2010年6月20日日曜日
オイルまみれの掌
どうもみなさんおはようございます。(´∀`)
日曜の朝一番からめちゃめちゃ空いてる電車で余裕で出勤して、朝一番から仕事バリバリするのかと思いきや、慌ただしく現場に出て行くカメラマンを横目に超マイペースでBLOGの更新をしているNAWOです。
相変わらずなんてフリーダムな会社。(・∀・)
みんな頑張って撮影してこいよー。
留守番はまかせたまへ。
今日は6月第三日曜ですねえ。父の日。ファザーズデイでございます。
それにちなんで上の写真も結婚式の中での新婦とお父さんのスナップ集を一枚。
日本でも外国でも、うれしいようなさみしいようなお父さんの気持ちや表情はみんな一緒ですね。
というか、父の日って日本だけなんかな?と思いまして、色々調べてみたんですけど、6月の第三日曜に父の日ってのは、結構世界共通だったりします。
日本以外でも、アルゼンチン、アメリカ、シンガポール、中国など、世界中で今日は父の日みたいですね。
ざっと見たところ、6月第三日曜に設定してるのは40カ国くらい?あるみたいですよ。あと変わったところではセルビアが1月6日だとか、ブルガリアが12月26日だとか。
でも圧倒的に今日の日で父の日してはる国が多いです。
私のブログにいつも見にきてくださってる方々も『おとうさん』な方が沢山いらっしゃいまして、みんなカワイイ娘さんがいらっしゃいます。
見事に親バカ炸裂させていらっしゃいますけども。
全然関係ない私がそのお子さん達の写真を見て。『ほえー(´∀`*)』と超ラブリーな気持ちになってしまうくらいですので、それは必然なのだろうと思います。
いつも撮られてる写真からは、娘さん大好きオーラが出まくってましてとてもほほえましい限りですね。
私が目に入れても痛くないだろうと思うので、多分あの方達は鼻とか、耳に入れられてもニコニコ笑ってらっしゃるだろうと思います。
いいぞ。もっとやれ。(ノ´∀`*)
特にハネナシさんという方に関しては、娘さんはほんとにまだまだちっちゃいお子さんですけども、前の記事で結婚の時の父親の話をした時に、既にその時の様子を我が子で想像してしまい、涙してしまうというツワモノでもあります。
いいんですよー。それで。もっとやれ。(ノ´∀`*)
てなわけで、今日は『おとうさん』にちなんだ結婚式と披露宴のお話なんかをしようかと思います。
父の日は6月の第三『日曜』なんで、結構結婚式をされるお客様はもともと多かったのですが、その中でもお父さんに色んなサプライズを仕掛けたり、逆にお父さんが新婦にサプライズを仕掛ける事が良くありまして。
確かに日頃一緒に生活してるお父さんに、面と向かって『ありがとう』ってなかなか照れくさくて言いにくいものですけどね。(*´ω`)
なんでそういう機会にお父さんに思い出にしてもらおうと、新郎新婦で色々考えてやらはるわけです。
たとえばケーキカット。
通常は披露宴で、新郎新婦がケーキカットするんですけども、そのケーキとはまた別に両親用にケーキを二つ用意して、それぞれの両親とで6人でケーキカットするとか。
お父さんお母さんの世代的には、生活やその他の色んな事情で、満足のいく結婚式や披露宴をされてない方が結構いらっしゃいまして、そういうご両親の為に、一緒にもう一度思い出を作ってもらおうっていう事ですね。(´∀`)
ケーキ以外でも、例えば日本酒の樽で鏡割りを6人でやるとか。
和装で披露宴されるお客様は結構多いですね。
絵的にもぐるっと一つの樽を6人で囲みますから、にぎやかで楽しそうな写真がパチリ!となります。 (´∀`)
ケーキカットでは披露宴でご両親とされるのは結構メジャーなんですが、前に一組の新郎新婦さんだけ、挙式場でケーキをもちこんでされてるお客様がいらっしゃいました。
披露宴でだと、身内だけで感謝の気持ちを表すことはできないし、照れ屋な両親を友人含めた大人数の前に出すのも憚られる。なので・・・という事らしいです。
一通りチャペルでの挙式が終わって、チャペル内での親族紹介が終わったすぐに、事前には新郎新婦しか知らなかった、少し小振りなウエディングケーキがワゴンに乗って運ばれてきて、両方のご両親はものすごく驚いてはりました。
で、父親にそっくりな新郎と、母親にそっくりな新婦がこれまた照れくさそうに両親にお礼を言い、涙ながらにその言葉を噛み締める双方のご両親。
チャペル内には親族の方しか居ませんから、皆さんもらい泣きしてはりました。
披露宴でのケーキカットはどっちかってと賑やかに、楽しくて感じなんですけどね。こういうしっとりしたサプライズってなかなか難しいんじゃないかなと思います。
でも、両親にとっては、水入らずでそうやってもらったほうがやはり嬉しい人も居はるかもしれませんね。
まあこれは父の日・・というより、それにちなんだ両親へのプレゼントって感じなんですけどね。
あとは披露宴でのサプライズと言えば、やはり入退場の時にお父さんを指名されるってのが一番多いです。
年頃の女性になった新婦と一緒に、手をつないで歩けるってのは、お父さんによってはそんときが最初で最後かもしれませんからね。皆さん本当に、顔がなくなるんじゃないかっていうくらい、くしゃくしゃにして喜んではりますよ。
前に作ったアルバムのお客様も、そうやって新婦がお色直しの退場時にお父さんと一緒に退場されてましたけども、
カメラマンの工夫で退場時の二人の全身姿、嬉しそうなお父さんと少し照れくさそうな新婦のすごくいい表情、それと二人の繋いでる手のアップが撮ってありまして。
どうも披露宴の進行表を見てますと、新婦のお父さんは工作機械のエンジニアらしくてですね。
日頃から重たい機械や、危険な工作機械を、オイルまみれになって使いながら働いてはるんだろうな・・・というのが、見てすぐに解るような、指紋や爪の中に入り込んだオイル汚れがもう染み込んで取れないような、手のあちこちに火傷の跡があるような、本当に男の手って感じでした。
その二人の繋いでる手のアップが、細くて長くてすごく綺麗な新婦さんの華奢な手を、長年その手の平で甘さも苦さも噛み締めながら、我が子を育ててきたゴツゴツとした硬そうな大きい掌で、本当にそおーっと、優しく優しく包み込んでいる写真でして。
顔よりも立ち姿よりも、その手の写真一枚だけで親子の何もかもを伝える事ができるんじゃないかっていう、名作の一枚があったのを覚えております。
そういうの見てますと、お父さん本当にご苦労様。新婦さんこれから本当に幸せになってね!!て心から思いました。(´∀`)
世間では日頃から、親子関係のトラブルでのキナ臭いニュースやら、信じられないような事件やらが、耳を塞いでいても入ってきてしまいますけども、人間なんてすごく弱い生き物ですから、何かのきっかけでそういうふうに悲しく変わっていく人も多いんだろうなと思います。
でも、こういうお話や、綺麗な写真やなんかを見てますと、にわかには信じられないのも事実。でも、その綺麗さや優しさの見た目の裏には、その両親と息子さんや娘さんにしかわからない、いろんな苦労や涙もあったんだと思います。
でも、そんな傷つけ合った記憶も、涙の争いも憎しみも、最後には根本にある親子の愛情で許せてしまうんだと思います。
それは言葉では表現は出来ないでしょうし、ましてや形でなんて表現できませんが。
でも、多分あったかい、ふわっとした、何か安心できるもんなんだろうなって思います。
娘さんは昔子供だった頃の、おんぶしてもらったお父さんの背中と首の匂いと、どんな事があったとしてもこの人は私を護ってくれると初めて思えた事を思い出し。
お父さんは適当に抱っこすると壊れてしまうような、脆くて弱々しくて、でも初めて自分の命より大切な物を見つけた頃を思い出す。
そんなふうに思えたり、思い出したりできると、そんな悲しい事件やらももっと無くなるんじゃないのかなあ・・・と漠然と思ったりします。
結婚式にかかわらず、そんな風に思ってる人達がすごーく多い、今日の父の日でありますように・・・(´∀`*)
ををお!いかん!朝から更新してたら昼になっちった!(; ・`ω・´)
ヤヴァイので仕事に戻りますですーーヒーーーー!
ではでは皆さんも良い休日を・・
私は仕事三昧を楽しんできますですー(;´∀`)
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あ 油断してたら?馬鹿っぷりを公表されている(笑)
返信削除記事とは外れますが、子の親って事と書かれている親子間の嫌な事件って事でこのクールでやっている”Mother”って、ドラマを思い出しました。
そのドラマで母親が虐待を始めてしまうきっかけみたいなものが語られる話があったんですが、なんだか、紙一重に思えました。
どっちかってーと、父親は、お~かわいい、かわいい、してるだけで(自爆)、嫁はんの大変さを改めて実感したドラマでした。
どうもこんばんわですー
返信削除私の中でははねなしさんの親馬鹿っぷりは超インパクトがありますので(´∀`)こうやって堂々と書けるんですよ。
失礼ぶりはお許しくださいませ(;´∀`)
私からすればあんなカワイイ娘さんが居てうらやましい限りですからねえ。嫉妬の意味も込めて( ・∀・)
Motherは松雪さんのヤツですよね。私も見てます。
いつも思うんですけど、親子であれ恋人であれ、愛情と憎悪て、ほんとに薄い紙一枚だと思うんですよね。
悲しいですけど。
確かに世間の父親は「かわいいかわいい」だけの人も多いのかもしれませんけど、その「かわいい」も本心なのか、上辺だけなのかてのもあるんじゃないですかね。
子供は愛情にはすごくシビアに感じてしまいますから、言うだけでも本心で言ってたら必ず子供にも、奥さんにも良い意味で伝わってるんだと思うんです。
でも、子供と一緒にアンパンマンの写真撮ってるはねなしさんが、そんな人とは到底思えませんけどね(´∀`)