暑くてもうダメ・・・・
とは言ってられない人間であった事を今思い出しましたNAWOです。
夏は暑い。
まあ当たり前なんですけどもね。
暑いのは苦手な私にとってはどちらかと言うとあまり好きじゃない季節である事には違いないですけども。
でもそんな苦手な夏だからこそ見れるものもあったりするわけでして。
私の勤務先の近所は京都市下京区なんですが。
この近辺はですね、前々から呉服屋さんが多く並んでおりまして。
祇園祭も近くなってまいりますと、こぞって店頭に並び始めるのが色んな
「浴衣」
これがまあ風流なんですなあ。
浴衣ってのは外で着る分には今の時期限定なもので。
なのでご近所の呉服屋さんとかは今がチャンス!とばかりに展示会されてたりだとか、店頭で安く販売されてたりだとかしてはりますが。
最近では一言で浴衣って言いましても色んな物がありますけどもね。
なんか洋装のジャンルも取り入れた、ちと帯の部分にレースだとか付いたもんだとか。色も和色ってわけではなくて、わざとサイケな原色の組み合わせだとかもあるようですけども。
でもやはりですな。私的には昔からある、ちと渋めの涼しやかな和色の組み合わせではんなり着こなすタイプの浴衣が好きでして。
白地にあじさいのちと大振りな柄行きの浴衣とかで、シンプルーに着こなしてる若いお姉さんとか見ますと、おっと粋だねえ・・・と思ったりするんですけどもね。
まあ実際見た目いくら涼しそうに見えましても、全く服を着てない訳ではありませんから、ショートパンツにキャミソールの格好に比べるとそら暑いんでしょうけども。
と。実はですな。
今では花火大会だとか、祇園祭だとかの時期になりますと、浴衣着てお出かけって言う方々も沢山いらっしゃいますけどもですな。
元々浴衣というのは、昔は「湯帷子(ゆかたびら)って言われる着物でございまして。
江戸時代前期まではですね、今のような夏の外出着としてではなく、もっぱら室内着・・・というよりも、入浴専用服。という事だったんですけどもね。
もともと江戸時代くらいまでの「風呂」って言うとですね、今のように湯船があって、そこにつかって思わず「ウハァァ〜〜」と呻いてしまうようなお風呂では無くって。
蒸し風呂、今で言うサウナに近い状態の風呂ってのが主流だったんですな。
で、その蒸し風呂に入る時に着用したのが「湯帷子」だったって訳です。
なんで一言で簡単に言いますと、昔はゆかたって言うと、入浴の時に着る水着みたいなものだったんですな。
江戸時代も後記になって、庶民文化が発達してくると今の型式の湯船につかる風呂ってのも定着してくるんですけども。
でもまあ普通に考えますと、ボイラーだとかも無い時代に、銭湯みたいな場所でお湯を大量に沸かすって事はできませんから。
昔は湯船につかって・・というのは、温泉とかに行った時の特別な時しか出来なかったわけですな。
で、話を戻して、その湯帷子なんですが。
そうやってサウナで汗を流した後に、風呂を出ますともちろん通常の着物に着替える訳ですけども、その時に蒸し風呂で濡れた体を拭く、バスタオルの役割でもあったんだとか。
洋風に言いますと、映画とかで大富豪のオッチャンとかが大きいワイングラス片手に着てる、あのバスローブの役割もあったって事ですかね。
なので今では湯帷子から浴衣って漢字で書くのだとか。
まあ由来は色々あるのですけどもね。
今は夏の風物詩の1つで、毎年この時期には私の目を楽しませてくれるものですので。
今年はどんな綺麗なオネエサマ達がどのような浴衣で祇園祭の町を歩かれるのか、今から楽しみですけどもね。
ちなみに祇園祭の時にはですね、その呉服屋さんも店員さん自ら浴衣を着て、よく店頭にワゴンセールっぽい感じでものすごい安い値段で、和装関係の物を色々販売もされてますので。
浴衣を着て鉾でも見つつ、そういう和装小物なんかを探すのも楽しかったりしますですよ。
というか昨年見てたお店だと、
「浴衣¥980!!」
とかってもう既にバーゲンどころの騒ぎじゃねえなコリャ。な感じでしたので。
特に中規模の鉾が立ち並びます室町通りだとかの少し細い目の通りには、唸るくらいの量の呉服屋さんがありますのでね。
そういう楽しみ方も出来るって訳ですな。はい。
というかですな。
どういう理由なのかはわかりませんけども。
今日朝に出勤する時にですね、ふと見かけたこれまた呉服屋さんなんですが。
店員さん(女性)はもちろん、浴衣を着ておられるんですけども、その浴衣を来たまんまで全速力で自転車に乗って爆走していきまして。
おそらく急ぎの配達でもあったんでしょうけども、鬼の形相で全力で自転車を漕いでいったのでその迫力におもわず細い路地の道を譲ってしまいましたが。
まあ確かに京都の道は狭いですのでね。そこいらに配達とか集金に行くのなら、自転車が一番早くて確実なんですけども。
でも浴衣着て自転車ってのもどうよ??と思ったりしたんですけどもね。
でもものすんごい急いでたみたいなんで、そんな事言ってる場合では無いんでしょうな。きっと。
通勤で歩いてくる道もですね、もちろん細い道ばかりなんですけども。
でも一方通行の細い道でも、数台の自転車が停めてあるだけで車や人は通りにくくなったりするんですよねえ。
おかげで何回車に轢かれそうになったことか。
だがしかし、さっきの鬼の形相で駆け抜けていった方々のように、実際に仕事で使用されてる方々もいらっしゃるので、邪険にも出来ないしなあ。
でもってぎょうさん自転車が置いてある風景というのはですね、正直景観的にもそないによろしく無いんですな。
なんかこう、ゴチャっと感が色濃くて。
・・・と、そんな事を考えつつ。
何か自転車を楽しくカッコ良く、もしくは美しく停めておける工夫、というのは無いのでしょうか?と思いまして。
とあるサイトを見つけましたでございます。
TOXEL.com -17 Cool and Unusual Bike Racks-
海外では日本に比べて自転車の歴史も古くてですね。
利用率だっておそらく日本よりも多いのでしょうけども。
それだけにさっき言いました「自転車のゴチャっと感」の解消の為に、色々な工夫をされてるわけでございます。
そんな町中での、自転車の置き方に対する工夫をこちらのサイトさんでまとめてらっしゃったのでその中から少しご紹介。
立体駐車場ですな。 |
お花をモチーフに。なかなか綺麗じゃないですか。 |
自転車をロックして停めておくとこ。色々な形が楽しい。 |
車のスペースをそのまま自転車用に。これも思わず停めたくなりますな。 |
一番シンプルかも。放射状に置くってとこがミソなのかと。 |
とまあ、色々工夫があるんですねえ。
京都では自転車で駐車禁止のキップを切られると言う事は無いんですけども。
でもとある駅前とかになりますと、おそらく通勤や通学で駅まで自転車で来て、そのまま帰宅まで放置。って言う自転車が、もう山ほどあるんですけどもね。
一ヶ月に一回くらい、京都市のごっつい4Tトラックが来て、イッパイに違法駐輪されたのを見計らってゴッソリ撤去していきます。
で、撤去された自転車はって言いますと、中心部からはとてもとても遠い、市内の南の外れまで運ばれてそこで保管される訳ですが。
まあ自転車というのは数台だと邪魔でも何でもないんですけどもね、やはり大量に集まると色々不都合が起こってくる訳ですね。
なんでそうなる前に、こういう形で停める場所を作ってあげたらいいんじゃないかな??とか思うんですけどもねえ。
でも駅前の駐輪場でも、月数千円お金払わないと停めさせてくれないご時世なので、うーむ今の日本では厳しいのか?とか思ったりしましたが。
ま、私は自転車も日頃殆ど。。というか全くと言っていいほど乗る機会もありませんからねえ。直接的には関係無いですけども。
でも今日の朝であった、浴衣をはだけてまで爆走するあのお姉様は無事に配達先に辿りついたのだろうか・・・
と、それだけがちと心配なのでありました。
まあとにかく今日も暑いです。
シロクマが溶ける前に食べ切って、またお仕事頑張ろうそうしよう。
ではではまた明日ー
ごきげんよろしゅう〜
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