今日は年末大晦日ニャ。
でも写真はゆく年くる年ならぬ、ゆくヌコくるヌコなのにゃ。
仕方ないから韻を踏むのに手伝ってるだけニャ。
というかフリーな生活をエンジョイしてる野良にこんなことさせるなニャ。
というわけでどうもみなさんこんばんわ。
昨日ヨドバシにて購入してまいりました、ジル・ドゥルーズの「差異について」という本を読むのに必死のパッチなNAWOでございます。
本の帯にはですね、
「真の唯物論者ベルクソンとともに、現代思想の核心概念「差異」を正面から論じる、ドゥルーズ哲学の出発点にして、その全軌跡が凝縮された驚くべき論考。ベルクソンの全体像を論じた稀観の初期論考を併録…」
とか書かれてますけども、何の事やらサパーリ。
なんでなんか私にもさっぱり分かりませんけども、本を読める時間がある時って、そりゃ色んな雑誌も買うのですけど、必ず哲学書に手を出してしまうんですよね。
この本も、前にベルクソンの本を読んでないと多分サパーリ分からんと思うんですけども、以前にも確か正月のお休みにそれを読んでしまっていまして。
ヨドバシの中に大垣書店さんが入ってたんですけども、そこでついつい見つけてしまった本がこれで、また買ってしまった・・・あーーーーーあ。という感じ。
ま、別に哲学なんでそないに何かためになるって本でもないんでしょうけどもね。読みながら頭フル回転させない事にはとてもじゃないですけど理解できないもんで。
その頭を回転させないといけないってとこが気持ちよくてついつい読んでるような感じでございますけども。…って言ってたら本気で哲学勉強してる人に怒られちゃいますけどもね。ごめんなさいね。
でもね、理解しようとして脳みそさんがグリグリ動くのってのは、私にとっては矢も言えぬ快感だったりするのでございます。ですので許してね。理解してない訳じゃあないので。
という訳で、休みでもボーっとただただ過ごすって事がどうしても出来やしない私なのであります。
ああ、でも体はものすご怠惰な生活でございますよ。もうコタツから一歩も動けませんから。
昨日は京都も朝から雪がチラついてるような天気でしたからね。その寒い中一瞬だけ会社に行きましたけども。今日もバックアップの失敗で仕方なく一瞬だけ行きましたけどもね。とっとと帰ってきてそのままコタツにGO!でございます。
これでソバにヌコ様がいらっしゃったら、もう人生最高の時間なんでしょうけどもねえ。いかんせん飼う訳にはいかんのだ飼う訳には・・・・
と、ヌコ様の事をついつい考えてしまいがちな私なのですけども、この前また私のような駄文の塊のブログさんにもですね、読者様がついてくださったようでして!もう。NAWOちゃんカンゲキー!な訳でございますけども。
このブログのサイドバーにですね、読者になって頂けた方々のアイコンが並んでます所がありましてね。
そこのアイコンをクリックしますと、その方が登録されてます場合はプロフィールが見れるよになっておりますけども。
今回読者になって頂けた方も、とっても詩的な文章が素敵な方でしてね。思わず見に行って色々文章読みふけってしまいましたです。
アイコンからそのブログさんにも行けますのでね、よろしければ見に行って頂けましたらと思いますけども。
まあ何にしましてもですね、読者になって頂けるといいますのは本当に感謝の極みでございます。そんな皆様の優しさでこのブログは成り立たせて頂いておりますです。はい。
で、昨日から、テレビ番組じゃあ無いですけども、2010年をちと振り返ったりしてみる?という事で、2010に作成したであろう物を、かいつまんで掲載してたりするわけなんですけども。
今日もぼちぼちその続きをば。
科学技術振興機構 JSTさんの、
「びわ湖から発信する環境技術」
という、地域科学技術フォーラムの大判ポスター。
滋賀県のお仕事は結構多いのですけどもね。やはり土地柄もありますけども、「水」や「湖」というイメージでの作成が求められる事が多々あります。
これも渡されたのは文字原稿とロゴマークだけなんですけども、あとは上記のようなイメージでおまかせ〜って感じでしたけども。
ある程度科学技術フォーラムって言う、真面目な会議の告知なんで、結構真面目な表現でしたような気が。
びわ湖って言うと水のイメージも確かに間違い無いのは間違いないですけどもね、今回の場合みたいな真面目なイメージとしては、この青ってのはちょうど良いんですけども。この青と季節感を組み合わせて〜ってなると工夫が必要になっちゃうんですよねえ。
滋賀県栗東にあります、うつみ鍼灸院さん。
院内に設置します病院の治療内容紹介パンフレット。
A3裏表の二つ折りで、A4の4ページ。
最初の指示で、「イメージカラーが派手なピンク」「でもシンプルな造りで」
という事だったので、うーん、鍼灸かあ。。。どうすれば。。。と思って考えながら、じゃあ表紙に治療用の針でも使って大胆にシンプルな感じにしてしまったらどうかしら?
と思ってできたのがこれ。
先方さんも気に入って頂けたようで、まあヨカタヨカタと言う事なんですけども。これのパンフを作る時に、鍼灸といえども、色んな機器や治療法が沢山沢山あるのねええ・・・・としきりに感心した覚えがあります。
鍼灸って書くと、針とお灸だけって感じですけどもね、どっちかってとそれよりも、スポーツ時のトラブルや、その後のリハビリやなんかにも力を入れておられる様子。
確かに鍼灸院て言ってるだけでは、そこまでしてくれるってのは想像しにくいでしょうからね。アピールするべきなんだろうなあと、つくづく感じた思いでが。
今年も一年通じて作らせていただけました、おごと温泉の旅館さん
花街道さんの季節発行
「花むずび」
この前もちょいと書いてましたけども、毎年一年に一回のサイクルでデザイン変更があるはずだったんですけども、今年は春に一回、そしてこの前の冬に一回と、珍しく二回仕様変更がありましたね。
まあでもこれも季刊ではありますけども、その都度新聞の折り込み広告を重視したり、外部のお店や観光案内に設置するのを重視したりが変更しますので、それに伴った仕様変更というのはあって当然の所もありますのでね。
あんまり毎回毎回変わりすぎるとイメージの統一制も失ってしまうのでどうかな?とは思ったりしますけどもね。でもデザインが色々変わっても、どこかにその作風らしさが残っていれば、何となく見た目の雰囲気でわかったりするものなんですけどもね。
花街道さんは本当に昨今では珍しく、写真を大事に大事にされる旅館さんですので。もっとグラフィカルに、もっと艶やかにというリクエストがあっても何ら不思議では無いんですけどもね。でもそれをあえて抑えて表現しようと言うところが、やはり伝統ある旅館さんならではの「一歩後ろを歩いて気が利く」日本らしいおくゆかしさなのかな?とか思います。
これも色々思い出が。
比叡山延暦寺を中心とする観光スポットを、びわ湖の西にあるホテルさんや旅館さんをぐるーと廻って延暦寺へ連れてってくれる
「Mt.比叡エクスプレス」
の総合案内パンフ。
見るからに確かに細かいA3裏表で、折りが入ってA4の見開き両面パンフになるのですけども。
まあ時刻表だとか、細かくて間違いの許されない場所が沢山あるのは当然なんですけども、どこが一番時間がかかったかって言うと、表紙右面のイラスト地図。
よく見ないと分かんないんですけども、延暦寺には本当に沢山沢山のお堂やら、お寺やらが密集しておりましてね。
普通の地図だったら、建物もお寺ならお寺〜っていうふうに一種だけで済むのでしょうけども、今回はそれぞれの建物の形をデフォルメした形で全部起こしていかなくちゃいけないもんでして。それが大変だったよな。
だってねえ。やっぱこれ見て、自分の行きたいお堂とかを決めるわけじゃないですか。そしたらそっくりそのままでは無いにしても、パッと見で、「ああ、こんな感じだったなあ」って思えるのかそうでないのかは結構大きいと思うんですよねえ。
なんでネットでそれぞれのお堂の写真を検索しつつ、その形を頭に入れながら一個一個書いていったというのが難しくは無いんですけどもさすがに時間がかかりましたです、はい。
でもケーブルカーだとか、電車だとかも全て描き込みが必要だったので、それも輪をかけて大変ではありましたが。
DTPのオペの方では、こういったイラスト地図を得意とされてる方もいらっしゃるんですけどもね。どの方もこの手のイラスト地図って、結構料金を貰わはるんですよ。
私は特にそれで特別料金というのは貰わないんですけどもね、時間さえ頂ければ。
でもその特別料金というのの意味が分かったような気がした一件でしたねえ。
でもこのMt.比叡エクスプレス自体は、この路線発足の時にロゴ作ったり色々私も初期から関係させて頂いておりますので、超気合い入れて作ってましたねえ。
春の桜の時期と、秋の紅葉の時期にはこのパンフ持って、バスに乗り込んで観光に行って頂ける方が沢山いらっしゃるので嬉しい限りですけどもね。
…とまあ、一年を振り返りまして、データのバックアップと同時に内容も見て行くついでとお言う事で、その時の思い出とともに振り返って参りましたけども。
私はアーティストさんでは決してございませんでして、いわば商業的な物作りの人の一員として日々色んな物をご依頼を受けて作っておりますけどもですね。
ブライダルアルバムでも印刷物でもサイトでも、どんな物を作るにしてもどうしても出てしまう、自分の好みというのがやはりありまして。
それはおそらく私自身が今迄経験してきた物であったり、見て来た物だったりするわけなんですけども。ですけどもそれを全面に出す事が決して良い結果に繋がる訳では無いものですので。
そこがアートとは似て非なる所なんでは無いかなあと自分では考えたりするのですけどもね。
随分以前にですけども、Googleの公式のブログにて、Googleの中の偉い人が
「Googleらしいデザインとは何か」
という事を書かれていましてね。
Googleと言えばもう言わなくても分かりますように、そのうち世界征服するんじゃないのか?というような超のいっぱい付く大企業でございますけども。
手がけるサイトやビジネスに限らず、その膨大な量にはただただ唖然とするばかりですけども、そんな膨大な量にもかかわらず、1つのコンセプトに基づいたポリシーのおかげで、デザイン的にも整合性とある意味「Googleらしさ」のあるビジュアルにされてるのは本当に脱帽するばかりなのですけども。
それを具体的に、どの様なコンセプトにて作られているのか。という事なんですけどもね。
1.人々に焦点を当てろ――彼らの生活、彼らの仕事、彼らの夢に
2.すべてはミリセカンド単位で数えろ
3.シンプルにすると強力になる
4.初心者ユーザーを引き込み、上級者ユーザーを魅了しろ
5.革新に挑め
6.世界に通用するデザインを
7.今日と明日のビジネスのために計画せよ
8.気を散らさず、目を楽しませるようにしなさい
9.人々の信頼にふさわしいようにしなさい
10.人間味を加えなさい
という事が、Googleの全てのデザインコンセプトにあると言及されていましたです。
まあ私はそんなに世界をまたにかけるような分際では有りませんので、読んでて壮大すぎる箇所も多分にあったりしますけどもね。
でもこの数行の文章の中で、その膨大なGoogleの全てが語れるというのも、本当に凄まじくシンプルかつ強力な物で。ひどく感銘を受けた覚えがあります。
私個人的には、MSNと双璧をなすGoogleですけども、見た目や統一性や、それ自体のセンスという面においても違いがあるのですね。
どちらも何万人も社員を抱える、超巨大企業ではありますし、そこから生み出されるものなんて、日々星の数ほどあるのでしょうけども。
ですけどもこういうしっかりしたコンセプトが根底に流れてるおかげで、全てが破綻せずに包括的な安心感や、使いやすさ、ましては開発力にも繋がっているのだと思いましたです。
私のような一介の制作者がとてもこんな事を信条には出来ませんけども、今年は自分の中にこういった意味での「自分らしさ」が打ち出せるように、かつ、ブライダルアルバムはその二人と親族の一生の為に。広告はその広告主の方々の代弁者となり、商売をより良い方向への道しるべとなれるように役に立てたかな?と自問自答しておりますけども。
本当に何もかもが勉強勉強で、ここ10年くらいは
「ああ、やっぱ人間て死ぬまで勉強できるかどうかだけなのね」
とちょっと思いつつ仕事してたりしますけども。
色んな人と出会い、色んな方々と仕事をし、色んな結果を受け止める。そんな他の方々からすれば至極当たり前の事かもしれませんけども、その勉強の種を拾い集めながらも、色んな人々の役に立てればそれほど嬉しい事は無い。
そんな風に今年も締めくくろうかと思ったりしてるのでした。
いやいや、たまにちょい難しい事考えると肩が凝って凝って(汗)
もうしばらくすれば年明けですよ。皆さん。
全ての人に、明るい来年でありますように。もちろん私もですけどもね(汗)
本当に今年一年間もお世話になりました。
来年も変わらずシロクマ食べつつ頑張りますです。
よいお年を!!!!
また新年にお会いしましょう〜
また明日♪
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年末であっても!
お正月であっても!
お仕事、常時募集してますです。
NAWOと勤務先で常時お仕事募集しています。
仕事する事が生き甲斐の私どもに愛の手を。
●ブライダルアルバムデザイン/制作
●子ども写真・作品集・スクールフォトのアルバム・写真集デザイン/制作
●婚礼写真・その他の写真撮影/ビデオ撮影
●パンフレット・冊子やポスター・名刺・会社ロゴなど印刷物のデザイン/制作
●写真の補正・修正・合成
●画像や映像を使用したお仕事なんでも
~写真・ビデオの撮影から、アルバムや印刷物の企画、印刷・製本まで。
ありとあらゆる仕事しております。
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