2011年8月20日土曜日

Matthias Heiderich photography



美術鑑賞。

脳内で人に置き換えると面白い事になります。はい。



どもども再び皆様こんばんわ。

暑い寒いも彼岸まで。

だが一体いつがお彼岸だったのかが全く思い出せずにおります、暑いのにアンコのいっぱいついたおはぎが食べたいNAWOでございます。


いや、彼岸とかって季語をちと使ってみたりしてますけども。

実は彼岸なんて別にどうでも良いんです。

私そないに侘び寂びの利いた粋な歌人ではございませぬので。


ただただ、今日打ち合わせに出かけて帰りの道すがら、丹波屋さんの前を通った時に、とてもとても美味しそうなおはぎが売られておりまして。


一瞬にしてなりふり構わず店員さんを押しのけて、お金も払わずにその場で貪り食ってやろうか。と思うほどに私の食欲能動は突き動かされましたけども。

「このクソ暑いのにおはぎも無いでしょおはぎも」

というとても見事な自制心が働いたおかげで、丹波屋さんの店員さんとのバトルもせずに済んで、夏太りの腹をなで下ろしておりますけどもですね。


ですけども外から帰ってきたら、自分の作業に使ってるマウス見てもおはぎに見えるし、私の携帯電話もおはぎに見えるし。

胃の中の胃酸は出続けるしで、今更になってその場で1パック数百円のおはぎを買わなかった・・・いやかぶりつかなかった事を激しく後悔しておりましたもので。

こうやって何か文章書くにしても、もう頭の中はおはぎでイッパイなので、彼岸という便利な言葉を利用して、

「今自分がどれだけおはぎという食べ物に対しての欲求不満を抱いているのか」

という事をアピールしたいだけなのかもしれません。



かなり以前にも書きましたけども。

私のおはぎ好きは今に始まった事ではなく。物心ついた時から特別な食べ物ですので。

全盛期は50cm×50cmのアルミタッパーにぎっしり詰められたおはぎ軍団を一瞬で平らげるのは当たり前の事でしたけどもね。


ま、随分昔の話ですので、今ではおそらくタッパー1杯が一回で食べれる量としては限界だとは思うのですけども。

もうそれだけ好きで食べまくっておりましたもんですので、今でも丹波屋の店頭にて、透明のパックに入って販売されておりますあの黒くて丸いヤツと、薄茶色で丸いヤツは、見た瞬間にパブロフの犬の如く、かぶりつきたくなるのでございますね。


私の母上は、おそらくこの一点に関してだけは、

「失敗だった。」

と嘆いておる事でしょう。


いいじゃないか。おはぎ大好きな子どもが居たって。

まあ一瞬で食べ過ぎてよく怒られはしたけども。

そんだけ美味いおはぎを作っていたのだと自慢しても良いですぞ。母上。



まあ。食にかかわる話はしはじめるとキリもハテシもなくなるのでもうええとして。

今日はですね。またもやアルバム作ってるですけども。


アルバム作る時にですね、もちろん写真が主役なんで、一冊作る時でも全部色も何もかも修正は入れるのが当たり前なんですけどもね。

そんな中で、基本中の基本ってなりますのが

「見開きのページ内で使用してる写真のトーン(色)をある程度統一する」

というのがありまして。


ま、結婚式の執り行われるチャペルの中の写真と、退場して緑イッパイのお庭でゲストと楽しくワイワイやってる写真とでは、光線の状態ももちろん違いますし。

やっぱ真剣な表情や緊張の面持ちでのベールアップだとか、

その緊張がほぐれた瞬間の庭園での優しい笑顔だとか。

そういうのは差別化して、別々の見開きのページに分けてレイアウトしてあげた方が、見た目美しくスッキリしたデザインに成るなんて事はもう石器時代から決まってる事でございましてですね。

とは言いましても会場によってその内部の色も、庭園の色も違いますから、最終的には1枚1枚をその雰囲気にあったカラーに揃えてやる事が結構重要って訳です。はい。


とは言いましてもですね、パっと1目見て、「うおっ!色違うなあ〜」という事にはしませんで。

そこはその挙式だとか写真を殺さないように。あくまでさりげなく、美しく。


でも長い年月が経って、思い出の中の記憶の色がだんだんモノクロームになってきた時でも、あの暖かい黄色がかったチャペルの十字架のバックライトの色だとか。

あと鮮やかに庭園を彩ってくれるウエルカムデザートだとかの色だとか。

そういうのって凄く凄く大事なので、そういう意味での演出として、「色を揃える」って事をするのですけどもね。


ブライダルのアルバムってのはそんなに一般の方々は頻繁には見る事は無いでしょうけども、自然に、でもその記憶を美しくするために補正されたアルバムと言うのは、見た目すぐには解らなくとも、ページをめくるとどんどん物語が展開されてくような印象を受けるので、見てても見やすく、んでもって記憶に残りやすい。という点があります。

なんでアルバムをどっかの会場さんで見る機会がある時は、デザイン性もそうですけども、そういう細かい手作業が入ってるかどうか。

というポイントも、結構見比べる価値はあると思うんですけどもね。



写真の色を揃える。というのには別にブライダルに限らずとも、写真を生業にしてるフォトグラファーやカメラマンの中でも、

「作品としての統一性を含める」

という意味では重要でありまして。


アートフォトのジャンルになりますと、見てて気持ちがよいほどの見事な統一感や透明感を出してくれる方もいらっしゃいます。


で、そういう意味で、私が「この写真、肝やなあ・・・」と思った方がいらっしゃいましたので、今日はその方の写真をご紹介しよかと。





一応モノクロとカラーとで、ある一定のリズム感と色合いを大事にした写真を撮られているのですが。

どんなリズム感なのかってのは写真を見て頂ければわかるかと思います。







バラバラにするよりも並んでるほうが解りやすいかと思いまして。

あえて1枚1枚にはしませんでしたけども。


写真の中のとある色ってのを全て同じ系統のカラーで統一させてるようですけどもね。

撮影されてる写真は別段なんてことは無い写真ですけども。

でもって中には全くその色の入ってない写真もあるのですけどもね。

それがこういう風に集合した時に意味を持つとは、なかなかに難しいもんです。


ま、あと撮り方と言っていいのか解りませんが、構図がどれも殺風景なくらいサッパリしてるのも個人的にはツボだったりして。

それと沢山写真はあるんですけど、誰一人人間が入ってない。というのも、無機質さって言うテーマがあるように感じる訳です。はい。


ま、いずれにしても独特のマット感ってのがあって、良いんですよねえこれが。


今のご時世ですね、コンデジのカメラが売れなくなるほどに、スマホが売れてるようでして。

オンラインの特性を活かして、撮影したその場で色々写真を加工してくれるってのが大きいようですけどもね。

そういった便利な機能を使用すれば、上の作品までは行かなくともある程度は統一感のある写真が撮れるでしょうけどもね。


日頃目につく物をすぐさまカシャっと撮れるのは一番のメリットではありますが、色々撮影されてる方でも、一度自分のテーマみたいな物とか、テーマカラーを決めて撮影してコレクションする。

というような遊び方も、今だったら出来るんじゃないかな〜?とか思ったりする訳です。



・・・と、つぶやきつつ。私はまたアルバムの写真作りにいそしむのであった。

ま、今日はアルバム制作者のつぶやき的な記事でしたけどもね。

ブツブツ言ってても仕事は終わりませぬのでね。はいはい頑張りますよーっと。


では今日はこの辺で。

また明日お会いしましょー

皆様ごきげんよう〜〜



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