2011年9月14日水曜日

Yurikamome Series




特等席なり。



ども。皆様こんばんわ。


暦ではもうすっかり秋でなければいけないはずなのに、8月の夏真っ盛りの時と同じく思いっきりサマーバケイションな服装で仕事しておりますけども。

こういう夏の遊び全開の格好しておりますと、コンビニ前で腰に手をあてがって食べるシロクマも美味しいもんでございますが。


これだけ暑いのに、一応行き着けのファミマではそろそろ肉まんあんまんの加温販売が除所にですけども充実してきておりまして。



今の時期は加温しすぎてフニャフニャになってる肉まんあんまんが多いのであまり素人さんにはオススメ出来ないのでございますけども。

折角なのでシロクマで冷たいもの食べるときに、同時にあんまんなんかを食べたらさぞ美味しいのではないのか・・・


と思い立ったが吉日で早速食べてみたら、思いのほか美味しかったので再度チャレンジしてやろう・・・

と思ってさっきファミマに行ったら、あんまんだけ売り切れておりました。


ああ、私の思いついた美味しい食べ方をマネしようとしている闇の組織があるにちがいない。

これは何かの国家ぐるみの陰謀に違いない。

そんな身の危険を感じながら、仕方ないので再びシロクマオンリーを食べておりました私、NAWOでございます。



本日もですね、相変わらずお仕事です。

コツコツと今日はアルバムを作っております。


本日作成しておりましたアルバムの新郎新婦さんはとある会場さんの人前式のお客様でして。

その会場内のチャペルではなく、ロビーにあります大きな階段の所で挙式をされてたんですけども。


ウエディングドレス着て、チャペル内でキリスト様に愛を誓うのもロマンティックではあるのですけども。

大勢の一般の方も通りすがるそういった公の場所での人前式ってのも、なかなかにオツなものでございまして。


ま、基本、結婚式というのは通りすがりだろうが招待されてようが、誰でもその結婚する二人を祝福できるのが本来の結婚式なのよ・・・

って誰かに聞きましたけども。

そういう意味では、会場さんのロビーで大々的に愛を誓い合うのもすごく良いのではないかな〜とか思う訳ですけども。


ま、そんな幸せそうな人前式を終わりまして、次は披露宴。


沢山のゲストの方々が出席されてました披露宴なので、かなり写真枚数も多かったですけども、まあ皆祝福しよう!ってのでイベント目白押しなので、写真もそら多くなるわねえ・・・

と思いつつ、出来たら片っ端から入れてあげたい写真の中から、どうしてもセレクトしなくてはならないという断腸の思いで写真を選び出しておりましたけども。


披露宴内で、そのお二人は最初白ドレスで入場 → お色直しでワインレッドのカラードレスにお着替え。というパターンでございまして。

白いウエディングドレスもなかなかに清純なイメージで素敵だったのですけども、これが髪型のセッティング変更してメイク変えて、ワインレッドのドレスに身を包まれた新婦様がこれまた大人っぽくてセクスィーでございまして。


ああ、やはり女性というのは、着る服装やメイクによって、こんなにもイメージが変わるものなんだなあ・・・・

と改めて実感致しておりましたです。はい。



そんな写真の中でですね、一個、たぶんカメラマンは狙って撮ってる訳では無いんでしょうけども、たまたま綺麗に撮れてる写真がございまして。


白のウエディングドレスを着て、中座で色直しの為に一回退場されるとこなんですけども。

新婦さんはお母さんと一緒に・・・と思いきや、おばあさんと一緒に退場。という事で。

普通は新婦さんとお母さんがよく似てらっしゃるわあ・・・というのは良く目にするのですけども。その新婦さんはもう見事なまでにおばあさんと良く似てらっしゃいまして。


こんな言い方すると変かもしれませぬが、

「ああ、この新婦さんも年齢を重ねられるとこういうおばあちゃんになるのかもね・・」

と思えるような、ある意味微笑ましい1カットでございました。


その現場さんのアルバムというのは、アルバムを作成時に基本決まりがございまして。

「イベントは基本的に全て入れ込む」

「スピーチなどで1人写しをしてるゲストも基本全てを入れる」

など約束事がありますので、当然の事ながら退場というのも1つのイベントなので、レイアウトの中に含めなきゃいけませんから

「どの写真が良いかな〜〜」と目を皿のようにして見ておりましたけども。


基本退場時というのは新婦さんとおばあさんにだけスポットライトが当たり、周囲は真っ暗でして、

そこで移動して退場してくので、カメラマンとしてはそういう厳しい条件の中で、どんだけ良い表情と動きが撮れるかってのが腕の見せ所なんですけども。


で、さっきの話に戻りまして、そんな中で綺麗に撮れてるカットてのが、新婦さんとおばあさんにはキチっとピントがきてて、周囲だけが手ぶれして動いてイイ具合に光の線みたいなのが回りにちりばめられてるような、俗に言う

「流し撮り」

のようなカットがありましてですね。


流し取りって言うとよくスポーツ写真とかで多く撮られていますけども、動き回る対象物にレンズを合わせて動かして、対象物以外の絵をボカシてしまう。。みたいな感じの写真なんですけどもね。

非常に動きはあるのですけども、

そんな退場シーンの中で、そういうテクニックを駆使して撮ってもらってたら私もかなり感動の嵐なんですけどもね。

でもその前後はもう目もあてられないくらいブレブレだったので、うーんプロとして狙ってるんだったら10カット中半分くらいは成功してないとちと厳しいよね・・・

と良いながらチョイスしてたんですけども。


まあ日頃カメラ構えて仕事してない癖に、こういう時はエラそうに言うのが私のジャスティスだったりするので、カメラマンさんにはごめんなさいですけど反省はしていない。


ま、そんなこたあいいんですけど、

何にしてもそういう動きのある写真というのは、ブライダルにおいては元々止まってるものを止めて撮影する写真の中では異色ではあるのやもしれませんけど、

でも美しく撮れればすごく素敵な動きのある写真になりますのでね。使い方によってはその1枚でとてもアーティスティックになるものですので。

撮影してる最中のカメラマンさんにしてみれば

「んなこと思ってる暇ネーんだよ!!」

と言われそうですけども、まあ余裕が有る無しに関わらず、良い物を作る!という点に着目してぜひともこれからもチャレンジして頂きたいものですけどもね。



ま、話は長くなりましたけども。

少々手ぶれしてようが、多少ピントが甘かろうが、写真は表情とかストーリー性がやはり大事なんじゃないかな・・・

とか思いながら作業してますけどもね。


そういう「動きのある写真」ってのでちょい思い出した事がありまして。


東京の臨海副都心にですね、モノレールでその地域をグルーっと回る「ゆりかもめ」という電車があるのですけども。

その電車には私も何度か乗った事はありますけども、モノレール独特の少し高い位置を、海を眺めながら走るのは非常に気持ちよくてですね。

走ってる場所がかなり海川なので、通常の仕事やなんかで東京に行った時はそれには乗らない事も多いのですけども、

ですけども東京ビックサイトって言いまして、各種大きなイベントが行われる会場に一番近いのが確かこのゆりかもめだったと思いますので、そっち関係で良く行かれる方にはおなじみの交通機関かもしれませんね。


そんなゆりかもめをですね、アメリカで活動してらっしゃるとある写真家さんが、先ほど言ってますような「流し撮り」・・・というよりも、ワザとスローシャッターでラインアートのような写真を撮られておりまして。

これがなかなかにおもしろい絵になっていましたので、ちょっとご紹介しましょうかねと。




とにかく見て頂きましょうか。










まさにストリーーーム。


ゆりかもめって、確か無人運行だったと思うんですよね。

ですので電車の一番前に行くと、こうゆう景色が見えたような気がするんですけども。


走ってるのは都会の真ん中という事もあって、あまり色を感じる事はないんだけども、その分、こうやって動きで絵を見せる。ってのが斬新じゃないですかーと思ったんですけどもね。どうでしょ?


どんくらいでシャッター切ってるのか解りませんけども、まあ手持ちではまた違うブレ方するでしょうからね。三脚は使ってるんでしょうけど。

まさにアイデアの勝利。って感じですね。


近くの景色は早く動き、遠くの景色は止まってみえる。

日頃見てますごくごく普通の景色かもしれませんけども、こうやって止め方を変えるだけで、全く見た事の無い風景や作品になっちゃうってのが、写真の面白いとこだなあ・・・

とか思ったり。



またさっきの話に戻りますけども、


今日作ってたアルバムの写真を撮ってきたカメラマンの方にも、ここまでとは言いませんけども、是非とも色々な表現方法にチャレンジしていただきたいもんです。

失敗は許されない現場なので、色々な精神的なプレッシャーは多くあると重いますけどもね。

そんな中でも、基本押さえるカットはちゃんと押さえて、それ以上に遊び心や冒険心を失わない。

そんなカメラマンってそんなに沢山居ませんけどもねー。



てなわけで今日は作ってましたアルバムの中からちと良い写真を見つけたのをきっかけに、流し撮りなお話でございました。

ま、私も挑戦したことありますけどもね。

マニュアルフォーカスで流し撮りて、ムズイですよねえー。

人にあーせいこーせい言ってますけど、まあどう考えても私には無理っす。


そんな中で、色々表現に挑戦し続けるカメラマンにはいつも頭が上がりませんけどもね。

と思いつつ、やはり文句だけはイッチョマエに言う私なのであった。

だって、良いもの作るためにはねえ。何でも言わなくては。フフフフフ



ではでは、今日はこの辺で。

また明日お会いしましょう〜

皆様ごきげんよう〜〜〜





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