2011年5月30日月曜日

世界で最も高額取引された写真



こんな本棚がとても欲しい。

もちろんヌコ様付きで。



どもども。こんばんわ。

自宅の本棚はちゃんと本も入ってはいますけども、本よりも圧倒的に収集癖のありますチラシだとかパンフレットの方が多くなってしまい、少し資料としてその奥にある本を取り出そうとして、大雪崩が発生してしまい、今現在も復旧作業にいそしんでおりますNAWOです。


うーむ。やはりなぜか目の覚めた真夜中にいきなり思いついて無理して本を出そうとした私が悪いのでしょうか。

住んでいるのは集合住宅なので、下の階の方には朝方の3時頃に

「ズシーーーーン」

という爆音を響かせてしまって大変申し訳ない事をしたものだなと。


下の階の方には怒られてはおりませんけども、絶対にあの音で目覚めているはず。

ごめんなさいね。別に地震ではないんですよ。

とはいってもあまりの大雪崩に実際は少し揺れましたが。


とにもかくにも安らかな眠りを妨げるような事をしてしまって、本当に申し訳ござらぬ。



あ、さて。

この前の土曜日はですね、久しぶりに現場に行きまして、ビデオ部のお手伝いしておりましたけどもね。

やはり良いもんですねえ。結婚式の現場ってのは。


いつもはリアルタイムでは無くって、少し当日からズレて写真やら映像を見ておりますので、まあ大して変わらないだろうなー、とか思っておりましたけど。

でも写真や映像ではなかなかに伝わりにくい、その場の空気感とかってのはやはりリアルタイムに見ていないと解らないもんでございまして。


新婦さんの緊張した表情から、少し和んできてぽろっとこぼれた笑顔の瞬間だとか。

高砂に上がってる時は背筋きちっと伸ばしてジェントルな新郎が、友人達に囲まれて一瞬だけ見せる普段の表情だとか。


一瞬一瞬を切り抜いてしまう写真ではどうしても見逃してしまいそうな新郎新婦のわずかな表情の違いが、その場ですと手に取るように垣間みれて、久々に良い刺激になったなー・・・と仕事後のコーヒーを飲みつつ思ったりしてましたけどもね。


いつもは誰が撮影したのか判断が出来にくいスナップのカメラマンの方々も、誰がどの新郎新婦を撮ってるのか把握してきましたので、下手な写真だったらどうダメ出ししてやろうか・・・なんて腹黒い事も考えたりしてましたけども。


いやいや。そんなこと考えてはいけませんな。

なんにしてもああして現場で撮影に携わってるカメラマンというのは緊張の連続だろうと思いますので、それが写真にしてもビデオにしても、現場で見ております私からすれば

「ガンバレーー」

の声援ぐらいしか送る事はできませんが。


まあ入稿後はお任せ頂いて。普通に美しい写真を、さらに綺麗にしようではございませぬか。ねえ。



でもちゃんと写真のダメ出しはするけどね。フヒヒ




で、そんなカメラマンが撮影する様子を色々見てまして。

私が共にお仕事ご一緒しておりますカメラマンの方々は、もちろんプロのカメラマンの方ばかりですけども。

カメラマンって一言で言いましてもですね、写真のジャンルだとかで色んなプロと呼ばれる方がいらっしゃるのはまあ周知の事実だったりしますが。

その中でも、私どもの仕事のような産業写真を生業としておりますカメラマンも居れば、芸術分野での表現方法として写真を使ってる方々もいらっしゃいます。


そういう方々はカメラマンとは呼ばれず、写真家だとかって呼ばれるようですけども。

私もはっきりとはどこまでが「カメラマン」で、どっからが「写真家」さんなのかはさっぱりわかりませんけどもね。


まあでも写真家と呼ばれる方々というのは、その写真自体が芸術作品として発表されたり、あるいは販売されたりって言う事になりますので、その変が私たちが仕事してますトコとは全く違うものなのかな?とは思いますけども。



絵画でもそうですけども、町中の路上で販売されてる方々もいらっしゃれば、高名な芸術家の作品なんかはギャラリーだとか、あとは有名なオークションやなんかでも販売されたり、取引されたりしてるようですけどもね。

よくニュースとかで話題になりますのは、ゴッホだとかの名画が、海外の高級オークションで○○億円で販売された!だとかを耳にしますけども。

でも一般的にニュースになるのは、絵画とか彫刻だとか、そういう物が多いんですけどもね。


じゃあ、写真というのは、もし高額取引されてる物があるとすれば、一体全体いくらくらいで取引されるの??という事で。

海外のサイトさんなんですけども、

Top 10 Most Expensive Photographs!

こちらで、「世界で最も高額で取引された写真のトップ10」というのが記事になっておりましたので、それを取り上げさせて頂こうかなと。

ちなみに上から10位〜1位となっております。



Diane arbus
-Identical Twins-  1966

ダイアン・アーバスという写真家さんの写真。

2004年に約3980万円でオークションで落札。


すげえ。家が建つのか。スゲエ。








Gustave Le Gray
-Tree- 1855

1999年に約4276万円で落札。


もう少しで5000万やん・・・









Andreas Gursky
-Untitled 5- 1997

巨大な写真で有名。

2002年に約4650万円で落札。




Ansel Adams
-Moonrise, Hernandez, New Mexico-  
  1948

アンセルさんは日本でも有名かも。
私も写真集もってます。

1948年に約5070万で落札。

うぉぉぉ・・・





Robert Mapplethorpe,
-Andy Warhol- 1987

メープルソープキタワァ・・

しかもウォーホール。

2006年に約5350万円で落札。

さすが・・と言うべきなのか?










Gustave Le Gray
-The Great Wave, Sete- 1857

1999年 約6970万円で落札。


ちと想像が出来にくい金額になってきた・・








Joseph-Philibert Girault de Prangey
-113.Athènes, Temple de Jupiter olympien pris de l'est-  1842

2003年 約7670万円で落札。










JRichard Prince,
-Untitled (Cowboy)- 1989

2005年 約1億380万円で落札


一億超えたか・・・胸熱。







Edward Steichen
-The Pond-Moonlight- 1904

スタイケンさんですねわかります。

2006年 2億4350万円で落札。


もうね、正直意味が解りません。






 Andreas Gursky
-99 Cent II Diptychon- 2001

2007年 約2億7800万円で落札。


なんと1位はですね、日本で言うとこの100円ショップの陳列棚の写真だったりして。

それにも驚きですけど、金額にもビックリ。

2億7800万って一体高いのか安いのかもわかりませぬ。はい。。



ま、サザビーズだとかのオークションというのも、言い換えればただの「セリ」でしょうから、欲しい人が居れば当然値段も上がるんでしょうけどね。

にしても1位が100円ショップの陳列棚だって言うのにかなりショックを受けました。

何が芸術でってのが正直私にはよく解りませんけどもね。

まあでもこんだけ高額な価格が付くのだから、さぞスゴイ価値のあるものなのだろう・・・としかコメントのしようがございませぬ。


でもってこの前、イギリスの有名なオークションで、クリスティーズってのがあるんですけども、そこでこの前の5月の頭頃に、写真の高額取引の記録が塗り替えられたようで。

Cindy Sherman -Untitled #96-

こちらの作品なんですけども。

389万ドル。約3億1500万円。


うーむ。ますます私には解りません。ごめんなさい。


どうなんでしょうか。私的には、写真というのはネガやらが基本的に存在してるもんだって認識がありますもんで。

一番最初にこれを見た時は、まあびっくりしましたけどもね。

まさか写真で何億って作品があるなんて思いもしませんでしたので。


まあですが中には現存してるプリントしか物が無く、それも世界に二枚しか無い。だとか、作品自体が超巨大だとかってのも理由としてはあるようですけどもね。


もちろん私もアートと名の付くものは大概大好きですけどもね。

まあ絵画でも何でも、写真の世界であっても、上には上があるんですなあ。。

いや、これは上なのか?それとも何か違う物なのか?そのあたりの認識から既にちょいオカしい感じもしますけども。


まあ美術品の価格は美性によってではなくてその背景によって決まる。とか言う意見もあるようですけどもね。

私にとってはまあどっちでも良い事なんですけども。


自分的にはですね、こういう高額な作品よりも、やっぱこの前実際に目で見ました普通の新郎新婦さんの笑顔だとかをおさえた写真とかの方が価値があったりして。エヘ♪

全く関係無い人からすれば何の価値もないのかもしれませんけど、でもその本人達にとってはおそらくお金だとかには換算できない価値があるのだと思いますのでね。

ま、比較する事なんぞ出来ませんけども、やっぱ婚礼写真大好きフリスキーな私なのを再認識したのでございました。


あー、早く土曜の撮影した人の写真上がってこないかなー。楽しみじゃ。



と言う訳で、今日も梅雨でぐずついたお天気の京都よりお送りいたしました。

あー。早く祇園祭が始まって終わってくれ。でないと梅雨が終わらない。

太陽さん待ってるよー。急いでねー


というわけでお仕事に復帰いたします。

また明日ー

ごきげんよろしゅう〜




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4 件のコメント:

  1. いやー、結婚式って良いですね~
    その場にいる全員が幸せを感じているんですもんね。
    あんなにハッピーな空間って他にないですよね。
    素晴らしい。
    私も一度くらいは結婚式の写真を撮ってみたいと思っているのですがね、
    なかなかお呼ばれされなくて。
    まあ私の場合、涙でファインダーが見えなくなるに1000カノッサ!なんですけれどもね(^_^;

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  2. メープルソープのフラワーシリーズ。艶かしくてすばらしいw
    その写真を初めて見たときに、いち植物をそういうふうに魅せってのにある意味衝撃を受けました。
    ウォーホールの模写と思われる(確実にw)マリリンの看板が
    ご近所にwでも彼と言って思い出すのはキャンベル缶(笑)

    写真にこんな高額なお値段がついてるなんて、正直思っても
    見ませんで。ただただクチあんぐり~www
    アートな世界はディープすぎる(笑)

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  3. >Shibazoさん

    どもどもーこんばんわです♪

    そうですねえ。私も今まで何回かは結婚式と披露宴にスナッパーで撮影に入ったことありますけど。

    「感動の涙でファインダーが見えなくなる」

    そう思ってた時期が私にもありました・・・


    ま、実際には、「撮影失敗なんぞ許されぬ」という、まさに胃の痛くなるプレッシャーで、感動しててもシャッターチャンスに集中しすぎて、それどころじゃないってのも本音だったりするんですよね(汗)

    たまに友人などで

    「普通に披露宴に出席ついでにご飯食べながら写真撮ってよー」

    とか言う人もおりますけども、実際はムリムリムリーーな感じです。

    どっちかでないと逆にどちらも出来ないことに、弟の結婚式で痛感しましたねえ・・・・(トオイメ

    私の場合はそういう環境だと、ご飯に夢中で撮影はダメダメになってしまうに10000ペリカ賭けまするw

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  4. >poppoさん

    こんばんわです♪

    私もウォーホールのオッチャンといえば、間違いなくキャンベル一択。
    あとはやはりカラフルなモンローですよねえ。

    メイプルソープは、最初に見た花の写真の印象と、その後色々調べてその背景を知ってからの写真の見方の激変にびっくりした覚えが。

    それも含めての作品だから、アートって言われるのかもしれませんけどね。

    にしても高い。高すぎる。ネガは無いのかネガは!と思わず言いたくなりましたですよw

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