2011年1月7日金曜日

タイポグラフィー


ご主人の出待ちニャ。

サドルの上に乗ってるのはカッコいいニャか?



どうもみなさんこんにちわ。


相変わらず超寒い日が続いてますけど、みなさんお元気でしょうか。



私の勤務先の京都は今日はまずまずのお天気でしたけども、なんでも滋賀県はすさまじい雪が昨晩から降っておりましてね。なんかスタッドレスでも走れないほどの道の状態な場所もあるとかないとか。

滋賀県から出勤してきます人もおりますので、ちょい心配ではありますけどもね。

まあ大自然の事なので仕方ないと諦めることも大事かなと。



京都も大晦日の日に、本当に珍しく大雪が降ってまして。市内の中心部のはずの私の勤務先の周囲も、「どこの雪国ですかこれは」というほどの積雪があったりしましたけども。

あちこちでリア駆動の車のタクシーとかが真っ直ぐ走れないでスリップしたり、電柱にぶつかったりしてオオワラワだったみたいです。


京都市内でそんなに雪が積もることというのは一年通してそんなになくてですね、だいたい節分の時期くらいに朝ほんのり積もってるかな?くらいしかないんですけどもね。

なので京都の人というのはそんなに雪に馴染みも無く、タイヤも一年通してノーマルタイヤが多いもんですからね、あんな大雪が積もりますと、一気にパニックになるのでございます。



京都市内はそんな風に雪は積もりませんけど、京都市内でも左京区って言う、銀閣寺から大原にかけての北の地域では、もう市内とは別格の積雪があるんですけどもね。


以前の勤務先で、その大原から通勤してました人がおりまして、毎年12月から2月くらいまでのこの時期には、雪で

「ウインタータイム」

出勤してた人がいましたっけね。


なぜかといいますと、この時期になりますと大原のそこらじゅうの道という道が全部真っ白になるほど積雪してしまうので、電車の便も無くバイクで通勤してましたその人は、

「朝はとてもじゃないけど表に出かけられない」

という事を申しておりました。


ある程度時間が経たないととてもじゃないですが出勤できるような状況じゃないようでして。


それでも日が差さないときは、いつまでたっても出勤できないので、諦めて一時間に一本あるかないかのバスにて出勤しようとするのですが、そのバスもほぼ毎日どこかで路肩の溝に脱輪して、逆に国道を塞いでしまうような状況だったようで。


距離にしては大原ってそんなに遠くは無いんですけども、いつも冬の時期はまともに通勤するのが「命がけ」になってたのを見てまして、「ああ、雪国は大変じゃ」と思ってましたっけか。



一回朝一番から名古屋に出張があったときに、朝の7時の新幹線乗って行って、昼過ぎくらいに戻ってきたのに、まだその人は出勤できてないのを聞いた時は、

「冬の大原は名古屋よりも遠いのかい」

と思ったことがありました。恐るべし。豪雪地帯。



冬の大原はすんごく寒いですけどもね。でも雪化粧の三千院とか本当に風情があって良いですけどもね。

ですけども観光に行かれるなら、冬季は昼以降がオススメでございます。

朝からなんて出かけたら、そりゃ酷い目にあいますよ。注意注意!!




というわけで。

どういうわけなのかわかりませんけども(汗)

今日の本題を。


冬のお正月休みの時は日頃とは違って、少しだけ仕事以外の時間も出来ますもので、私も色々個人的に好きなものを作ったりするのですけども。

日頃実際には仕事でこんなもの作りたいなーとか思ってても、要求される時間が短すぎてなかなかそこまで手間がかけれないものだったりする事が多いので、そのときに考えててできなかった手間のかかるものを作ったりしてましたです。はい。

そんな手間のかかるものの中に、

「タイポグラフィー」

ってものがありまして。

タイポグラフィーってなんぞ?という方のためにちょい解説挟みますか。


タイポグラフィ(英: Typography)は、活字(あるいは一定の文字の形状を複製し反復使用して印刷するための媒体)を用い、それを適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸である。タイポグラフィの領域はその周縁においては、木版を用いて文字を印刷する整版、見出し用途のための木活字の使用、やはり木活字を使用する古活字版、さらにはレタリングやカリグラフィ、東アジアの書芸術と、技術的内容においても審美的様式においても、深く連関する。

~wikipedia タイポグラフィーより抜粋


・・・って、なにやらコピペしてみたものの、ようわかりませんね(汗)

超簡単に言いますとですね、文字そのものを絵に変換したり、混ぜ込んだりして一種のグラフィックを作ることを言います。


まあこうやって文字で書いてるとそんな何がややこいねん?と思うかもしれませんけど、とりあえずとあるサイトさんで紹介されてる、有名なタイポグラフィーの作品を。



ローマ字の「R」をモチーフにしたポスター。

海外のとある美術学校の生徒さんの製作物ですけどもね。

大胆に配置してるRがとても気持ちよいのです。

色はベージュとくすんだ水色。
和の色で言う、錆浅葱っぽいのがとても素敵です。

右上の唯一の赤のタイポがちょっと落款ぽく見えるので、余計に和っぽく感じるんでしょうかね。




これはさっきのシンプル系とは打って変わって、複雑系。

ところどころに鳥や人のモチーフも配置されてて、とてもメッセージ色が強いもんです。

フォントはわざと全く違うものを組み合わせてインパクトを生んでおりますです。

実はこれがまた作るときに時間がかかるですよ

もちろん意味もあるのですけど、遠目で見てるとただのタワーにしか見えません。それもあえてポイント。




あらあらカワイイお花のイラスト。

・・・と思ったら全部文字だった。

色つきの文字のみでグラフィックの色付けを行っておりますけども。これが一番強烈に時間がかかる。

出来上がったものはすんごい綺麗なんですけどもね。文字の配置がもうこれでもかってくらいに手間隙がかかるですよ。

でも仕上がったらすんごい達成感があるんですけどもね。




ちなみにこれらのタイポグラフィーポスターの数々は、

33-amazing-typography-posters-and-illustrations

のサイトさんでまとめて掲載されてます。

この他にも沢山ありますので、どんなん?という方はリンクからぜひどうぞ。


私も以前、聖書の中の、結婚式で使用する一文の原文文章を色々加工してタイポグラフィーにして、ブライダルのアルバムのバックに使ったりしたこともあったんですけどもね。

でもこれが手間がかかるのですが、実際に商品に使うとなりますとすさまじく時間がかかるのと、それを変更するときにさらに時間がかかるので、なかなか実際の仕事では使うことが難しいのでございます。

そのブライダルのアルバムに使用したときは、「うーん、なんか呪いの文章みたいに見える」と言われて、後でヒーヒーいいながら修正した覚えが(汗)


文字というのはそれ自体が既に意味を持っていますので、それを使ってさらにこうやってグラフィックにしていくというのは実はなかなかに難しいもんなんですねえ。

自己満足で終わらないように、使うことの意味を見出すのが難しいものでもあったりします。


昔から文字を色々変形したり、組み合わせて遊んだりしてた私としては、好きな表現方法の一種ではあるんですけども、まあなかなかに自分の作品くらいでしか使い道がまだございませんが。

いつか実際の商品でも広告でも、日の目を拝ませてあげたいものでもあったりしますです。



で、正月にコツコツやってた私の作品は?という話なんですけど。いやいや。まだ全然未完成で(汗)

提出の締め切りが2月末なんで、この寒い中でコタツでぬくぬくしながら、またぼちぼち作りますですよ。

でもコンペが終わってからしかここには出せませんけどもね・・・ラッキーなことに私の記憶の中に残っておりましたらまた出してみようかと。

まあそんな大したもんじゃあございませんけどもね。


というわけで今日はタイポグラフィーのお話でした。

明日も通常運行で更新いたします。

ではではまた明日ー

ごきげんよう♪

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