異種接近遭遇。
冬の出来事編。
どうもこんばんわ。
冬って出会いの季節では無いと思ってましたけども。
こんな素敵な出会いもあるのですね・・・とちょっと暖かい気持ちになりましたNAWOです。
にしても自宅窓辺にこんな鹿さんの兄弟?がやって来るって、一帯どのような所にお住まいなのか非常に気になりますなあ・・・
ネイチャーフォトってのは大自然の真っ只中に進入しないと撮れないものだとか思ってましたが、そうでも無いのやもしれませぬ。
というか人間の住んでる環境が勝手に自然の中へ中へ入っていってるのか・・・
なんてちょっとコムズカシイ事を考えたりしてるNAWOです。
まこの写真に写ってる鹿さんは角もそんなに大きく無いし、身体も大分と小さいみたいなんでまだ若いんでしょうけども。
実際の鹿さんって実はめちゃくちゃ大きいんですよね。
京都にも山手の方に行きますと、当然の事ながら鹿さんも居ますし、タヌキさんもイタチさんも、下手すりゃ森の熊さんにだって会える時もあるんですけどもね。
私も京都でその動物さん達には何らかの形で出会った事がございます。
ま、イタチさんやタヌキさんというのは、実はそんな山の中に入っていかなくても以外と身近に居たりしましてですね。
イタチさんなんかは古い民家の屋根裏とかに住み着いたりしますので、こんなとこに居る訳なかろう・・・というような都会の真ん中でも見かけたりするのですけども。
タヌキさんになりますとそういう訳には行きませんが、私の親戚が左京区の貴船神社に向かう道の途中くらいで喫茶店をやってるのですが、そこにとある日ひょこっとタヌキさんの親子が顔だして、なかなかに人懐っこいので定期的に餌をあげてたらほぼ毎晩その喫茶店の庭先に来ては餌もらって遊んで帰る。みたいになってたりだとか。
ちなみにその喫茶店は、京都産業大学って言う学校のすぐ近所なんですけどもね。
でも鹿とか熊さんとなりますと、京都ではそうそう身近に居るものではございませぬ。
というかそんな身近に居たら問題でしょうけどもね。
こと鹿さんにはですね、私も何回か出会ってますけども。
一度夜中にどうしても美山牛乳が飲みたくなり、深夜に国道162号線をひたはしって美山町の現在は「美山ふれあい広場」って道の駅になってます所まで行った事があるのですけども。
そこにたどり着くには、バイクで法廷速度で走って約1.5〜2時間くらいかかるんですけどもね。
夜中の12時くらいに出発したので、深夜の丑三つ時くらいでしょうか?
この国道162号線は別名鯖街道って言いまして、昔から福井県の小浜と京都を結ぶ山の中の峠道ばかりの国道なのですけども。
なので延々グネグネ道が続くんですけどもね。
バイクで走る分には、そのグネグネ道が結構面白いので、まあ楽しみながら美山まで行って、誰も見てないし誰も居ないんですけども一応流儀で腰に手を当てがいながら美山牛乳をストローでチューーて飲みまして。
で、さあ帰ろうか〜と意気揚々と帰路についたのですけども。
美山から出発して一番最初の峠が 深見峠って言いまして、周囲は北山杉ばかりが鬱蒼と生い茂ってる、月明かりも全く届かないような道なのですけども。
そんな中をバイクの小さいライトだけを頼りにスピード出して走るのは、いくら対向車両も殆ど来ないし道も覚えてるぜ!と言えども自殺行為なので大人しくトロトロ〜っと走ってたのですけども。
そうしましたら非常に曲がる角度のキツいコーナーを曲がった瞬間に、ちょっと前方に何か巨大な丸太のような物体が道の中央を塞いでる!!!
と、慌ててブレーキかけまして、直前で止まったのはよかったのですけども。
でもってその茶色い巨大な物体は何??と思ってバイクのライトを動かしてよく見てみますと・・・
とてつもなく大きい雄の鹿さんが、道路のど真ん中で横向きに寝そべって寛いでおいででございました。
でもってちゃんと止まったんですけど、結構直前(1mくらい)まで接近してるにもかかわらず、
「なんじゃワレ。やんのか?やんのか?ああ?」
という具合に微動だにせず、首だけこちらに向けて睨み合い。
というかよくよく見てましたら、私もその時は結構大きなバイクだったのですけども、私とバイク合わせてもまだその鹿さんのほうがデカイ。余裕でデカイ。
ま、奈良公園とか行ってですね、鹿って大きさこのくらいじゃない?という概念が既にあったもので、そういう概念を余裕でブチ壊す大きさ。
正直言いましてですね、その巨体で角向けて向かってこられたら、勝てる気が全くしませぬ。
でも下手に動く訳にもいきませぬので、そのまま睨みあうこと数分。
うーん。車はほぼ来ないけど、このまんまだと私も帰れないしなあ・・・
とおもいまして、なんとかならないかと思った私は、思い切って鹿さんの顔に向けてバイクのライトハイビーム照射!とクラクション同時攻撃!てしてみましたら、
「もう、うっとうしいのお・・・」
とようやくのそのそ動いて、山のほうに帰ってくれましたけども。
いやあ、あの瞬間怒って向ってこられたらどうしよう・・とかも考えたんですけどもね。
でも鹿煎餅で言う事聞くような顔でもなかったし。
でもってあのまんまだったら、おそらく対向から車が来たら、10000%事故になるなあ・・とか思いましてね。
多分あの巨体だったら、軽自動車だったら車のほうが大惨事かと。
そんな思いもあったので、山に帰った時は本当にホっとしましたけどもね。
にしてもあの時は安全運転でトロトロ走ってて本当よかった・・
スピード出してたら絶対に鹿とぶつかってたもんな・・・
京都のバイク乗りさんも、夜にあそこ走る時には、シシガミ様に注意したほうが良いですぜ。
あんなデカイ身体でぶつかったら、鹿さんは結構平気でしょうけど、人間とバイクのほうは一環の終わりだと思われまする。
特に餌が少なくなってくる冬場は、山から下にウロウロする奴も増える(地元民談)なので、注意したほうが良いですな。
あ、ちなみに私が出会ったのは夏なんで、夏でも注意っす。安全運転でお願いします。
ま、冒頭の鹿さんの写真から、ちょっと私の思い出話になってしまいましたけども。
ともかく良いですよねえ。自然ってのは。
動物だけじゃあなくて、植物も素晴らしいですけども。ここんとこは寒くなって、咲いてる花も少なくなってきましたけどもね。
最近知り合いになりました方で、一眼レフとマクロレンズって言う、小さい物だとか、あと接写向けのレンズを購入された方がいらっしゃいまして。
それで植物園とかの花々や、小さい虫を撮るのが趣味だ〜♪という事で、日々日常で見つけた小さな綺麗な物だとか、常識だと考えられないような接写で色んな物を撮ってる人が居るのですけども。
植物や昆虫や、色々撮影されて最近はちょっと変わったモチーフとか撮れないかな・・
とか思ってらっしゃるようでして。
ま、人間贅沢ですのでね、そういう欲求というのは次から次へと湧き上がってくるものですけども。
私は個人的には今迄数回くらいしか、マクロレンズってのは使った事が無くてですね。
ま、あんまり撮りたいな〜って思うものが無かったのもあるんでしょうけども、レンズが結構高い・・・というのも原因の一つではあるんですけどね。
でもそういう風にこの前つぶやいてらっしゃるのを聞いてまして、ちょっと興味を持った私は、そういえば以前にフランスかどっかで綺麗なマクロ写真撮ってる人居たな・・
と思い出しましてね。
それを今日は紹介しよかなと思ったり。
イギリスの写真家さんで、ブライアンバレンタインさんという方がいらっしゃいまして。
御歳61才。マクロ写真のエキスパートらしいのですけどもね。
そんなブライアンさんの
「Le miroir des fleurs」
日本語で「花の鏡」という作品群。
何が花の鏡なのかってのは、写真を見れば解りますので何点かご紹介しましょうかね。
Le miroir des fleurs
上の写真は全部、そのブライアンさんの自宅の庭先で撮影された、植物に朝露がかかった瞬間、朝露の中に花が写り込んだ写真。
見てるととても色美しく、透明感溢れる写真ですけども、実際に朝露がこういう状態で美しく撮影できるのは、天気のすごく良い朝の早朝の一瞬でしか撮れないそうで。
朝露自体も気温が上昇すると消えてしまいますので、いつでも撮れる。というものでは無いようですけども。
これだけ豊富な植物が庭先にある事は確かにすごい事かもしれませんけども、でも植物園や、野に咲く花々を狙いに山に分け入らなくとも、庭先にも時とタイミングを見計れば、こんなにも素晴らしい瞬間があるという訳ですね。
にしても美しい・・・・
庭先での写真ですけども、これも立派なネイチャーフォトですよねえ。
こういうのを見せつけられると、マクロレンズ欲しくなりますなあ・・・・
ま、と言う訳で。
今日はちょっと思い出話やら何やら自然色一色になりましたけども。
美しい一面、非常に危険な一面も持つ大自然ですから。
食物連鎖の頂点に立つ人間ですけども、そういう中に一人佇むと、自分はなんてちっぽけで脆い存在なのか・・・というのを思い知らされますな。
でもそれが自分自身の存在証明にもなり得る事を知ってるので、人はまた自然に向うのでしょう。。
と、かっこよさげに〆たとこで。
今日も再び仕事に戻りましょうそうしましょう。
ではではまた明日ですな。
残り少ないですけども、よい休日をお過ごしくださいませ〜〜
皆様ごきげんよう♪
素敵な内容です。
返信削除内容を見て大変勉強になりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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MAIL:hold.ph@gmail.com
台湾和漢翻訳会社より
ああ良い記事
返信削除暇なのでちょっと見に來た
返信削除はじめまして、とてもすばらしい記事ですね。これからも応援します!
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