夏の日陰包囲網。
しかも体まで黒い。
どうもこんばんわ。
もうすぐ9月の呼び声もかかっていると言うのに。
京都市内は灼熱地獄が未だに続いてるこの現実。
仕事でやれ納品だー打ち合わせだーと外に出ると、塩を揉み込まれたナメクジさんの如く体の水分が失われていく事がもう既に快感にかわりつつあります、世間一般で言うところの変態に近い状態をキープしつつこうして記事を書いたりもする制作業のNAWOでございます。
そうやってカラカラに渇いた時に食べるシロクマは至高。
この感覚を誰かに解って頂きたい。
だが余計に甘さで喉が渇くので危険を伴います。飲み物も用意して食べましょう。その方が無難です。
できれば暑い暑い夏空の下、腰に手を当てて天を扇ぎ、誇らしげに食べるのが吉かと。
ま、夏のシロクマの食べ方講座はこんなもんにしましてですね。
もう夏休みも終わりのトコが多いですけども、皆様はこの夏はどうお過ごしでしたでしょうかね?
家族や知人や、もしくは一人でブラリと旅行に行かれたりだとか。
あるいはずーっと仕事に精を出してただとか。
あるいはあるいは私のように日々シロクマを食べ続けていただとか。
まあ色んな人がいらっしゃるとは思うんですけどもね。
夏休みって言っても、実際に働いてる人間にとっては少なくともこの日本と言う国においては数日間しか無いような物なので。
海外に一ヶ月バカンスを楽しんできたわよ〜フフン、なんて言うセレブリティな方は私の身の回りでは殆ど話を聞きませんけどもね。
私は今年は石川の方にちとばかり出かけてみたりしましたけども。
今は幸いな事に仕事を頂ける方々が居て、その仕上がりを待ってくれる人が居るので、そんな何週間もって訳には行きませんけども。
でも昔にバイクに乗ってました頃はですね、夏休みに限らず、結構長期のお休みってのが多々ありましたもんですから、まあ色んなとこにお出かけいたしましたけどもね。
結構前の話なんですが。
その時の勤務先で、一緒に勤めておりました仕事の先輩の方の実家が、九州は長崎県ってとこにありまして。
その時の仕事の夏休みも、今よりは長くもらえましたけども実質4日間程度しかありませんでして。
その先輩はですね、毎年お盆のお休みの時に、大型のバイクで長崎に帰省するってのが定番行事でございまして。
で、とある年の夏休み前に、その先輩が今年も実家に帰るんだ云々・・の話を聞いてる時にですね、
「何だったら一緒に来るかい?長崎まで。」
という話になりまして、その年はその先輩と一緒に長崎までバイクで行く事になったんですけども。
まあそれまでは長崎帰省ツーリングの日程なんて知らなかったのですが、出発日を聞いてみますと、夏休み前の仕事最終日の日。
てっきり次の日の朝にでも出るのだろうって思ってましたら、
「いや、仕事終わってからそのまんま長崎に向かうから、仕事に来る時に装備全部持ってきてな♪」
って言われまして嫌な予感はしたのですけども。
その先輩曰く、仕事終わってそのままバイクに乗り込み、その次の日の午前中には長崎に着く予定だとかなんとかで。
最初エエエエーーーって思ったんですけども、まあ今更しんどそうだから行くの辞めます・・・とは言える訳もなく。
ま、京都から長崎まで、陸路で高速使うとどんくらいあるのかなーって事なんですが。
経路にもよりますけども、オール高速道路で距離約760km。
京都から東京までで、だいたい500km前後ですので、東に向かうと福島の奥くらいまで行く距離なんですけどもね。
んなこたあ全くこれっぽっちも考えておりません私がおりました。
でもって無事迎えた、会社のお盆前営業最終日。
営業終了して、掃除して片付け終わったのが午後9時くらいでしたっけかね。
4日分の色んな荷物を満載のバイクで、いざ長崎へ!って京都南インターから乗り込みましたけども。
ひたすら高速道路を西へ西へ。
大阪を過ぎ、兵庫を過ぎ、岡山を越えて・・・ってもう段々何都道府県越えてるのかわかんなくなってきますけども。
広島から山口くらいのところで、その日の仕事の疲れもあってか、猛烈な睡魔に襲われましてですね。
かといって先輩は休憩もろくにとらずに、ほぼガスチャージだけで延々走っていくので、長崎の土地勘なんぞ全く知る由も無い私も置いてかれないように必死でついてくのですけども。
眠い。眠すぎる。
ヘルメット被ってますので、直接まぶたを擦るわけにもいかず、眠くなったらバイザーを開けて高速の風をわざと目に当てたりだとか。
もう声枯れるんじゃないのか?というくらいの大声で歌を必死で歌ってみたりだとか。
まあありとあらゆる事をしまして走っておりましたけども。
で、先輩も相当疲れたのか、真夜中のとあるサービスエリアでガスチャージの時、少し休憩しようか・・・という事になりまして。
その時に先輩がですね、
「なあ、さっきさ、すごいバイク走ってたよな。見た?」
とか言うので、なんのこっちゃ?と思って缶コーヒーすすりながら話を聞いておりましたら、
どうも休憩の前のとこで、私も見た事の無いようなカワサキのマッハSSだとかホンダの空冷初代CBだとかのすごい旧型バイクにノーヘルで乗った5.6台の団体が走って行ったと。
すれ違いだったからよく解らなかったけど、パッシングしてたからこっちも気付いたと。
ノーヘル??高速で?
なんかオカシい話で、しかも私はそんな団体見た事も聞いた事も無いのですけど。
「いや!絶対走ってた!あれが見えないって、寝てたんちがうか!危ないなあ〜」
と言う先輩に、その団体、どこを走ってたのか聞いてみると
「え?そらすぐ隣の対向車線やで。そやしパッシングしてきたのすぐに解ったんやんか」
先輩・・・この区間、高速道路でしかも対向車線は遠く離れてて全く見えませんぜ・・・
対向車線があったとしても、中央分離帯で何も見えませんぜ・・・
寝てるだけじゃなく、夢まで見てたなコイツ・・・
とは思いましたけども、まあ口には出しませんでしたです。はい。
夜で空いてる高速道路ですけども。
車もバイクも、きちんとした健康的な運行計画を立てて運転しましょう。
公安委員会に行くと耳にタコが出来るくらいに教えてくださいます。
そんな経験してた時にですね、よくよく解った事が一個ありまして。
真夜中の高速道路には、長距離のトラックが山盛り走ってるって事。
それも一台や二台だったらいいんですけどもね、多い時には同じカラーリングの同じ電飾の10tとかの巨大なトラックが、まさに軍団と呼ぶにふさわしい10台以上の群れで走っております。
抜いても抜いても同じトラックが続くので、何か夢でも見てるんじゃないか?という感覚
に陥る事間違い無し。
まさにナウシカの王蟲の群れ。あれにかなり近い。
赤色の電飾だと怒りの色なので近づかないほうが良いのかも。
何でも聞いた話では、長距離の運ちゃん達は夜の早くに荷物を積んで出発し、高速乗ったすぐのSAで一眠りして深夜の空いた時間になってから本格的に運行するらしく。
なのでSAによってはそれぞれのドライバーの駐車するポジションまで綿密に決まってるところもあるのだとか。
新入りでうかつにそういうベテランさんの駐車スペースに止めると、ものすんごい勢いで怒られるんだそうです。
夜の高速道路に続く、トラックの電飾の群れ。
走って遭遇した人にしか解りませんけども、ある意味勇壮。でもある意味恐ろしい。
長距離ドライバーっても、日本以外でもそれを生業にしてる人はいらっしゃいまして。
最近はエコの関係で、車を使っての輸送というのは下火になりつつあるらしいですけども、日本のように電車網が無い国だと、車での輸送手段に頼らざるを得ない面もあったりして。
広大な面積をもつ、オーストラリアとかのトラックドライバーというのは、今ではアメリカよりも有名になってたりします。
でもって話の流れから、今日はちとそういう長距離のトラックの写真を沢山アップされてるサイトさんから、何枚か凄いのだけ選んで貼らせて頂きますね。
Those magnificent men in their long-haul trucking machines
最後のほうだけデコトラ混じってたりして。
にしても中には何両編成なのかもう見えなくなってる物もありますけど、いいのか?それ?
日本では絶対あり得ない長さですけどね。
というか室内のラグジュアリーさにちょっと萌えを感じたのは秘密です。
ま、さっきの長崎の話ですけども。
色々睡魔やら幻覚やらに悩まされつつ、なんとか必死で午前中に長崎に到着いたしました私と先輩は、まだ開店したばかりのチャンポン屋さんに排ガスで真っ黒になったまんまで入店し、チャンポンの特盛りを堪能いたしまして。
その後は先輩のご実家にお世話になり、長崎の楽しい夏を数日間、堪能させて頂きました。
ま、でも帰りも走ってそのまま仕事だとは、帰るその日まで知らされなかったんですけどもね(汗)
夜中に急に思いついて、喜多方ラーメン食べにいった時よりも過酷なツーリングでございました・・・・
てなわけで、夏休みもそろそろ終わりそうな雰囲気が漂ってきてたので、今日はちょっと夏のツーリングの思い出話なんかに花を咲かせてみたりして。
聞いたとこによると、今ではその先輩は結婚して子どもさんも居るので、さすがにバイクでは長崎には帰ってないらしいですけども。
でもお子さんと奥さんをシートで寝かせたまま、相変わらず夜中に爆走して車で長崎に桔梗してるらしいです。
もう、先輩また幻覚みてたらあきませんぜ。自分一人じゃないんだし(汗)
というわけで今日はこんなもんで。
また明日おあいしましょう〜
ではではごきげんよう〜〜
うーきゃーーーーー(≧∀≦)
返信削除トラックすごっ!
はでっ!
でかっ!!
さっそくサイト見てきましたw
以前ですね、私もこういったトラックの画像サイトさん探してたのですが、見つけられず。。。
まさか、ここで出会うとはっ^^!
ありがとうございますw
やはり海外はスケールが違う!
日本もある意味スケールが違うの載ってましたけどw;
その昔、旅行へ行かれたお話し、
先輩が見られたというバイク・・・
ゆ、幽・・・・・・じゃないの!?
とちょっぴり怖かったのは私だけ==;?
・・・良かったです、この記事朝見てw;
おおおおーーーΣ(゚Д゚)
返信削除そないに喜んでいただけるとわ思ってもみませぬでしたでござるの巻。
探してはったんですねえ。そですかそですか。お役にたててホンマヨカタです。
海外のあの、街の端から端まで届きそうな列車みたいな連結トラックの画像みて、私も勤務先で
「すげえーすげえーーΣ(゚Д゚)」って一人ブツブツ言ってましたけどもね。
日本のは違う方向性で独自の進化を遂げてると思いますです。はい。
バイクの話は幽霊では無いと思うんですけどもね。でも見たってバイクが、相当古いバイクなのと、その先輩も本当に真面目な顔して力説してたもんなんで、絶対に!って否定も出来ないんですよねえ。
・・・もしかして・・・・・・・・・
夜見てることを期待してます( ・∀・)