TRY HELVETICA

そらそうなるわな。



どうもこんばんわ。


私の居住しております京都市には、当然の事ながら海はございませんけども。

ですけども夏の京都の味覚と言えば、鱧。

あと鯖寿司。

といった具合に海関係の食品が夏には美味しくなるのではございますが。

個人的には若狭湾や舞鶴なんかで収穫された魚介類の干物が大好きなNAWOです。



あ、あと瀬戸内のお魚も美味しいですよね。

いつも迷うんですよねえ。海に行く時ってのは、北に向かうか、それとも西に向かうか。


万年欠食児童を誇示する私個人としましては、海に行く。という行動であったとしても、一人で動く際には決して

「夕日を見てストイックにセンチメンタルに浸るため」

だとか

「爽やかな夏の海で、夏の開放感を味わう為に泳ぐ」

とかという選択は2の次に分類されまして。


まず第一には

「美味いものがどんだけ大量に食べる事が出来るのか否か」

というのが当然の事なんでございます。


そんな私の中では、瀬戸内のママカリだとかタコ飯だとかタイ飯だとかってのと、京都府北部及び福井県沿岸の魚介類の干物というのはいつも悩みの種だったりして。

でも小浜かどっかで売ってた、干物でも「桜干し」ってのが超最高に美味かったなあ・・・また食べたいなあ・・・・


とまだ仕事も終わっていないのに、どうにもこうにも仕事の内容よりも食べ物に思いを馳せつつ、本日もお仕事に精を出しております。はい。

また食べたいなあ。桜干し。



と、冒頭の干物を狙ってゲットしてるヌコ様の画像から、既に私の胃酸は出まくりまして完全にハラペコ状態ではございますけども。

そんなハラペコで今日もお送りしております。

どこからともなく美味しそうな焼き魚の香りが漂ってくるからかもしれません。


誰だ！！私にそうやって香りの嫌がらせストーキングをしてるヤツわ！

全くもってけしからん。隣の晩ご飯って書いたシャモジもって突入してやろうか。




おっと、なんかお腹減り過ぎたせいかおかしなテンションになってしまいましたけども。


今日はですね、なぜか駆け込みでビアホールの宣伝ポスターを作ってくれと頼まれまして、急遽作っておったりしたのですけどもね。


というか時期的に若干遅いような気がするのですけども。

おとといとか結構京都も涼しかったですからねえ。


早くしないとビール売れなくなってしまいますよ？とか思っておりましたら、案の定急ぎの仕事でございまして、本日中にサッサと作って出稿してしまいましたが。



ま、ポスターですのでね。書籍のように長い文章とかは無いので、そんな手間はかからないのですけども。

まあですけどその分、タイトルとかの文字の形だとか、そういうトコには結構先方さんもこだわりがありましたようでして。


なんで私のトコに急遽そんな仕事が来たのか？という所は未だ解りませぬけども、ですけどもおそらくそういう細かいとこで、シックリ来る制作の方がなかなか居なかったのかもしれませぬ。


確かに同じ値段出して作ってもらおう！ってなるなら、自分が思ってる通りに一番近く作れる人に頼みたい！ってなるのは解るんですけどもね。

今回はたまたま私にその白羽の矢が立っただけなのかもしれませぬが。



そんなこんな文字の細かいこだわりの仕事をしておりましてですね。

今では日本国内の印刷物でも、横文字でありますとこの英文を使う機会は増えましたけども。

英文で言いますともちろん外国のほうが歴史も長いので、色んな表現手段として、星の数ほどのフォントが色々使われてはおります。


最近では文字組みも当然ながらPCで行う訳ですけども、PCの歴史ももう既に何十年か経過して、それまでも色々なフォントの流行廃りもございまして。

10年くらい前の洋書だとか雑誌とか見て、今のと見比べたりすると、結構文字に限って言うと変わってる事も多かったりして面白いものですけどもね。


そんな流行り廃りのある中でも、昔から定番と言われるフォントはございまして。

知ってる人は知ってるかもしれませんけども、

「ヘルベチカ」

てフォントですね。


このフォントは実は1957年に作られたフォントでして。結構歴史は古いのですけども。

今日ではマックのOSに標準で入ってる他、iOSではシステムフォントにも採用されております。


見たとおり、癖が無くって非常に使いやすいフォントであるのと、視認性にも非常に優れていますので、おそらく世界中で最も使われてるフォントなのでは無いか？と思うのですけどもね。

で、

今日は別にこのヘルベチカを紹介しようとしてた訳ではなくってですね。

そのヘルベチカを使った、オモロイ事をやってるサイトがあったのでそこを紹介したいなーと思いまして。


TRY HELVETICA


こちらではですね、町中や景色の中にある文字の書かれた看板などの写真に、勝手にこのヘルベチカで文字を書き換えて合成して、

「ヘルベチカにしたらこんなにカッコイイぜ！」

な事をしてるサイトさんなんですけどもね。


ってかどんだけ好きやねん。ヘルベチカ。


ま、一回その写真を見てもらいましょうかね。

どうですかねー

文字が変わるだけで、なにやら印象も随分かわりますよねえ

私的には上から三つ目の、水色の建物の文字のとこがなかなかに素敵な仕上がりかなーとか思っておりますけども。


まあ、全てにおいて、こういうパターンが適用できるかどうかは別として。

ただヘルベチカってのは癖が無い素直な文字ですのでね。こういう色々なとこに使われても、意外と何でも合うんですねえ。



その私の作りましたビールのポスターもそうですけど、こういう具合に文字というのは印象の上で重要には違いないんで。

で、それを逆手にとって遊ぶってのもなかなか面白い事かもしれませぬ。


グラフィック表現と読ませる要素の絡み合い。

それが文字要素の醍醐味。うむ。面白い。


こうやって見てると、そのポスターの中の文字にこだわる担当の方の気持ちもすごく解りやすかったりしてね。

見る人にはもちろんですけども、発注してくれます人にも満足いく出来であるに越した事は無いのでございます。はい。



てなわけで今日はこんなもんで。

ってかやらないかん事が目白押しでございまして（汗）

はよ片付けんとコーヒーも飲めぬ。ウムウ。

干物食べたいて言ってる場合じゃあ無いなこれわ。


ではではまた明日でございます。

皆様ごきげんよう〜〜