2010年7月24日土曜日

灼熱甲子園遠征2



今日のGoogleトップ。

みなさんこんにちわ。

朝からちょいと実家の用事でこの前西宮に出張に行ったばかりなのに、また伊丹まで行って帰ってきたばかりのNAWOです。

あー、もうですね。暑いの通り越して痛いですよ。ほんまに。
アイスおごってもらったんで文句言いませんけど、ちょい最近太陽さん容赦無い事ないですかね?


ま、というわけで帰ってきてブログの更新記事を書いてたりするわけなんですけども、ブラウザを開いて、今日のGoogle先生のトップページがまた何かおかしいことになってたので思い出したんですけども。

今日は私の好きなアルフォンス・ミュシャさんの生誕150年なんですね。
Googleのトップページのロゴもミュシャ風味のロゴに変わっとると。

まあ知ってる人が殆どなんでしょけど、

アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha, アルフォンス・マリア・ムハ、1860年7月24日 - 1939年7月14日)は、アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナー。
多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。ミュシャの作品は星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。イラストレーションとデザインの代表作として『ジスモンダ』『黄道12宮』『4芸術』などが、絵画の代表作として20枚から成る連作『スラヴ叙事詩』が挙げられる。


BY ウィキペディア

という方でして。私個人的に大好きな人なのであったりします。



絵見たらああ知ってる知ってるーていう人も多いんちゃいますかね。

左の絵はそのミュシャさんの出世作のジスモンダっていうポスター。

女性と複雑な曲線を組み合わせたグラフィックが独特の人でして、何回もマネしてそのラインとかを書いてみようとするんですけど、ものすんごくうまくいきやしない。

女性の表情とかの描き方もほんと絶妙でして、見るたびため息が出たりしますです。









私の個人的にお気に入りのポスターは、JOB社の煙草のポスター。

この髪の毛と女の人の目がめちゃイイ。


広告なんですけどね。今となっては芸術作品になってますです。

何年か前には、京都でも一回ミュシャ展やってた事あるんですけどね。

それまでは印刷媒体の写真集ですとか、作品集でしか見ることができなかったのですが、どの時に実物を見て、あらためて印刷物の縮小版と実物との凄まじい差を感じ得なかった私です。

まあ芸術作品でなく商用のポスターが多いんですけども、実物とこうやってWEBや本で見ているのとでは全然違います。

もし興味のある方がいらっしゃったら是非実物見にいっていただけたらと。

詳細知りたい方は、今日であればGOOGLE先生のトップページか、上のウィキのリンクからでもどうぞ。




で、今日は昨日に引き続き西宮の展示会の続きレポートを。

1階の展示物は昨日書いてましたデジタルアルバムですとか、等身大ウエルカムバナーですとかがメインだったんですけども、2階はスタジオ写真やなんかの額装写真がメインになってたりいたします。



フロアに入った瞬間から額装写真がずらーっと並んでおりまして。

皆プロの方が撮影してるのは当然なんですけども、その中でも特によく出来てるものばっかりがぎょーさん展示されてますです。



見て回るのは結構楽しい。

最近のスタジオ写真も昔みたいにただ単に額装してあるだけのものではインパクトに欠けるので、色んな工夫がされています。


例えばこれとか。

写真の上に、丸く切り抜かれたマスクが貼ってあって、そのマスク自体にも写真がプリントされてたり。

昔はマスクっていうと黒とか白で、写真の縁取りくらいでしかなかったんですけども、最近のデジタル印刷技術でこういう風にいろんなものにプリントできるので、こういうちょい面白い効果を狙うことも可能だったり。

ですけども基本は写真がベースなので、綺麗に写真がとれてなきゃ駄目駄目なんですけどね。


これはお母さんと娘さん二人の、親子での写真。

三人でお揃いの服で、すんごい楽しそう。

昔の家族のポートレートってとこう、きちっと背筋伸ばして、ちゃんと並んでーって印象ありますけども、そういうキチッとした写真もありつつ、こういう個性的で自然な雰囲気の記念写真を撮影されるとこも多くなりつつあります。

個性の演出ってのは、大手には非常にマネできにくいものですからね。
小回りと小粋な演出てのは、個人の写真屋さんのセンスによるところが大きいです。

こんなハイセンスな写真だったら、さりげなく家の中に飾りたいなあ。。って思いますよね。




かと思えばこないな楽しそうな写真も。

これもポーズ付けての写真とは、まあ対局にある写真ですねえ。

家族全員、ワンちゃんまでもがそれぞれ自分の趣味や好きなものと一緒に写真を撮ってると。

にしてもお父ちゃんがバイク持込みで撮ってるのはスゴイ。
CBの空冷ですか。渋いっすねえ。。

これも写真周りのマットは、普通に四角く切り抜かれてるだけなんですけども、マット自体に木の模様が入ってて、なんとなくログハウスの窓から覗いたような見た目になってるのがもひとつフレンドリーさを増してますね。

こんな楽しそうな家族写真だったら、大きくして家に飾ってて、友達とかにも見せてあげたくなるんだろうなー。て思ったり。





ブライダルや家族写真だけじゃなくて、子どもの写真もありますよ。

これは普通の額装写真ですけども、手前にランドセルだけ沢山ならべて、その後ろにそれぞれ個性的に笑顔なお子たち。

ものすごいシンプルですけど、すごい友達同士が仲がいいのが伝わってくる写真です。

男の子だけってのがポイントかな。

このくらいの年代の男の子の、ちょこっとガサツな感じと、はしゃいでる感じがすごいこの一枚の中に詰まってるなーと。


まあここでは書ききれないくらいの、こんな工夫を凝らしたスタジオ写真が目白押しでして。大変勉強になりましたです。

全部携帯カメラの写真なので、画質悪くて見えないと思うんですけども、それぞれの額写真の下に、その写真を撮影された時のライティングですとか、使用機材を何を使ったかの記載が一個一個ありまして。基本的にはそれをそのまま適用すれば、同じような写真も撮れるわよーて事になっています。

カメラマンや写真屋さんも、それぞれ撮影という仕事に特化した職人さん達なので、ちょっとそういう観点からしたら撮影した時の細かい状況まで教えていいのか?なんて思ってしまいますけどもね。

まあでも長年カメラマンを経験してらっしゃる方からいわせると、写真を見れば大体想像が付くそうで。
どうせそうやって推測されるくらいなんだったら、こうやって公表して、写真屋さん全体のレベルアップに繋がれば・・という事なんかもしれませんね。


昨日チラっと言ってました、この展示会を主宰してる会社さんの話なんですが、業界の相当大手にも近い存在にもかかわらず、なぜ一般のお客様向けの商売をしないのか?

今現在では、デジタルの機器の進化に伴って、色んな分野でプロとアマの違いというのが曖昧になってきていまして。それに応じて商売の仕方も色々幅が出てきています。

私に関係する事であれば、デジタルアルバムで最近多くなってきた、ネットから直接入稿できて冊子やアルバムが作れるシステムの出現とかですかね。

写真は自分や、友人の撮影したもので、ネット上でアルバムのレイアウトをしてしまえば短い時間で、わずか数千円でできてしまう。そんなアルバムも今は沢山販売されています。

じゃあ、そんなアルバムと、プロが撮影した写真で、プロの現像屋さんが作ったアルバムは、いったい何が違うのか?そこが一番解りにくくて、説明しにくいんだけども、実物を見てもらえれば明らかに違う事がわかる箇所だったりします。

先の展示会の中で、その会社の販売数や実績を説明してくれはるコーナーもあるんですけども、その中で会社の中のある社員さんの一人の作業実績で、1ヶ月で何枚の写真や写真データを補正や加工やその他作業しているのかという数字を公表されてまして。

その中の一人の方は、1ヶ月で作業枚数が15万枚でした(汗)

なんという枚数(汗)その人はなんですか?現像マシーンですか?(汗)

一生懸命プロが撮影してきた写真を、そのまたプロが現像、修正し、プロの名にふさわしい商品を提供する。それがその会社のポリシーなんかもしれませんね。

一般のお客様相手の商売をすることで、売り上げは伸びるかもしれませんけども、それによってプロの写真関係のお客様のニーズに答えられなくなることは、今後の日本の写真業界にとっての痛手になる。という事なんでしょうか。

なんで会社名はプロカラーて言うんですね。

あ、会社名言っちゃった(汗)まあいいか。



とにもかくにも暑い暑い夏の甲子園・・・といっても高校球児じゃありませんが。
その会社のプロ根性もある意味、熱いもんがあるなあと。

帰り際に隣のダイエーで食べたラーメン屋さんのメニュー
「JAZZ麺」
を食べながら思った一日でございました。

というわけで、こんな展示会って実は関西では貴重なんですよねー。
 どうしてもブライダルや写真関係は関東が多いので、日帰りで行くにも微妙に遠いし、どうしても足が遠のいたりしますです。

毎年開催されてますので、また来年もどんな新商品や技術があるのか、楽しみですねぇ。

ちなみに私のブログのお友達のTappyさんも、この甲子園のご近所だそうでして。こっそり次回は一緒に大飯喰らいツアーをしようかなんて話をしてたりしてなかったり。
すぐ近所に、あんなバカでかいカツ丼食べさせてくれるとこがあったとは・・・

と、最近シロクマと同じ様にマイブームのフタバ食品謹製アイスキャンデーを食べながら既にお腹が減り始めている私なのでした。

夏はすこし太りやすいのよねえ・・・・

ではではみなさんも良い週末をー
私はもうちょい仕事に励みます(汗)
ごきげんようー

4 件のコメント:

  1. こんばんは!nawoさんもミュシャお好きだったのですね!!
    実は私もとても好きで♪以前見に行ったミュシャ展はそれはもう、良かったです。ジスモンダの棕櫚の花もそうですが、女性と花が描かれているのもまた好きな理由のひとつかもしれません~!共通点見つけてテンションあがりコメさせて頂きました(^^)v

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  2. >プチソレイユさん

    どもです♪
    やっとコメ成功したみたいで、よかったですー

    ミュシャはですねえ、お金持ちだったらもう原版買って買って買いまくってやりたいくらい好きですよ♪

    女性と花って、確かに共通点はたくさんあるんですけども、作品としてまとめるのは以外と難しいテーマだったりしますからねー

    なぜかというと、どっちもキャラが立ち過ぎるような気がして。

    なので両方主役にしてしまうデザインのミュシャに、やはりあこがれてしまったりしますです。

    あとは季節感。ですかね。

    植物を通しての四季の表現の仕方が絶妙です。

    装飾パネル連作『四季』とかは、私はずーっと頭からあの絵が離れません(汗)

    もっと日本でも展覧会やってくれないかなーて思いますよー。

    毎月でも見に行くのに(涙)

    青山には専門画廊があったりするので、一回行ってみたいですねー。

    関東にお住まいなのが非常にウラヤマシス・・・・

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  3. 2回目のコメントトライです
    おかしいな?

    私もミュシャが大好き^^
    お姉さま方と同じだ~~

    運命ですね~

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  4. >chiicoさん

    どもです♪

    またコメントおかしくなっとりますか?(汗)
    たまーにGoogle先生の機嫌の悪いときに、あいかわらずコメントできにくくなってるみたいでご迷惑おかけしておりますですスイマセン。。

    ミュシャ好きな人には悪い人は居ない。

    こう私の祖父も申しておりました。




    ごめんなさい。ウソです。

    でもchiicoさんもミュシャ好きなんやろなあていうのは、何となく作品見てたら解ったりしますですわ。

    はよまた関西でやらんかなー。ミュシャ展。

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