2011年7月17日日曜日

100 días de tipografía



おっと!

見つかった? のか?


どうも皆様こんばんわ。

日頃は事務所で引き蘢り作業が毎度の事なのに、ごくごく稀に現場にスーツ着込んで出動すると、日頃の運動不足のせいか、無性にお腹が減って減って、いつもの1.5倍は晩ご飯を食べてしまってさあ大変。

なNAWOでございます。


今だったら言える。

カレーライスは食べ物では無い。飲み物だと。

あ、ついでにハヤシライスも飲み物であると。


私は無性にカレーが食べたい時に、タイミング良くカレーを食べる事が出来るとなりますと、おそらく目視確認で1.5KG以上は確実に食べてると思われるのですが。

その量をおおよそ30分かからずに完食してしまう様子は、確実にカレーは食べ物では無く、飲み物ではないのか?という事が言いたかっただけです。はい。

殆ど噛まないもんなあ・・・


本日のような、久しぶりの結婚式場の現場の雰囲気を味わった後。というのは、事務所でスーパー集中モードで仕事してる時と比べて、違う疲れ方をするのですねえ。

まあ衣装も日頃のダラダラした私服ではなく、スーツだったりするのですが。

個人的にはああいった首の閉まる服装というのはあまり好きでは無いのですけども、結婚式の現場にゲストの方々に失礼のあるような格好は御法度でございますので。

裏方だけの作業で、人前には一切出ない!とかだったらまあ良いんですけどもね。

ちょこっとでも新郎新婦やゲストの方々の目に触れる恐れがある時は、やはり襟元を正すのが礼儀と思ったりもします。


祇園祭は本日17日日曜日が山鉾巡航でございまして。

朝から鉾が市内の主要道路をあっちこっち曳かれる訳なんですけどもね。

その本日行っておりました式場さんも、そんな市内のど真ん中にある所ですので、現場に向かう時には果たして辿り着けるのか??としばし不安になりましたけども。


だってですね、もう巡航の日は、朝から交通規制も全開で。

大きい通りで山鉾がガンガン通る道は、すべからく道の両サイドに沢山観覧席が並び、そこをめがけて観光客の方々は押し掛けてくる訳でして。



そういえば、昨年かその前の年は、確か山鉾巡航の日にちょうどアルバムの納品がございまして。

まあわざわざその日に持って行かなくても良いじゃない。。とか思うんですけども、その日じゅうにどうしても納品しないといけない物だったと思うので、仕方なしに行ったと思うんですけども。


ブライダルアルバムってのはですね、まあ印刷の薄いタイプもあるんですけども、普通は台紙っていう分厚い紙に、銀塩出力されたペーパーを貼付けて作成されてますもので。

それと、そこらの雑誌ではありませんので、傷や汚れも御法度ですから、ただでさえ重くて分厚いアルバムを、化粧箱に入れて、それをさらに水から防ぐためにビニールの袋に入れ、それをさらにさらにエアキャップでグルグル包装して、1.5倍くらいの容積になります。

なので1冊だけならまだしも、それが2冊、3冊・・となってきますと、サンタクロースもびっくりな荷物になるんですけどもね。


その時も確か4.5冊納品しなくてはいけなくて、既に一人で持っていける程の荷物では無くなっていたと思うのですが。

なので同僚をもう一人連れ、二人で大きい荷物を分担して持って、電車なんぞ乗れる訳が無いので、近い距離でしたけどもタクシーでその納品先まで行ったんですが。


事務所前でタクシーを捕まえて、大きい荷物を積ませてもらい、運ちゃんが

「どこまで行きましょ?」

と聞いた時に、

「◎●●●までお願いします。」

と言い放った時に、明らかに

「ゲゲゲッ!コイツらこの山鉾巡航の日に、その中心部に突っ込めってマジで言ってるのか?頭おかしいんじゃないのか?」

というリアクションをしそうになって、かろうじてしなかったその細かい動作を私は見逃さなかった訳ですが。


ま、でも運ちゃんもそれがお仕事ですのでね。一応渋々ではありますが出発した訳ですけども。

ですがその現場というのは、山鉾巡航の日で言うところの、一番見やすい観覧席の多いど真ん中の向いくらいにありましたので。


なのでそこに向かう途中に、その運ちゃんは散々

「今日はちょっと交通事情がありますので・・・時間がかかるかと。もしかしたらそこまで辿りつけないかも・・・」

と弱音を吐いておりましたが。


まあそんなこたあ解ってるからとにかく行ってくれ〜と言い、現場に向かったわけですが、


案の定数倍時間がかかってしまいまして。

料金メーターは容赦なくどんどん金額が上昇していくので、料金が4桁に届く所で諦めてタクシーを降り、数百メートル凄まじく重い荷物を運んだ憶えがあるのですけども。


山鉾巡航を見学に来ておられる観光客の混雑の中を、汗だくになって鬼の形相でその荷物を運んだのは、今となっては美しい思いでですけどもね。


いや、美しくは無いな。うん。


でも今年は納品どころか、現場入りして作業する。という重大任務でしたのでね。

タクシーが送れてしまって・・・なんて事は口が裂けても言えませんので。

なんでかなり早めに現場に向かったのですけども。


まあ電車は確かに混んではいましたが、そんな思ったほど混雑してなくて。

かなり早く着いてしまった私はなんとも拍子抜けしてしまい、現場の地下にありますカフェで鼻歌でも歌いつつ、のんびりしておりましたが。

まだまだ時間あるやあ・・・と思ってそのカフェに置いてある雑誌を読み耽っておりましたら、時計を確認するのを忘れてもう少しで遅刻する所だったのは、ここだけの秘密です。絶対に秘密。


もう少しで油断が命取りになるところだったぜ・・・・


ま、そんな京都の祇園祭も無事山鉾巡航まで終了しまして。

とは言っても実際は祇園祭自体は終わってはいないんですけどもね。

本当は今月末まで続いてはいるんですけども、まあ表には鉾も何も出てこないので、事実上観光的には17日で終了。みたいなものですが。

まあ大きなイベントだけに、私的にも色々思いでがあるわけですね。良くも悪くも。

これで京都も晴れて梅雨明けって言えるようになるわけです。



祇園祭の話題はこんなもんにしまして。

今日はですね、スペインの学生さんがチャレンジしてました面白い試みで、

100 días de tipografía

というのをご紹介します。


当然スペイン語なので何なのか解らないと思いますけども、これは無料で配布されております、俗にいう「フリーフォント」だけを使って、1日1個づつ、100日間ポスターデザインを作り続ける。というプロジェクトでございます。

フォントをメインに作っておりますので、主な表現方法としてはタイポグラフィーになるんですけども、これがなかなかにシンプルで、かつ面白いバリエーションになっておりますのでご紹介しましょうかと。








ほんの一例。

この他にも沢山(もちろん100種)あります。

インスピレーションを貰えるだけじゃあなく、実用的な一面もありまして。


このように気になる画像をクリックしますと、使用してますフリーフォントをちゃんと教えてくれます。

こちらの「かわいい」はCoppepan(コッペパン)というフォントを使ってるようです。

画像の下にアンダーバーの入ってるリンク部分を押しますと・・・







私もよくお世話になっております、マニアッカーズデザインさんのフォントのサイトにジャンプします。

このフォントは私も既に持ってますけども。


ちなみにマニアッカーズデザインさんにはこれ意外も結構な数のフリーフォントがあるので興味の有る方はドゾ。







私的には最後の100個目のコレもお気に入り。

ようは色んな言葉で「オワリ〜」ってかいてあるんですけどもね。

ちょいくすんだパステルの色合いが気に入っております。

パっと見、紅茶のパッケージ?とか思いましたけどもね。作った人はそういうとこからインスピレーション受けたのかもしれませぬ。

正解だったら何かクレ。



ま、一人で作ってる訳ではなさそうですけども。

ですが複数であっても、1日1個のデザインを100日継続する。というのは簡単なようでいて難しいもんです。


もちろんデザインのバリエーションって意味でも、短時間に継続してどこまで行けるのか?という意味でも、非常に良いプロジェクトではないかな・・・と思う訳です。



私も日頃は、特に欧文に関してはフリーフォントの恩恵を受けておりますので。

有料で高いフォントは確かにバリエーションも豊富で、かつ遣いやすい物が多いのは確かなのですけども。


私もそうですが、「無料でどこまで行けるのか?」という事に関しては色々挑戦したくなってしまうんですよねえ。

そういう可能性を探るって意味でも、このプロジェクトは非常に意味のある物だと思います。


お金唸るほど出せば、この世の中で揃わない物なんて殆ど無いのかもしれませんが。

でも出来るだけコストを抑えて、それでもって良い物を作るってのが面白いんですよね。


そういう意味では、弘法も筆を選ばず。というのを自分の頭脳で叶えたいもんです。

個人的には製作者として、それもちっちゃい夢だったりしてね。フヒヒ



というわけで、祇園祭も一旦終了ぽくなりまして。

増々これから夏本番を迎える訳ですけどもね。

皆様も夏バテしないように、毎日のシロクマをかかさないようにしましょう。


あ、私はもちろん1日3本のペースは崩しません。当然です。はい。



ではでは今日はこのへんで。

また明日お会いしましょう。

ごきげんよろしゅ〜




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