2011年7月18日月曜日

幾何学模様アート



プハア。お疲れ〜

な感じの1枚。かわええっすなァ・・



どもどもこんばんわ。

祇園祭が昨日山鉾巡航まで無事終了しまして。

京都では祇園祭が終わると夏だよー。という言葉があるのですけどもね。

まあ残念ながら祇園祭が始まる前に、梅雨は明けてしまって夏になっておりましたけども。


今年になって、まだ蝉の鳴き声を一回も聞いた事なかったんですが、山鉾巡航から一日経った本日より、いきなり自宅近所でもクマゼミがワシャワシャ一斉に鳴き出しまして。

うーむ。本格的に夏到来なのね・・・と思いつつ、本日もコンビニ前でいつものようにシロクマを食べてきましたNAWOでございます。


なんかね、あまりに一斉すぎて、ちょい朝からドン引きでしたけども。

なにもそんなに一斉に羽化せんでもよかろうに。と思うくらいに木の幹はクマゼミ一色でしたけどもねえ。

あまりに多くて、目と鼻の先にイッパイとまってるので、ちと恐怖でしたけども。


一匹二匹やったらまだええけども。

集合してるのはやはり精神的に何かとダメージが。



そういえば、前に何かのテレビで、蟬の唐揚げは海老の唐揚げと一緒の味がする。とか言ってましたけども。本当だろうか。

だとしたらあの集合してる群れだって、ちと変わった見方もできるかもしれませんけども。

でもイナゴもハチノコも平気で食べれる私ではありますが、蟬となるとちょっとねえ・・

なんにしてもあの姿形が・・・ってイナゴも一緒か。うムムム難しい・・



まあキモイ話はそんなもんにしまして。

今日もこのような時間にセコセコ事務所で一人で更新してたりする訳ですが。


世間はもう、先ほども述べましたように、夏。しかも猛暑真っ盛り!な感じでございますけども。

ですけども実を言いますと、広告関係だと、ちょっと早い気もするのですが、秋のシーズンの物を作っておったりしております。


秋の行楽シーズンに向けた、旅行や宿泊誘致のパンフレットだったりだとか。

あと飲食関係でも、秋の味覚の栗だとか松茸だとかの材料を使った新メニューの告知だとか。

今は7月ですけどもね、こういった秋のお誘いというのは、大体がお盆を回った頃になりますと出回ってくるもんで。

なんで校正だとか、その他諸々の時間を考えますと、今の真夏の時期にそういった物を作る事になるのでございます。


で、そういう印刷物を作る時にですね、旅行関係も飲食関係もそうですけども、大事なのはやはり「写真」

特に飲食関係だとかだと、直に写真そのものが訴求力に反映されますので、すごい大事ではあるのですけどもね。

ですので新メニューを作られたお店さんとかは、その写真をまずプロに撮影してもらって、それから広告関係を作る。というのがまあパターンではあるのですけども。


プロのカメラマンもですね、普通に料理の盛りつけてある皿を撮影するだけなんて誰にでも出来るので、色々撮影時に工夫するのですが。

例えば料理の回りに、季節感のある植物を置いて、それと絡めて雰囲気を出す。だとか。

あと実際は冷めてるのに今作った感を演出するために湯気を多く見せたりだとか。

まあネタ的には色々な事をされるんですけどもね。

ですけども季節感を出す!って言いましても、この真夏の時期に、赤く色づいた紅葉や茶色に熟れた栗とかイガ栗とかなんてありゃあしませんので。

そういう時はどうするのか?というと、私のような人が、青い紅葉を赤く変色させたりだとか。青いイガ栗を茶色に変色させたりだとか。

その他全体のトーンをちょい赤く補正してやったりだとか、まあ色々な方法で撮影時には不可能な要素を付け足してあげる事になるのですけどもね。


昨年もとある広告で、割烹料理の写真の紅葉を赤くしてたりしてましたけども。今年もまた同じようなお仕事をちとしてたりするのですが。

今年は紅葉と栗に加えまして、新たに「柿」が加わりましてね。

青りんごのような熟してない柿を、秋のあのオレンジに色づいた柿に変更してたのですけども。


その作業してますとですね、意外と柿のあのオレンジ色ってのが難しくてですね。

大概はその色を変更する写真の部分を切り取って、それを一旦モノクロに変更し、その上から立体感がでるように着色して、さらにレイヤーの描画方法を「オーバーレイ」だとか「ソフトライト」だとか「乗算」ってのを何枚か重ねて完成!ってなるんですけどもね。

それをやってても、どうも美味しそうには見えないので、どうした物か・・と思って、自宅から出勤の時にブツブツ考えつつ駅に向かっておりましたら、道の途中に大きいビワの木が生えてまして。


こちらはこの猛暑の中なんですけども、沢山オレンジの実が付いてましてね。ソレ見た瞬間に、

「コレだ!」

とひらめきまして。

持ち歩いてるデジカメで数枚写真を撮って、そのビワの実の表面の部分だけ合成して。

色を暗く変更してやったらあら不思議!!ごっつ自然じゃああーりませぬか。

とはいえ、ちと柿には鮮やかすぎるので、補正は大幅にしましたけどもね。


植物の種族別では似てるのかどうかわかりませんけども、表面の質感が良く似てるんですかねえ。ちょっと目からウロコでございました。


ま、色変更するって言っても、普通に色塗るだけじゃあなくって、こういう身近なとこに素材ってのは落ちてるもんなんですねえ。

これからは視点を替えて、画面の中だけでなんとかしようとするではなく、お外に出てブーラブーラするのも良いんじゃあないかな?とか思った訳です。


ま、でもこんだけ暑いと、外での活動時間もどうしても短くなっちまいますけどね。

むしろブラブラ歩くには体力の消耗が激しすぎる。特に昼間は。



ま、そんなこんなで気分はすっかり秋なくせに、世間は猛暑なので、そのギャップに苦しめられております私な訳ですが。

今日はちとお気に入りのアートな作品を見つけたのでそれをご紹介しようかなと思いまして。


Liam Brazier.com

こちらのLiamさんなんですけども。

このトップページのタイトル見てもわかりますように、幾何学模様だけで色んなイラストや作品を作っておられます。


フォトショップのフィルター効果っぽくも見えるこの作品ですけども、個人的に色使いがなかなかに素敵だったので、数点ご紹介。








スーパーヒーロー物ももちろんカッチョエエんですけども。

私的には最後のシロクマのが色んな意味でイチオシでございます。


冒頭にフォトショップのフィルターで作れるかも。。とか言いましたけど、まあちょいちょいやっただけではこういう風にはできませんな。

近いものは出来るかもしれませんけどね。


というかちょい昔に、ここまでのイラストレーションではないですけど、広告に使用するはずだった写真素材が、とある事情でそのままでは使えなくなってしまいまして。

ポスターでなおかつ全面にその写真を使う予定だったもので、その写真を加工して、こういったデジタルグラフィックに加工した事があるんですけどもね。

元々写真は立体的に陰影が付いておりますので、フィルターで大幅にイメージを変更しても、意外と解りやすいものにはなるのですが。

こういう幾何学模様でした場合に、見続けていると、どこがどの色だったら正しいのか?という事がわかんなくなってくる・・・というよりも、どの場所にどの色が正しいのかが判断付かなくなってくるんですよね。

なので作ってはしばらく目を離して。でもってまたチラっと作ってはまたワザと見ないようにして・・・ってのを繰り返してたら、実は写真を元に描いたほうが早いんではないの?

というくらいに時間がかかってしまった事がございます。

なのでこういう絵を描いて、パっと見で認識できるギリギリで色付けするのは実は結構難しいもんだと身を持って知っておりますのでね。

そういう意味でも簡単そうに見えて、実は結構難しいアートでは。と思う訳です。はい。


特にシロクマのヤツは、遠目で見てもあんだけ楽しそうな装飾が解るように描かれてるのがスバラシイ。

奥行き感もありますもんねえ。

夏の灼熱の我が家に、ちと大きめでポスターにして飾っておきたいくらいです。涼しげですなあ・・・



と言う訳で。今日は見つけたお気に入りのアート作品のお話でございました。


このアートは幾何学模様なんで、もちろん直線だけで出来てるんですけども。

実は私の名字も名前も、直線定規だけで書けるんですねえ。

ハネとかハライも無いので、まあ図形にしやすい名前だったりするのですけども。

そんな真っすぐな線で構成されてる名前を持つ割に、まあ見事なまでにヒネクレテルのねえ・・・と色んな人には言われますけどもね。

いいのだ別に。ヒネクレモノで悪かったわね、フフン

なので結構昔から、漢字特有のあの流れるようなラインを持つ名前に惹かれる事がございます。

そういう名前の人からすると、書きにくさから私のような直線構成の漢字が良いとか言わはるんですけどもねー

まあ隣の芝生は青く見えるんですねそうですね。フフフフ


ではでは今日はこの辺で。

また明日お会いしましょう。

皆様ごきげんよろしゅう〜




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