2011年2月5日土曜日

名画をチルトシフト。




ほ乳類の子どもというのは、生命の維持の為に

「可愛さ」

を武器にして生存を図っている。

とどっかのエライ人が言ってたような気がしましたが。

まさにそのとおりと激しく同意してしまう写真。

もうね、どんだけでも生き抜いてくれー。



というわけで皆様こんばんわ。

定刻になりましたので記事のアップの時間です。

どうにもこうにも夜の九時頃になりますと落ち着かない、まるでトイレの近い子どものようになってしまいますNAWOです。

週末の土曜日の夜、皆様いかがおすごしでしょうか。


三日ほど前からそんな激しいTipsではありませんでしたけども、フォトショップの使い方講座みたいなのを続けて参りまして、今日はどうしたもんかいね?と思うのですけども。

正直あの程度だったらまだまだネタが無い事は無いんですけどもね。

ところが実は、文章で説明するのは全然平気なんですけども、何が大変かと言いますとあの素材に加工を施してるシーンを用意するのが結構手間だったりして。

作業自体はそんな時間のかかる事をしてませんけども、ですけど文章と合うようにスナップショットを撮らないと駄目なんで、結構めんどくさかったりします。


でも折角記事にしますのでね。やるからには解らないと意味も無いかなーとか思ってしまいますのでね。

日頃めんどくさい事は大嫌いな私ですけども、そういうとこはマメだったりしますです。はい。


中にはですね、ああいう自分のテクみたいなのを記事の形で公表してしまって、君はメシがちゃんと食べれるのか?と心配してくださる方もいらっしゃるようですけども。

まあそんなテクって言うほどの事はしてませんし、その程度であればどうぞご自由にお持ち下さいませー的な気持ちしか持ってませんけどもね。


まあちょっとでも写真とか加工とかそういうのに興味を持って頂けたらいいかなーと。そんくらいしか思ってはおりませんけどもね。


そんな心配してくれましたNさんから、今日もまた怪しい写真が送付されてきましてですね。

ちょい数日前まではあんまり面白いネタじゃなかったので載せなかったのですけども、今日のはちょっと面白かったので載せましょうか。



題名「絶体絶命」


というかこの写真はどこの写真なんでしょね。

私のブログに来てくださるpoppoさんは、確か沖縄の方にお住まいだったと記憶しておりますけども。


確か沖縄にはハブとマングースの戦い見せてくれるとこがありましたっけ。

そこかなーとか思ったり。


と呑気な事を言ってますけども、実際は沖縄のマングースも今となっては増え過ぎて大変のようですね。

なんでもハブの駆除の為に連れてこられた当時は10数匹しか居なかったものが、今では繁殖して3万匹を超えるのだとか。

沖縄は離島なので、固有の生態系も数多くあるようですけども、今ではハブどうこうよりも、野鳥や小動物がマングースのエサとなってる現実があるようでして。

毎年結構な数のマングース達が捕まってるようですけどもね。


連れてきたのも人間で、増え過ぎたといって駆除するのも人間。

まあなんと人間のエゴの強い事。とは思いますけども。

ハブもマングースも、多分生きて行くのに精一杯やってるだけなんですけどもね。何か複雑な気分でございます。


というか知らなかったんですけども、マングースさんは実は群れで行動する生き物みたいですねえ。

1つの群れで、数十匹にもなるのだとか。

見せ物にされてるのを見てますと、ハブと一対一でやらされてるようですけども、それもこういう事実を知るとちょい悲しいような。




まあNさんの写真1枚から、とんだ枝葉になってしまいましたけども。

今日はですね、先日まで色々言っておりました、写真の合成だとか修正の技術を使って、往年の名画に面白い加工を施している方を見つけたので、それを記事にさせて頂きましょうかねと。


Van Gogh's Paintings Get Tilt-Shifted
http://www.mymodernmet.com/profiles/blogs/van-goghs-paintings-get


こちらのサイトさんなんですけども、ゴッホって知ってます?

有名な絵画で知られていまして、今では数億の価格で取引される程の巨匠ですけども。


そのゴッホの名画をですね、チルトシフトレンズ風な加工で、二次元の絵画を立体的に表現しましょう。という試みをされております。



あ、ちなみにチルトシフトレンズ写真てのはこんなの。


前にも普通の写真をこれ風味に加工するサイトさんを紹介してましたっけね。



距離感のある写真の中の一部分だけにピントを合わせて、あえて遠近感を出す事で、写真であればマクロレンズで接写したように見えるので、別名「ミニチュア写真」とも呼ばれております物です。



写真にこういう加工するのは既にメジャーで、そういう写真ばかりを扱うサイトさんも沢山あるのですけども、絵画をこういう加工してみるというのはちょっと想像が難しい。


しかも絵画なので、どこで距離感を出すのか?という事がどうも私も見るまでは解りませんでしたけどもね。

何はともあれ何枚かそのサイトさんから転用させて頂きましょうか。




Starry Night


原画は確かもうちょいくすんだ色だったように思うんですけども。

見事に遠近感ばっちりですな。

星降る夜にふさわしいできばえかもしれません。

元々は絵なんですけどもね、絵なのに奥行きがあるってのはなんとも不思議な感覚。



The Exercise Yard, or the Convict Prison


これも元々もっとくすんでたような気が・・

本当は縦長の絵なんですけどもね。囚人の列のところでトリミングしてうまく加工してます。

普通に不思議な感じですけど、けっこう手が込んでますよ。これは。



Landscape at Auvers after the Rain


田園風景なはずなんですけども、ここまで遠近感だされるとまさにジオラマですね。

むしろ郷愁を感じざるを得ないといいますか。

下手な風景写真よりも風景らしいかもしれません。




元サイトさんでは、上以外に12点ほどこうしたチルトシフトの加工したゴッホの名画がございます。

どれもそうですけども、本当に不思議。

最初はしばらくじーーーっと凝視してましたです。

見慣れたはずの名画も、こうして何かの形で工夫すると、また違う味付けになるんですねえ。


といいますか、どれもそうなんですけども、この作者さんは段階的に奥に行けば行くほどボケ足が長くなるように、多分凄まじい数のレイヤーを重ねてるような気がしてなりません。

普通に奥だけボカシてればいいかーという事ではこうはいきませんのでね。


あとはピントのきてる箇所はとりあえず丁寧に丁寧に絵のタッチに従って切り抜いて、解りやすく言えば飛び出す絵本風に加工してはるんでしょうね。


これはゴッホの絵を題材にしていますけども、不朽の名画に何と言う罰当たりなことを・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんけども。

ですけどもアートとしてみればこういう表現方法も有りなのかな?と私は思ったりしますけどもね。

ですけども元絵の巨匠を敬う心は忘れちゃいかんですね。はい。



これってゴッホばかりでしたけども、むしろモネとか、ルノワールとかの印象派の方々の絵でもやってくれたら面白いなあ・・・とか思いましたですね。

特にルノワールの絵なんて、あの柔らかい感じの線で描かれた人々とかをこういう形で表現すると、どういう風な世界で見れるのかなあ・・とか思います。


逆にそういう名画でなくとも、普通の風景画をこういった加工を施すってのも面白いでしょうねえ。


写真だけじゃなくて、こういう事も、いわば新しい表現の潮流って後日談で言われるようになるのかもしれません。

芸術って昔からそういう一面、あるじゃないですか。ねえ。



というわけで今日は大胆にも名画をチルトシフトしてしまおう!の巻でございました。


まあ私はですね、このチルトシフトの方法が良いとか悪いとかってことよりも、絵画をこういう形で表現しようっていう発想に惹かれましてね。

自分もいつでもそういう目で全てのものを見れたらいいなあ・・・と思っておりますもんですから。

どっちかってと美しさってより、憧れみたいなもので取り上げたのかもしれません。


でも私も写生でもして、それをこういう感じで加工してみようかしら・・・・とか思います。


でも今は寒いので、まああったかくなってからですね。挑戦するなら・・・・って言ってると大概夏になってて、今度は暑いし~とか言い出すんですけどもね。

いかんいかん。人間行動がものを言うんですな。



とりあえず土曜の夜も、こうして仕事で更けていく私なのでした。

今日はこのへんで。また明日でございます。

よい休日をお過ごしくださいませ。

ごきげんよう♪


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2 件のコメント:

  1. はいはい、噂のpoppoが来ましたよ~(笑)
    マングースは、ご近所からチョロチョロしてますw
    車で走ってると、長いシッポでササーっと横断します。
    彼ら同様「アフリカマイマイ」という巨大カタツムリも
    食用に輸入したものの、寄生虫等の理由で断念、それが
    自己繁殖し、今では害虫となってしまいました。。
    人間のエゴは、こちらの貴重な生態系にどんどん干渉し、
    近年はますます深刻化しています。。

    にしても。ニャンコのカワイ~~ことったら♡
    一晩中でも遊んでたい^^この可愛さは生きる術なのですねw

    絵画への加工、ありそうで見たことなかったですよ。
    nawoさんがチェックするあたり、完成度も高いのですね。
    私なんかは単純に感激するだけですが(笑)
    nawoさんの絵。ぜひ見たいので春が待ち遠しいですwww

    こちらは今日「夏日」でしたよ!

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  2. >poppoさん

    どもです。なんかそちらは夏だとか意味不明な状態になっとるようですけども大丈夫なのでしょうか。

    こちらは相変わらずコートにマフラーぐるぐる巻きでガクガクブルブルで朝過ごしてるんですけどもね。

    マングースてやっぱそないにぎょうさん居るんですねえ。こっちのイタチみたいな感じなんですかねえ?

    アフリカマイマイは写真では見た事あるんですけど、あれって超デカくないですか?最初見た時沖縄の事だとは思わず、てっきりマレーシアとかあっちの方だとばかり(汗)

    食用というのもちょっとどうよ?と思いますけどもね(汗)

    絵はですねー。めっさ下手ですよ私ww

    学校でもデッサン大嫌いでしたから(汗)

    何か決められて描くのってしんどいやないすか。ねえ。

    好き放題だったらフンフンフ〜ンと描いてられるんですけど、時間は決まってるし物は決まってるしって、思いだしただけでトリハダが(汗)

    夏日と聞いて今すぐでもそちらに遊びに行きたくなった私でした♪

    コメありがとうございます〜

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