2010年9月4日土曜日

たまにはTipsも 2



 ども。みなさんこんにちわです。


今日は週末の土曜日でして。

私の勤務先の皆々様は、婚礼の撮影の為に現場に出かけておりまして。
私一人でのらりくらりと作業しておりますわけなんですけどもね。


「今日も暑いわー。
シロクマもよお溶けおる。
こんな日は事務所のエアコン様に頑張ってもろて。
涼しいとこでクールに仕事やで。」


そんな事をファミリーマート前でブツブツ言いながら、事務所に来まして。

エアコンのスイッチを入れて、PCの電源も入れて、頭冷足熱で頑張ろうと思ったんですけどね。


エアコンつけて、10分くらいしたら、なんか止まってるんですわ。エアコンが。

「あれ?いつのまに。もいっかいポチっとな!」

で、またエアコンさん再起動して、フンフンフーン♪て仕事してたら、また切れとるんですわ。

「??? 何か嫌な予感・・・」

再び再起動して、ちょいおそるおそる仕事してたら、またダウンしとるんですわ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・神様」

で、スイッチ押すんですけど、もう反応が無いんですわ。

「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」



・・・で、管理会社に電話して、

「事務所のエアコンさんが重症です。なんとか至急に救命措置をとって頂かないと、犠牲者が増えます。お願いします」

とお願いしたんですけども。

「あー。わかりました。
今日土曜日なのでー。人が少し出ておりますので。
今日中には行きますけども、その場で治るかどうかはわからないんですー。
とりあえず行きますので、行く前にお電話さしあげますんで。
少々お待ちいただけますかーー。」

と言われてはや数時間。



まあ事務所に居るのは今日は私一人なのですけどもね。
でもPCは私の足下に数台、もうウンウン言いながら猛烈な熱を排出し続けておりまして。

仕方ないので扇風機をがんがんにまわして、窓も玄関も全開にしてはいるのですけども。

うーーーー。

暑い。ひたすら暑い。

たぶん室温のほうが、体温より高いんちゃうのこれ。



やけのやんぱちで、シロクマファミリーパックの5本目に手をかけようとする私です。

エアコンが切れるという事は、もうライフラインが断たれるのと同じなのね・・

暑い。暑いぞーーーー

でもブログは通常運行で更新する私なのであった。




昨日はとある私の知り合いからの質問を参考にして、モデルは人形さんでしたけども、印象的な写真の作り方についてあれこれ記事ってみたんですけどもね。

そのついでといっちゃあなんですけども、私がいつも使ってるフォトショップの使うコツみたいなのを今日も記事っちゃおうかなーとか思いまして。



まあ世の中には色んな写真がございましてですね。
フォトショップを使うって言うと、

「えー、アイドルの裸の写真のコラージュとか作るん?スゲー」

とか言ってしまう大馬鹿野郎な私の友人も居るわけなのですが。


まあ基本写真に限らず、どんなイメージでも合成したり、切って貼ったり何でもできるので、あながちその大馬鹿な友人の言ってる事も間違いではないのですが。

ですけども合成だけがフォトショップさんの出来る事ではありませんでして。

もともと写真を現像された状態から、より思い描くイメージに近づけるためのツールなので、合成修正だけで終わらすのは本当はものすごい勿体ないものなんですね。



ですけども、ソフトが割合高価なのと、使い始めたとしてもフォトショップで出来る事というのはもう天文学的に多くありまして。

WEBでフォトショップのTipsを検索してみると、もう満天の星空のごとく色々な記事がありますように、1つの結果に向かって加工する方法1つとっても、無限にやり方が存在します。

機能が多く搭載されすぎてて、全部を把握して使いこなす。というのは実はものすごい時間のかかるソフトだったりするんですね。



一番上の画像は私が日頃使ってるフォトショップのCS3の起動画面なのですけども。

ちょいとラクガキも入ってますが。

フォトショップ自体もバージョンが新旧色々ありまして、CS3というのは実質バージョン10だったりします。

今現在販売されてるのはCS5かな?

もう既に取り残された感満載ですけどね。でも負けないモン!



でもって、今日はフォトショップを使う上で、切ったり貼ったりする方向ではなくて、意外と効果的に使えるにもかかわらず、一般ではあまり皆さん使用しない・・・というか、わかりづらいのであまり使わない?であろう

「描画方法」

なんかについて記事ってしまおうかなと思ったりしとります。




ブログやサイト運営されてる方からすれば、切り抜きですとか商品の写真の補正やなんかで色々使う事の多いフォトショップだと思いますけども。

一枚の写真を印象的な感じや、より雰囲気を出すのには、この描画方法を知ってるか知らないかだけで随分と作業が楽になったり、色々なイメージが作れるようになります。



まあ話ばかりじゃ面白くも無いので、実際に加工してみましょうか。

じゃ、そうですねえ。ブライダルの告知物でも作るということで。



まずは1つ目の素材。

このブーケの写真で作りましょか。

まあこのまんまでも綺麗なんですけども、ちょいアナログ感も欲しいなーとうことで、私がよく行きます海外のテクスチャ素材を扱ってるサイトに行って、紙のテクスチャを拝借。

ちなみにサイトはこちら

かなり大型のテクスチャも無料でダウンロードできるので、欲しい人はどうぞ。



でもって、ブーケの写真の上にとりあえず紙の写真を置いてみて。

これだけだとただ単に紙が置いてあるだけなんですけども、この紙のレイヤーの描画方法を「ソフトライト」にしてやると、






こんなふうに。写真自体に、紙の折り目だけがついて、こういう皺のある紙に写真が複写されてるように見えるという。

それだけでは全くもってあまりかっこよくないので、写真をトリミングして、背景にも紙をおいて・・・・
 





文字やらちょいと配置して。できたのはこないなカード。

まあ簡単な招待状て感じですね。





ソフトライトって描画方法はこんな風にする意外にも色々方法があるんですけどね。

婚礼写真では、人の顔ですとか、肌ですとかの面を綺麗に見せるために使ったりもしますが。

今回の場合は、上に重ねた紙のテクスチャの、白い部分はほとんど消え、黒の影になってる部分だけが起き上がってくるので、こんな風な効果になります。

結構汎用性の高い描画方法なので、何かしら迷った時には、写真の上に色々置いて、試してみると面白いかもしれませんね。



他の描画方法もありまして。

こちらはその紙のテクスチャを描画方法「乗算」で表示させたもの。


紙のテクスチャがちょいと出過ぎて、お花が黒くなってます。




次は、紙のテクスチャを描画方法「焼き込みカラー」で。


さっきのソフトライトと違って、写真の色調はそのままで、テクスチャの皺だけが残ってる感じ。

写真に影響が出にくいのはこれが一番かもしれませんね。

紙っぽさを出すのなら、ちょい白くなったほうが自然なので、私はソフトライトのほうが好みっちゃあ好みですけどね。




この描画方法ってのは、レイヤーパレットの上に表示されてるんですけども、種類が膨大にありますもので。

パっと見ても20種類以上ありますのでね。

把握すんのがものすんごく大変っちゃあ大変なんですけども。


でも全部を把握しなくても、一部良く使うものであろう物だけを把握して、それを臨機応変に使えるだけでも、表現力にはものすごい差がつきます。



本当はですね、もう何個か試作品作って、記事ろうと思ったんですけども。
今日は事務所のエアコン故障で、マックさんが熱暴走しそうなので、続きはまた明日にでも。

事務所にパソコン達の熱気が籠りすぎて、室温が相当ヤヴァくなってきてますので、私も自宅へ避難しようと思います。


あー、エアコン、ほんといつ治るんだろ・・・こまるなあ(汗)


暑いから今日は仕事やめーーー♪とか一回でいいから言ってみたい。

え?いつも言ってる?

なぜ知っている(汗)


まそんなこんなでまた明日〜

皆さんもよい週末を♪

ではでは♪
.

2010年9月3日金曜日

たまにはTipsも


どうもみなさんこんにちわ。

今日も満員電車に揺られながら、いつものようにiPodで音楽を聞こうとしたのにもかかわらず、昨晩PCで音楽ファイルを抹消したまま入れ替えるのを忘れてしまい、再生ボタンを押しても何も聞こえないことに気がついたのですが、イヤホンを外してしまい込むのが妙に悔しいので、そのまま何も聞こえないiPodを聞くフリで通勤してきましたNAWOです。


前にもこんな事があったような気が。

まあ、いつもの事か。


昨日は少し早い目に仕事を終え、自宅にて再び色々な細かい仕事をしつつマッタリ過ごしておったりしたのですけども。

最近色々なジャンルのサイトやブログの方々と交流しておりますと、職業柄、写真にまつわるご質問であるとか、Tipsであるとかを聞かれる事もちょいちょいございまして。


「トイカメラ風味に写真を加工したい」

とか。

「自分の子どもの写真と、可愛らしい背景を合成したい」

とか。

「自分で描いた鉛筆画に絵付けする良い方法を教えてくれ」

とか。

「大好きなアイドルの水着写真をヌードに加工してくれ」

とか。 ・・・って、それはできませんけどね。


まあ日頃から写真にまつわる仕事しておりますので、私で出来る事やお教え出来ますような事であれば、喜んでボランティアでさせて頂きますので、何なりとお申し付け頂ければと思うのですけども。

でもアイドルさんの写真をヌードに加工すんのは勘弁ください。
出来ますけども。訴えられるのは嫌なので。
 それは自分で努力と根性と脳内補完でお願い致します。



で、その中で、1つ。
具体的にこうこうこういう加工を・・・という事では無いのですけども。
とあるプライス人形さんのグッズを作成されてるサイトさんで、

*Asterisk***

さんという方のサイトがございまして。
その方のサイトに掲載されている写真が綺麗との事なので、そのような写真の加工は出来るのか・・・という事なんですけども。

今回これを記事にするにあたって、*Asterisk***さんにコンタクト取ろうと思ったんですけども、ブログの方からではなかなかコンタクト取れそうになかったので、もし見てらっしゃって「え〜」というのが有りましたらご一報頂ければと(汗)


*Asterisk***
とりあえずその写真を。

私はこのプライズ人形さんは持ってないのですけども、通常、人形さんの肌というのはテカテカしてまして、いかにもプラスチックーて感じなんですけども。




ご質問頂いた方曰く、

 「わかりにくいですが、画像は
マットで明るくて ふわーっとした雰囲気でしょ? 幻想的といいますか?
どうやったら あんな表現ができるのでしょう?」

という事なんですけども。


でもって、その*Asterisk***さんのサイトの写真なんですけども。

まずは撮影方法がどうかっていう所からはじめなきゃならんわけですが。


私は実際にこの方の写真を撮影してらっしゃる所は拝見しておりませんけども、おそらくマクロレンズでデジタル一眼で撮影されてるのと、

殆ど自然光
(ストロボ発光させずに、外光を多く取り入れた条件)
で、室内で撮影されてるのではと。

もしくは、ストロボをバウンス
(ストロボの発光する方向を、直接被写体に向けず、白い壁などに向けて発光させて、間接光にすることによって、柔らかい光を被写体に当てる)
させて撮影してるのかな?という所がポイントだと思うわけです。


普通はストロボというのは一眼レフカメラに備え付けの物は被写体の方向しか向きませんので、バウンスさせるってのは出来ないのですけども、

ストロボの発光部分に、トレーシングペーパーとかティッシュを被せることでも近い効果は得られます。

でも1000円くらいでこんなものも売ってますので、めんどくさい方はこんなのを使ったら良いのではと。

本当は別付けのストロボだったら、色んな方向に向けて撮影できるので便利なんですけどね。

いかんせん高い。

でもって結構邪魔だったりして。


まあこういった工夫をすることで、通常はテカテカと光る肌の風合いやなんかも、光を間接光でふんわり当てる事で、マットな質感を保持してるという訳です。



で、写真の独特の雰囲気を作っているのに、手前と奥に相当ピンぼけがありまして。

それこそ目の一部分しかピントが合わないような被写界深度というのが、おそらくマクロレンズによるものなんだろうなと予想するのですが。

お花であるとか、小さな被写体向けのレンズなので、こういった綺麗なボケ足で撮影が可能なんですけども、実際には汎用性の高いズームレンズを持ってらっしゃる方が多いので、こういった独特の表現は難しいのです。

単焦点(ズーム機能無し)の、望遠レンズでも頑張ればこういう風合いで撮れない事ないですけども、こんな風に撮影しようと思うと、脚立にでも乗って、相当被写体と距離をとらないとこんな風には撮れませんし、光の調整もうまくいきません。

なんでマクロレンズ買ってください。

と言ってしまえば簡単なのですけども、今回はそんな風合いに加工できる方法を、ちょいと記事にしてみようっちゅうわけですね。



今回の加工させて頂く素材はこちら。

普通にコンパクトデジカメでも、一眼レフでも、普通に近接撮影すればこんな感じになると思います。

これは多分ストロボで撮影せずに、自然光で撮影したものだと。

ある程度はやわらかくなってますけども、どうしても肌の「ツルッ」とした部分は光ってしまいます。

それとピントもまあ普通。

ここからはフォトショップのCS3のアプリケーションメインで進めますけども。
アプリを知ってる人は「ふむふむ」と聞いて頂いて、
知らない人は「ほお、こないな事もできるのね」という具合に聞いて頂ければと。



まずは顔の肌の中で、光が白く反射してるとこを消してしまいます。

色んな方法があるんですけども、とりあえず元画像を複製して別レイヤーにし、それにスタンプツールでぺたぺた肌色をスタンプしていきます。

スタンプ自体の透明度は10%くらいで、あんまり何度もぺたぺた塗るのではなく、すーっとなでるように、馴染ませるような間隔ですればOK。

このあとでさらに綺麗にするので、ここでは多少ムラになっても良いです。

とにかくハイライトの部分を馴染ませるような感じで。



で、ある程度ハイライトが馴染んだら、次はさらに綺麗に馴染ませます。

ブラシツールに持ち替えて、一番上のパレットのモードを「比較:暗」、不透明度「100%」、流量「2%」で、サイズはちょい大きめのブラシで。

先ほど複製した写真のレイヤーの上に、もう一枚今度は新規の白紙のレイヤーを作って、そこにお化粧をしていきます。

マックさんだとオプションキー(ウインドウズだとAltキー)を押すと、ブラシがスポイトに変わりますので、それで馴染ませる肌色の部分になるべく近い、ちょっと明るい肌色をスポイトで選択して、それを薄く馴染ませていきます。

描画方法「比較:暗」というのは、スポイトで採った色より明るい所には塗りが適用されずに、暗い場所のみに色が乗るっていう描画ですので、自然に暗い箇所を明るくできるんですね。


描画方法が通常だと、上から明暗関係なく色が乗ってしまいますので、塗り絵になっちゃいます。リアリティーを殺さないために、こういう描画方法でお化粧するわけです。



ちなみにお化粧したレイヤーだけ表示させたのがこの写真。

どれくらい塗ってるのか、これで見れば一目瞭然かも。



で、ここまで出来れば、次は全体の色の調整。

基本元画像は残しておくので、調整レイヤーを作って補正します。


人形さんの肌というのも、人間の肌色とよく似てまして。
基本はその肌色を綺麗に滑らかにするように補正するのですけども。

まずトーンカーブ。

設定にもよりますけども、基本は逆S字カーブを描くように補正します。

トーンカーブは

 「逆S字はアンダーに、S字はコントラストアップに」

 補正効果がかかりますので、少し逆S字を意識して補正してやると、肌のふんわりした色合いがアップできます。


ですけどもやりすぎると他の色も大幅に変わってしまうので気をつけて。


次は色相・彩度。

トーンカーブである程度アンダー目に補正すると、全体の色素が薄くなったような、ちょいとモノクロがかったような白っぽい感じになりますので、その色の隙間を彩度を上げることでフォローしてやります。


今回はそのまま全体を19程、彩度アップ。



でもってこの時点での比較図。

比べるとどんだけ変わったのかよくわかりますねえ。

作業中はそんなにわかんないんですけどね。


今回はさらに、これにマクロレンズの効果チックな加工を施して、さらにさらにその上に質感を上乗せしてみましょうか。






まずさっき作った画像を統合して、一枚の写真にしたあと、写真のピントを合わせたい箇所に、円形選択範囲ツール適当に●を描いて、新規レイヤーの上で塗りつぶします。


で、これをフィルタ⇒ぼかし(ガウス)で結構大幅にぼかします
今回は100pxくらい。

このピントの合う部分てのは、もちろん物理的に辻褄があってないと駄目なもので、奥行きをよくよく考えながら黒の部分を決めましょう。

でないと幻想的になりすぎます。



で次に、背景を二枚複製して、同じ絵柄を3枚、黒のレイヤーの下に用意しておきます。

で、黒の塗りつぶした部分の選択範囲を、コマンド(ウィンドウズならCTRL)押しながらレイヤーパレットをクリックしてとって、それで先ほど複製した背景の、一番上をマスキング。



全レイヤー表示されてると何にも見た目変わりませんけども、そのレイヤーだけ表示するとこんなふうに。

これは写真の中で、ピントが合っている部分になります。




次はその複製した背景のレイヤーの、まだ触ってないほうのレイヤーに、部フィルタ⇒ぼかし(ガウス)を程よくかけて。

これもかけ過ぎは幻想的になりすぎるので、少し控えめに。
今回は20pxくらいかなと。


背景を複製した三つのうち、一番上がピントの合っている場所、その下がピントがボケている場所というふうに分けて、合成してしまうわけですね。

人形の印象的な、目の部分や唇、アクセサリーなんかの目立たせたい場所だけにピントが合った事を想定して作ると作り易いかと。

ちょっとマスクの作る場所がずれちゃったーという場合は、マスク自体にブラシツールでコチョコチョ白を塗り足してやれば、細かい修正も出来ますです。



さらにこっからもひとつ手間かけましょか。



この出来た画像もさらに統合して一枚の写真にしたあと、さらに複製して、同じ絵を用意してもらって、それにフィルタ⇒ぼかし(ガウス)で、適当にぼかします。

そのぼかしたレイヤーを、透明度を50%くらいにして、描画方法を「ソフトライト」にすると、シャドー部は少しつぶれて、ハイライトが浮き出て、ちょい印象的な写真になりますね。






で、最後に比較してみましょか。

一枚の写真でも、手を入れるとこんだけイメージが変わるってわけですね。

最終の写真では、上で加工したものにさらに目の所の青みを増して、ハイライトをわざと書き込んで透明感を出して、唇もおなじようにプルンとした感じにしてあります。

これで質問の感じになったかなー?






今回はこうやってソフトを使って、ご質問のように加工できる方法を記事にしたんですけども。実際フォとショップで加工といっても、様々な方法があるので、今回の方法がベストかどうかはわかりません。

なるべく簡単な方法でと思って書いたんですけど、もしわかんなかったらまた聞いて頂ければと思いますです。


ですけども、おそらく今回参考にさせていただいた*Asterisk***さんの場合は、撮影段階で色々設備や何かしらが違う・・というか、工夫されてるのかなあと思ったりしますね。

でもその辺は企業秘密的な事もあるかもしれないので、まあ今回は触れないとして。


写真というのはなかなか思い通りに綺麗に撮影すると言うのは難しくてですね。
希望通りに撮影できたとしても、もう一歩踏み込んだイメージに近づけるために、こういったソフトは大いに役立ちますです。

あんまりやりすぎるとウソの写真になっちゃいますので、その写真を使う目的にもよりますけども。でも方法としては知っておいても損は無いんではないかと。

この人形の写真にしても、最初の絵だと、うーん。普通という感じですが、加工して綺麗にイメージングしてしまえば、何となく壁紙にでも出来そうになってしまうという。

なんで写真はおもろいですよねー。


これに限らず、色んなデザインですとか、写真の加工ですとかの相談はお受けしてますので、「こんな事したいなー」とか「あんなんできひんのかなー」とかありましたら、またお気軽に聞いてくださいませ♪

あ、でも下ねたはご勘弁くださいね(汗)

このブログの上のタブの「About:Contact」に、連絡先も掲載しておりますので、どうぞお気軽にお願いします。


今回は写真を超超多用したのでものすごく重くなったんじゃなかろうか・・

まあたまにはいいかー♪

珍しくTipsな記事でした。

ではではー

.

2010年9月2日木曜日

国際問題はごめんです


けんか売ってるんじゃありません。



これも立派な結婚式の招待状。

 ・・・と思いきや、ちょい違いますね。
多分結婚するからもう連絡しないでねーて感じでしょか。

逆招待状か。

パッと見、ものすんごい焦りますけどね。



ども、みなさんこんにちわ。

今日も朝からシロクマを買いに3軒コンビニをはしごしてGETしてきたNAWOです。

9月なんでもうちょい涼しくなれよ〜。とは心の中で思っていますけども。
暑いほうがシロクマは美味しいし。

ああ、シロクマ故にシロクマで悩むシロクマシロクマ・・・



上の写真は海外のブライダルのサイトからの拾得物。

海外って、こういうキワドイ表現で挑戦的な事をわざわざするので大好きです。

まあ日本じゃ中指突き立てても意味が通じない事も多いですけどね。
でもあっちの人に本当に中指突き立てたらどえらいことになりますので注意。



高校の時に、友達とある賭け事で遊んでいまして。

それで負けた人は、罰ゲームで1つ言う事を聞く。というのをやってましたら、私がそれに負けてしまいまして。

で、勝った友人が罰ゲームとして私に下した指令が、

「外人さんに、誰でも良いから目の前で中指突き立ててこい」

という指令でして。


高校時代って、皆怖いもの知らずなとこもあったり、

「まあその程度でそないに誰も怒ったりしないだろ」

という、子ども特有の甘い甘い、もうファミマで売ってるバームクーヘンの如く甘い考えで、本当に軽い気持ちで実行してしまうのですけども。


遊んでいた場所が、ちょうど京都市内の西の方で、妙心寺という場所の近所だったのですけども、そのお寺は観光によく外人さんも来られる場所だったので、妙心寺前のバス停で待っている外人さんの、誰に向かってその行為をするか迷ってた所。

「あ、あの人がいいね。あの人に向かってしてきて。」

と言った友人の視線の先には、今で言うボブサップ風味満開の黒人さん。

もうね。腕の太さが私の腰周りくらいあります。

たぶんラリアット一発で頭が飛んで行くレベル。


まあ負けは負けなので、覚悟を決めてその外人さんの背後までさりげなく行って、背中をちょんちょんとした後に、その人の目の前で思いっきりそのポーズを決めたんですけども。

「aqswdefrgthyjuikolp;@/:!!!!!!」

と何かものすごいテンションになったので、

「あ、これはやばい。
殺されるかも。」


と直感した私はすぐさま振り返ってBダッシュで逃亡。

もちろん私が全力で逃げてるとそのボブサップも全力で追いかけてきます。


私が逃げた方向は、友人達が待ってる方向だったので、それを見た友人達も

「これは相当ヤバい」

と直感して、私に先行して猛ダッシュで逃げましたが。



結局妙心寺前から、なんと太秦映画村の前まで全力で走って逃げたのですけども、

その映画村の手前で、私に指令を下した友人の方がボブサップに捕まってしまい、もうそれはそれは悲惨な目にあっておりました。


ああ、その時は体力あって本当によかった。

人間、本当にヤバいと思うと、全力で1.5kmくらいは走れるもんですね。

マラソン大会は走れないのに。



その後そのボブサップは実は日本語ペラペラの、日本で働く英語の先生だった事が判明し、ボブサップ自身が学校に報告してくれたおかげで校長室に友人ともども呼び出されてどえらいお説教を頂いたのは懐かしい思いでです。


よい子は絶対マネしないように。

マジで冗談では済まなくなりますのでね。


その時の校長の一言。

「頼むから国際問題まで起こさないでくれ」





まあそんな話はどうでも良いんですけどね。(良くないか)

思わずトップのインビテーションカードのデザインがキテタので、昔話のテンションも上がってしまいました。

あの時のボブサップに似た英語の先生。ほんとごめんなさい。

もう国際問題はごめんです。





私も日頃いつもブライダルアルバムを作っておりますわけですけども。

京都という土地のせいか、それとも最近の傾向なのかはわかりませんけども。日本人の新郎もしくは新婦と、外国人の方の結婚式や披露宴のアルバムも結構な割合で作ったりします。

まあそれこそ色んな国の方々がいらっしゃいますけどね。

アメリカはもちろん、ヨーロッパ諸国、アジアでしたら中国や、韓国の方とか。


披露宴のみの写真しか見れない人も多いんですけども、中には神社で、日本人の花嫁さんは白無垢で。外国人の新郎さんは紋付袴でってのも結構見かけます。

外国の方々が紋付袴ってのもなかなかに新鮮なのですけども。でも何でもそういった方々に話をお聞きしてますと、新婦さんが日本人だから・・・というよりも、新郎さんが、

「日本が好きだから、日本伝統の挙式をしたい」

とおっしゃってくださる方が多いんだとか。


私も一応日本人の端くれなので、そういう話を聞くと何かホッとします。
本当に学生時代にあんな事してごめんなさいって感じです。


で、肝心の写真なんですけども。着付けして最初はやはりちとギコチナイ新郎さんではありますが、後半のほうになってくると、紋付袴の着こなしもだんだんとサマになってきて。

海の向こうの、特に欧米諸国の方々はほんと立派な体格しておられる方が多いので、上半身もガッチリさんが多いですからね。

ちょい背筋ちゃんと伸ばして、あごをグッと引いてやれば、本当にカッコイイんです。


白無垢の少し控えめに笑う新婦さんを、すごい身長差で上から見下ろす形にはなってるのですけども、新婦さんを見るその目は本当に優しくて。

ものすごい大きな体なのに、その優しい雰囲気が、すごいいいなあ〜と思うわけです。




あと、あまり中国の方で、中国式って結婚式を上げる方は見かけることはありませんけども。

一回だけ、中国人の新婦さんで、新郎さんも中国の方で、でも会場は日本で。という披露宴は見た事がありますけどもね。


中国では、「赤色」というのは、結婚式の時は新婦さんだけの色なんですね。

日本では「白」なのですけども、そのあたりも民族性の違いなのかなとか。

ですのでその披露宴は、新婦さんの服装から飾りから何から何まで、「赤」のテーマに沿った装飾が施されておりまして。ものすごいきらびやかだったのを憶えております。


中国だと結婚式のときは、参列するゲストの方は赤は着ちゃ駄目ですよ。怒られます。

「マナーがなっとらん!!」

てね。



まあ色んな国によって、様々なタブーや、考え方があるもので。

皆そういう育った生活環境は様々で、日本では美徳とされてる事でも、とある国に行くとすごく失礼な事になったりしますので。


私なんかは子ども大好きなので、タイに行ったときに子どもの頭をナデナデできないのにびっくりしたりしましたかね。

なんでもタイでは頭は精霊の宿る場所なので、たとえ親といえども容易に触っては駄目なのだとか。

あと足が一番不浄な場所なので、足を使って何かする・・という事をものすんごく嫌がったり。


あとイギリスのイングランド出身で、日本人のお嫁さんをもらって日本で生活してる友人がおるのですけども。

私は全然知らずに、イギリスの1地方と一括りにして話したら、どえらい剣幕で怒られましたです。

「他の地域を一緒にしないでくれ!」と。

もともと複合民族国家なので、やはり自分の出身は大切にするんですねえ。

同じ話で、カナダとアメリカを一緒にしないとかも。



結婚式や披露宴というのは、本当におめでたい席なので。
いろんな人種の人が入り交じった、国際結婚のような場では、本当に色々気をつけなくちゃいけないなあと。

高校時代にむちゃくちゃやってる割に、そんな風にちょいと襟を正したりする私なのでした。



ま、でも一番大事なのは、「幸せになってね♪」ていう気持ちなんですけどね。

やはり心だと思うわけです。

ほんとにボブサップ風のオッチャン。ごめんね。


では作業に戻りますか。

まだまだ暑いですけども、炭酸水でも飲みながら頑張りますです〜

ではでは

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2010年9月1日水曜日

スィーツでチアノーゼ


どうもみなさんこんにちわ。


朝からのいつまで続くのかわからん猛暑の中、少々ぼーっとしながら、夏休み開けでやたらと人数の増加した通勤電車に揺られて出勤のNAWOです。



まあ今日から9月ですのでね。

電車の通勤時間は、昨日までよりも相当混み混みになるんだろとは思ってましたけども。

ちょいと想像以上の大渋滞で、心底出勤するだけで疲れ果ててしまっております。


こういう時は気合い入れる為にまずシロクマだ。シロクマを食べよう。
そうしよう。




上の写真は披露宴や結婚パーティーの時に出されるお菓子達。

マカロンとカップケーキですかね。あああ。超美味しそう。
食べたい。今すぐ食べたい。



毎日PCの前で、コツコツアルバム作ったりいろいろしております私としましては、アルバムにレイアウトする写真を見てる中で楽しみにしてる物も多々ありまして。

もちろん綺麗な新婦さんや、会場の綺麗な飾り付けもすごい見てて楽しいんですけども。食べ物やスイーツの写真も相当楽しみにしております。



一昔前までは、披露宴で出されるスイーツってと、ケーキカットしたケーキを切り分けてゲストの方々にはいどうぞ♪てのが普通だったんですけども。


今はレストランウエディングですとか、ガーデンウエディングも多いですので。

そういった会場さんでは、庭にバイキング形式でデザートブッフェを作って、ゲストの人達と新郎新婦で立食パーティーっぽくされてる所もあったりとか。


挙式から披露宴までの、ちょいとした待ち時間やなんかにしてはるとこもあるようですね。

ウエルカムドリンクとともに、甘いケーキもどうぞ♪みたいな。


さすがに披露宴で出されるケーキやスイーツというのはまあ華やかでして。

パステルカラーに彩られた様々なスイーツは、女性の方はもちろんだと思うんですけども、結構年配の方々も喜んでおられる様子が写真からはよく伺えたりします。

見てるだけでも可愛らしくて、華やかで、しかも美味しいときてますからね。
雰囲気を盛り上げるのには良いのではないかと。


綺麗なお庭のグリーンの中で、色とりどりのスイーツを片手に談笑してる新郎新婦とゲストの方々の写真て、本当に和みますし、記念のスナップとしても自然な表情が収められるので、見てて楽しいものです。




私もこういう甘いものは、まあすごい大好きでして。

というか食べ物なんでも大好きなんですけどね。



学生時代にアルバイトしておりました、某有名パン屋さんではケーキ類も販売しておりまして。

私は夜の10時から朝の3時閉店までという働き方をしておったのですけども。


閉店の3時になりますと、その日に売れ残ったケーキで、日付が過ぎて廃棄処分になる物を、ホールで数個もらって帰って、朝ご飯にカレースプーンで2ホール程、毎朝のように食べていたのを思い出してなりません。


ティラミスのLサイズホールが直径20cmくらいなんですけども。
朝ご飯で3つくらい食べたりしておりました。


さすがに3つ食べると、夜まで全然お腹減らないですけどね〜

え?そういう問題ぢゃないですか?




まあ余談はそれくらいにしましてですね。

そんな学生時代にあった、スイーツの思い出話なんかしてみよかと。


私も一応、大学というものに通っておりました時期がありまして。

一人で学校ブラブラするのは面白くもなんともないので、当然の事ながらとある文系サークルに所属しておりました。


まあ文系のサークルというのは、通常あまり上下関係には厳しくなく、なんとなくのらりくらりとしたイメージがあるんですけども、私の所属してましたサークルは活動は文系なのですが、サークルの中身はものすごく体育会系だったりしまして。

先輩の言う事は絶対。みたいなとこもありましたです。


なのでサークルにつきものの「飲み会」では、当然の事ながら先輩が後輩に酒をこれでもかと飲ますのが通常でして。

何度もそういったコンパでは、倒れるまで飲まされた記憶が未だにございます。



今でも「ドレミの歌」は聞きたくない。聞きたくないったら聞きたくない。

知ってる人はなぜドレミの歌なのかわかると思いますが。
まあそれはおいといて。


ですけども、そういった先輩が勢力をふるうコンパの中でも、卒業間際に行われる「追い出しコンパ」。俗称「追いコン」では、その立場が逆転し、後輩が卒業していく先輩に、長年の指導の感謝の気持ちを込めて酒を飲ますというのがありまして。


その追いコンでは、日頃の恨み感謝の気持ちをビールのお酌する回数に重ね合わせ、もう絶対に酔い潰してやる!て勢いで飲ますんですけどもね。

まあでもさすがに4年間様々なコンパで、むちゃくちゃな飲み方で鍛え上げられて来た猛者なわけですから、そうそう酔いつぶれることはございません。

先輩という事もあって、最終的にはつぶれる一歩手前で飲み会が終わる事になるんですけども。



で、その追いコンが終了してから、まだ恒例行事がありまして。


そうやってコンパでお酌してくれたお礼と、今迄4年間付き合ってくれてありがとうの意味を込めて、卒業生が1人あたりだいたい10人くらいの後輩を連れて、甘いものを奢りで食べさせてあげる。というのがあります。

私もそれには何度か行きましたので、ここからは実況っぽく。



先輩を筆頭に、11人で入ったとあるスイーツの種類が豊富な喫茶。

一番大きいテーブル席に全員で腰掛け、先輩がまず、


「ここは今迄のお礼で、私が全部支払います。なので、私がきちんと、皆が満足するように注文をするので、それを美味しく食べるように。」


と言い放つと、注文のウエイターさんを呼び、


「えっと、じゃあこのチョコパフェを30個と、フルーツパフェを20個と、ロールケーキセットを20個と、プリンアラモード30個と、このなんとかサンデー30個・・・
あ、プリン30個できない?じゃあ、あるだけ。
それと宇治金時20個と・・・・」


かいているとキリも果てしもないので割愛しますけども。

とりあえずそこの甘いものメニューを上から順に、大体20〜30づつくらい、片っ端から頼み始めます。

注文が進むにつれ、段々と青ざめていく下級生達。


ウエイターさんが笑いを殺しながら、もう何枚あるのかわからん数の伝票を書き終え、厨房にそのオーダーを持っていきますと、あきらかに何か異様なザワメキが。



一体これはどういう事なのだろう・・・と戦々恐々としつつ待っておりますと、またもウエイターさんが、もうお盆に乗り切らない数のスイーツを持って来て、テーブルに並べ始めます。


「さあ、食えよー。僕はこれで充分だから、皆で存分に。残さず食べて♪」


と言いながら先輩が食べているのはホットドッグセット。
自分だけ温かいもの食べるのか!

なんて思ってる暇はありませんので、とりあえず並んだスイーツ達を、ひたすら食べます。

で、一個完食したと思ったら、空いた容器をすぐさまウエイターさんが下げて、その空いたスペースに次のスイーツが。

食べて食べて、食べ続けても、スイーツのオカワリが並び続けます。

同期の友人が口のまわりを生クリームだらけにしつつ、引きつった笑いを浮かべながら一言。




「なんやこれ、わんこそばか?」




私はこの時既に甘いもの大王だったので、皆が青ざめてる時に一人で喜んでいたのですけども。

で、一人ですごい勢いで食べてたんですけども、20個過ぎたくらいから、1つわかった事がありました。

甘いもの大好きなので、食べれるのですけども、 急激な体温の低下が全身を襲い始め、震えが止まらなくなります。

室内で暖房ががんがんに効いて暑いくらいのはずなのに、なぜか上着まで着込んでぶるぶる震えながら食べ進める私たち。

隣の同期は、すでに唇が紫色です。
甘いもの食べて、チアノーゼ?



そのわんこスイーツを一人頭だいたい20個づつくらい食べまして。たぶん2時間以上かかったとは思いますけども、先輩を除く全員ガタガタ震えながらなんとか完食。

私はたぶん30〜40くらいは食べたでしょうか。


その時はさすがに日頃から万年欠食児童の私でも、一週間はケーキとかの甘いものを見るのも嫌になってましたね。


全ての戦いが終わって会計の時に、先輩の財布から20〜30万の現金で支払いをしてる時には、なぜか店内から不思議などよめきが起こっておりましたのは言うまでもありません。




ま、これは昔話なので、今はこんな事したら大バカものなので決してしませんけどもね。

でも相変わらず甘いものも大好きなので、ケーキバイキングに行きますと、20個くらい食べてしまう事もあります。

あ、だってああゆうバイキングのケーキて小さいでしょ?
だからですよ。ふふん。



まあ結婚のパーティーやなんかの場で、そないに大食いされてたら、周りも超ドン引きですからね。普通の大人の方々は決してまねはっしないでしょうけども。

でもパーティーのこうしたスイーツを見るたびに、食べてみたい衝動と、こんな昔話を思い出したりするわけございます。


あのときはケーキとかパフェは全然大丈夫だったんですけどね。
アイスクリームが一番辛かった・・・


まあ、昔のバカ話ですので、よい子は決してマネしないように。
お腹壊しても保証は出来ません。あしからず。

実際私の横の同期のチアノーゼ起こしてた友人は、今ではすっかり甘いもの大嫌いな人間になってしまいましたとさ。


今日はアルバム作成でたまたま見かけたケーキの話から、昔話を思い出してみました。

披露宴やパーティーでは、お2人のお祝いも兼ねてますので、お上品にいきましょうねー

皆様も甘いもの食べ過ぎでの体温低下にはお気をつけあそばせ♪

そこまで食べないか。そらそうだ。うん。


ではではまた次回〜

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2010年8月31日火曜日

先生の先生てどんだけ先生先生(ry



どうもみなさんこんにちわ。


8月最終日のこの猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか。

私は相変わらずコンビニで購入したシロクマを溶かさないように右往左往する毎日でございます。



8月のお盆も過ぎて大分経過するのですけども、お盆期間は当然と言えば当然ですが、婚礼は殆ど件数がありませんでして。

お盆休みの次週くらいから、じょじょに結婚式の件数も増えてきますので、その時に撮影されたデータやなんかが大体1週間遅れで入稿されてくる都合上、今のところはまだそんなにアルバムの作成業務は忙しくない毎日なのですが。

ですがおそらく今週末くらいから、またお盆開けの撮影された分が続々と入稿されてくる予定ですので、今のうちに作業場の周辺を一生懸命整理してたりしております。


まあ机の裏に何やら大昔に作ったチラシやら何やら出てくる出てくる。

もうすでに発掘作業みたいになっておりますが。


小さなヤモリも出て来たのにはちょいビクーリした。

あ、生きてますよ。ですので捕まえて室外に逃がしてやったりして。




で、上の写真は新婦さんと友人達のブーケの写真。

赤いバラのブーケなんですけど。ちょい変わってるやん。と思いまして。

だって、花の下に黒い羽?みたいなのついてたもので。
カラスかな?


というのもこちらの写真はとある外国のブライダルプランニングの会社のブログに掲載されてました、

「ロックンロールウエディング」

てテーマで、実際にされた方の写真なんですけどもね。




 写真見てましてもわかりますよに、全体の統一カラーテーマが赤と黒。


赤と黒の組み合わせって、両方とも一歩も譲らない自己主張のものすごい強い色なので、とてもハードな印象になるのですけども。

ですけどもテーマが「ロック」ですので。それなら納得てわけです。


でも日本では白黒のストライプはあまり縁起良くはないんですけどね。

まあ外国なのでそこはよしとして。





でもってゲストも黒と赤で統一。

細かいとこではネイルの飾りも、黒に白のドット模様があったり。

あちこちにロック感がありますねえ。

女の子の衣裳がこれまたカワイイのなんのって。


フォーマルなんですけど、どことなくちょいワルを匂わすて感じですか。

でもイヤラシくは無いので見てて気持ちよいもんです。




ウエディングケーキも黒に白のドット。

テーブルクロスも黒で。


よく見ないとわかんないかもしれませんけど、新郎新婦がダンスしてる床に光ってる、これはムービングライト?もバラだったりします。


全部本当に黒とバラの赤で統一ですねえ。

いい感じにハードですわ。






最後はいかにもな愛車と一緒に。

うーん。



とってもアメリカングラフィティ。


 元記事はこちら
といっても英語ですけどもね。

これ以外にも色んなテーマが載ってるので、興味のある方はドゾ。



日本ではまあ色んな文化の違いもあるので、ここまで一個のテーマに沿って作り上げてしまうような披露宴というのは見ませんけども。

外国ではこういう、いかに個性的にパーティーをするか。みたいな記事が結構多くあったりします。

前の記事でも 「DIY WEDDING」てのを載せてたりしますけども。それも然り。

まあ会場の問題ですとか、色々違いますからね。日本でもこういうのがあったらいいなーとは思いますけども、そうそう簡単なもんじゃないと思います。



今回の記事のロックンロールテーマでもそうなんですけども、どんなテーマの披露宴やパーティーであっても、ブライダルにかかせないは「花」。

上のロックのもそうですけども、この場合は花も一貫して「赤いバラ」がメインで使われてたりしますね。

正直お花が有る、無いで、ブライダルっぽくなるのかならないのか。っていうくらい、こういった場では、お花が重要です。



私のブログのお友達で、プチソレイユさんという方がいらっしゃいますけども。

この方は日頃からブライダルも含めて、お花に携わってらっしゃる方なのですけども。

最近は何やら東京の銀座にある、マロニエゲートてとこの全館をフラワーディスプレイするとかで、もうものすごい忙しいらしくてですね。

日頃からツイッターやら何やらで色々お話を聞かせて頂いてたりするんですけども。確か今日が搬入と飾り付けで、明日からスタート!てな事を聞いてますので、

おそらく今頃は、まさかこんな辺境のブログの記事になってるだろうとはいざ知らず、頑張ってらっしゃるのだと思いますが。



フラワーアレンジメントの先生を育てる先生みたいな人なので、私からすれば先生の先生ってどんだけ先生先生やねん先生!!

・・・て訳がわからないような状態なんですけども。

ですけどもそういう方から色んな貴重なお話も聞かせて頂いたり。



自分の結婚式で使う、自分のブーケを自作する方が最近は多いのだとか。

ブーケは元々地面に咲いていた花を男性が摘んで、結婚する女性に花束にして渡したのが始まりで、その中から一輪だけ抜いて新郎の胸に挿したのがブートニアだとか。

なので本来の意味から言えば、男性がブーケを作る事も普通なのだとか。


何かと色んなお話を聞かせて頂いたり、読ませて頂いたりしております。


普通にこうやって制作業してましたら、式場さんとかでお花屋さんとすれ違うことはあっても、こんな風に色々とお話する機会は無いと思いますので、そんな意味でもブログやっててよかったなあ。て思うんですけどね。



ですけども、ブライダル以外もそうかもしれませんが、装飾にお花を使う機会というのは本当に沢山あるので、日頃何気なく見ている訳ですけども、上の1つのテーマにこだわる意外でも、その装花の果たす役割というのは本当に重要なわけでして。

それと植物というのはあくまで生き物ですからね。それを扱う上での繊細さや優しさみたいなものも求められると思うのです。


今でこそプリザーブドフラワーていう種類もありますけども、やはり生花も多いでしょうし。



結婚式だと、まあ披露宴ではカラードレスや色打掛なんかも新婦さんが着られたりしますけども、基本ウエディングドレスといえば白。新郎のタキシードは黒系と相場が決まっていまして。

そういう白と黒の中に、花を使ってどのような色彩を描くのか。というのは本当に難しいものじゃないかな。。と思ったりするわけです。


白ドレスの中央に新婦さんが持つわけですから、簡単に言えば、新婦自体を象徴するような存在になりますのでね。


もちろん新婦さんも自分が手に持つブーケには、並々ならぬこだわりを持つ方が殆どですので、その新婦さんの希望にあった、なおかつその人を表現できるようなブーケを作り上げるのは、相当センスが必要だと思います。


なんといっても、私が会社で制作してるアルバムの中でも、人気のある種類で、表紙が一面、新婦さんのブーケの写真になってる種類もあるものですから。


その辺からも、ブーケ・・というよりも結婚式の時のお花に対する新郎新婦さんの気持ちが伺えるわけです。



花言葉なんていうのもあるくらいなので、昔から人は植物やお花に対する意識は、万国共通で深いものがあるのかもしれませんね。



そのプチソレイユさんですが、今日は搬入と飾り付けにもかかわらず、急に搬入時間が変更になったり、飾り付けがはかどらないなどのちょいとしたトラブルもあったりしてるようですが、個人的には応援してあげたいなあ・・と思っていたら、お花の記事になっちゃいました。

私も雑誌やら色々読んで勉強してはいるんですけどね(汗)知れば知る程奥の深いお花の世界に、いつになれば到達できることやら・・・


まあでも共通してるのは「綺麗でなければいけない」という事ですかね。

そんだけ大胆で斬新であったとしても、必ず綺麗でなければいけないというのには、本当にいつもいつもそのブーケや装花を作った人に感動させられます。


これから結婚式やなんかを予定されてたりする方も、そういう良いクリエイターの方に巡り会えれば良いですねえ。

ちなみにプチソレイユさんのサイトはこちら
興味があったらドゾ。


今日はちょいと髪を切って、急に頭が軽くなりすぎてフワフワしてる私なのでしたー

もうちょい我慢すれば涼しくなるだろうとは思ったけども、もう暑くて我慢できなかった(汗)


皆さんも暑い中頑張ってくださいねー

私も仕事に復帰いたします!

ではでは♪
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2010年8月30日月曜日

うなずきん最強。異論は認める。

Google image 検索 wedding doll

どうもみなさんこんにちわ。


もう毎日暑いだの汗かくだのうっとおしいだのって書くのがめんどくさくなるくらいに、相変わらずお天道様は超元気な訳ですが、いかがお過ごしでしょか。


最近は朝ご飯にシロクマを食べてもちょいと胃袋が満たされない現象が私の体におこりつつありますので、行きつけのファミマで良く買うのが「寒天ゼリー」。

日頃シロクマばっかりで乳脂肪分をふんだんに摂取しすぎてる感が強いので、ちょっと気を遣って0キロカロリーでヘルシーに。

なんて言ってますけども、別にダイエットしてるわけでもなく、100円で安い割に小さい弁当箱くらいの大きさがあって非常に食べごたえがあるもので。

自己紹介にもかいておりますが、何事も大量摂取がポリシーなのでこのゼリーさんにはまっております。


冷凍庫で軽く凍らせると、シャクシャクして美味しいよ!




まあそんなこんなで今日も相変わらず事務所のエアコンが悲鳴をあげるくらいに冷房をきかせつつも、ボチボチと作業しております訳なんですが。

ブライダルのアルバムを作っていまして、もちろん新郎新婦さんの写真をメインに組み立てるんですけども、お客様からの希望カットで結構リクエストを多く承りますのが、

「式場や披露宴会場に設置した小物類」

だったりします。


ウエルカムボードであるとか、あるいは友人の手作りのお2人のイラストであるとか。

あるいはリングピロー、席次表、高砂やゲストテーブルの卓上装花なんかも。


お祝いの意味も含めて、新郎新婦の周りの色んな方々が、色んな物を作ってくれたりしますので、それも一緒にアルバムに収録しておきたい。。と思うのはまあごくごく普通の考えだと思います。

思い出の1つとしてですよね。



で、そんな小物類の中でも、やはり多いのは手作りアイテム。

手作りアイテムの中でも多いのは、「お人形」だったりします。
別名、ウエディングドール。


私のブログのお友達の中でも、そういう作家さんはいらっしゃいまして。

右のリストにも載ってますけども、chiicoさんやなんかはご自分で何でも作ってらっしゃいますです。

まあそちらのブログを見て頂いたらすぐ解るんですけどね。


そのchiicoさんも、少し前はカバンですとか、そういう実用品関係を作ってらっしゃったんですけども、最近人形に着せる「ドール服」というのを作り始めてらしゃるようでして。

人形やぬいぐるみに着せる、オリジナルの洋服を作ってたりしてはります。

それはまた後半に話に絡んでくるので少し置いといて。



結婚式の披露宴会場に、ゲストの方々を迎えるための受付の脇には、殆ど例外なくウエルカムボードであるとか、新郎新婦をかたどったお人形が置いてあるのですけども。

その人形も本当に色々様々なものがありまして。

私もアルバム作ってる時は、そういうアイテムを見るのも非常に楽しみでもあったりします。



そんな人形さんでも、まあ今は色んなものがありましてですね。

上の画像のGoogle先生のイメージ検索で見てもわかるよに、まあ沢山あるわあるわ。


ですけども、こういったお人形さんというのもやはり「手作り」アイテムというのがメインになってるせいもあって、業者さんやなんかで大々的に売り出してます!というところはあまり見ません。

でも外国でよく見かけるのは、新郎新婦の顔写真を預かって、そっくりの人形を作ってしまうサービス。


この写真がそうなんですけどもね

私の知ってる業者さんでも、これを日本で取り扱ってるとこもあるんですが。

うーん。どうなんでしょうね。

人形って、スーパーリアルではないものですんで、頭身がどうしても3頭身くらいになってしまうもんですから。

ディフォルメのし具合によってちょい感じも変わるんちゃうんかなーとか思いますけども。


ですけども私のまわりでは結構これが気に入って購入されてるお客様もいらっしゃいまして。

先日現場に出ていました同僚のビデオカメラマン曰く、その撮影した新郎新婦さんがこの似顔絵人形を飾ってらっしゃって、さらにご両親用にも用意されていたという話もございます。

顔写真を渡して作ってもらいますので、ちゃんと特徴をとらえて、本人そっくりに作ってくれはるみたいですけどね。

時間は確か1ヶ月くらい。価格もそこそこしてたとは思います。



デフォルメするにあたっては「不気味の谷」という現象がございましてですね。

リアルと非リアルの狭間で、どうしても気味悪くなってしまうという現象があったりするんですけども。

それにハマらないように、上手にデフォルメされてればいいんですけどね。


私なんかは結婚後の事を考えてしまうので、あまり自分に似過ぎの人形を、結婚してずーっと置いとくとなるとちょいと気が引けたりして。



で、そういうリアルなオリジナル人形では無いにしても、既にある人形さんで演出する人も沢山居はりまして。

例えば自分の好きなキャラクターであるとか。思い出の人形であるとか。

そういった物を自分にみたてて、服装だけをウエディングドレスとタキシードに変えてしまう。といった方法で演出される人もいらっしゃいます。



 よく見かけるのはキューピーちゃん。

今やご当地キューピーとかもあるくらいなので、着せ替えはお手の物ーかもしれませんが。

これほど何をさせてもお似合いのキャラは居ないでしょね。

中にはキューピーに、自分の生まれた時の体重分の重しを入れて、ご両親にプレッゼントされたりする・・・といったイベントをされる方もいらっしゃいます。

体重ベアではなく、体重キューピーですね。

私が両親の立場だったら、ベアよりもキューピーのほうが嬉しいかも。



飾りとしての意味であれば、小さいですけど可愛さ天下一品のおなじみシルバニアファミリー。

私も実は大好きだったりします。

集め出すと正直キリが無い。

いつも大人買いしそうで怖い存在でもあります。
って、わたしゃ幼女かい。

いいじゃない。大人で好きな人が居たって。

大きさはすごい小さいものですけども、逆にその大きさがキュートでいいのかもしれませんね。


この写真のは商品がそのままドレスとタキシードですけども、服だけ自作で小さいミニチュアの新郎新婦の着る服装に合わせて作ると、それだけでオリジナルの一点ものになったりします。

これだったら結婚してからも飾っといても全然OKかなーとか思ったり。カワイイですからねー



変わったとこではこれもキャラものですけど、某製薬会社のサトちゃん。

この画像は実は、新郎新婦の思い出の人形に、オリジナルのドレスとタキシードを作りますよーという作家さんのshinoさんのブログから拝借してきたもんです。

その方のブログはこちら


こうやって持込みの思い出の人形に、その新郎新婦のオリジナルのドレスやなんかを作ってあげるっていうのはなかなか斬新かなと。

そういう工夫をしたくても出来ない〜て言う人も沢山いらっしゃいますからね。

どこまで融通してくれはるのかは私も解りませんけども、当日に着るドレスとか、タキシードをそのままなるべく忠実に人形で再現できれば、それこそものすごい記念品になったりしますよね。

chiicoさんならできるんじゃないのか?とかちょっと思ったりして。



私は祖母はその方面にすごい詳しい人だったのですけども、私自身はこういったチクチク系はからっきし駄目な人でして(汗)

自分で布と糸と針で、いろんなものを作れるというのは、本当に才能なんだろなあーとつくづく思うわけなのですけどもね。


ブライダルと言うところに関しては、何でもやはりオリジナル性を高く評価する傾向がありまして。

結婚される新郎新婦さんは、できれば2人にしか出来ない挙式を。2人にしかできないイベントを・・・と考えられるのは、本当に自然な事だと思うので。

そんな中で、こういった人形1つとっても、新郎新婦さんにとっての「大切な思い出の品」として作れるんじゃないかな?と思うわけです。




私は日頃アルバムを作る事で、それに参加してるわけなんですけども、chiicoさんのような作家さんも、言ってみれば日頃大量生産してる会社と違い、一点ものを大切に作る人達なので、その点がブライダルに求められてる所と何かしら共通点があるなあと思います。

結婚する人の立場になって考えてみれば、すぐ解ることなんですけどね。

「お2人だけのオリジナルの○○」。それは多分、結婚する2人にとってはすごく素敵な思い出の品になると思うので。


そんな作家さん達とも交流してますと、何か色んな事できるんじゃないのかなあー。

なんて漠然と考えたりする時もあったりしますです。



最後に人形関係で最近私の一番のお気に入り。

うなずきん Dressy ver でございます。


うなずくだけのオモチャですけど、個人的にめちゃくちゃ好きでして。

興味のある方はこちらでドゾ。



 そんなこんなで、今日はウエディングドール達と手作り作家さんの事で色々考えてみたりしました。

ブライダルって、そんなんだから仕事してても面白いんですよね。

そんな一品ものの思い出の品になるよに、私も気合い入れてアルバム作らせて頂きますです。


ではボチボチ仕事に戻りますかねー

ではではー♪

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2010年8月29日日曜日

相棒・・といっても人ではない。



どうもみなさんこんにちわ。


8月ももう終わりだと言うのに、この熱さの中いかがお過ごしでしょうか。

今日も曜日にほとんど左右される事なく、タンタンと仕事をこなしているフリをしております所のNAWOです。



本日は世間一般では、夕方サザエさんを見て悲しくなるのが定番の日曜なわけですけども。

事務所に来客の予定もありませんし、事務所に居るスタッフも少ないので、夏の海にでもこれから出かけるのか?といわんばかりの格好で出勤してきたわけなのですが。

あまりに軽装で、ものすごく楽すぎてですね。
肝心の仕事をしてるフリはしてますけども、一向にやる気になれない私です。


言い訳ですけども、朝一番からメンテナンスなのか不具合なのか不明ですが、私の勤務先の借りてますサーバーがずーーっとNGが出ておりまして。

メールの送受信が出来ない環境で、色々とやっとる訳なんですけども。これがまた困る困る。

日頃いかにそういったPCの環境の恩恵を受けながら作業しているのかが、これでもかと露呈しますですね。




私は物を作るのがもうほんとに大好きでして。

それはまあ、PCで印刷物やアルバムを作るのに限らず、例えば焼き物ですとか、絵もそうなんですけどね。

先日も1/144のRGガンダムを購入してるくらいですので、何かしら手を動かしてたり、頭を働かせておけば文句は出ない、非常に飼いならし易い人間なんだろなと自覚はしてるんですけども。


しかしながら今日みたいな、何かしら道具が足りなくなるような状況に置かれますとですね、いつも本当に文明の利器に頼り切って生活してる自分自身が明確に見えたりします。

たかがプラモデルだって、ニッパとかカッターは最低無いと作れませんからね。

箱開けて、さあ作ろうってなってるのに、その道具が無い・・・みたいな心境です。


というかですね。RGガンダム買って、箱開けて中見てビクーリしたんですけど。

最近のプラモは本当スゴイなあと。いや、スゴスギルなと。


昔は本当にモナカの張り合わせで作ってた感じだったと思うんですが、今は装甲の中のフレームから作っていって、それにスライドしながら装着できるように装甲板を組んで行くて・・・・

実際のガンダムもこうやって出来てるのか?という感じですよ。はい。

そら「シェー」のポーズもあっさり決まるわ。


てな事言ってますが、私まだ作り始めても無いんですけどね(汗)

買ってからここ数日は、組み立ての説明書読んでニヤニヤしてる日々が続いております。

だってだって、昔のと違って、組み立て説明書も数十ページある見事な冊子なんですもの。ほんとスゴイですよ。これ。


内容見てましても、接着剤はいらないし、塗装しなくてもそれぞれにちゃんと設定された色が元からついてるし。


でもこれ、小学生には間違っても組めませんですよ。

張り合わせだけじゃなくて、構造を理解するにあたって、設計図見てるだけでも相当頭使いますからね。

早く組み上げたい!って思っても、適当にやってたら出来るてもんじゃ無いと思いますです。対象年齢15歳以上にものすごく納得。


バンダイさん。既にプラモデルも、大人のおもちゃになってますよ。


ま、私にとってはいいんですけどね。でも今の小学生にあの感動が味わえないのはちと悲しい。




ま、前フリはそんくらいにしましてですね。

トップの写真は、私の素材集の中のお気に入りから一枚。

車でJUST MARRIEDしてるとこの、子どもでかわいくしてみましたバージョンです。


私の知ってる限りの式場さんでは、道路事情も多分に影響してるとは思うんですけども、アメリカの映画とかでよく見ます、車の後ろに空き缶イパーイつけて車でサヨナラー・・・て演出はしておられるとこは知らないんですけども。

あれは、やっぱ海外だからなのか?

と、少し気になったので、その由来を調べてみたりしたんですけども。



欧米では、挙式披露宴終了=そのままハネムーンへ出発!というのが普通らしくてですね。

日本では披露宴のあとに二次会とかあるんですけども、そういう習慣が無いのも影響してるようでして。

それと披露宴を終了した二人は、二人っきりにするのが当たり前らしいので、そこから来てるらしいですね。

ですけども馬車の頃は新婚旅行自体の概念も無かったようですので、自動車文明以降と言う事になるようですけども。


ですので今でも、欧米諸国では普通に結婚式の時の車の飾り用として、デコレーションセットを売ってるようです。

車社会の歴史の長さも影響してるんでしょうね。



今現在では、知ってる会場さんでは、チャペルから出て来た新郎新婦さんが、フラワーシャワーやライスシャワーを浴びて出て来た後に、

ある会場ではその広い敷地を利用して、オープンのクラシックカー(車種不明。公道走行不可。ルパンに出てきそう。)に乗って、教会前を「サヨナラー」してから、敷地内を一周ぐるーと回って、披露宴の会場のある建物まで数分ドライブできるようになっていたり。

またある会場さんでは、こちらはロールスロイスの超高級車で、式場出てから新郎新婦さんが乗り込んで、ゲストに手を振りながら「サヨナラー」した後、京都市内の北の方をぐるーっと一周、運転手付きで数十分ドライブ。てな事をされてるとこがありますけども。



写真的に見ますとですね、確かに超高級車や、クラシックのオープンとかに乗って、走り去るイベントというのは、相当カッコイイので私的には大歓迎なんですけどね。


でも中には、 私のブログのお友達でありますはねなしさんのように、自分自身が車が超大好きで、マイカーを使っての演出を希望されるお客様もいらっしゃいます。



挙式当日に、自分の車を使って演出された方で、面白い話ですと、


その新郎新婦さんは、新郎が乗ってました古いフィアット500

(ルパンの映画でおなじみの車)

が、今では結構珍しい車で、それが話のきっかけになってお付き合いが始まり、ゴールインされたお2人でして。

2人の縁を取り持ってくれた車なので、やはり挙式の後にはその車に乗って「サヨナラー」てする予定だったのですが。

式場を出て、2人が結婚おめでとうバージョンに飾られたそのフィアットに乗り込んで、会場出口を出たのはいいのですが、そこでエンジンが止まってしまい、再始動がなかなか出来ずにいた所を、見かねた新郎の友人が大勢でその車を押して、見事にエンジン再始動して。

新婦がウエディングドレスで、その友人達に手を振りながら走り去って、めでたしめでたし。。。。


その時の写真もちゃんと撮影してありまして、私もしっかり見ましたけども、当の本人さん達はそりゃ大変だったとは思いますので、少々不謹慎かもしれませんが、

少し心配げに覗いてる新婦さんと、タキシードやスーツ来て汗だくになってちっちゃな車を押してる新郎さんとその友人達の顔のある風景が、すごく良い雰囲気の写真だったのを憶えてますね。

ハプニングというのにはあんまり良いイメージありませんけども、それもこれも後になって見れば良い思いでになるんだろなーと思ったり。


でも再始動に成功して走り去ったはずのそのフィアットも、数10KM先で見事に再び止まり。最終的にJAFにレッカーされて戻ってきてしまったというのもオチとしてはなかなかのものだと。



あともう1つ印象に残ってますのは、前撮りのお客様。

その前撮りも新郎新婦だけでなくて、自分達の愛車も一緒に撮影してほしい。というパターンなんですけどもね。

車とそのお2人のなれそめは、写真だけしか見てなかった私には解りかねますけども。

でもその前撮りで着飾った2人と釣り合いを取るために、特別にその車のホイールを良いのに換えてみたり、外装をちょいとドレスアップしてみたり。

そうやってそれなりにドレスアップした愛車と一緒に、新郎新婦と写真に収めていくのですけども。中には見ていて、

「この車、ドレスアップしたいがために、前撮りを言い訳にしてるのじゃないのか?新郎さん。」

と小一時間問いつめたくなるような新郎さんも実際はいらっしゃいますけどね。



まあそれは良いとして。

ですけども、例えば夜の教会とかをバックにして、ライトアップされた建物や庭と、ドレスアップした2人と、ヘッドライト光らせてこれもまたドレスアップした愛車とのコンビネーションの効いた、綺麗な写真なんて、おそらくその機会を逃せば一生撮る事もないでしょうからね。

車も新婦さんも愛する新郎さんの気持ちも解らない事も無いんです。


ですけども前に居ました一組の新郎新婦さんは、最初は流れとしてお2人の写真をロケーションをちょっとづつ変えながら撮影してまして、最後に愛車の所でパシャパシャ撮影しだしたらしいのですが、

新郎さんが、

「あ、この車はね、この角度からが一番カッコイイから、こっちから撮って」

と言い出さはりまして。


その角度から、2人を交えて撮影してましたら、

「じゃあ、車だけも一応、撮ってほしいんだけど」


と言われて、カメラマンは素直にピカピカの車を撮影してましたら、

「あ、じゃあ、ドア開けるんで、そのシーンもこっちから撮ってくれないかな」


という事で違う角度から撮ってみたり・・・



最終的に入稿された前撮り写真はですね、300枚近くある写真の内、なんと半数以上が車の写真だけだったという驚愕的結果になってる方々もいらっしゃいました。

そのお2人の写真で、前撮りのアルバムも作ったのですけども、お客様の希望で半分は車の写真を入れましたので、まあどっちかっていうと、結婚写真のアルバムというより、車の写真集みたいになってましたね(汗)

まあでもそれなりにカッコイイんで、ご本人さん達も相当気に入ってくれたようで、私的には良かった良かった♪という感じなんですけどね。




私もバイクも車も好きなので、こういう車好きな人達の気持ちってよくわかるんですけどね。

興味無い人からすれば、まあただの道具かもしれませんけども。


でも、私も何回か、長年乗っていたバイクや車を、事情があって手放す時がありましたけども、長く世話になったバイクや車ほど、ものすごく切ない気持ちになったりして。

別にその車やバイクは手元を去ったあとにスクラップ処分されるてわけでは無いのですけども、言葉が解るわけでも無いのに、

「今まで本当にありがとうね。次のオーナーにもかわいがってもらってね」

なんて言いながら綺麗に洗車してあげたり。


引き取られる時に、ずーっとトラックに積まれて見えなくなるまで見送ってしまったり。

何となく普通の道具よりも、乗り物っていうのは情が移りやすいんですかね。そう思ったりしますです。



端から見れば上の前撮りのお客様のヤツなんかはちょいバカバカしいと思うかもしれませんけども、その車の中で、2人で一緒に過ごした時間や思い出は、使ってる本人同士にしかわからない物も本当に沢山ありますので。

ですので、そういう思い出も一緒に、結婚の記念に残そう!て気持ちなんだなあ・・と考える事が出来ると、そうしてまでその車に執着する気持ちも納得だったりします。


ま、車に限らず、道具は何でもそうですけどね。

長い時間人間と一緒に過ごした、使われた道具には、少なくとも何かしら違うもんが宿るんじゃないんかな〜?

なんてちょいオカルトチックな事も考えたりするのでした。



今日も京都から琵琶湖に水浴びやらジェットスキーやらに向かう車はほんとにぎょうさん居ましたけどねー。


でもそんな車やバイクや色々で、今年の夏も色んな良い思い出が作られていくんでしょうね。

そういう風に見てると、渋滞の湖西道路もなんとなく面白可笑しく見えたりしたりしなかったり。



皆さんもそんな道具、身の回りにあったりしますかね?


今日はそんな車と新郎新婦さんのお話でした。



ああ、記事書いてたらすっかり夜になっちまいましたね・・
仕事してるフリするよりかはマシかー。はははは♪

え?駄目ですか。そうですか。
マジメに仕事しますですはい・・・

皆さん残りの日曜の夜もゆっくりお過ごしくださいね。

ではでは〜

 .