JAPANESE WEB DESIGN GALLERY |
どもです。みなさんこんにちわ。
今日は19日日曜日でございますね。
世間一般はお休みのせいで、いつもは結構仕事の車でにぎわっております、私の勤務先前の高辻通りも、左右確認せずに堂々と道を横断できる程に車は少なくてですね。
こういう空き空きな道を、怖いもの知らずな「ドヤ顔」でユクーリ歩いて渡ったりという意味不明な行動がデフォルトの私は、今日も向かいのファミマでシロクマを購入し、「ドヤ顔」で堂々横断してたんですけども。
西洞院通りからおそろしいスピードで走行してきた、ものすんごい背の低いクルマに見事に轢かれそうになりまして。
ウヒャーって言いながらドヤ顔から一変焦りに焦りまくってあわてて小走りで道路横断したんですけどね。
「あー死ぬかとオモタ」
とブツブツ言いながらふとその車の方向見ますと、ファミマ前の信号で信号待ちしてまして。
品川ナンバーなんですけどね。もう色が真っ黒黒スケでして。
車高がですね、向かいのGTRの半分くらいしかなくて、ペチャンコなんですよ。
一見、トラックにでも潰されたのか?と思ったんですけどね。それが普通のようでして。
見た事ない車やなあ・・と思ってもっと良く見てましたら、運転席が真ん中に付いてまして。
普通、車て左右どっちかにハンドル付いてるもんじゃないすか。でもそれが真ん中なんですよ。真ん中。
何がどうなってるんや?と思って近づいてものすごい勢いでジロジロ見てたんですけどね。
前のシートは一個なんですけども、斜め後ろにもシートが付いてましてね。
運転席に座ってたのは20代後半くらいのピザ食べ過ぎなおにいちゃんだったのでガン無視してたんですけども、後ろのシートになぜかカンガルーのデカイぬいぐるみがありまして。
まあよっぽど激しい加減速してるんでしょね。首の縫い目がほつれて、ちょい中綿がはみ出ておりました。
よっぽど私が張り付いて見てたのにビビったのか、そのピザ兄さんはものすごキョドってましたけどね。気にせずそのかわいそうなカンガルーさんと目で挨拶してその場を去りましたけども。
で、あとで調べたらあの車、マクラーレンF1ていう車なんですね。初めて見ました。
てかV12エンジンで6000CCで627馬力て。
おもわず
「節子、それ乗用車やない、トラックや」
と言ってしまいました。
というか当時の新車価格1億て。わけわかりませんわ。
ピザ兄さん、超お金持ちじゃん。やるじゃん。さすが品川ナンバー。
でもぬいぐるみくらい治したりや。
まあそんなこんなで、車に轢かれかけながらもこうやって無事にブログを更新しておりますので。皆様ご安心くださいませ。
でもってトップの画像はですね。そのまんまリンクになっておりますけども。
Japanese Web Design Gallery
というサイトのトップページでございます。
私もブライダル、一般物に限らず、いろんな場所や用途で、俗に言う
「和」
な物の作成を依頼されます事が非常に多くてですね。
印刷物に限らず、こういったWEBの場でも、動きや音楽なども含めて多種多様な「和」の表現を日進月歩の勢いでクリエイターの方々は制作されております。
色んな書籍ですとか、古書なんかでももちろん「和」を研究することは可能ではありますけども、これらのWEBサイトでは、昔ながらの伝統的な「和」を表現するのではなくて、現在のデザインの中における「和」のアレンジの仕方を見せてくれる、貴重な存在だったりします。
あとはPCがあれば、どんだけでも閲覧できるというのも魅力ですかね。
まあ1つ欠点を言えば、どうしてもフラッシュを多用するサイトが多いですので、PCとかブラウザさんに左右されるとこですかね。
そんな中から、私の「コレイイ!」て思ったサイトさんを何個か。
大阪府高槻市 「神峯山寺」
全面とりあえず水墨画。
BGMは何も無いようなフリして、実は延々小川のせせらぎが流れています。
トップの鳥瞰図の地図の名前クリックすると、なんか煙がふっと消えるよなアクションがあったりして。
それぞれの建物をクリックしていくと、ちゃんと写真やその歴史が紹介されてるページに行けます。
京都と高槻て、実はすぐお隣なんですけどね。
結構県境の山々には、こういうものすごいふるいお寺ですとか神社が山のよにあったりします。
実際に行くと水墨画のイメージがまんざらウソでもないよな、神秘的な場所でして。
こういうモノクロイメージて、まったく写実性には欠けるので、依頼者の方はあんまり使いたがらないんですけどね。
想像力をかき立てるという上では、こういう「和」なイメージであえて行くってとこに、良いセンスだねえーーと思ってしまうわけです。はい。
京都嵐山 鈴虫寺
ま。普通のサイトの造りです。
特に何がめちゃ変わってるというわけではありません。
でも、色が。イイ。
なぜか京都外の人に聞きますと、京都ってので思い浮かべる色が、皆口を揃えて「抹茶色」て言うんですよね。
その理由は私も聞いてないのでわかりませんが、それを狙ってかどうなのか、ページ全部が抹茶色の濃淡で作られてます。
サイトもフラッシュはあまり無くて、サクサク内容も閲覧できますし。
ちょいお年寄りですとか、年配の方々には、実に見易いサイトだと思うわけです。
印刷物でもそうですけども、視力の悪い方や、年配の方に考慮して、優しい造りにするのも今やスタンダードなので。
そういう意味でも良いサイトやなあ〜と思います。
実際鈴虫寺のまわりは竹やぶだらけなので、抹茶色と竹の色もイメージとしてあるのかもしれませんね。
全日本剣道連盟 第五十六回全日本剣道選手権大会
和紙に描かれた、日本画風のちょいセピアなイラストで、あまり剣道のスピード感は感じないように見えますけども、実はフラッシュが再生されるとその動きで剣道特有のあの凛とした雰囲気や、空気感を感じさせてくれます。
見てて、ちょい背筋が伸びそうになったのは内緒です。
ページ移動の時に、LOADINGのアイコンが、剣道の剣士になってて、振りかぶったとこでローディングが終わるのもちょっとした間の演出ですけど、こだわりがあったりして。
中のコンテンツの歴代名勝負の動画に見入ってしまったのもこれまた内緒で。
石川県和倉温泉 多田屋
最近私が見てて、一番すごいと思ったサイト。
下の黒帯のメインメニューをクリックすると、大きな一枚の画像の上をグワーて感じで移動して、目的のイラストの場所に移動して、そこの空白に説明なんかが浮かんでくる。
凄まじくシンプルなんですけども、イラストの独特の空気感も相まって、ついつい全部見てしまいます。
一個一個のイラストも、特に「和」なタッチでは無いのですけども、「和」意外では解釈できないほどに造りこまれていて、見てると脳内にイメージが刷り込まれます。
なんでもこのサイトを見て、多田屋に宿泊したくなって行く人まで居るのだとか。
普通は旅館さんとかですと、建物のイメージとか料理のイメージとかを前面に打ち出してってのが多いんですけどね。
ここまで洗練されたデザインだと、具体的な写真無しでも充分に告知として通用するか、もしくはそれ以上の効果を生むという良い例だと。
作った会社の方々はもちろん尊敬に値すると思いますけども、この造りでゴーサインを出した多田屋さんはもっとすごいんだと心の底から思うわけです。はい。
ちょいと「和」からははずれるのですけども、どうしても気になるサイトがあるのでそれもご紹介。
そらいろ -今日の天気-
一言で言うと天気予報。
それだけなんですけどね。
上から吊るされた南京玉すだれみたいなもんで、日本全国の天気を教えてくれます。
見てもらったらわかるんですけどね、風でひらひら揺れてるんです。この玉すだれ。
しかもその土地の風の強さでその具合も変わるという凝りよう。
一目で見て、上から順番に玉の色で天気の移ろいを、すだれの傾きで、風の強弱を知る事ができるというアイデアがいいなあと思いまして。
クリックした時に出てくる明朝の字も、にじみながらゆっくり表示されるのがとても良い雰囲気だなあと思うわけです。
文字情報は極力少なく、でも必要な情報は一番解り易く。
これってものすごい難しいと思うんですよね。おまけに綺麗だし。
というわけで、気になるサイトのご紹介でした。
私は今はサイト作成というのは本業ではありませんでして、もっぱら印刷物やアルバム造りがメインになっておりますけども。
でも最近は、印刷物とWEBの差というのはあまり感じなくてですね。
確かに印刷物を作って、それからそのデザインを元に、WEBサイトを作られたり、あるいはその逆のパターンでお仕事させて頂いたりする機会も随分増えました。
何かを告知するという意味においては、WEBページも印刷物も目的は一緒なのと、昔から比べて格段にブラウザで表現できる方法が増えているのもあるんでしょうね。
印刷物ではどうやっても絵やオブジェクトを動かすことはできませんし、音も出せませんけども、それをミックスできるのも大きな特徴ですから。
しかしながらその動きや音も、写真や実際の音楽を使うのではなく、あえてデザインパーツの1つとして組み立てて、それでなおかつ告知効果を生むというのは、そこにアイデアを盛りだくさん盛り込まないと成立もしませんし、依頼者の方々も納得しないもんですのでね。
このJapanese Web Design Galleryさんは、誰でも投稿できるようになってるようですので、中には和風??というよなサイトもありますけども、いずれにしても素晴らしいサイトが数多く掲載されていて、全部閲覧しようと思いますと凄まじく時間を食います。
ですけどもWEBの中での予め決められた枠の中で、色んな面白い仕掛けやビジュアルで、見てる人にどうやって訴えかけるのか。
という一貫性はどれも遜色無く、どれも見応えのあるページですので、お時間がある方は是非どうぞ。
中でも京都に関するページが多いのは、やはりそういうお土地柄なんだからですかね。
外の人から見た、京都の姿みたいなものも見えて、楽しかったりしますけどね。
和風和風って人は言いますけども、解釈もビジュアルも本当に多岐に渡りますので。
打ち合わせの時に聞き出すので難しいのは、「和風」の中でもどんな「和風」なのかってのが一番難しいんですよね。
曖昧な言葉なので、人によって「和=えんじ」の人も居れば、「和=やまぶき」な人も居ますので。
そういう和の色の名前も、私は大好きですけどね。
和の色のお話はまた始めると長〜くなるので今度でも。
おっと気がつけばもう外は暗いじゃないですかい(汗)
さっさとお仕事おわらせて、私も帰るとしますかね。
世間は明日まで連休ですねえ。明日も私は車に轢かれないように気をつけねば。
皆さんもよいお休みをお過ごしくださいね。
ではでは〜
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