2011年7月9日土曜日

浴衣で爆走のあの人は無事なんだろうか



暑くてもうダメ・・・・



とは言ってられない人間であった事を今思い出しましたNAWOです。


夏は暑い。

まあ当たり前なんですけどもね。

暑いのは苦手な私にとってはどちらかと言うとあまり好きじゃない季節である事には違いないですけども。


でもそんな苦手な夏だからこそ見れるものもあったりするわけでして。


私の勤務先の近所は京都市下京区なんですが。

この近辺はですね、前々から呉服屋さんが多く並んでおりまして。

祇園祭も近くなってまいりますと、こぞって店頭に並び始めるのが色んな

「浴衣」


これがまあ風流なんですなあ。


浴衣ってのは外で着る分には今の時期限定なもので。

なのでご近所の呉服屋さんとかは今がチャンス!とばかりに展示会されてたりだとか、店頭で安く販売されてたりだとかしてはりますが。


最近では一言で浴衣って言いましても色んな物がありますけどもね。

なんか洋装のジャンルも取り入れた、ちと帯の部分にレースだとか付いたもんだとか。色も和色ってわけではなくて、わざとサイケな原色の組み合わせだとかもあるようですけども。


でもやはりですな。私的には昔からある、ちと渋めの涼しやかな和色の組み合わせではんなり着こなすタイプの浴衣が好きでして。

白地にあじさいのちと大振りな柄行きの浴衣とかで、シンプルーに着こなしてる若いお姉さんとか見ますと、おっと粋だねえ・・・と思ったりするんですけどもね。

まあ実際見た目いくら涼しそうに見えましても、全く服を着てない訳ではありませんから、ショートパンツにキャミソールの格好に比べるとそら暑いんでしょうけども。


と。実はですな。

今では花火大会だとか、祇園祭だとかの時期になりますと、浴衣着てお出かけって言う方々も沢山いらっしゃいますけどもですな。

元々浴衣というのは、昔は「湯帷子(ゆかたびら)って言われる着物でございまして。

江戸時代前期まではですね、今のような夏の外出着としてではなく、もっぱら室内着・・・というよりも、入浴専用服。という事だったんですけどもね。


もともと江戸時代くらいまでの「風呂」って言うとですね、今のように湯船があって、そこにつかって思わず「ウハァァ〜〜」と呻いてしまうようなお風呂では無くって。

蒸し風呂、今で言うサウナに近い状態の風呂ってのが主流だったんですな。

で、その蒸し風呂に入る時に着用したのが「湯帷子」だったって訳です。

なんで一言で簡単に言いますと、昔はゆかたって言うと、入浴の時に着る水着みたいなものだったんですな。


江戸時代も後記になって、庶民文化が発達してくると今の型式の湯船につかる風呂ってのも定着してくるんですけども。

でもまあ普通に考えますと、ボイラーだとかも無い時代に、銭湯みたいな場所でお湯を大量に沸かすって事はできませんから。

昔は湯船につかって・・というのは、温泉とかに行った時の特別な時しか出来なかったわけですな。


で、話を戻して、その湯帷子なんですが。

そうやってサウナで汗を流した後に、風呂を出ますともちろん通常の着物に着替える訳ですけども、その時に蒸し風呂で濡れた体を拭く、バスタオルの役割でもあったんだとか。

洋風に言いますと、映画とかで大富豪のオッチャンとかが大きいワイングラス片手に着てる、あのバスローブの役割もあったって事ですかね。

なので今では湯帷子から浴衣って漢字で書くのだとか。


まあ由来は色々あるのですけどもね。

今は夏の風物詩の1つで、毎年この時期には私の目を楽しませてくれるものですので。

今年はどんな綺麗なオネエサマ達がどのような浴衣で祇園祭の町を歩かれるのか、今から楽しみですけどもね。


ちなみに祇園祭の時にはですね、その呉服屋さんも店員さん自ら浴衣を着て、よく店頭にワゴンセールっぽい感じでものすごい安い値段で、和装関係の物を色々販売もされてますので。

浴衣を着て鉾でも見つつ、そういう和装小物なんかを探すのも楽しかったりしますですよ。


というか昨年見てたお店だと、

「浴衣¥980!!」

とかってもう既にバーゲンどころの騒ぎじゃねえなコリャ。な感じでしたので。


特に中規模の鉾が立ち並びます室町通りだとかの少し細い目の通りには、唸るくらいの量の呉服屋さんがありますのでね。

そういう楽しみ方も出来るって訳ですな。はい。



というかですな。

どういう理由なのかはわかりませんけども。


今日朝に出勤する時にですね、ふと見かけたこれまた呉服屋さんなんですが。

店員さん(女性)はもちろん、浴衣を着ておられるんですけども、その浴衣を来たまんまで全速力で自転車に乗って爆走していきまして。

おそらく急ぎの配達でもあったんでしょうけども、鬼の形相で全力で自転車を漕いでいったのでその迫力におもわず細い路地の道を譲ってしまいましたが。


まあ確かに京都の道は狭いですのでね。そこいらに配達とか集金に行くのなら、自転車が一番早くて確実なんですけども。

でも浴衣着て自転車ってのもどうよ??と思ったりしたんですけどもね。

でもものすんごい急いでたみたいなんで、そんな事言ってる場合では無いんでしょうな。きっと。


通勤で歩いてくる道もですね、もちろん細い道ばかりなんですけども。

でも一方通行の細い道でも、数台の自転車が停めてあるだけで車や人は通りにくくなったりするんですよねえ。

おかげで何回車に轢かれそうになったことか。


だがしかし、さっきの鬼の形相で駆け抜けていった方々のように、実際に仕事で使用されてる方々もいらっしゃるので、邪険にも出来ないしなあ。

でもってぎょうさん自転車が置いてある風景というのはですね、正直景観的にもそないによろしく無いんですな。

なんかこう、ゴチャっと感が色濃くて。


・・・と、そんな事を考えつつ。

何か自転車を楽しくカッコ良く、もしくは美しく停めておける工夫、というのは無いのでしょうか?と思いまして。

とあるサイトを見つけましたでございます。


TOXEL.com   -17 Cool and Unusual Bike Racks-


海外では日本に比べて自転車の歴史も古くてですね。

利用率だっておそらく日本よりも多いのでしょうけども。

それだけにさっき言いました「自転車のゴチャっと感」の解消の為に、色々な工夫をされてるわけでございます。


そんな町中での、自転車の置き方に対する工夫をこちらのサイトさんでまとめてらっしゃったのでその中から少しご紹介。


立体駐車場ですな。

お花をモチーフに。なかなか綺麗じゃないですか。

自転車をロックして停めておくとこ。色々な形が楽しい。

車のスペースをそのまま自転車用に。これも思わず停めたくなりますな。

一番シンプルかも。放射状に置くってとこがミソなのかと。


とまあ、色々工夫があるんですねえ。


京都では自転車で駐車禁止のキップを切られると言う事は無いんですけども。

でもとある駅前とかになりますと、おそらく通勤や通学で駅まで自転車で来て、そのまま帰宅まで放置。って言う自転車が、もう山ほどあるんですけどもね。

一ヶ月に一回くらい、京都市のごっつい4Tトラックが来て、イッパイに違法駐輪されたのを見計らってゴッソリ撤去していきます。


で、撤去された自転車はって言いますと、中心部からはとてもとても遠い、市内の南の外れまで運ばれてそこで保管される訳ですが。

まあ自転車というのは数台だと邪魔でも何でもないんですけどもね、やはり大量に集まると色々不都合が起こってくる訳ですね。

なんでそうなる前に、こういう形で停める場所を作ってあげたらいいんじゃないかな??とか思うんですけどもねえ。


でも駅前の駐輪場でも、月数千円お金払わないと停めさせてくれないご時世なので、うーむ今の日本では厳しいのか?とか思ったりしましたが。

ま、私は自転車も日頃殆ど。。というか全くと言っていいほど乗る機会もありませんからねえ。直接的には関係無いですけども。

でも今日の朝であった、浴衣をはだけてまで爆走するあのお姉様は無事に配達先に辿りついたのだろうか・・・

と、それだけがちと心配なのでありました。


まあとにかく今日も暑いです。

シロクマが溶ける前に食べ切って、またお仕事頑張ろうそうしよう。


ではではまた明日ー

ごきげんよろしゅう〜





2011年7月8日金曜日

ぐるんぐるんぐるんぐる(ry



素敵な横顔。

黒いヌコ様はやはり横顔がカッコイイと思うわけです。はい。


写真家ロバート・ジンさんの作品より。



どもども皆様こんばんわ。

相変わらずジメジメしてますかー?どうですかー?


私の作業デスクもついさっきまでナメクジさんが這いずり回ってたかのようなジメジメ具合で。

なんだかキャラメルコーンとかを開封して机の上に置いておくだけでものの数分でシケシケになるんではないのかと気になって気になって仕方ない。どうもNAWOです。


ま、実際はそんなこたあなりませんけど。

あくまでイメージという事で。


でも肘を机につけて作業してますと粘着度がこれまたもう不愉快極まりないくらいにネトネトしておりますなあ。

納豆菌とか散布して、大豆でも置いといたらマジで人肌納豆が出来るんじゃないですかね。


それもこれもなんだか激しく降ってみたり止んでみたりしてる雨のせいなんでしょうけども。


でもこの数週間まともに雨ってあまり降ってないような気もして。

私の空腹を満たすお米達のためにも、今は雨に降ってもらわなくては困るのです。はい。



ま、んなこたあ良いんですけども。


やっと・・・と言いますか、ここんとこずっと作業しておりました、中学校関係の広報誌作成もひと段落しまして。

ちとだけ肩の荷が軽くなった気がするのですが。


いかんせんその間にもズンズン仕事は溜まっておったりしておりまして。


とりあえず新作のアルバムの作りかけを仕上げなきゃなたんのが1種、全くの新作をつくんなきゃいかんのが3種。



うーむ。私のアルバム制作のネタが尽きるのが先か、それとも完成するのが先か。

タマゴが先なのか、それともニワトリが先なのか。



ま、一個はとりあえず数十ページのうちの約4/3は終わってるのでまだ良いとして、うーむ三種一気に作るのはムリ。

とりあえず一個一個作っていかなくちゃ先に進まないぜぃ。な環境でございます。



と、なんか色々悩んでるような感じで書いてますけどもね。

実はそういう悩みであれこれ考えるのが楽しくて仕事してたりしてますので。


というかそれが仕事でしょ。と突っ込まれると何もいえなくなってしまったりする一面も確かにあるので、まあ一言で言うと愚痴言ってるだけかもしれませぬが。


もともとドMな私なもんで。

もっともっと仕事積んでちょうだいな♪的な感情が無いとは言い切れない自分自身が嬉しいのか悲しいのかよくわからん状態ですけども。



まあアルバムだけ作ってるわけでもなく、他にも表には出ないようなお仕事もフンダンに有るのはあるのですけどもね。


一ヶ月ほど前に抽選会やっておりました、ロゴの作成もちょっとずつではありますけども、進んではおりますです。はい。

まだ当選されました方には確認取れてませんけども、OKいただけましたら記事にさせていただきましょうかね。うん。



学校関係のお仕事がひと段落しまして、まあそれまでは中学生だとか小学生だとかの先生と生徒さんと父兄さんの写真を見まくってきたわけですけども。

大人の先生だとか父兄さんはまあ良いとして、子どもの写真と言うのはやはり見てて楽しいもんです。


中学生とかって言うと、最近はもう私よりも背の高い生徒さんは普通だったりしますのでね。

パッと見れば、修学旅行の写真とかは「大人の団体」とさほど変わらないようにも見えたりしますけども。


でもですね、旅行先で撮影された、色んなシーンでの写真を見てますと、明らかに違うとこがあったりもしますです。


それはですな。

「笑顔」



中学生ってのは体はもうほとんど大人の作りなんですけども。

中にはヒゲ生えてる男子とかも余裕で居たりしますが。


ですけどもたかだか友達と一緒になってフザケて写ってるスナップの一枚であっても、

「楽しそう」

のレベルが大人のテンションとは比べ物にならんのですな。


なんで背格好は大人なんですが、写ってる笑顔の中にはまだまだ子どもらしい無邪気さが存分に感じられたりして。


そういう中学の写真とか見てますとね、

「高校まで行っちゃうと、そういうとこもあんま見れなくなってしまうのかな~」

とかちょっとだけセンチな気分になったりするんですけども。



卒業アルバムを作ってました頃にはですね、その頃勤めてた会社は京都にあったのですけども、

北海道から沖縄まで、全国からものすごい数の入稿があるところでございまして。


幼稚園から大学まで、聞いたことない新進の学校から、超有名私立や国立大学までありとあらゆる学生さんを見てきました。


その時でも既に子ども好きだった私はですね、やはり作ってて楽しいのは小学校か中学校くらいの
で。

動きのある写真が多くてレイアウトするのは大変でしたけども、とても楽しかった覚えがございます。



これが高校になっちゃいますと、どうにもこうにも

「その三年間で何があった??」

と思うばかりに皆さん大人になっちゃいまして。


集合写真でも、大人の集合写真となんら変わらなくなったりするので、綺麗な写真は増えるのですが、面白みという意味ではちょい薄くなってしまうんですねえ。



でもその分、学校によって個性が色濃くなってきまして。


とてつもない全国的に有名な進学校の卒業アルバムだと、まあ見事に生徒さんの眼鏡着用比率が高くてですね。

1クラス30人くらいのうち、25人以上が眼鏡着用だったり。


体育会系クラブのスポーツ進学で有名な高校だったりすると、男子校なんですけども、皆ものすごいムキマッチョでなぜか皆上半身裸でポージングして集合写真撮ってあったり。


とある関東の某共学高校では、どっからどうみても女子は全員キャバクラのアゲ嬢さんだったり、男子は全員どこぞのホストクラブのNo1の座をかけて凌ぎを削ってるホストだったり。

というかその前に全員なぜか日焼けで真っ黒で金髪だったり。



と、まあ子ども・・・と言うにはちと苦しい感じになってくるのでございますが、まあその個性を見ながら楽しく仕事させていただきましたけどもね。


ですけども今回も卒業アルバムでは無いにしろ、久しぶりに中学校の写真を大量に見た感想としましては、子どもらしいっていえるのも中学くらいまでなんかな~と

そんな風に思った私です。



私くらいの年齢になってきますとね、周りの友人も結婚して、お子さんが数人居て。という人が主流になってきてまして。

ですが一昔前のように、結婚や出産の年齢というのが一定という訳でもなく、人によってそのタイミングもバラバラでして。


なんでお子さんがいらっしゃる方々でも、小さい赤ちゃんが居るとこもあれば、既に来年高校生って人も居たりします。


私のブログのお友達でいらっしゃいます、はねなしさんもカワイイ娘ちゃんが2人もいらっしゃるし、Shibazoさんとこも色々クリクリでカワエエ息子がいらっしゃいますですけどもね。

おそらくお2人とも私も含めて年代的には似たり寄ったりだと思いますが、やはり子どもの小さい頃ってのは、本当にかわいいもんです。

眼に入れても痛くない。というのはあながち嘘ではない。本当にそう思います。


何歳になっても親にとっては子どもは子ども。

多分その子が成人しても、中年になってもずっと子どもなんでしょうけどもね。



でもはねなしさんにしてもShibazoさんにしても、自分の子どもの写真を、あれだけ色々な表情や仕草やらで沢山撮ってらっしゃいまして。

今はまだその子たちは小さくて意味も解らないかもしれませんけども、

後々になって本当に幸せだなあ・・・と思う日がくるんでしょうねえ。

なんて思うわけです。はい。



と、そんなこんなで子どもの写真のことを考えてましたら、


私もお世話になっております、Flickerという写真の共有サイトでですね、とある子どもの写真をアップされてるギャラリーがあるんですけども。

普通の子どもの写真じゃあなくってですね、ちょっと変わった写真なんですが、


「なるほど笑顔が超素敵なわけだ」


と納得で、おまけに癒されまくってしまったので、何枚かご紹介を。



You spin me right ‘round, baby – a gallery on Flickr








両手で子どもをぐるぐる回してるやつは、いったいどうやって撮ってるのか・・・

とちと疑問も出たりしそうですけども。


でも子ども達の笑顔でそんな細かいことはまあどうでもよく思えるわけです、はい。



なるほど、これだったら確かにほぼ間違いなく子どもの笑顔、撮れるじゃない♪すごい!

と思った私でしたけども。


アイデアですよねえ。ほんと。


というか本当に癒された。ええもん見せてもらいましたです。


上のフリッカーのサイトには、もう少し数もアップされてるようですから、気になる方は是非のぞいて見てくださいね。



まあ上の写真の撮り方はなかなか子どもが大きくなってしまったら体力的に難しいかもしれませんけども。


でも子どもにあまり意識させずに、自然な笑顔撮るってのは本当に難しかったりするんですよねえ。

そらブライダルのワンシーンでも、新郎新婦の自然な笑顔って撮るの難しいのに、子どもとなれば難しくないはずがない。


でもそのパパさんママさんだったら、上のような方法で、カメラを意識せずに素敵な笑顔を撮れるかもしれません。



こんだけ素敵な笑顔の写真が撮れたなら、その写真一枚だけで充分絵葉書でもポストカードでもなんでもなりますね。


子どもと動物には勝てないよ・・・・とどっかのテレビマンの人が言ってましたが。

私もその意見には賛同いたしますです。はい。



おっと。こないな時間に(汗)

またアルバムのネタ作り作業に戻りますです。


なかなかサイトの巡回も出来ないのでツライ。が仕事は楽しい。ムムムム



とりあえずまた明日でございます。

皆様ご機嫌よろしゅう~




2011年7月7日木曜日

フリーのビクトリアンな罫線パーツ



眠い・・・・・にも程がある・・・・・



どうもこんばんわ。

眠たい→暑い→眠れない→眠い→暑い・・・・の負の連鎖を断ち切れない生活習慣が最近はデフォルトになりつつありますところのNAWOでございます。


集合住宅は熱が籠る。

特に上の階層になればなるほど。


昼間は勤務先に居ますので問題ございませんけども、夜自宅に帰宅すると、昼間の熱気が残ってる&下の階の熱気も上がってきて籠ってる。

で籠りまくりの我が部屋なんですけども。


一軒家だったらねえ。熱気が籠るって言ってもせいぜい2階建てか3階建てなんでしれてるかもしれませんけども。

そんな高級マンションでも無い限り、上の階になればなるほど暑くなるのは集合住宅の定めでございます。

その分冬は暖かくって良いんですけどもねー。夏はとりあえず暑い。暑すぎる。


ま、どんだけ暑くても、この時期の製作するものにはいかんせん「涼しさ」とか「清涼感」とか求められたりしますのでね。

製作したものには暑苦しさを極力出さないようにしたいもんです。はい。

冷やし中華始めました。の看板を暑苦しく作ってたら、そら集客効果なんぞ狙える訳が無い。

・・いや、でも逆に、そういう暑苦しい冷やし中華始めました。の看板ってのは見た事ないから、目立って良いかもしれないのか?そうなのか?うーっむ・・・


と、そういえばこの前ですね、ちょいと自分の髪の毛の襟足の毛があまりにも長くなり過ぎたので、そこだけ切ってもらおうと思っていきつけの美容室に行きまして、チャチャッと後ろ髪だけ切ってもらったんですけども。

その時にもう思いっきり目立つところに、美容室なのに

「冷やし○○はじめました!」

の暖簾がかかっておりましてね。


おお、美容室でも冷やし中華か・・・ってんなわけ無い!と思ってよくよく見れば、

「冷やしシャンプーはじめました!」

の暖簾でございました。


これなんですけども。

でもってまたまた鏡のすぐ横の目立つとこに、シャンプーのボトルも置いてあったので、ついつい

「これ何ですか?」

と聞いてしまったのですが。


そうしたら別にそれでシャンプーするって言ってはいないのですけども、すっかりそれでシャンプーする事になってしまい、誘われるままにそれを体験する事に。


なんというかですな。男性用のシャンプーで、トニックシャンプーってのがあるんですけども。

あれのミントのスーーッとするとこだけそのままにして、香りだとかそういうのはもうちょい柔らかくした感じ。

でもシャンプーもコンディショナーも同じ「冷やし」系だったので、終わったあとの爽快感は目を見張るものがございましたです。はい。

それからしばらくは頭が超涼しくてですね。非常に満足して帰路に付きましたけども。

なんか普通だとオプション代金も追加されるんですけどもね。オマケしてくれたようでして。


ありがとう。いつも髪切ってくれるオニイチャン。惚れ直したぜ。

ついでに次パーマ当てる時には、かき氷のサービスもしてくれると増々ファンになります。かき氷が無理ならシロクマを出してくれたら一生そのお店に付いて行きます。はい。


とまあ、その一件があってからですな。

仕事中に外に出た時に、色々パーマ屋さんだとか理髪店さんを見てましたら、同じ「冷やしシャンプー始めました」の看板の出してるとこの多いこと多いこと。

なんでしょうかね。今年は妙にその冷やしシャンプーが流行っておるようです。少なくとも私の回りでは。



ま、そんなこんなで。

極力夏は涼しいものを作ろう!って機会も多いとは思うんですけども。ですけども仕事で作るのはブライダルアルバムもやはり多くてですね。

例えば海外挙式でグアムだとかハワイだとか。南国の島とかで結婚式挙げはったお二人に。とかのアルバムであれば、そういう涼しやかなデザインってのも大いにアリなんでしょうけどもね。

でもいくら涼しやかにって言いましても、アルバムに「冷やしレイアウト始めました」なんて入れるわけにもいきませんから。

なんで色だとか、あとはそうですねえ・・奥行きを伴った透明感とかで表現したりするんですけども。


でも基本ブライダルっていうコンセプトは変わらなかったりするので、そこを崩す訳にはいかんのですな。はい。


ブライダルってのを表現する時に、まあアルバムであれば写真を活かしつつ、見てて飽きないように演出として写真の一部を加工したりだとか、あとは飾り的なものをさりげなーーく中に入れ込んだりだとか。

そういう風にして、何十ページもあるアルバムをいつまでも見てもらえるように工夫していくのですけども。


作る時にはそのお客様の希望はもとより、会場の雰囲気だとか色んな要素で変化してくんですけども、でもその中でもいわば

「王道」

と言われるものもあったりします。


女性的な細い線。あとはエレガントさや繊細さを醸し出す太さの違う曲線の組合わさったもの。

そういう物はアルバムにしろ何にしろ、ブライダル関係の物を作る上では王道的によく使用されてるものです。


そんな素材の中でですね、やはり写真を「飾る」とか「引き立てる」という目的であれば、一般的には写真の回りに巻く「フレーム」だったりだとか。そういう物がメインで使いやすいとは思うのですけども。


ですけども実際にそういう「エレガント」『繊細」などの要素を兼ねていて、なおかつあまり具体的なモチーフの無いもの。

というのは探してみると意外と少ないもんです。はい。

フリーの素材でネットになんぞまあそんなにはございません。


そんな中でですね、久々に一個見つけた素材がございまして。


VECTORIAN

こちらです。

フリーのパックと、57ドルの有料バージョンがありますけども、清貧製作者な私はもちろんフリーの物で。

一括でパックがダウンロードできますのでお気軽にどうぞ。


と、そんだけでは面白くもなんとも無いのでちと中身をご紹介。

飾り罫1

飾り罫2

シンボル

飾りシンボル1

飾りシンボル2

飾り罫3


一応サイトさん的には、製品版を購入してもらうためのお試しバージョンて事みたいですけども。

でもフリーの物だけでも充分使えるのではないかと思う訳です。


こういう飾り罫は、昔のヨーロッパでよく使われておりました、万年筆で書いたビクトリア調の模様を元にして、活版印刷が始まった頃に職人さんが手彫りで作られたのがベースになっているのですけども。

イラストレータで作ることももちろん出来るのは出来ますけども、やってみると解るのですが、表現が非常にシンプルなのに、太さの微妙に違う線の組み合わせなんかが厄介で、なんともかんとも時間がかかるものなんですねえ。

上の画像の飾りシンボル1の右下のヤツなんぞ、おそらくそれ作るだけで数時間くらいかかるのではと(汗)

なのでこういう素材というのは非常に貴重だったりするわけです。



で、この素材のキモは組み合わせですな。

複数を組み合わせる事で、こういう表現が出来るのでございます。

これが1から作るとですな、もう発狂するくらいに手間がかかるんでございます。



たとえば写真をポストカードにするとして。


写真だけでも、まあ綺麗なんですけどもね。

というか本来はこういう使い方が一番写真を殺さないので良いのかもしれませんけども。

ちと上のを使って一工夫。





片方の半面に写真だけ。

もう片方にこの飾り罫線でちょこっと小さいフレーム作って、そのフレームの中に英語の一言入れるだけでも全然違いますです。

ちとお菓子っぽい?
キニシナイキニシナイ


ちなみにちなみに上の素材はですな、全部EPSとAIデータですので、拡大縮小も劣化せずに出来ますので便利。

流れるようなライン使いがこの素材の特徴ですのでね。

フォトショップであれば、ラスタライズさせれば使えます。


と、いうわけで。

今日は非常にめずらしいビクトリア調の飾りパーツのご紹介でございました。


さあでは仕事にまたまた復帰しますかねえ。

夜で涼しくなってきた事ですし。


それでは皆様また明日。

ごきげんよろしゅ〜