない方がいいよ〜って言われておったりしますけども。

いったいいつになったら、私は主食のシロクマを食べる事が出来るのか?と、本気で歯医者さんに聞こうかなあ・・・と思ってやはりやめときました。


なんでもまだ一週間程度はこの痛みも続くとか続かないとか言ってましたっけかねえ・・・ふう・・・・

まだまだちょい先までは、相も変わらずロキソニン様が主食になりそうです。

こりゃ本格的にロキソニンを使ったレシピでも考えますかね。フフン。



とまあ、何分自分の体が100%完調ではなくてですね。

まあバイクで言うとこの、キャブレターのノズルにガソリンタンクの中に出来た錆が詰まってしまって4気筒のうちの1気筒がたまにしか動いてないような。

とわざと超解りにくい比喩でゴマカシたりしますけども。

早くエンジン数万回転までブン回さないと、なんとなく人間的な性能も元に戻らなくなるのじゃないのか?とか思ったり。

全ては主食で有ります所のシロクマが食べれないせいなんですそうなんです。

あれを食べてないから精神的にダメダメなんですね。くそぅ。


でも見た目は結構元気に生きてるように見えます。

腹の中はシロクマへの欲望でもう数センチ先も見えぬ程にマックロですけどもね。フヒヒ



というわけで今日もサッサと本題に参ります。


えっとですね。今日はちょいまたデザイン関係の事なんですけども。

アルバムもそうですし、あと会社案内とか、何かのイベントのパンフレットでもあるのが、

「見開き」

って言う状態ですねえ。

パカっと開いて、左右に展開するアレです。

A4の4ページの冊子であればA3を二つ折りにすりゃそうなりますけども。


仕事ではブライダルアルバムもメインで扱ってますのでね、もちろん仕事として、アルバムの全体のデザインとかもさせて頂く事はございますけども。

アルバム以外でも、見開きの物って言えば例えばレストランのメニューもそうですし、変わったとこでは大量の商品案内のパンフレットとか。

前に作ってましたペットの洋服のパンフレットも、確か20ページくらいあったと思うんですけどもね。

ああいうブックタイプのお仕事ってのはアルバムも含めて結構多いのが実情でございます。


で、ちょい昔なんですけどもですね、私がこういう仕事をし始めた時に教えてもらった、見開きのブックページにおけるレイアウトの法則ってのがありまして。

似たもので「黄金比率」ってのがありますけどもね。

1:1.618だとか、5:8だとか色んな言い方あるようですけども。

こちらは名刺をはじめとして、既に色んなカード類でも見る事の多い縦と横の長さの比率でして。

でもこちらはレイアウトってよりも、そのベースとなる用紙とかの比率のお話なので、まあ今回は関係無いのでスルーしますけども。


今回はですね、「Van de Graaf Canon」という、見開きの状態でのいわば「黄金比率」というべきなのかは定かでは無いですけど、そういう類いの物を紹介しましょうかと。


で、このVan de Graaf Canonですけども、黄金比率と言うのは基本的に定規だとか何か計るものが無いと実現しませんけども、このVan de Graaf Canonは基本的に鉛筆と真っすぐな線が引けるものがあれば簡単に出来ます。



ちょうどGIFアニメで再現してくれてるのでそちらを。

この最後に描かれる赤色の四角の部分が、その範囲という事になります。


一見複雑そうに見えますけども、一度自分で何でも良いので用紙を半分に折り目をつけて描いてみると以外と簡単。


で、用はこの赤枠が何なの?と言いますと、用紙を横にした状態でこの赤枠の中にメインである要素を配置する事で、なぜか理由は解りませんけども安定するし、綺麗に見える。という事です。


いやいやいや、ほんまなんか〜?と普通は思うので、実例を上げてみましょうか。


多分雑誌か何かの一部。

タイトル、記事本文がちょうどすっぽりその枠内に収まっています。

日本の雑誌とかでも、旅行雑誌とかを見ていますとこの比率は非常に良く使われておりますですね。




これは会社案内?かな?

これも見事なまでにメインコンテンツの文章が枠内に入っております。

余白の部分がサイドバー的な役割を果たすので、情報の整理にもすごい向いてるて事ですね。




まあ上の二つはですね、よく見かけるタイプの文章+アルファ。といった要素のレイアウトになりますけども。

ですが実はですね、文章メインのコンテンツでなくとも、この法則を入れる事で非常にメッセージ性が高くなったり、視認性が良くなったりします。



これも雑誌の見開きですね。

一見ものすごい大胆なレイアウトに見えますけども、実は基本はきっちり法則を守っております。

この場合だと顔のインターフェースの中心であるとこの目鼻口と、一番大きなタイトルを法則に従って入れる事で、一目見た人にその印象を深く植え付ける。という事に主眼が置かれておるわけですね。


で、見てて解るかもしれませんけども、この法則は実はアルバムだとか印刷だけじゃなく、実はWEBページにも十分使う事が出来る訳です。

日頃知らず知らずに見てるWEBページの中にも、数多くこの比率を守ってレイアウトに活かしてる所が沢山あります。


実はですね、このVan de Graaf Canonというのは、私自身は1990年代に先輩から聞きまして知っておったのですけども、どういう風の吹き回しかは知りませんが、海外のサイトさんで上の画像を使って解説されてる所があったので記事にいたしました。


元のソース記事はこちら。

The Secret Canon & Page Harmony

もち英語です。あしからず。




なんでも私が聞いた時の話では、この手法は印刷機が発明された頃から延々続く、実はすごく伝統的な技法だとかで。

計算機もパソコンも何もいらず、用紙と鉛筆と定規があれば誰でも出来る事からも解るように、主に印刷の業界で受け継がれて来たものだとか。


どうなんでしょね、デザイン系の学校とかでは教えてるかもしれませんけども。私は仕事の上で教えてもらったので、これがどのくらいの知名度があるのかは知りませんけども。


自分で色々レイアウトだとかしてますと、何度かはこれを疑ってかかって違う法則で組み立てたりする事もあるんですけどもね。

ですけども何回やっても、どう見比べても、やはりこの法則に従って配置した時の安定感と安心感と美しさには勝てませぬ。


未だなぜこの法則が美しく安定して見えるのか?というのは解明されていないようですけども、何か横置きの用紙にレイアウトする事があったら、ちょっと思い出してもらえればそれだけで全然違ったものになりまする。

是非ともお試しくださいませ。


というわけで抜糸後の口中を恨みつつ、再び仕事に戻りますです。

ああ、ほんと恨めしいったらありゃしない。


ではまた明日でございます。

ごきげんよう〜


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