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本文とは全くこれっぽっちも何も関係ございません。反省はしてない。 |
どもう。
みなさんこんにちわでございます。
あー。今日は残念ながら日曜なのに雨ですね。雨。
今日はお日柄があんまり良くないせいか、婚礼の撮影のお仕事はそんなにないみたいでして。
いつもは土日ってと撮影に出かけておりますところの私の同僚達のカメラマンさん達は、皆こぞってお休みみたいですけども。
日曜に休めるって、実はこの業界は珍しい方でしてね。
今日みたいに世間様のお休みと一緒にお休みできる日はそんな無いんですよ。
あー珍しい。
でもわたしゃ事務所でこうやって仕事しながら記事書いてたりしてるんですけどね。
ふふんだ。
でもって、小腹が空いたので、グリコのお姉さんが設置してくれてるグリコボックスから、最近ハマっておりますギンビスアスパラビスケットなんか貪り食ったりしとるわけなんです。
あ、シロクマはもう食べたんです。でもまだ足りなかったのでついついですね。
でもって、今日はそんな仕事は無かったんですけども、
私の仕事はアルバムのグラフィックを作ったり、写真を編集するだけではありませんでしてね。
データを作って、製本屋さんに出しますと、それが完成品になってあがってくるんですけども、それの検品も大事な大事なお仕事にあるわけですが。
まあ製本屋さんもプロですけども、やはり中の人は普通の人間ですのでね。
わざとじゃないにしても、何らかのトラブルがあったりするわけなので、
それをお客様のとこに届ける前に、ちゃんと1ページ1ページ、目を皿のよにして検品するわけです。
その検品の他にも、新製品を作ったりしますときに、どんなアルバムを作ろうか?て考えることも仕事なんですけどね。
まあ今や色んな技術ですとかがありましてね。一昔前からすると、こういう銀塩のペーパー使ったアルバムも種類が大幅に増えまして。
これは仕事場の展示品アルバム置き場。
もちろん各現場さんに出品されてるものはもっとあるのですけどね。
接客時に見てもらえるアルバムはこちらに並んでおるわけなんです。
まあマックさんのハードディスクの中には、もうかれこれ数百ギガのデータが唸っておるわけなんですけどね。
で、そういう技術を学びにいくのが、前にも記事にしてました各種イベントでして。
毎年毎年行われてますので、各メーカーさんの工夫やデザインなんかを勉強しにいくわけですね。
で、最近はもうデジタルアルバムもだんだんと革新的な物・・・というのはあまり風潮としてありませんでして。
どっちかていうと、ハンドメイドの方向ですとか、アナログへの回帰ですとか。
そういう方向性にも進み始めておるわけです。
ブライダルアルバムに関して言いますと、何よりお客様が重視されるのは
「オリジナリティ」
そのお2人の為だけに・・・というのが大前提なので。
そういう意味で、毎回毎回色んなコンセプトの物を作ったりするわけなんですけどね。
でもグラフィックやなんかのデザインとは違って、最近はハード的に、本自体を工夫する事もちょくちょく増えてきてまして。
で、これは本自体を工夫というよりは、グラフィックの進化系の一端だと思うのですけども、
私の勤務先で見本用で作成したアルバム。
26cmの真四角。正方形なので、26cmスクエアって呼んでますけども。
で、表紙は銀塩ペーパーのメタリック(キラキラしてる)に出力した上に、透明のちょい分厚いアクリル板を貼りつけてあります。
まあそこまではそんなに変わったものじゃないんですけども。
で、よくよく見てみますと、アクリルのプラスチックの上にもグラフィックが印刷されてましてね。
写真は超いい加減なので、ちょい分かりにくいかもしれませんけども。
紺色の模様の下に、影が出来てるのがわかりますかね?
ブライダルのアルバムをデザインさせて頂く上で、よく求められるのは
「透明感」
だったり
「奥行き感」
だったりするんですけどね。
アクリルの上のグラフィックと、銀塩ペーパーの上のグラフィックを組み合わせる事で、三次元にして奥行き感と透明感を出そうって事で、作っております。
事実、最近あちこちの写真屋さんですとか、アルバム屋さんですとかに並んでますアルバムは、まあ現場現場さんの雰囲気とかにもよりますけども、
以外とデザイン自体はオーソドックス・・・・というか地味で、インパクトよりも風合いですとか、高級感重視って感じの物が多い気がしますね。
ですけどもこれはブライダルに限ったことで、写真を使ったアルバムというのは他にも子どもの写真ですとか、お年寄りで言えば米寿のお祝いですとか、銀婚式ですとか。
人間以外でもペットのワンちゃんや、ヌコ様の写真集なんかも作りますので。
そっちの方面はまた全然ジャンルが違うので、コンセプトですとかデザインも全く違うものになるのは当然なんですけども。
ブライダルで多いのはやはり革。
革でも本革と合成革がありますけども、お客様の話では多少高いくらいだったら本革がイイって言わはりますね。
でもね、本革ってお高いんですよ。まあビクリするほど。
この写真の台紙はイタリア製らしいですけどね。この台紙一冊買うだけで30000円以上したりします。
あー恐ろしい。イッタリィア製だから?
こちらも革。台紙のみ。
でも価格はやはり30000円
同じくイタリア製。
イタリアはですね、こういった台紙や、アルバムの製本を手作りでやってるとこが多いらしく、聞いた事無いブランドから、超有名ブランドまで色々あります。
フィレンツェとか革製品の本場ですのでね。職人さんが多くて、高品質なものが手に入るのかもしれません。
あとデザイン的にも素敵なんが多いですよね。
あとこちらは、革ではなく、合成革の台紙。
まあその筋では超有名なUmblaさんですね。
ハンズとかに行っても大概あるメーカーさんです。
でもこれは中にフエルアルバムみたいにL版ですとかの現像済み写真を差し込んでいくだけのタイプです。
とはいっても、本来アルバムってこういうスクラップ的な収納本の事も言うんですけどね。ですのでれっきとしたアルバムです。
でもこれは流石にイタリア生産じゃあないでしょね。
でもデザインは相変わらずイカスセンスしてらっしゃる。
私的には、結構Umbleさんの台紙とか、写真立てとか大好きなんですけどね。
安いけど、チープさを感じないので。
あとけっこう見るのが多いのが、この布タイプ。
まあハンドメイド感は確かに布系の素材のほうが出るんです。
日本にも色んな台紙屋さんが存在しますけどね。やはり和風という事からいくと、結構布を多用してる台紙屋さんも多いようでして。
和柄をあしらったり、和服の帯をイメージした、布の台紙やなんかを作ったりしてはりますね。
まあ、いろんなアルバムの表紙の形式ありますけども。
こういった製本の形式や、造本の仕様の事を、「装丁」って言うんですけどね。
グラフィックのデザインやなんかは、手には触れないものですけども。こういった装丁の段階の企画というのは、実際に形になって、触れられる仕上りを考慮するので、それこそバリエーションですとか、安全性ですとか、手触り感ですとか。
ありとあらゆる色んな方向を考えながら企画するわけなんですけどね。
ですけども、世の中にはグラフィックだけではなくて、こういう装丁で凝ったアルバムも本当に沢山あるわけでして。
それを紹介しようかと・・・・・・
あれ?
なんか予想以上に長くなっちまいましたね(汗)
いらん話しすぎたかな?
まあいいか。
というわけで、次回は私の「変わった装丁アルバム画像フォルダ」が火を噴くと思います。
まあですけど変わってるって言いましても、ブライダルアルバムで、しかもちゃんと市販されてるヤツですんでね。
そないややこいのとか、あきらかにオカシイのとかはありませんけども。
でもこれ以上画像掲載すると、もうとてもとても重々しい(データ的に)なってしまうので、泣く泣くシロクマ食べながら今日はここまでとしましょうか。フヒヒ
私もですね、長年いろんな本作ってたりしますけども、本の装丁を考えるのんって本当に本当に難しくてですね。
でも装丁を専門に担当する役職ってのもあったりしますんで。
そういう人は「装丁家」って呼ぶんですけどね。
半端ない知識を求められるわけです。
まあその詳細も次回ってことで。
明日から通常の平日に戻りますけども、皆さんもサザエさん見てブルーにならんといてくださいね。
私は仕事で見れませんけども。
というか元々テレビ殆どみませんので、俗に言う「サザエブルー」も知りません。
とりあえず残り少ないお休みの夜をまったりお過ごしくださいませ。
ではではーまた明日♪
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こんにちは
返信削除グリコボックスのカエルの口?にちゃんとお金入れましたか?(笑)
うちの工場にも置いてあります。
なんだか、売り物には無い製品でちょっとひかれちゃうんですよね。
最近覗いていないので、ギンビスアスパラビスケットがうちにも無いか見てみよう
相変わらず、本題じゃ無い方に触れてすいません(汗)
>はねなしさん
返信削除どもどもこにちわです。
最近グリコのお姉さんがあまり頻繁に来てくれないので、今のグリコボックスはすっからかんですよ。。
私の勤務先はお菓子大好き星人ばかりなので、消費量がハンパなく早いのが特徴です。
いやいや、最近は前フリがメインですのでおきになさらずにww