どうもみなさんこんにちわ。
「あいかわらず君はその言葉からしか記事が書けんのか?ン?」
なんてイジワルな質問はおやめください。
人間、社交辞令ってけっこう大事ですよ。大事。
今日は実は私はとあるイベントに参加の為、某所にお出かけしておりましてですね。
この記事を書いてますのは正真正銘私なのですけども。
でも実際の私はここには居ないという。
ああ、何だか自分で書いててサッパリ訳が分からない事になってますね。
これを繰り返してたら、ヤヤコシくなりすぎて、時空を超越した存在になれそうな気がします。
明日に昨日の記事を書いたり。
1年後におとといの記事書いたり。
フフフウフフウウッッフフ。面白いなそれ。
って一人でわけのわからない妄想をして口半笑いで記事を打ち込んでいましたら、よほどその様子が怪しかったのか、仕事仲間は皆帰ってしまいました。
ウソです。もう夜になったので皆帰っただけです。
そうなんです。実はこの記事はアップされる前日に書いておったりするんですね。
だって、イベントから帰ったらもう夜になるんだもの。
そっから記事更新できましぇん。無理っす。
まあこのブログを知ってる知人やなんかはですね、
「しょうもない記事で毎日更新するくらいやったら、三日に一回とかにして、もうちょい魂込めた記事書いたらいいんちゃうのん」
とかポテチ食いながら話しかけたりしおるんですけどね。
そんなん口でポリポリされながら言われても社交辞令にもならんわい。
というかどうせ三日に一回にしようが、一週間に一回にしようが、私の書いてます文書はこのくらいの気合いがイッパイイッパイですんでね。
ちょい緩めにしか記事が書けないことはお許し頂くとしまして。
そそ、社交辞令ですよね。それそれ。
私も日頃はポケモンを小学生に混じってプレイしてたりする、少し道を外れれば通報される寸前のよくわからない大人だったりするんですけども、
でも一応社会人の端くれなので、お仕事のお付き合いもそこそこございます。
そこで社交辞令と言いますのはやはり外せませんでしてね。
まあ、お世辞だとかわかってても、言っておくほうが何かとお仕事しやすいもんです。
某10chで、毎日昼になると
あの絶妙な言い口は、到底マネできませんです。
多分あの人が喋ってるかぎり、お嬢様方は皆さん機嫌を損ねることは無いのでしょうね。
かくいう私も一応男性女性にかかわらず、いつも社交辞令は忘れないようにしております。
ですけどもあまり使いすぎると逆に向こうにプレッシャーを与えたりしますけどね。
京都って言う土地柄はですね、もう本当に他府県の方から見ると、ねちっこい、いやらしい一面も持っておりましてですね。
…いや、別に道路がネチャネチャしてて歩きにくいとか、
鴨川は実はゼリーで出来てて川辺に座るとズボンがネチャネチャになるとか、そういうのでは無くてですね。
言葉の使い方と言うか、意思の伝え方というか。
その辺でものすごねちっこい事があったりします。
なんとなく外で良く聞く話だと、京都でお料理をごちそうになって、
「お茶漬けでもたべていきなはれ」
と言われて、そのまま食べたらごっつ失礼やで。とか。
まあ、はっきり言いますけど、それは無い。
私の知ってる限りで、そんな事言ってる人は誰一人おりませんけどね。
でも私の祖母とかは、もう80年以上京都から出た事ないような、血統書付きの生粋の中の生粋の京女だったわけなのですけども。
そんな祖母を間近でいつも見ておりましたので、京都人の恐ろしさというのはよくよく存じておりまして。
上のような、
「茶漬け出そか?と言いつつ、実は帰れゴルァ!」
みたいなのは行き過ぎですけどね。
でも意味合い的にはそれに近い事を平気でやりよります。
例えば訪問販売のセールスが来た時は、じっくり話し聞くよーと言って、お茶を出すにもかかわらず、なぜかものすごい不味い、熱すぎて湯呑みを持った瞬間に大やけどするであろうお茶を、
「飲んでくださいね〜」
とにこやかに涼しい顔で出すとか。
同じ様に嫌で帰ってほしいお客さんが来られた時は、一応床の上に上げるんですけども、同じくものすご不味い茶と、バッキバキに割れまくった、ほとんど粉のような煎餅でもてなすとか。
ああああ、書いてるだけでも恐ろしい。
それでもって顔は終止ニコニコですのでね。横で見てた私が恐ろしかったです。はい。
ですので京都の人は、社交辞令、ものすんごい上手ですよ。
茶漬けの話みたいな、引っかけ問題は無いと思いますけどね。京都の人は結構素直に嫌がらせしますので、
でも何言われても、話半分社交辞令半分で聞いといて、ちょうど良いんちゃうかなあと、そう思います。
得に市内の東の方とかの、老舗の料亭さんとかの、結構お年寄りの大女将とかにはもう最大限に注意しましょう。
同じ京都人の私でさえ、見抜けないような社交辞令を使ってきやがります。
恐るべし。京都。恐るべし。大女将。
て、めちゃ前置き長いやないですか(汗)やばい。どうしよう。
計画性が皆無でほんとうに申し訳ございません。
ま、反省はしてませんけどね。
一番上の画像はですね、私のいつも使ってます、イラストレータのスウォッチパレットに入っています、
「Japan traditional color」
と言うパレットです。
英語になっとるのでよく解らないかもしれませんけど、
「日本の伝統色」
てやつですね。
イラストレータとかは、結構ものによって色合いを統一させて、その組み合わせによって、商品のイメージを刷り込んだり、ガラっとイメージを変えたりしますので。
こういう色のパレットは、いくつあっても重宝します。
特に「和」の色というのは、本当にどの色もビミョウな色が多くてですね。
そのビミョウさが、物を作る上でかなりの重要度を持つ事も少なくありません。
で、なんでわざわざパレットのスクリーンショットまで撮って、掲載するのか?といいますとですね。
まあ色については、見たらどんな色か解りますので、ここではどうでもいいんですけどね。
その名前が、本当に素敵でですね。
外国でももちろん、色んな色の名前があるのはあるんですけどね。
アイビーグリーンとか、イエローオーカーとか。
同じように、日本の伝統的な色にも名前は付いてるんですけどね。
WEBで調べてますと、多いのはひらがな表記ですけども、本来は全て漢字で表現されておりまして。
日本語の素晴らしさを少しかいま見る事ができるんじゃ無いかっていうくらい、名前から色んな事を想像できたりします。
たとえば
■■■■ 蘇芳香(すおうこう)
ですとか、ほかにも
■■■■ 猩々緋(しょうじょうひ)
とか。
名前だけ聞いてると、本当に何を言おうとしてるのかわけわかりませんけどね。
ちゃんと意味もありまして。
蘇芳香(すおうこう)
〜蘇芳の赤に黄を加えた紅味の褐色を言う。「蘇芳香」は紅花の代わりに蘇芳を用い、支子の黄色を加えて褐色がからせた代用香染め。
猩々緋(しょうじょうひ)
〜猩々は猿に似た伝説上の動物で、その血はもっとも赤いとされている。それに由来し鮮明な冴えた赤を言う。
という、解説を見るとなるほどねえ・・・と思うものもぎょうさんあります。
うろ覚えですけども、猩々って、たぶん西遊記の悟空だと思いますですね。
結構日常生活で使いそうな色の言葉もあるんですよ。
たとえば、
■■■■ 山吹色(やまぶきいろ)
〜山吹の花の色のような、冴えた赤味の黄色を言う。「黄金色」とも言う。
■■■■ 桜色(さくらいろ)
〜桜の花に似て、ほんのり紅みを含んだ淡紅色を言う。
このへんは割合、いつも口走ってたりしませんかね。
今でもメジャーだと思うんですけどね。
でも同じようなピンク系の色でも、
■■■■ 一斤染(いっこんぞめ)
〜紅花一斤で絹一疋を染めた淡紅色を言う。この色を試し色として、此れより濃い色を「禁色(きんじき)」、淡い色を「聴(ゆる)し色」とした。
とか、ビミョウな違いで大きく違うという。
WEBで見てる限りでは、ちょい濃いか薄いかの違いくらいしかないんですけどね。
でも解説見てましてもわかるよに、ビミョウな色あいの違いで、それの意味するところも違ってくるので面白いです。
まあでも、一般の方々で、色の意味するところまでご存知の方なんてほとんど居ませんでしょうしね。
そこまで神経質にはならなくてもいいんちゃうかな?とは思いますけどね。
ですけども、京都と言う土地柄からか、おおまかに分けた色合いでの意味やなんかは、着物関係や和物関係では結構シビアに問われることも多々ありまして。
紫色なんかは、昔から高貴な色とされていたのをすっかり忘れてしまってまして、和物屋さんの店じまいセールのチラシにその色を使ったところ、
「安く見せて売りたいのに、なして紫を使ったりするねんプンプン!!」
て怒られた事が、随分昔にありましたね。
物とか、告知したい内容によっても、そういった「和」に関するものは注意がいるなあとそんときに勉強しましたです。
ちなみに私が個人的に好きな和の色は。
群青(ぐんじょう)
飛鳥時代に中国から渡来した顔料による青色で、赤みの少ない紺色で薄い色を白群(びゃくぐん)、濃い青を群青、さらに(紫がかった)濃い青を紺青(こんじょう)とよびます。
こんな色だったり。
理由はご想像にお任せします。
てか、冬の晴れた日の土曜日のお昼の空の色っぽく見えるからかな。
そんな感じです。
それと言葉の響きがね。すきなんですよ。「ぐんじょう」ってね。
もし色の名前ですとか、その他どんな色があるのかなーて人がおられましたら、「日本の伝統色」でGoogle先生に聞いてもらってもいいんですけども。
WEBなんかで使うには、#FFFFとかっていうコードが要るじゃないですか。
それも同時に掲載してるサイトさんがあるので一応紹介しときましょか。
「和色大辞典」
http://www.colordic.org/w/
こちらで殆どの色を網羅されてます。
色の名前ももちろん、その下にコードも載ってますので。参考にしてもらったらいいかなーと思いますね。
上の「色見本」て書いてあるタグの下に、他にも
「原色大辞典」
だとか
「洋色大辞典」
とかもあります。
同じカラーコードなのに、洋の色だとこういう名前になるのか。なんて事もあったりしますので、そういう目で見てもけっこう楽しいですよ。
まあ実際は色というのは単色で使用するってのは意外と少なくてですね。
何色かの組み合わせで使う事が圧倒的に多いのですけども。
よく見るシンプルデザインとかですと、モノクロで彩度ゼロなパターンも良くみるんですけどね。
日本の伝統に乗っとって見ると、無彩色というのは日本古来から「冠・葬」の色だったわけでして。
居酒屋さんとかで、黒バックに白の筆文字〜とかよく見るパターンなのですけどね。
そういうのを知ってしまうと、和風なようで実は全く和風では無いみたいなものも見えてきたりしますです。
色って本当に基本なんですけども、無限の組み合わせと無限の掛け合わせがありますからね。おそらく制作に携わっておられる人は皆、私のように
「ああ、私は死ぬ迄色に悩み続けるのかなあ」
とか思う瞬間もあろうかと。
ま、その悩むのが面白くて制作業しておるんですけどね。
今日は社交辞令から始まる、和の伝統色のお話してみました。
てか私はここには居ませんけどね。
ああ、もうややこいのでこの話はやめよう。そうしよう。
少々時空を越えきれずに混乱気味ですけども、皆様も水曜まで頑張ればまた木曜お休みですのでね。
もうひと踏ん張りしましょかー
ではではごきげんよう〜
.
どうもNAWOさんこんにちわ。
返信削除京都の方って、確かに他県から見るとコワイイメージありますねぇ・・・(失礼!)
本音とタテマエが違うって聞きますから。
はじめNAWOさんもそうなのかな~と実は思っていたのでした。(笑)
私の父は今は埼玉に来ちゃいましたけど江戸っ子で、
超ストレートな感じです。
日本の伝統色、以前講師の勉強会を行ったことがありますが、
やはり日本人好みの色彩ですよね。
また、母が着物の染色をしていた頃に染料の色がまさにこの伝統色の名前で、「古代紫が・・」「海老茶が・・」と言っていたのを子供の頃なんとなく聞いていました。
フランスの伝統色も似た様なところがあって素敵です。
また京都や和のお話楽しみにしています♪
>プチソレイユさん
返信削除どもですー
私は京都の人間でも、裏表無いほうだと自覚してますですよ。
もっとエグイ人だらけです。
皆直球勝負はしませんからね。フォーク、スライダー、色んな球種を使いこなして困らせてくれはります。嫌すぎる。
日本の伝統色は本当に奥が深いですよね。
着物の染料に関しても、本当に昔の職人さんの気持ちやなんかが伝わってくるようで、そういう意味でも大好きでございます。
江戸前の職人さんがよく言われる
「完成というのは永遠に来ない」
的な発想も、そこから生まれるものもあるんじゃないのかなと思ったり。
海外もそういう色で見ると面白いのがあるようですね。
おフランスの色も、今度調べてみましょうか。
いつもありがとうございます♪
どうもこんにちは。
返信削除タイトルが「超時空要塞」に見えたShibazoです。
京都の人はホンマ怖いですね~
ワタクシは宇治育ちなので、生粋の京都人とはちょっと違う(と自分では)思っています(笑)
勤めていた会社を退社するとき、
「これからが本当の男と男のつきあいや」
みたいな感じでエールをくれた社長が、
さんざん悪口言ったり嫌がらせしてきたりとか、
仲間だと思っていた連中が一切連絡してこなくなったりとかねー(^_^;
まー、軽く人間不信になりかけたりして
おかげさまで少しは強くなった訳です(爆)
信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つくほうがいい~♪
なんちゃって。
ではでは~
>Shibazoさん
返信削除送る言葉ですね。解ります。
Shhibazoさんもそういう憂き目にあっておられましたか(汗)
京都は商売の上でも、そういう建前本気みたいなのを平気で使ってきますからねー
独立して商売したはる人らからは、決まってそういう話を一回は絶対に聞きますよ(汗)そういうとこはほんまになんとかしてほしいもんです。はい。
滋賀県や大阪府のお仕事をするようになって、私もほんまに京都の人は商売やりにくいなあ・・と思う事もしばしば。
ま、お互いに世渡りは上手になってるかもしれませんね。
お互いぼちぼちやるしかないですな。