どうもみなさんこんばんわ。
最近シロクマとともに、黒糖の飴を食べる習慣ができつつありますNAWOです。
いやいやいや。寒いですねえ。
京都風に言いますと、「寒おすなあ〜」て感じなんでしょうけども。
私京都にずーっと住んでますけども、そんな言い方してる人殆ど見たことありませんけどもね。
なんかですね、たまに商品の納品や、各種打ち合わせやなんかで外出しまして、市内各所をうろうろしてますとですね、今は秋で修学旅行シーズンなのかどうかわかりませんけども、中学生や高校生の、いかにも修学旅行て感じの団体さんをよくよく見かけるのですけども。
で、たまたま歩いててそういう風味な5人くらいのグループの後ろを歩く事がありましてね。
別に盗み聞きしてるわけじゃあないんですけども、前でその子たちが京都弁について色々話しておるわけなんですよ。
で、聞いてましたらね、
「どこへ行けばどすえ〜って言ってもらえるのだろうか」
とか
「お茶屋さんには中学生は入れるのか、何を食べさせてもらえるのか」
とか
「舞妓さんを呼んで豪遊してるシャッチョーさんを見てみたい」
だとか、まあ色んな事を言ってましたけども。
正直「○○どすえ〜」なんて言う言葉は使う人、先斗町あるいてる仕事中の舞妓さんか芸妓さんしか居ませんぜ。
それとお茶屋さんて、お店ちゃいますから。場所貸してるだけですよ。
というか見た目普通の古民家なんで、看板も何もありゃしませんぜ。
ちなみにお茶屋さんは風俗営業のお店になるから、もちろん君らは入れんぞ。
ご飯は提供してはいけないお店だから、自分で仕出し頼まないといけないぞ。
舞妓さん呼ぶのにはお金は実はそんなかからんぞ。でも芸妓さんの花代と祝儀が高いんだぞー。
とかいろんな事を教えてあげたくなりましたけども、まあこれも社会勉強だと思って、あえて何も言いませんでした。
とりあえず君たち、祇園界隈のお茶屋さんに突撃して散ってきなはれ。
色々勉強になるぞー。
という私にも、実はお茶屋さんの息子の友人はおりまして。
実家がお茶屋さんなんですけどもね。その家には何度か遊びに行きましたけども、古いだけで別段普通の民家ですんでね。
とはいえ、実際に芸子さんやらを呼ぶとこはさすがに入らせてもらえませんでしたけども。
でもその間の前を通って、友人の部屋にあがるんですけども、その間からいつもすごいいい匂いがしてたのを、今でも覚えてますねえ。
なんていうんでしょ。お香?のようなおしろいのような。
そんな感じの香りでしたです。
さすがに祇園で豪遊してるようなバブリーな友人はおりませんけどもね。
でもずいぶん前に勤務しておりました会社の会長さんにつれられて、一度だけ祇園のお茶屋さんに同行させて頂きましたけども。
もちろん芸妓さんや舞妓さんも呼んで、色々ゲームらしい事もしておりましたけども。
まだ20そこそこだった鼻垂れ小僧の私には、その面白さは全くもって解りませんでしてね。
結局朝方まで遊んでたのですけども、私からしたら暇で暇で苦痛そのものな時間でございました。
今から考えたら、超超超もったいない思いをした〜〜って、そう思いますけども。
ちなみに昔は舞妓も芸妓も仲居さんも客も全員疲れ果てるまで遊び続けて、最後は全員で雑魚寝するのが普通のセオリーだったんですけども。
谷崎潤一郎の小説とか読むと、よくわかるかもしれませんねぇ。
というか今時中学生で谷崎潤一郎とか読まないか。
まあさっきまで見とれるほど綺麗な舞をしてた舞妓さんや芸妓さんと雑魚寝っていうんですからね。なんとなくエロチックな一面も持ってたりするわけです。
風情としてのそういう側面ですけども、そういうとこから今でも風営法の管轄になってたりするんですねえ。
あ、ちなみに。
京都以外の方々からよく聞かれるのが、「舞妓」と「芸妓」の違いなんですけども。
これも地方によって扱いは違うんですけどもね、
京都では、見習いさんの事を一般的に「舞妓」
一人前の芸者さんを「芸妓」て呼びますね。
ちなみに!!
祇園とかを昼間にうろうろしてて、人力車だとかに乗ってる舞子さんだとか。
真っ昼間からおしろい塗って戦闘モードの舞妓さんというのはほぼ9割が、一般の観光客の方々のコスプレです。
まあでも見た目全くわかりませんのでね。その点はまあいいんですけどもね。
あ、それと舞妓さんや芸妓さんというのは、置屋さんて言う、簡単に言えば所属事務所が決まっていまして。
いわばタレントさんと同じ状況の方なので、勝手に写真撮って、勝手に商売に使ったりすると、あとで肖像権とかでどえらい事になるのでご注意を。
個人で楽しむ分には全然いいんですけどね。
話は全然変わりまして。
今日のトップ画像は何かって言いますとね、「超高解像度写真」でございます。
世界最高の、1.5ギガピクセル・・・って言ってもよくわかりませんけどもね。
一般のデジタル一眼が、確か20か25メガピクセル?くらいだったと思いますので。
比較すると・・・・って比較しても解らん。
まあ、メガとギガでは1000倍の差があるってことはわかるんですけども。
これはスコットハワードさんという海外の写真家の方が撮影されてる写真で、インカ帝国のマチュピチュでございます。
トップの画像はその1.5ギガピクセルの写真掲載のサイトさんへのリンクになってますので、よろしかったら見ていただければと。
といっても全然紹介しないのでは面白くも何ともないので、ちょいと見てみますかね。
さあ、これはどの部分でしょね。
全然想像つきませんけども、
ちょい引いてみた。
真ん中の赤丸がその場所。
うーぬ、だいぶと小さくなったけど、かろうじてまだわかる。
でも赤丸なかったらわからんかも。
でもってやっと全景。
赤丸ついてないとどこなのか全然わからない。
ようは1枚の写真で、ここまでの大きさで撮影してますよーって事ですね。
こうして見ると、この写真がどう1.5ギガピクセルなのかよく解ります。
こちらの方は、このマチュピチュ(打ちにくいなあもお・・)のほかにも、シカゴの夜景ですとか、オーストラリアのシドニーとかも撮影されてます。
いずれも1ギガを超える解像度で撮影されてるので、例えばビル群の写る夜景の写真でも、拡大していくとビルの中での人影まで見えてしまってたりします。
ちょっと天体望遠鏡で見てるような錯覚になりますね。ここまでくると。
まあ、この方の写真の解像度は、ちょっと考えられない状態になってますけども、
でも1時代前のフィルムカメラ全盛の頃から考えると、もはやSFの世界になってますけどもね。
でも、事実私の仕事でも、ここまでは無いにしても、色んな影響が出ております。
今日もお仕事でアルバムコツコツ作っておりますけどもね。
皆さんご存知のように、最近はデジタルカメラがほぼ主流になってきていまして。
挙式も披露宴も、なんでもかんでもデジタル一眼で撮影されて、データがあがってくるのですけども。
でもって昨日も、高品位印刷タイプの80Pのアルバムを作る事がございまして、そのアルバムは私とは別のSさんがレイアウトしておったんですけどもね。
レイアウトも完了して、校正も無事終了し、さあこれから入稿だー!て時に、最終チェックで私も全ページ見たのですけども。
EOSの7Dで撮影された、フルサイズの写真が入稿されてくるのですが。
これが上の写真ほどじゃないにしても、1枚のサイズが超デカイ。
アルバムの台紙のデータが、300dpiの解像度で、片面25cmの正方形の両面の紙面なんで、本を見開いて横巾50cmになるのですけども。
そこに撮影されたデータの写真をフォトショップ1枚配置しますとね、その50cmの横巾の紙面がほぼ全部かくれるくらいの大きさがあるんです。はい。
まあ大は小を兼ねると言いますので、小さいデータよりは、大きすぎるくらいのデータのほうがはるかに安全ですし、階調も出るので助かるっちゃあ助かるのですけどもね。
ですけども大きすぎても、色々問題が発生したりするもんでございまして。
色の補正は、これだけ大きいデータでも潤沢に階調情報が入っておりますので、フィルムカメラで撮影された写真に比べて全然出来る範囲は広いので、
かなりのドアンダーで撮影されていたとしても、それが現像済のJPEGでさえ、グワーーっと補正してもそんなにめちゃくちゃにはならないのがスゴイですけどもね。
というかそういう写真は殆ど使いませんけども。
ですけども、先ほどの超高解像度の写真ほどではなくても、たとえば撮影対象の質感だとか、リアリティの面においても、ものすごいシャープで鮮明なんですね。
でもって、そういう時に何が不必要になってくるかといいますと、肌の表現力なのでございます。
ブライダルアルバムといいますのは、綺麗でなければいけませんので。
その中でも、一番の主人公であるところの「新婦さん」が美しくなければいけません。
ですけどもデジタルカメラの高解像度が良いはずなのが、あまりに新婦さんの肌をリアルに描写しすぎてつらい場面が出てくるんですね。
いやいや、新婦さんが綺麗じゃないって事ではありません。
カメラの性能が良すぎるんです。
口ではなかなか表現しずらいのですけども。
例えるなら、女性の顔を、眼前5cmで凝視してる状態・・・と言えば解りやすいですかね。
皆さん新婦さんは例外無く綺麗なのですけども、フィルム撮影時代には写りようのなかった、肌の質感までリアルに表現してしまいます。
ここで壁にぶつかる訳なのですけども。
記録写真としての意味であれば、これはこのままで修正せずに、手を加えずに行くべき。
というのと、
美しくなければいけないブライダルアルバムにおいて、不必要な物は出来るだけ取り除いてあげるべき。
というふうにまっ二つに分かれるのですねえ。
まあ最終的には、アルバム内で使用しております小さなカットに関してはほぼ修正無しで。
アップですとか、半身での顔が大きく表現される箇所のみ、慎重に慎重を期して、自然さを第一にほんのりだけ修正。
という事で事なきを得たのですけども。
それが最終100カット以上入るアルバムなので、少々苦労はしましたが、
まあ仕上がりを見てる限りでは本当に自然に、綺麗に、ある程度リアリティーもある状態だったので一安心ではありますけどもね。
そうですね。たとえば動物の写真ですとか。あとスポーツ系の写真だとか。
そういう場面ではこういったデジタルの技術というのは、本当に凄まじい力を発すると思うんですけどもね。
リアリティーを追求すると言う事では、これほど優秀な機材はありません。
ですけども、少なくともブライダルスナップという場面においては、メイクさんやスタイリストさん泣かせなのではないかなあと思うわけですね。
もちろんカメラマンにも、撮影方法としてのレベルを問われる形になります。
・・・と思っていたら、実は撮影までじゃなく、私たちのような影の存在の制作者まで、その技術を問われる事になるんですねえ。
ちょっとそれにびっくりした、今日のアルバム作成業務なのでした。
まあ、あくまで個人的な意見としましてはね、デジカメの写真ばーーーっかり見てますと、ふふとした時に見た、フィルムカメラの独特の階調だとか、質感ですとかが、ものすごい絵画的に、詩的に見えまして。
とても素敵に見える時もあるんでございます。
今ではコストやパフォーマンスの面で、デジタル一眼が無い=駄目〜な風潮がありますけども、でもなんとなくそのうちまた、
「フォルムで撮影することがステータス」
みたいになるんじゃないですかねえ。。とか思ったり。
記録ていう意味では、到底デジカメにはかなうはずは無いのですけどもね。
ただ単に古いものが良いってんではなくて、私的にはその写真の「味」も大好きなので。
そういうところは無くなってほしくないなあ・・・なんて思うのでございます。
まあブライダルフォトの場合には、今はそんなに重視されてませんけどもね。
一番しなくちゃいけないのは、「確実に記録として残せているのか否か」なので、そういう味とか質感というのは、それが第一にクリアできてる上でしか言えないのですけども。
そういう確実な仕事をしつつ、チャレンジ精神で色々トライしてみるってのは、撮影サイドにとってはすごく難しい事ですからね。
・・・と、ちょい小難しい話になってしまいましたけども。
ですけどもまあ今日のお仕事の感想って事で。
森山大道って言う、私の大好きな写真家の方がいらっしゃいますけどもね。
この方は俗に言う、「アレ・ブレ・ボケ」のモノクロばっかり撮られる方ですけども。この方も長年フィルムで撮られてましたが、昨年くらいからデジカメに変えて撮影されてますけどもね。
フィルム時代の荒々しさみたいなのがちょい薄くなって、個人的にはほんのり残念だったのですけども、でも写真の作風は変わってないので安心した覚えが。
リコーGRを愛用されてるみたいですけども、こういう風にデジタルになってもレスポンスの変わらない絵をとれる人ってのは、実際すごい少ないんだろうなあ。
なんて思ったりするのでした。
と。ブツブツ言ってます間に、どうもまた夜になっちまったようですねえ。
さっさとお仕事片付けて、私も帰宅せねば。
電車が無くなるわーー
土曜の夜ですので、外は飲み会帰りのサラリーマンでにぎわっておりますけども。
そん中をちょいコソコソ帰りますかねー。酔っぱらいの人は苦手なんです。
世間は週末ですねえ。みなさんも良いウイークエンドを〜
ではでは♫
アディオース
.
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というかなんでもやりますよー
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まいど^^ふぁにーなちぃちゃんです。
返信削除こっちも京都な話題やし、遠慮せんと
コメント書かせてもらいに来ましたw
お茶屋さんの お話? オモシロイ♪
知らんかったわ~
そうなん? 場所借りてるだけなん?
仕出し屋 頼むん? ほーー。
さすが 京男・・・
京都は お隣のことやけど、全然知らんな
すごくすごく オモシロイお話でした^^
そら 知らんよなw
なんせ 映画の舞妓はーん とか
テレビの一部分しか 見てないんやから・・・
そこらへんの 中学生となんら変わらん
ふぁにーちぃこ でした。
>chiicoさん
返信削除どもどもどもどもお。
京男・・・フヒヒ。でも実は京都の人は「京男」って言われるの嫌いやって知ってました?
てかそんなん知るわけないすわね。
なんかですね、聞いたとこによりますと、京男て響きがなよなよしくって嫌いなんだそうです。
なら筋トレでもしたらよろしいやん。て言うておきます。はい。
舞妓ハーンみたい〜〜〜
時間をギブミープレーズ