ハラヘッターー
メシマダカーーーー
ども。こんばんわ。
大暑を過ぎ、私の通勤路にあるひまわりも心なしかうなだれてるように見受けられる今日このごろ。皆様お元気でしょうか。
暑さのせいなのか何なのか解りませんけども、いつも持ち歩いてるコンデジの充電器がどうも壊れてしまったようで、そのひまわりも撮ろう!って思ったら電池が無くって撮れなかったでござる・・・なNAWOです。
昔のカメラは電池なんぞ無くってもちゃんと動いたのに。
デジカメはこれだからブツブツブツ・・・・
って日頃電気の恩恵にもう喉元までドップリ浸かってるのにこういう時だけ都合よく文句を言う私ですが何か?
まあ人間なんてそんなもんです。フフンだ。
とりあえず今日の仕事帰りにヨドバシ行って充電器買おうそうしよう。
こんな超暑い日が続いております真夏の月曜日ですけども。
今月頭くらいからですね、実はなんと来年の年始に関わるお仕事なんかもしておりまして。
まだ半年先やんか・・・とお思いかもしれませんけども、印刷や出版業界は色々サイクルも早いもんですのでね。こういう感じで2シーズン先の仕事をするという事も、実はそんなに珍しくは無いんですけども。
年始に関わる仕事って何やねん?という事ですけども、
年始っちゃあそらねえ。お雑煮におせちにお屠蘇に、飽きたらバーモントカレー・・・
って食い物じゃあなくってですな。
年始に出すものって言いますと、年賀状ですな。
実は年賀状のデザインを7月の頭から・・いや、正確には6月末?からでしたっけ。作っておりまして。
勤務先にはそういうデザインだとかを作れる人ってのは私一人ではありませんでしてね。あと二人ほどいらっしゃるのですけども、
6パターン作るって事で、一人2パターンづつ、手分けして作っておりました。
色々やり取りやら何やらがありまして、つい先日出稿が完了いたしましたのですけども。
でもなんで今に年賀状のデザインを作るの?
という所なんですが、
毎年書店とかコンビニとかで、年末になってきますと販売されます、CDロム素材集付きの年賀状図案集ってあるじゃないですか。
あの出版先の方から、ちとお声をかけて頂きまして。
その本に掲載する予定の作品を作ってた訳でございます。はい。
まだその出版社さんには記事にして掲載してオケイかどうか聞いてはおりませんけども、オケイを貰えた日には、こちらのブログにてまたネタにさせて頂こうと思っておりますけどもね。
何にしてもウチの勤務先のホームページを見て、そういうご依頼頂けるなんてまあ夢にも思ってませんでしたのでね。
これも良いご縁になれば良いなあ・・と思ってはおりますけども。
年賀状ってのはもちろんポストカードのサイズでして。そこに多くの方は写真を入れて、賀詞だとか年始の挨拶だとかを入れて出すんでしょうけども。
日頃良く目にしてます時は、そんなに気にもしませんけども。
その大きさで何かを作る。と言う事になると、意外と難儀するのが紙面の大きさなんですねえ。
標準の官製はがきサイズてのは148*100ミリ。
長辺でも15センチギリギリ無いくらいですからね。このスペースにどうやってグラフィックを詰め込むのか。というのは作ってて難しくもあり、楽しいものですけども。
一般のDMってのは、皆さんのとこにも良く来ると思うんですけどもね。
そういうのを見ておりますと、どうしても情報を詰め込み過ぎてみにくくなってしまって、結局1目見た時に見る気を無くしてしまってゴミ箱にポイ・・・
という悲しい事実があったりするんですが。
実際今の日本国内のDMの現状としましては、1目見た時のインパクトか、もしくはシャレた感じが効いてないと、まあ自宅に持ち帰ってまで見よう。という人は少ないんじゃないのかな。とは思いますけどもね。
そういう意味では、年始に出す年賀状ってのは確実に見てもらえるのでラッキーな面もあったりするんですけども。
・・って年賀状とDMとを一緒にしてはいけませんな。失敬失敬。
DMは基本的に広告であって、大事な誰かからのお手紙ではありませんからね。
見る人にとって必要かどうかってのをある意味無視して送りつける訳ですから、まあ仕方ない運命ってのもあるとは思うんですけども。
クライアントさんとしてはとにかく一言でも多くの事を伝えたい。という気持ちになるのはごくごく当然の事ですし。
ですけどもパっと見で文字ばっかしゴチャゴチャ書いてあるDMというのは、私的には多分タイトルも見ずにそのままゴミ箱にスルー決定。な代物でもあったり。
なのでいつもDMハガキを作る、と言う時には、その両者のせめぎ合いチックになるんですけどもね。
DMは広告。と一言で言いましても、表現方法は様々で。
小売り系なのか、アパレル系なのか。はてはサービス業なのか。
「人間、見た目で判断しちゃあいかん」と私のジイサマはいつもおっしゃっておりましたけども、そうは言いつつパっと見で判断してしまうのが人のサガ。
そのせめぎ合いの中で、捨てずに持ち帰ってもらって、しかも情報を伝達でき、なおかつ心の中に残る様なもの・・・ってのを考えるのが仕事だったりしますのでね。
いつもその紙面の小ささからは想像できないくらいに悩むのもカードのデザインだったりしますです。はい。
個人的にはブライダル関係もやってる事もありまして、やっぱりファッション関係だとか、あとはアパレル系。身近なとこで言うとヘアサロンさんのDMとかってのは、結構大胆でスタイリッシュなデザイン、もしくはインパクト重視なデザインを好まれる傾向がありまして。
この前作ってた京都市内のとあるヘアサロンさんは、DMの宛名面の下にお得な商品の情報を入れ、裏面は全面グラフィックで作る。というのが定番だったんですけども。
その裏面というのが、通常だとサロンの写真だとか、あと多いのはモデル撮影した女性のバストアップの写真をメインにグラフィック作り。ってのが定番なんですが、なぜか
「錯視絵」
を使いたいと言う事でして。
これなんですけども。
左が宛名面。右が裏面ですな。
この大きさでは解りにくいかもしれませんので、画像クリックで大きくしてもらったら解るかもしれませんけども。
裏面全面が錯視絵になっております。
裏面の正方形のマス目があると思うのですが、これが中央に盛り上がってるように見えると思うんですけども、実際は全て正確な正方形で出来てまして。
色もワザと目がチカチカするようなオレンジを使っておりますです。はい。
これがミラーコートとかの、テカっとした用紙で印刷されてポストに入ってたら、「オオオオ」ってちょいビックリするんじゃないか?というのが狙い。
あ、拡大画像にしてあんま見つめてると、目に残像が残って消えなくなるので注意してくださいね。お願いします。
この他にもこちらのサロンさんでは毎回こういったインパクト重視なDMを出されておりますので、作ってる私としても楽しみにさせて頂いておりますけども。
・・・ですけども実はこれイラストレータで作ってるとですね、極端に作業時間が短くなるんですよね。
長時間見続けてますと、なんとも目が回ってきますもので(汗)
これはまだ色合い的にはマシなんですけどもね。もっとサイケな色のヤツもあったりしますので。
錯視のパターンもたとえばグルグル回ってるように見えるヤツとかになりますと、パッと見はインパクトあるんですけども、いかんせん作ってる最中に時折気分が悪くなって、乗り物酔いしてるようになったりします(汗)
これを作ってからというもの、錯視画像というのは、拡大して見つめるもんじゃあないな・・・と心に刻み込まれましたですね。
ま、錯視を使う。というのはインパクトって面では、それを思いついたオーナーさんの発想の勝利だと思うのですけども。
ヘアサロンさんとかは、こういった思い切ったデザインをさせてくれるので、個人的にはお仕事してても結構楽しいんですねえ。うん。
で、今日は何かとポストカードの話題になりましたんで、ついでといっちゃあ何ですけども、DMデザインのヒントを探してる時に見つけました、ファッション系のDMばかりをアップしてるとこがあったのでちょいご紹介。
24 Stylish Fashion Postcard Design Samples
よいですなあ。
外国のアパレルって感じがします。とても。
でも実際はここまでシンプルに裏面作るってのは結構度胸がいるんですよねえ。
あ、いやクライアントさんがって事ですけども。
ここまでシンプルにするってのは、ある意味自信の現れと捉えるのか。
それとも貧相な情報量だと捉えるのか、という目線次第ですね。
先にお話してました年賀じゃあないですけども、パっと見て
「あ、ちょっとこれ残しておいて、部屋にでも貼っておこうかしらね」
とか思ってもらえるものが出来たらよいなあ・・・とは日頃思ってますけどもね。
小さい紙面へ挑む戦いは、これからも続く訳ですな。うん。
にしても年賀状、私も楽しみですねえ。
沢山いらっしゃるクリエイターさんの作品の中のほんの一部分でしょうけども、でもその本を買った方が、一人でも気に入って使っていただけるのかもしれない・・・
と思うと嬉しいものです。はい。
できれば毎年そうやって自分で作った写真を入れた年賀状を、賀詞とか言葉を外して毎年毎年支度に飾って欲しいもんですけどもね。
年賀状だけで使うのももったいないでしょ?と思えるような物があればいいのになー。
とか思っております。
てなわけで今日はこの辺で。
また明日お会いしましょう〜
ではでは皆様、ごきげんよろしゅう〜
お仕事 お疲れ様ですw
返信削除年賀状ですかぁ、すごいですね~w楽しみですww
最近は、そういった本が年々増えてってますよね~。毎年見るのが(ほぼ立ち読みですけど)楽しみのひとつです♪
NAWOさんは、年賀状出されていますか?
出されているとしたら、かなりこだわったステキ年賀なんでしょうねw
>hariさん
返信削除オツカレチャソですー
その話をもらったのが梅雨のまっただ中だったもんですので、ジトジトべタベタな陰気な天気の中で、笑顔や幸福をイメージする年賀を考えるのはちと苦労しましたけどもw
ですけどもおそらく明日には最終出稿が終了して、あとは出版社さんの編集さんに任せたーと言う流れになるのではと。
私も一応年賀状出しますよ。友達少ないので枚数はそないにありませんけど・・・(泣)
でもですねえ、ものすんごい考えれば考えるほど、なぜか真っ白か真っ黒に近づいてくんですよね(汗)
なのでおそらくhariさんが思ってる以上に(異常に?)シンプルなのではないかな・・・と思ったりしますです。はい。
というか今更ながらhariさんのブログを発見しました・・お恥ずかしい。
また私の巡回先が増えましたです♪
マイペースで頑張って==!